スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」

2019年のコレ凝り!的トピックを振り返る! 前編

1月~6月の話題を再考察

 今年も年末に突入。ということで、今年2019年に本連載にて扱ったトピックを振り返ってみたいと思います。記事の掲載回数は前回までで34回。1年を上半期・下半期に分け、それぞれ月毎に見ていきましょう。

2019年1月──シマノLAZERシリーズBladeAFヘルメット、かなりイイ!

 1月の記事は「俺的お散歩サイクリング」「視認性の高い腕時計はどれかしら~?」「日本人の頭にフィットする自転車用ヘルメット!」でした。

2017年頃からポタリング(散歩感覚のサイクリング)をしている筆者。この回では筆者流ポタリングを多角的に紹介しています。自転車は砂利道でも走れるタイプ、ウェアは普段着に見えて気軽に着られる速乾素材を推奨していますが、現在も同じスタイルです。
気づいてみたら視認性がイマイチで雰囲気やカッコ良さ重視の腕時計ばかり持っていた。そこで視認性の高い腕時計を探してみたら、モンディーンの定番文字盤の腕時計を見つけました。そんな話の回。
インプレスの「e-bike Watch」の取材時に借りたシマノ「LAZER」シリーズというヘルメット。日本人の頭の形状に合わせて作られたヘルメットだそうで、とてもイイ感じにフィットしました。「キノコ頭」にもならないデザイン。そんなシマノ「LAZER」シリーズを細かく紹介した回です。

 2019年第一回目は自転車の話から。ポタリングです。2019年は元旦からサイクリングしていた筆者。2018年も2019年も自転車(特にe-bike)にかなりハマっており、以前はわりとガチなウェアで走っていましたが、最近は気軽な雰囲気のウェアで。そのままコンビニやファミレスに入っていけるような普段着的ウェアです。自転車は砂利道も走れるタイプを使用。気軽なウェアと気軽な自転車で、散歩感覚でするサイクリングは開放感があって愉快です♪

 ややブランクがあって再度自転車に乗り始めたという感じですが、久々に自転車界隈を見てみますと、ウェアもアクセサリーも、そして自転車用パーツもかなり変化していました。わりと驚いたのがヘルメット関連。日本人の頭にジャストフィットする製品が増えていて、以前「これもフィットしない、これも合わない~」と苦労してヘルメット探しをした頃からは一変した感じです。中でもシマノのLAZERシリーズのBladeAFは、日本人の頭にフィットしつつも、いわゆる「キノコっぽい見栄え」にならないスマートなヘルメット。e-bike部活動ではみんなコレを使うようになりました。

 この月には「スイス鉄道時計」で知られるモンディーン(MONDAINE)の腕時計も紹介しています。視認性にとても優れ、デイト(日付)表示もあり、さらに筆者好みのミラネーゼループ的なメッシュバンド仕様もある。実用品として非常に使いやすい腕時計を入手できました。現在も愛用中です。

2019年2月──いろいろ世代交代しますよね

 2月の記事は「ロードバイクを自立させる方法」「おっ便利! Peak Design P.O.V. KIT」「速いぞTransferJet! でも終了のお知らせ」でした。

ロードバイクって自立させるのがなかなかタイヘン。かと言ってスタンドを装着すると重くなっちゃうし、外見的にも……。そんな場合に便利に使えるロードバイク用簡易スタンドを探求した話。上の写真は、自転車のシートポスト(サドルを支えるパイプ)でロードバイクを自立させている様子。意外なほど汎用性の高いロードバイク自立方法だったりします。
カメラ用品ブランドのピークデザイン(Peak Design)の新型「P.O.V. KIT」を紹介しました。アクションカメラなどを身に着けて撮影できるというキット。これを使い、自転車にアクションカメラを装着。最近のアクションカメラは電子的なブレ補正性能が非常に高いので、自転車から伝わる振動も大幅に抑えられ、一昔前よりずっと美しい「自転車走行動画」が撮れるゾ、という話も書いています。
非常に速い速度で機器間のファイル転送を行える「TransferJet」。例えばデジカメとパソコンにそれぞれTransferJetアダプターを装着すると、カメラからパソコンへ一瞬で画像を転送できたりします。そんなTransferJetアダプターを買ったのが2015年頃。当時はMac非対応だったので、Macユーザーだった筆者はTransferJetを活用しきれていませんでしたが……いつの間にかMac対応に! やった! TransferJetを活用できるゼ! と思いきや、2018年4月末日でTransferJetアダプターもTransferJet用アプリも販売・開発終了に。そんな、デジタルガジェットにありがちな、世代交代のリアルを書いた回でした。

