スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」

俺的電源環境2023〜デスクの周りは充電器だらけ!!!

俺史上最も快適な充電環境がいまココに!

 もしかしてコレって俺における最も快適な充電環境かも? と、最近の机上を眺めて気づいたのであった。

最近の俺的物理デスクトップ。この机周辺に5つのUSB-ACアダプター(USBポート複数)がありつつ、MagSafe充電器やACマルチタップがある。それらはすべて手が届く範囲にあり、ココだけですべてのバッテリー駆動アイテムの充電が可能である

 ってまあ、仕事机の周囲が最も充実した充電環境になってるのは普通かもしれない。俺の場合も、なるべく快適に快適にと充電環境を整えてきたので、以前よりマシ=俺史上最も快適なのが現在ってのも普通かもしれない。ともあれ、まずはそんな環境のダイジェストを。

ディスプレイ右側には白くて丸いUSB-ACアダプター/ACマルチタップの「Anker 637 Magnetic Charging Station」と100W対応USB-ACアダプター/ACマルチタップが。長い間役立ってきた丸くて可愛いヤツだが……
ディスプレイ中央下には65W対応USB-ACアダプター/ACマルチタップが。この四角いヤツが機能性的にも位置的にもスゲく便利なんスよ〜
デスク手前左コーナー下には2つのUSB-ACアダプターが。この使い方が超絶便利っス
デスク右側にはApple Watch充電器とMagSafe充電器が。んんん〜、まあ普通かニャ
これは実験的にMagSafe充電器の使い方を模索している様子。案外イイかも! てな感じで模索が進行中である

 というわけで今回は、現在俺が愛用している充電器やマルチタップについて。アナタの日々の快適な充電ライフのご参考になれば幸いである。

サヨナラ単体マルチタップ? USB給電対応マルチタップが便利

 もう去年のコトなんですけどぉ〜、それまで便利と思って使っていたT型・クリップ式のマルチタップにモヤモヤしましてぇ〜。コレ↓だが、どうしたモンかと。

2021年の発売と同時に飛びついたT字型のクリップ式マルチタップ。モノはエレコム「T-KF03-23シリーズ」で、メーカー価格は3619円。机の端などにクリップして使えて、安定性が高くてとても便利
電源につないでおき、使わないときは机の下につるしている
コンセント直挿し式の充電器を2個セットすることができる。この充電器はキヤノン「LC-E6」
キヤノン「LC-E6」を3個セットするのは無理なので、このようなアダプターを介して……
3個セットできたゼ!!! キヤノン「LP-E6N」充電大会だゼ!!! キヤノン「LP-E6NH」も充電するゼ!!!

 って感じで気に入って使っていたが、なんかこのように充電器を3個セットするたび、ACプラグ延長アダプター的なモノを使うことに「?」と感じつつあった。アダプター追加の一手間にモヤモヤしたのであった。さて、どうしよう?

さて、どうしよう、と思って机上を見るじゃないですかぁ〜。するとディスプレイ下部に隙間が! あっココにアレだ、ACアダプター何個も挿せるACマルチタップを置……いやアレってデカいからココに置くのもなあ。ココにぴったり入るやつあるかなあ。
そして速攻で探すじゃないですかぁ〜。するとAmazonで「UGREEN DigiNest Cube 65W」とかいうのを見つけたじゃないですかぁ〜。すぐ買って置いたらピッタリじゃないですかッ!!! キたゼ!!!
「UGREEN DigiNest Cube 65W」は、USC-C×2とUSB-A×2の給電ポートを備えたマルチタップ。出力は、USBポート合計65W(詳細な出力表はAmazon販売ページにある)+ACアウトレット合計1250W。サイズは約7.7×7.6×7.6cm。メーカー価格は7980円だが、Amazonでは頻繁にセールなど行われているようで、6000円台で買える
本体の左右と上にACアウトレット(コンセント)がある
背面には一括集中スイッチがあり、ACアウトレットおよびUSB給電をまとめてオンオフできる。本体前面右には通電を示すLEDがあり点灯するが、一括集中スイッチをオフにするとLEDは完全に見えなくなる
そしてアダプターなどを追加することなく、キヤノン「LC-E6」を3個セットできるんだゼぇ〜!!!

