スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

USB充電器に撮影スタジオ、MagSafe……これ買ってよかった2023! 一挙紹介だゼ!!

 2023年の本連載は今回が最終更新。というわけで今年買ったり使ったりしてきたものを振り返ってゆくッ!!!

 2023年の更新回数つまり記事数は47回。そして「コレは現在でもイイなぁ」と思えるモノ(が含まれる記事数)は26もあった。けっこう大漁の年だったかもしれない。ともあれ、数が多めなので駆け足で見てゆきたいッ!!!

ピクセラのテレビチューナー

 まずはピクセラ「Xit AirBox(サイトエアーボックス)」。地上デジタル/BS/CS放送に対応したテレビチューナーで、スマートフォンやタブレットやPCにてワイヤレスでテレビ番組を視聴できるようにするというモノだ。

ピクセラ「Xit AirBox」本体。直販価格は1万8800円。
設置した様子。Wi-Fiルーターに接続すると同じLAN内にある各種デバイスでテレビ番組を観られる。モバイル回線経由でもOK。
MacでもiPhoneでもiPadでもAmazon Fire HDでも、テレビを観られる!
出先からモバイル回線経由で自宅のXit AirBoxにアクセスし、スマートフォンなどでテレビを観ることもできる。

 じつはXit AirBoxの使用頻度は高くない。毎日使うって感じではない。だが、たまーに「仕事中にチラ観したい番組」を観るときに大活躍。今年はスポーツ系イベントを何度も観た。

 ただ、そういう番組が終わると、あまり使わなくなる。と思っていたら大事件発生! 「仕事中に大事件の様子をチラ観したいし!」という感じで急にXit AirBoxを使い始めたりする。

 てな感じで結局は非常に便利。使用頻度はそーんなに高くないが、あるとナイとでは大違い。今後も使い続けると思う。

全然汚れないしコンパクトで便利な「ピノスタジオ撮影背景シート」

 商品撮影によく使っている「ピノスタジオ撮影背景シート」も相変わらず便利。樹脂製の背景シートで、背景をキレイにまとめたいときに使用中。

「ピノスタジオ撮影背景シート」の使用例。商品撮影などで背景をすっきりさせるときに便利だ。
シートを自立させる専用のボードもあるが、俺の場合はこんな道具でシートを立てている。
シートを立てた様子。
こんな感じで商品撮影できる。

 シートは各種サイズと柄があって、用途に応じて選べる。お値段は2800円から。
 コレの便利なところは、いわゆる背景紙と違って折れにくく汚れも付きにくいこと。1年近く使っているが全然汚れないし、折れたりもしていない。
 また、コンパクトなサイズもあるので、狭い場所でも使いやすい。使用後は丸めて立てて保管する感じ。
 以前使っていた背景紙(幅1m程度のもの)がいくつかあるのだが、このシートを使うようになってから完全に使わなくなった。「たまに紙の背景紙も使うかな?」と思って残してあるが、ホントに一切使わなくなったので近々処分しようと考えている。背景紙を支えるポールやスタンドも一緒に処分してしまえ! 背景紙関連の断捨離が捗るゼ! みたいな。

どんどん進む俺的環境のMagSafe化、MagSafeグッズもイイのが多々あった

 MagSafe関連製品も多々買った。

 ……思い起こせば、MagSafeにハマったのは2021年だった。そこからずーっとMagSafe野郎の俺。

 2022年、2023年と、徐々に徐々にMagSafe対応品が増えてきた。とくにMagSafe対応ケースが増えているので、端末を手軽にMagSafe対応にできる。という状況もあり、2023年はMagSafe関連記事を多々書いた。

 使用中のiPhoneはMagSafe対応ケースに入れ、MagSafe吸着力・吸着時の安定性を高めている。Google Pixel 8 ProもMagSafe対応ケースに入れて使用中。俺が主に使う端末がこの2台で、どちらも十分強いMagSafe吸着力を発生中なので、MagSafe対応グッズをどんどん買っちゃうのであった。

 たとえば「beak mag」や「MOFT 七変化マルチスタンド - MagSafe対応」。端末への着脱が非常に容易ながら、なかなかツカエるホルダーやスタンドなのである。