 上の写真のロードバイクは、2018年の春先に買ったTREK「Checkpoint SL 5」(レビュー記事)というロードバイク。2012年夏頃からスポーツ自転車に乗っていなかったので、6年ぶりのスポーツ自転車となりました。ちなみにこのロードバイク、グラベルロードというカテゴリーで、舗装路はもちろん砂利道も走れるというもの。

 さておき、このグラベルロードTREK Checkpoint SL 5で久しぶりにスポーツ自転車を再開したら、その後にe-bikeというものを知りました。e-bike凄い! と衝撃を受けつつ、そのe-bikeには自転車を自立させるスタンドが装着されていて、これがまあ非常に便利! ていうか当たり前的にフツーに便利。でも相変わらずロードバイクなどにはスタンドが無いのが普通。

 そこでモヤモヤした筆者がロードバイクを自立させるための方法をアレコレ模索した(以前も模索したので模索再開)というわけでした。ロードバイク自立方法も、6年もするとちょっと進化しますね。市販品然り、自分の工夫然り。でもやっぱりシートポスト最強かな~、とか思ったり。

 それからピークデザインの新型「P.O.V. KIT」は、細かい紆余曲折があって「やっとツカエル新型が出てきて良かった~」という感じなんですが、それ以上に最近のアクションカメラが凄い。電子的なブレ補正がめちゃくちゃ高度化している。もはやスタビライザー(ジンバル)の類は不要かもってほど、ブレや揺れをなくしてくれます。そういうアクションカメラを多用するわけではないんですが、その性能の凄さを知ると、昔のアクションカメラの性能のショボさからのギャップもあり、「うわ~欲しい、あんまり使わないだろうけど、超欲しい!」とかなって無駄遣いしちゃうんですよね~。

 TransferJetの話は、デジタルガジェットあるあるかもしれません。うわっ凄いぞこの新規格採用の新製品! 速い! 大容量! 未来だ未来! みたいな感じのものが、意外に流行らず2~3年後には陳腐化しつつさらに凄いのが登場、みたいな。デジタルガジェット歴40年くらいの筆者なので、「あーまたか」くらいですが、やっぱりヒトツの製品が消えていくのは寂しいものです。でもTransferJet、次世代規格として「TransferJet X(トランスファージェットエックス)」(ニュース記事)が登場するとか。5G関係? ともあれ期待したいところです。

2019年3月──N-VANもP18-NTPGRもサイコーっすよ♪

 3月の記事は「ホンダ N-VAN でサイクリング!」「最新「Peak Design」製品は便利ですが……」「GPSで電波時計の時刻を合わせる!」でした。

現在愛用中のメインカーことホンダ「N-VAN」。自転車をそのまま丸ごと積めちゃうんです! ていうか自転車を丸ごと積んで目的地まで行って、オイシイところだけサイクリングするためにN-VANを買ったんです! みたいな話を書いております。N-VAN、サイコーです♪
Peak Design(ピークデザイン)ブランドのカメラマウントが新型になったら、なーんなモヤモヤする不便さが生まれてイヤなんだけど、でもこのパーツを変えば解消だっ! といった、非常に細かいコトを書いている回です。でもピークデザインブランド品ユーザーあるあるだったりしますので、ユーザーの方はゼヒ。
電波により時刻を自動修正する電波時計。いつでも正しい時間を示してくれる電波時計が大好きな筆者ですが、たまに電波を受信せず、不正確な時間が表示されたりしてイライラ。このフラストレーションから逃れる方法はないのか? ということで、電波時計の時刻をスッキリと合わせられる方法についてイロイロ書いています。写真は共立プロダクツの「GPS式電波時計用リピータ P18-NTPGR」で、筆者はコレでイライラを大解消しました。

 まずホンダ「N-VAN」ですが、これに自転車積んで目的地周辺まで行っての、いわばN-VANでトランポしてのサイクリング、サイコーです。2019年3月以降だけで50回くらいトランポしてます。うまく積むと、運転席と助手席に人が座りつつ、クルマ後方荷室に2台の自転車を積めますヨ♪

 ただ、N-VANは基本的に商用車。荷物を運ぶ軽バンではありますので、例えばホンダN-BOXのような乗り心地や快適性はありません。こないだ北海道ロケで久しぶりにN-BOXに乗ったら「わーこんな乗り心地良かったっけ~」と、ちょっと羨ましくなりました。