 普段はディスプレイ下部に格納しておき、USB-ACアダプターとして活用したり、手前に引き出してマルチタップとして使ったり。ちなみに俺の場合、使うときだけ一括集中スイッチをオンにしている。ACアダプターの類って不使用時にも微妙に通電しておりモヤモヤするが、一括集中スイッチの類があれば完全に無通電状態にでき、気分スッキリ&リスク低減なのである。

 いやーしかしこの「UGREEN DigiNest Cube 65W」、イイですわー。本体はそこそこ重くて底部に滑り止めがあるので、じつは太め硬めの電源ケーブルがあるもののそれに動かされない程度の安定感があり、片手でのUSBケーブル挿抜も可能。サイズは約7.7×7.6×7.6cmでキューブ型。握り拳大ではあるが、USB給電機能付きACマルチタップとしてはコンパクトな部類だ。「あっディスプレイの下に入る〜」ってだけで買ったが、なんかものすごい「正解」を引いた感じで、購入後はズゲく活用している。

Ankerの丸いのが泣いているゼ!!! でもさらにUGREEN!!! すると鳴き始めた!?

 上のUGREENのキューブ型のを使い始めてから、丸くて白くてカワイイ「Anker 637 Magnetic Charging Station」の使用頻度がかなり減少。ACアウトレットもUSB出力も、もっぱらUGREENキューブ型を使ってしまうようになった。UGREENキューブ型とAnker球型を比べると、前者のほうがずーっと安定性がよく使い勝手がイイのだ。

 ……このテの製品のキモは安定感なのかもしれない。とか思いつつ、デスク右側にも安定感のあるUSB給電機能付きACマルチタップがあると便利かもしれない、とも思ってしまった俺は、やはり行動に出るのであった。

デスク右側奥にあるAnker球型のコレ、あんまり使わなくなったなぁ……MagSafe充電器として使えるのでたまに使うが。いろいろ接続するとなると安定性がイマイチなんスよね、球型だから。一応下に鉄の重りを貼り付けているが、それでも十分な安定性って感じではない
あら。ディスプレイ右端下に空間が。……ココにUGREENキューブ型を置いたら、デスク右側関連のUSB給電・AC電源が快適&便利化するかも! と思って速攻で2台目のUGREENキューブ型を買おうとしたら、あっなんか100Wのがあるらしい!!! ってコトで買うじゃないですかぁ〜
買ったのは「UGREEN DigiNest Pro 100W」。サイズ測って買ったから置くとピッタリじゃないですかぁ〜。でも「100」ってマークがダサいじゃないですかぁ〜そのうち黒いテープ貼って見えなくしようとか思うじゃないですかぁ〜
「UGREEN DigiNest Pro 100W」はUSC-C×3とUSB-A×1の給電ポートを備えたマルチタップ。出力は、USBポート合計100W(詳細な出力表はAmazon販売ページにある)+ACアウトレット合計1250W。サイズは12.5×7.3×5.2cmで、重さは700g。メーカー価格は、過去のプレスリリースを見ると12980円のようだが、これもまたAmazonでは頻繁にセールなど行われているようで、9000円前後で買える
背面と上面に合計3つのACアウトレット(コンセント)がある
これもまた、アダプターなどを追加することなく、キヤノン「LC-E6」を3個セット可能
前面に一括集中スイッチがあり、ACアウトレットおよびUSB給電をまとめてオンオフできる。このスイッチは軽いプッシュ式で、押す毎に(リレーの小さな音がしつつ)オンオフが切り替わる

 どうせ買うなら100Wのを買ってみようかニャ〜くらいの感じで2台目のUGREEN製USB給電機能付きACマルチタップを買ったが、コレもイイ! 安定性がありつつ狭い箇所に置いておけて、出力も十分。

 前出のT字型クリップ式マルチタップにモヤモヤを抱いてから数カ月、2台のUGREEN製USB給電機能付きACマルチタップにより、俺のデスクトップ給電・充電環境はかなり最適化されたゼ!!! あぁ気持ちイイ!!!