これは「beak mag (ビーク・マグ)」。MagSafe対応端末に使える、スタンドでありホルダーでありツールなのだ。直販価格は4800円。
こんなふうにスマートフォンをホールドするために使える。
スタンドにもなる。縦置きも可能。
スチール面に吸着したりもする。
こちらは「MOFT(モフト) 七変化マルチスタンド - MagSafe対応」。直販価格は5780円。
スマートフォンホルダーとして使えたり……。
こんなふうに自撮り棒的はハンドルとして使えたり……。
スタンドになったりもする。縦位置でもOK。

 あるいは撮影用のグリップ。ShiftCam「SnapGrip」や「Fjorden」だが、スマートフォンをしっかりホールドしつつ安定的に撮影することができる。これらもMagSafe対応だ(FjordenはMagSafe対応アタッチメントが必要)。

これはShiftCam「SnapGrip」。MagSafeでスマートフォンに吸着する撮影用グリップだ。ShiftCam Japan直販価格は1万2800円。
MagSafeなので着脱はワンタッチであり、縦位置でも横位置でも使える。シャッターはワイヤレス(Bluetooth)。
MagSafe着脱のモバイルバッテリーとしても機能する。
こちらは「Fjorden」。iPhone装着用の各種アクセサリーとのセットで販売されており、直販価格は2万1000円から。
専用アプリ「Fjorden Camera」で高度なコントロールとともに多彩な撮影を行える。

 ケース以外のMagSafe対応製品は、共通して「着脱が一発」なのが快適。超快適。ウルトラ快適でアルティメット快適なのだ。

 その快適さから、上記のアイテムは積極的に使う気になるし、まためぼしい新型MagSafe対応アイテムもついつい軽い気持ちで買っちゃうのであった。今後もナイスなMagSafe対応アイテムを入手したら速攻で紹介してゆきたいッ!!!

あっコレもAIだった、けっこうよく使うAI系アプリ

 連載記事「Apple野郎」「2023年振り返り」記事で、AIについて「生成系AIはMidjourneyとAdobe Fireflyばかり、ほかのAIは使わない方向になった」と書いた。Adobe Fireflyは非常に使いやすいし、仕事で使えるレベルだと思う。

 一方のMidjourneyは、どちらかというとイメージ素材作成や趣味で使うという方向性かも。使い込めばアート作品生成もできると思うが、イメージどおりの画像を生成するのはなかなか難しい。「まあ、これで、イメージどおりということに、しておこう」と妥協するならわりと容易なのだが。

 ともあれ、この2つのAIはやっぱりツカエルなぁ、と思ったところで思い出した。「あっ、このアプリもAIか、これもよく使うなぁ」と。2本あるので、ここで追記してゆきたいッ!!!

こちらは「Topaz Photo AI」アプリ。古い写真などを高解像度化(アップスケール)しつつ美化できる。左が処理前で右が処理後。むか〜しの写真がキレイになった!
低解像度のイラストを高解像度化しつつ美化できる。
猫も美化&アップスケール。
やや古く解像度も低めのデジカメ画像を美化して高解像度化できる。
こちらは「PortraitPro 23」アプリ。AIが顔を認識して美化する、とされている。右が笑顔度合いを強めた処理結果。

 「Topaz Photo AI」アプリは、主に画像のアップスケールを行うアプリだ。アップスケール時に生じる粗いドットや不鮮明さをAIが認識して美化してくれる。前述のリンク先記事にあるように、図版の高解像度化から古い写真の高解像度化までいろーんな画像を処理できる。また、処理性能UPや機能UP、不安定さの解消(数ヶ月前はよくクラッシュしたが現在は全然問題ナシ)など、アップデートも頻繁に行われている。

 「PortraitPro 23」アプリは、AIって感じではない気もするが、顔の美化を行ってくれるアプリだ。俺的にはけっこー多用している。たとえば記事に人物の顔写真を掲載する場合、このアプリで軽く処理すると「よりキレイな肌」とか「自然な笑顔」を簡単に作れる。同様のことはPhotoshopなどでの編集でも可能だが、このアプリの場合は一発で処理できたり、スライダーの調整だけでできたり、非常に手軽。なのに仕事で使えるクオリティーだ。

 というわけで、「Topaz Photo AI」と「PortraitPro 23」も、「よく使うAI」と言えそうだ。仕事にほーんと役立つんスよ〜。

 あ、あとコレ。ワコムのペンタブ。ワコム「Wacom Intuos Medium ワイヤレス ブラック(CTL-6100WL/K0)」も、AI絡みでよく使うのでここに挙げておきたい。