 自転車を積むならN-VANがとても便利ですが……でも本格的に自転車を積みまくるならハイエースが最強ですね。こないだe-bike部のロケでハイエースに自転車積みましたけど、「ナニこの積みやすさ……」と圧倒的な積載能力の差を見せつけられました。

 Peak Designの回ですが、「CAPTURE V3にCAPTURE V2用のネジを移植すると便利なキャプチャーツールが使えて問題解決だョ……!」というのが結論です。Peak Design製品好きに向けた細かい話なのでした。

 電波時計の時刻修正良好化の回ですが、いろいろな方法があるのでお好みのものをお試しいただきたいと思いますが、筆者は2万5380円(当時価格)のハードウェアを使いました。共立プロダクツの「GPS式電波時計用リピータ P18-NTPGR」(公式ページ)というハードウェア。親機・子機のセットで、子機が受信したGPS情報をWi-Fi経由で親機に送信し、親機はそのGPS情報を標準電波と同等の形式・周波数に変換されて発するというしくみ。

 このハードウェアを使った結果、拙宅の電波時計は全て、毎日いつも完璧な時刻を表示中♪ 使い始めてから10ヶ月弱が経過しますが、子機はまだ電池切れになっておらず、親機も問題なく動作しているようで、大満足中であります。電波時計の時間を合わせるだけに2万5000円以上もするハードウェアはお高いですが、筆者的には「でも電波時計問題解消したからオッケー!」という強いスッキリ感があります。

2019年4月──この月、全部e-bike関連ネタなのでした

 4月の記事は「調光サングラスが便利! もう後戻りできないかも~」「うそっ? 安っ! Godoxのフラッシュ、ヤバいっ♪」「この坂道の勾配、何パーセントあるのかな?」でした。

サイクリングにはアイウェア(サングラスなど)が必須。風やホコリや紫外線から目を守ってくれるから……ですが、逆にアイウェア無しのサイクリングって苦行じゃない? と思う筆者がお気に入りの「調光レンズ採用サングラス」を紹介。写真はシマノ「CE-ARLT1-PH」という調光サングラスです。紫外線が当たると黒くなり、日陰などでは透明になる。すごーく便利! サイコー! という話を書いています。右は調光サングラスのレンズの一部を黒いテープで覆って紫外線LEDライトの光を照射た様子。意外なほど暗い色に変化します。
屋外・逆光での撮影には、やっぱり大光量フラッシュを使いたいところ。でもカメラメーカーの純正品はけっこう高価だし……そんな時に見つけたのが超絶高いコストパフォーマンスを誇る「Godox」というメーカーの製品。使ってみたら……これすっごくイイんですけどっ! という話の回です。
e-bikeにハマっている筆者ですが、e-bikeで走っていておもしろいのが上り坂。激坂と呼ばれる坂でも鼻息混じりに上れてしまう! ……ところでこの激坂、勾配はどのくらい? 坂の勾配は%で示されますが、その内容を説明しつつ、坂の勾配が何%なのかを調べるグッズを紹介。写真は勾配を計測するグッズで、自転車のハンドルに装着して使います。

 調光レンズ採用サングラスですが、一度使うと病みつき級の便利さですね~。昼間は眩しくないし、夕方や夜の視界も明るい。総じて便利なんですが、トンネルに入った時がちょっと困る。調光レンズの色の変化にはちょっと時間がかかるので、トンネル突入後にすぐレンズが明るい状態にはならないんですね。でもまあ、レンズの色が変わる前に目が先に暗順応するので、そーんなに大きな問題にならないことが多い感じではある。ともあれ、購入してからこの調光レンズ採用サングラスばかりを使用。それほど便利です。

 Godoxの大光量フラッシュですが、新機種も出てきたりして、なんか知る人ぞ知る定番的人気製品になってる感じ。キヤノンやニコンやソニーやオリンパスのカメラに対応する、いわば互換フラッシュなんですが、メーカー純正品と比べると圧倒的に安価。一部機能性はメーカー純正品が優れていますが、逆にメーカー純正品にはない使いやすさがあったりもします。プロ志向のモデルも複数あり、Godox製品を使うプロカメラマンもけっこう見かけます。
 要は、かなり安価な大光量互換フラッシュなんですが、安価なかわりに壊れやすいのかな? とか思いつつ10ヶ月弱使い続けてきたところ、全然問題なし。クリップオンタイプを2度ほど落としましたが、傷は付いたものの、機能的な損傷は一切ありませんでした。けっこう頑丈? また、光量も十分あるので、仕事で使う物撮り用のフラッシュとしても大活躍中。メーカー純正フラッシュは手放してしまいました。