 あーでもAnker球型USB給電機能付きACマルチタップの使用頻度がさらに落ちそう。活躍の場が減ったAnker球型が泣いてるゼ! とか思っていたら、Anker球型が「鳴き始めた」。

 コンデンサの音鳴きかもしれない。高めの「ジー」ないし「チー」みたいな音が、Anker球型から聞こえてくるのであった。えー、コレ買ってまだ1年経ってないけどー。ともあれ、机上で鳴かれると鬱憤がたまるので、とりあえず電源から抜いて片付けちゃおうかニャ。

デスクの裏にUSB-ACアダプターをセット、ナニゲにスゲく実用的!

 2021年に仕事場のデスクやチェアを買い直したが、その頃から使い始めて「あらぁぁぁ〜コレ便利ぃぃぃ〜!」というUSB-ACアダプターの使い方がある。単純明快な方法なので、写真でご紹介。

コンセントに直挿しするタイプのUSB-ACアダプターを机の端、裏側に装着した。装着は3M「コマンド ファスナー カチッとホルダー」を使用。コマンドタブの面ファスナーバージョンですな。これによりUSB-ACアダプターを容易に着脱できる。USB-ACアダプターは手持ちの古いヤツ(生産完了品)
机の手前端にUSB給電ポートが出現するので、必要に応じてUSBケーブルをつないでデバイスを充電する。USB-ACアダプターの安定性はスゲくよく、片手で容易にUSBケーブルの着脱ができる
怪しい3つ又USBケーブル(手前)×3本と、マトモなUSB-Cケーブル×2本をつるしっぱなしにしている。ケーブルは床から20cmくらい上空までしか届かない短いタイプ。「不意にケーブルになにかをぶつけちゃうかな?」と思ったが、この2年で1度もぶつけたことがない

 装着したUSB-ACアダプターは、Amazonで買ったもので、コレコレ。コンセント直挿しの平べったいタイプだが、机の下に固定してみたらヤケに便利に使えるのであった。

 当初、USB-ACアダプターの発熱などでなんらかの悪影響が出るかな? と思った。ときどき外してUSB-ACアダプターや机裏面の状態を確認しているが、俺の使い方だとなんら問題ないようだ。

 つーか、こういう机の下に装着して使うタイプのUSB-ACアダプターを、汎用の製品としてどこか発売してほしい。この位置にUSB-ACアダプターがあるとホント便利なのでゼヒ!

MagSafe関連はシンプルだが……MagSafe充電器の使い方を模索中

 最後に、MagSafe関連。MagSafe充電器は2台併用しているが、その1台であるAnker球型USB給電機能付きACマルチタップが前述のように「鳴き始めた」ので撤去しよう、と。ただ、MagSafe充電器が1台になるとiPhoneとPixelのMagSafe(Qi)同時充電ができなくなるから、ちょっとヤだな、と。

 そこで、Anker球型のMagSafe充電器機能の代替として、Apple純正の丸くて薄いMagSafe充電器を単体でどうにか使えないかな、みたいなコトを模索中。↓こんなコトを試している。

Apple Watch充電器とMagSafe充電器。デスクの右側にある
デスク右側前方にはAnker球型(MagSafe充電器内蔵)があり、MagSafe充電器は2台を併用している。Anker球型によるMagSafe充電の代替として、単体のMagSafe充電器をどこかに貼り付けて使えないかニャと模索中。デスクライトのアームに貼ってみた
この状態でiPhoneを安定的に吸着・充電できる。場所を取らずいいかも!
Anker球型付近に貼ってみる。この位置もなかなかイイ。ただし、デスクライトを使う場合はiPhoneをいったん外す必要がありそうだ。
MagSafe充電器はApple純正品を使って模索中。MagSafe充電器用背面カバー(市販品)を被せ、その後ろに「魔法のテープ」などとして売られている強力で柔軟な両面テープを貼り、いろいろなところに貼り付けて試している。

 どこに貼ろっかなーって感じで試し中。しかしまあ、いわゆる「魔法のテープ」、スゲい粘着力ですな。MagSafe充電器を貼る位置が決まったら3M「コマンド ファスナー カチッとホルダー」もしくは3M「コマンド タブ」で貼ろうと思っているものの、「このまま魔法のテープでMagSafe充電器を貼り剥がししてその時々の好みの位置に貼ればいいかも」とも思う。

 てな感じの俺的デスク周り電源・充電環境2023。アナタの毎日の快適で愉快でイーヤッハァーな充電人生のご参考になれば幸いである。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。