「Intuos Medium ワイヤレス」と呼ばれるペンタブレットで、ワコムストア価格は2万1780円。【Amazon.co.jp限定】品は2万369円で、それがプライムデーセールで1万6132円だった。
サイズは264×200×8.8mmで、質量は410g。PCとはUSBもしくはBluetoothで接続できる。必要なときだけ出してきて使える。
使わないときはこんなふうに立てている。

 このペンタブ、AI生成とかの画像をちょっとレタッチするときに便利。画像生成系AIって「えっソコ、そういう生成する?」というのはまだまだアリガチ。「人間ならソコ絶対そう描かないだろ」というのを描いてくるのだ。その都度再生成をさせてもいいのだが、AIは意外に頑固(!?)で、ずーっとヘンな生成をし続けたりする。

 そんな場合は「ヘンな部分だけ手で描いちゃう」のが手っ取り早い。たとえば「Topaz Photo AI」アプリが描きだしたりする「顔とかの上の違和感のある線」。「ソレってシワに見えるんですけどぉ〜」的な線は、ペンタブでサッと消せばなくなる。手っ取り早い。

 あるいは「PortraitPro 23」で笑顔を作ったら「口角に違和感」が。口角の影だけが移動したような違和感も、やはりペンタブで着色して消すのが手っ取り早い。

 というわけで、そういうちょっとした必要時に出してきてササッと使えるこのペンタブが非常に便利なのだ。あとペンタブはやっぱりBluetooth接続(などワイヤレス)がスッキリ使えて便利ですな♪

デスク周りの定番充電器、この3つが便利!

 デスク周辺で使っている充電器。いくつか定番品があり、それらがずーっと便利に使えている。

ひとつは「UGREEN DigiNest Cube 65W」。65W出力のUSB-ACアダプター内蔵マルチタップで、ACアウトレット(コンセント)×3個付き。ACアウトレット合計1250W出力。
後方には通電を遮断できるスイッチがある。
サイズは約7.7×7.6×7.6cmで、狭めの隙間にも置ける。
3つのACアダプターをセットしてバッテリーを充電中。さらにUSB出力も使える。
こちらは「UGREEN DigiNest Pro 100W」。USC-C×3とUSB-A×1の給電ポートを備えたマルチタップだ。USBポート出力は合計100W。右の丸いのは、通電を一括して遮断できるスイッチだ。
背面と上面に合計3つのACアウトレットがある。ACアウトレットの合計出力は1250W。
サイズは12.5×7.3×5.2cm。これも狭めの隙間に置いておける。
3つのACアダプターをセットしてバッテリーを充電中。もちろんUSB出力も使える。
コレは「Anker 737 MagGo Charger」。3種の充電方法に対応したマルチ充電器で、MagSafe対応iPhone、Apple Watch、AirPodsなどQi対応機器を同時に充電できる。
Qi対応機器は三角形の空洞の下部に置いて充電する。空間は狭いので、入れられる機器は限られる。AirPodsのケースは問題なく入る。
Anker 737 MagGo Charger使用中の図。狭い場所でiPhone、Apple Watch、AirPodsを同時充電できて便利♪

 UGREENの「UGREEN DigiNest Cube 65W」と「UGREEN DigiNest Pro 100W」は、通電をオフにするスイッチ付きのマルチタップで、USB出力も備えるという製品。どちらも非常に便利かつ汎用的で、これらを使い始めたら、それまで使っていたマルチタップをほとんど使わなくなった。マルチタップやUSB-ACアダプターをコンパクトにまとめられるという点で、スゲく便利。気持ち良く使える。

 Ankerの「Anker 737 MagGo Charger」は一見フツーにありそうなUSBマルチ充電器だが、MagSafe対応iPhoneとApple WatchとAirPodsを併用しているユーザーにとって、強く頷ける使用感の良さがある。コンパクトでシンプルに扱えて、必要十分な機能性を備えている。コレを使うようになってから、ほかの充電器に目が向かなくなった。

 でもじつは、あと1点、気に入っているUSB-ACアダプターがあるのだ。機会があればまた今度レビューしてゆきたいッ!!!

ポータブル電源が便利、バイクのバッテリーが健全化しまくり!