 それから勾配計。単純に坂道の勾配(%)がわかって興味深い&愉快なんですが、通る坂道の勾配が一通りわかると、まあ飽きたりはしますね。ハンドルに勾配計を装着していても徐々に見なくなる感じ。結局邪魔な気がしてきて外しちゃったりして。でも外した時に限って「あっここの坂道の勾配測ってみたいな」と思ったりして。そして再度取り付けて使うも、また飽きて……みたいなのを3度くらい繰り返し、現在は外している状態です。勾配計を簡単に脱着できるように改造してみようかな、と考え中です。

 余談ですが、上記3品は全部e-bike絡みの物品です。e-bikeで頻繁にサイクリングするようになったので調光レンズ採用サングラスを活発に使用。e-bikeレビュー記事で自転車の写真を多々撮るようになったので、大光量フラッシュを導入。e-bikeは激坂を上るのが愉快なので傾斜を勾配計で測ってさらに楽しむ、というわけでした。

2019年5月──Tern「Vektron S10」が最高過ぎる!

 5月の記事は「Ternの小径e-bike Vektron S10 を購入!」「e-bike Vektron にモンベルのバッグ♪」「そうか、e-bikeとはそういうものなのか!」でした。

Tern(ターン)の小径e-bike「Vektron(ヴェクトロン) S10」を購入した話。写真のようなミニベロタイプの電動アシストスポーツ自転車で、コンパクトに折り畳めます。買って乗り始めて7ヶ月が経ちますが、超絶イイですこのe-bike!
Tern Vektron S10にパニアバッグ(サイドバッグ)を装着したという話。モンベルから自転車用の汎用パニアバッグが発売されていますが、「ドライ サイドバッグ 20」という小さめのバッグがVektronにマッチするんです。
ミヤタ「RIDGE-RUNNER」とTern「Vektron S10」の2台のe-bikeを使用中の筆者。e-bikeはとにかくラク。ならばさらにコンフォートに改造だ! ということで、安楽にサイクリングする方向でパーツ交換などをしているという話です。写真はミヤタ「RIDGE-RUNNER」ですが、左がコンフォート化前、右がコンフォート化推進中。コンフォート化すると、どんどん自転車のカッコよさ鋭さ的なものがなくなり、優しい印象になっていきますね。

 5月は快適に自転車で走れる季節ということもあり、この月は自転車ネタばかりです。特にTern「Vektron S10」は出ずっぱり。実際このe-bikeに乗って7ヶ月が経過しますが、乗る度に「やっぱVektronいいわ~♪」と楽しくなります。

 Vektronの良さは、タイヤが小さいミニベロなので、取り回しやすいことと、折り畳めるので狭い玄関などにも容易に収納できること。また、もともと上り坂に強いミニベロに電動アシストが加わるので「上り坂最強じゃね?」と思えるほど登坂が快適です。それでいて、実はロード用のコンポーネントが採用されていつつ、車体剛性がかなり高いので、クロスバイクっぽく軽快&スピーディーに走れたりもします。さらには独自の可変ステム(アンドロスステム)により、ライダーの身長や体型をほぼ問わず誰でも快適なジオメトリ(車体寸法)で乗れるのも秀逸。凄~く完成度の高いe-bikeだと思います。最高。

 そんなVektronを購入したわけですが、筆者はリアキャリアをオプション追加。ココには専用のバッグを装着できますが、ワンタッチ装着で非常に便利。また、e-bikeでありかつ車体剛性も高いので、重い荷物を積んでも走行に支障なし。ならもっと荷物を積めるようにしようと、パニアバッグも追加したというわけです。

 ただ、パニアバッグの出番はあまり多くありません。パニアバッグを装着しての自転車旅を妄想し「やっぱりパニアバッグも買おう!」とテンションが高くなって買った感じ。実際はホンダN-VANをトランスポーターにしてVektronを目的地まで運んだりしちゃうので、パニアバッグが役立つケースがあまりないんですね。でも、記事中のモンベル製パニアバッグは、リアキャリアがある自転車ならたいてい装着可能なので、まあ今後もたまに役立つサイドバックになるかな、と。

 それからミヤタ「RIDGE-RUNNER」とTern「Vektron S10」を安楽に走れる方向で改造しているという話。改造と言っても法に触れない範囲でのパーツ交換ですが、これまで実際に行ったのは、ハンドルやサドルの変更やキャリアやミラーの取付等々。しかし、そうしているうちに体の特定部分の筋肉の痛みが生じたりして、最終的には「一周回って元に戻る」という状態に。2台とも、購入時の車体とはちょっと異なるパーツが装着されてはいますが、一見するとほとんど無改造の車体に見える状態となりました。まあ、完成車メーカーが設計した状態がいちばん乗りやすいってことなんでしょうね。

2019年6月── tesaの自己融着テープが爆発的に役立っている!

 6月の記事は「さよならATOK、こんにちはGoogle日本語入力♪」「好みのバッグを自転車へワンタッチ脱着♪」「ちょっと凄いテープたち」でした。

長年使ってきたジャストシステム製日本語IME「ATOK」と決別。Googleの「Google日本語入力」へと乗り換えたという話です。乗り換えて約半年が経過しますが、支障や問題もほぼ無くてスッキリ感が持続~♪ みたいな。
好みのバッグをちょっと改造して、自転車のハンドルなどに対してワンタッチ脱着を可能にするという記事です。通称「バッグのリクセンカウル化」。上の写真は各社のバッグをリクセンカウル改造した様子。ロードバイクに好みのバッグをワンタッチ脱着できるようになりました。「リクセンカウル(RIXEN & KAUL)」ブランドの「クリックフィックス(KLICKfix)」というシクミを使っています。
汎用的に役立つテープをいろいろと紹介しました。個人的にはtesaの自己融着テープがアレもコレもと役立ちまくりで超絶気に入っております。

 まず「ATOK」から「Google日本語入力」へと乗り換えた件ですが、いや~快適になりましたわ~フラストレーションほぼ解消ですわ~しかも無料ですわ~♪ って感じで、乗り換えて約半年が経過しても快適。ATOKにはATOKの良さが多々あるんですが、記事中のように筆者環境ではいろいろ鬱憤を生む動作があり、良さと鬱憤を天秤にかけると鬱憤側がガクッと爆下がりで良さが吹き飛ぶというバランス。Google日本語入力は「ココが最高!」みたいな突出した良さは感じませんが、フツーに実用的でそこそこ賢く、シンプルに使えてクセがなく、過剰なお節介もせず、このバランスの良さが筆者にとって最適という感じです。

 余談ですが、Google日本語入力にしてから原稿執筆のスピードが少し上がったと思います。また、書き始めると途中で止まることなくスラスラ書けるという、かつてあった感覚が戻りました。集中してテンポよく書ける。ただ、その一方で、集中し過ぎかつスピーディーに書き続けてしまうことが増え、かつてあった「書き過ぎによる腱鞘炎」がたまに発生するようにもなりました。この原稿を書いているのは2019年末ですが、いつもより〆切が前倒しになりがちな時期でもあり、忙しさのピークでもあって原稿書きまくりであり、現在腱鞘炎発生中です。

 それから「バッグのリクセンカウル化」。自転車好きにとっては定番のネタなんですが、この改造に必須のパーツが市場から姿を消しました。つまりリクセンカウル改造ができなくなった。ところが別メーカーから互換パーツが発売されて、再びリクセンカウル改造が可能に。というわけで、改めてバッグのリクセンカウル化をまとめたというわけでした。好みのバッグをわりと簡単にワンタッチ装着の自転車用バッグに改造できますので、興味のある方はゼヒ!

 それから汎用的に役立つテープいろいろ。その後も多用しているテープたちですが、筆者的には「tesa 4600 エクストリーム 500ミクロン 自己融着テープ」が爆発的に役立ちまくり中です。具体的には、棒やキャップ類を巻くとグリップ性が高まって握りやすくなったり開け閉めしやすくなったり、突っ張り棒の端の樹脂カバー破損後にこの自己融着テープで巻くと修理できたり、ネオジム磁石を薄く包むように巻くと強すぎる磁力を弱めたり磁石の割れ防止になったり、工具に巻くと滑り止めになったり色分けできたり、カメラの鏡胴に巻くと微妙なフォーカス操作が快適になったり、自転車のフレームに巻くと傷防止&立て掛け時のクッションになったり、と、次から次へと役立ちまくり。「あっ、この問題、tesaの自己融着テープで解消できんじゃね?」と思うと、たいてい解消できちゃうのがスゴい! このtesaテープもっと備蓄しておこう、と改めて思う年末の筆者です。

 といった感じの2019年上半期分総括。自転車ネタが多かった感じですが、ま~イロイロなモノを扱ってきました。さておき来週は、2019年7月~12月の話題を再考察する予定ですので、どうぞお楽しみに!

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。