 ポータブル電源も便利に活躍中。手持ちの2台が活躍しており、とくに走行回数が減ったバイク(モーターサイクル)のバッテリー保全に役立ちまくっている。また、本連載ではないが、広告記事で試用したポータブル電源も非常に良かった。それも併せてご紹介したい。

これはEcoFlow「DELTA 2」というポータブル電源。容量1024WhでAC最大出力は合計1500W(サージ 2250W)。ほとんどの家電製品を動かせる高出力なポータブル電源だ。
ドライブのときにクルマに積み、出先で利用したりする。
消費電力1300Wの電気ケトルも使えるので、アウトドアでコーヒーを淹れたりできる。自宅で使っている家電製品をそのまま外でも使えるのって便利♪
こちらはEcoFlow「DELTA 2」。容量768Wh(40Ah/19.2V)のポータブル電源で、ACアウトレット(コンセント)は4ポートあり、合計800W(サージ1600W)の出力がある。
「DELTA 2」はバイク(モーターサイクル)の充電用として多用中。AC出力は「OPTIMATE」というクルマ・バイクのバッテリー充電器につながっている。
これが「OPTIMATE」。クルマ・バイクのバッテリーを保全しつつ充電するという機器だ。定期的(もしくは連続的に)これを使ってバッテリーに充電すると、バッテリーをつねに最適な状態に保てるようで、たとえばエンジンの始動が良好になることを体感できる。
これはUGREENの「PowerRoam 2200」というポータブル電源。容量は2048Whで、定格出力が2000Wもある。500W電子レンジなら3.5時間、1200W電気ケトルなら1.5時間、900Wドライヤーなら2時間使える。
大容量のぶん重く、本体重量は25.5kgある。だが付属の着脱式トロリーを使えばハンドルを引いて軽く移動できる。
出力に余裕があるので、2台の小型電気ストーブと電気ケトルを同時に使ったりできる。外でコーヒーを淹れつつ暖を取れる〜。

 それぞれのポータブル電源の詳細は上記リンク先の記事をご参照いただければと思うが、いやーポータブル電源が増えてきて愉快。また上記のポータブル電源はスマートフォンから制御できたりするので、電源オンオフや細かく高度な設定なども手軽に行える。……やっぱりUGREENのヤツいいなぁ欲しいなぁ買っちゃうかー!

キヤノン「PowerShot SX740 HS」v.s.「IXY 650」、猫カメラはどっちだ!?

 サイクリング中に猫の写真を撮りたくて、望遠に強いカメラを購入。2台も購入。キヤノンの「PowerShot SX740 HS」と「IXY 650」である。なんで2台? という理由は下記リンク先の記事に書いているのでご一読あれ。

 さて、2台の猫カメラのうち、常用されるようになったのはどっち? 結果、「PowerShot SX740 HS」となった。

キヤノンの「PowerShot SX740 HS」と「IXY 650」を猫カメラとして使い比べた。近づくと逃げがちな外猫を撮るための、望遠性能を備えたカメラ。猫を探して身軽に行動するためにコンパクトデジタルカメラ。望遠性能が高いコンパクトデジタルカメラすなわち猫カメラなら外猫を撮りやすいハズ! みたいな。
猫カメラは「PowerShot SX740 HS」に決定。まずまずコンパクトだし……。
望遠の撮影性能は「IXY 650」よりワンランク上だし……。
ディスプレイは上部を軸に180°フリップする! このくらいの角度だと「猫の目線でのローアングル撮影」がとてもラク。このマルチアングルディスプレイ(!?)が「猫カメラとしてとても便利!」と感じ、コチラが優勝!
どんな感じで撮れるのか? あっ猫発見。20mくらい向こうにいる!
ズームアップして撮影。このくらい離れていると、猫は警戒しない。
あくびの後の伸び〜!
「PowerShot SX740 HS」の強力な手ブレ補正とズーム倍率の高さで、遠くにいる猫を撮り放題!

 ただこの「PowerShot SX740 HS」、使用頻度がすこーし落ちている。サイクリング中のいつものコースで猫を撮っていたが、通ううちに猫に近づけるようになってきた。1匹の猫が近づくようになると、ほかの猫も「あっそのニンゲン、安全なヤツ?」みたいな感じで警戒を解いていくような気もする。

 ともあれ「PowerShot SX740 HS」、猫カメラとして優秀だと思う。遠くにいる動物を撮るのが趣味なら、けっこーオススメの1台だ。

iPhone 15 Pro Max、Apple Watch Ultra 2、Google Pixel 8 Pro

 スマートデバイスとして「iPhone 15 Pro Max」「Apple Watch Ultra 2」「Google Pixel 8 Pro」も非常によかった。ただ、「iPhone 15 Pro Max」と「Apple Watch Ultra 2」については、連載記事「Apple野郎」の振り返り記事にて書いているので、そちらをお読みいただければと思う。

かなり気に入れた「Google Pixel 8 Pro」。
このカラーもかなり気に入っている。
カメラも非常に気に入っている。
プロモードにすると、カメラ(レンズ)を手動で選べるというのがグレイト。
望遠レンズで猫を撮影。発色も解像感も良好である。

 「Google Pixel 8 Pro」についてのレビューはわりと最近書いたばかり。なので、ここで書くと同じような内容になってしまいそうである。

 そこで「この端末のどこがいちばん好きか?」と設問し、これに答えてみたいッ!!! その答えは「色!」かもしれない。キャンディカラーっぽい色の「Bay」だが、楽しくも飽きない色で、非常に気に入っている。

 って話だとなんかアレなので、もうひとつ。やはりカメラですな。

 全体的に完成度の高いカメラだと思うが、プロモードで使用レンズを指定できるというのがイイ。標準設定ではレンズ倍率が「.5×」「1×」「2×」「5×」と並ぶが、このうち「2×」はデジタルズームによる撮影で、使われているカメラは「1×」だ。また、これら数値をタップしたときに、その倍率のレンズが使われているとは限らないし、場合によってはデジタルズーム撮影が行われることもある。

 プロモードにすると、デジタルズーム撮影を行わない状態で撮影できるようになる。各レンズのオイシイ特性をそのまま活かして撮れるという点、とてもイイと思う。

CZUR超高速スキャナー「ET24 Pro」、置くだけスキャンが超絶便利!

 これもつい最近レビューした製品だが、CZURの超高速 非破壊型オーバーヘッドスキャナー「ET24 Pro」がイイ。いや、画質的にはほかにもいい製品があるが、「ET24 Pro」の置くだけスキャン的な機能が素晴らしく便利なのだ。

CZUR「ET24 Pro」はオーバーヘッドスキャナー。上部のカメラで下に置いた書類を撮影するカタチでスキャンする。
「手めくりで自動スキャン」機能を使うと、書類を置いて手を引っ込めればすぐスキャンしてくれる「置くだけスキャン」的な機能性をもって使える。
置くとこんなふうに自動的にスキャンしてくれる。また書類の傾きは自動補正され、保存される。
書類を置いて、取って、置いて、取って、と繰り返せばどんどんスキャンしていける!
書類を置いてそのまま手を添えていると、手も書類と見なしてスキャンしてしまうことがある。その後に手をどかせば、書類を認識してスキャンするので、大きな問題にはならない。あとで手入りのスキャン画像を削除すればいいだけだ。

 バラバラの書類をパパパッと手軽にスキャンするにおいて最強のスキャナーだと思う。つーか先日また「手めくりで自動スキャン」機能による「置くだけスキャン」的な便利スキャンを行った俺。使うたびに「マジ便利だわコレ〜」と喜んでいるのであった。

年末年始に「片側巻き取り式」USBケーブルを買い増してゆきたいッ!!!

 前回レビューしたばかりなので、「片側巻き取り式」USBケーブルはどうしようかなー? とか思ったが、最高に便利なので挙げておきたいッ!!! そして年末年始は買い増してゆきたいッ!!!

これはOwltech(オウルテック)の「katamaki(カタマキ)」シリーズの新型。片側巻き取り式USBケーブルだ。
リール式のUSBケーブルだが、ケーブルの片方だけが伸縮するのが特徴であり利便である。どういう利便なのかは、上記リンク先の記事でご確認いただけらばと思う(けっこうイロイロな利便があるんスよ〜)。
こちらは固定式の片側巻き取り式USBケーブル。Feelymosブランドの片側巻き取り式USBケーブルだ。デスクの上などに固定して……。
片手でケーブルを引き出して使える。あら便利!
この製品のケーブル長は120cmもある。一般的なデスクならどこでもケーブル端の端子が届いちゃう!

 ホントに便利な片側巻き取り式USBケーブル。ちょと大きめでお値段もやや高めだが、スムーズに使えてとても快適。興味があればゼヒ!

 といった感じで2023年に採り上げた品々を振り返ってみた。「現在でもイイと思える製品」が数多くあった。豊作♪ ……あ!!! 2022年も豊作だったもよう。まあ豊作続きはイイことですな。

 ともあれ、今年も本連載をお読みくださってありがとうございます。来年もよろしくお願いいたします。

 それでは、よいお年をお迎えください。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。