スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
2019年のコレ凝り!的トピックを振り返る! 後編
2019年12月25日 06:00
7月~12月の話題を再考察
前回に続き、2019年に本連載で採り上げたトピックを総括します。今回は2019年下半期分で、7月~12月のトピック。早速、見ていきましょう~。
2019年7月──夏はe-bikeで奥多摩トンネルサイクリングwith透明アイウェア!
7月の記事は「ぜ~んぶDCコネクター化してしまえっ!」「e-bikeのバッテリーを自己責任で活用する」「自転車でトンネルは何かと怖いゼ~!」でした。
7月の1回目と2回めの記事のポイントは、どちらも「DCコネクターを使って機器の電源接続部を共通化する」というものです。便利で安全なDCコネクターなので、各機器の電源電圧などが揃っていれば、もう全部DCコネクター化しちゃえ! というのが最近の筆者の……趣味ですかねコレ。現在も鋭意推進中ですが、電源コネクター部をDCコネクターに改造すると、もちろんメーカー保証は受けられませんし、トラブっても自己責任ですし、あと実は工作がけっこう面倒でちょっと手こずったりも。でも今後も進めていこうと思います。
奥多摩サイクリングに向くアイウェアの話ですが、「e-bikeでの奥多摩通い」が2019年春頃からの筆者の趣味。とりわけ夏の時期の奥多摩e-bikeサイクリングは快適です。青梅駅から奥多摩までヒルクライムすると片道約27kmで獲得標高約600m。巨漢の筆者にとって、夏に普通の自転車でこのヒルクライムはかなり苦行なんですが、e-bikeなら楽々♪ 汗もあまりかかず、楽しく走れますので、e-bike派はゼヒ! アイウェアを透明レンズにすれば多数あるトンネルでの視界も良好になりますし、また、トンネル内は夏でもかなり涼しいです♪
2019年8月──新型より旧型のほうがいいかもと思ったe-bikeディスプレイ
8月の記事は「便利な突っ張り棒を、さらに便利に♪」「一足先にBOSCHのe-bike用新型ディスプレイを試す」「オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3が激便利!」でした。
突っ張り棒の回では、突っ張り棒関連の便利小技をまとめてみました。また、筆者宅では突っ張り棒の両端にある樹脂キャップが壊れがち。直射日光下で使っていると、どんどん割れたり砕けたりして壊れてしまいますが、この記事内ではそれを修理する方法も紹介しています。突っ張り棒自体は金属製なので、消耗品とも言える両端キャップを修理しつつ使えば、一生使えるとまでは言いませんが、半一生モノ? という感じで長く使えると思います。
BOSCHのドライブユニット用ディスプレイの話ですが、サイズが大きめでハンドルへの装着もやや煩雑な従来機種Intuviaと、小型でハンドルへの装着もシンプル&スマートに済む新型ことPurionを使い比べました。最初は小型&新型のPurionが好印象で「やっぱ新型はいいなあ」と思っていました。が、アレコレ使い比べると、従来機種Intuviaの方が視認性が良くて、表示項目数も多くて、操作性もシンプルで、ディスプレイを外せるのでe-bikeの盗難防止にもつながるなど、実用性が高いと感じるように。新型だからイイとも限らないのは、世の中のモノ全般にアリガチな「あるある」かもしれません。
マイクロフォーサーズ規格のズームレンズことオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」ですが、雑&大雑把な結論を申しますと、安いマイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ本体とこのレンズがあれば、なんか仕事にも趣味にも使えちゃっていろいろ捗るんじゃないかなあ、と。さらに雑&大雑把な結論を申しますと、そんなマイクロフォーサーズレンズ&ボディの組み合わせが1セットあれば、あとはスマホで良くね? とか、うっかり思ってしまいました。まあ高性能のレンズやボディを追求する方向もアリだとは思いますが……。
2019年9月──そのソニー、もしかして、ごはんのノイキャン?
9月の記事は「ソニーMDR-EX31BNは隠れた逸品なのだ」「アノ形の切る工具、BOSCHの新型がイカス!」「電動アシスト・ドライバーが非常に快適♪」でした。
9月のネタは、期せずして「本流・注目のジャンルではないけど、使ってみると案外イイ」みたいなモノばかり。「最高のじゃなくていいんだよ、こういうのでいいんだよ」という適度な感じのモノ、みたいなところもあります。
ソニーの、完全ワイヤレスではない、一部ワイヤードのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「MDR-EX31BN」ですが、ノイキャンヘッドセットとしてフツーに実用的だったり、手持ちのイヤホンを単純にワイヤレス化したりするのに使えたりで、なかなか便利で汎用的。そんなところが評価されているのか、発売後6年も経っているのにディスコンになっていません。
書いてイイのかわかりませんけど、わりと時効なのでうっかり書いちゃいますが、以前にVAIO(←かつてあったソニー製パソコン;現在はVAIO株式会社から発売)関連のソニーの人が「安価な入門機的位置づけのVAIOの一機種」を「ごはんのVAIO」と言っていました。つまりは「性能も外見もそこそこだけど実は最も売れる機種で、利益が多くてVAIO関連社員の給与を支えている機種」ということで「ごはんが食べられるのはこのVAIOのおかげ」というニュアンス。企業にとってそういう製品って超大切ですね。「MDR-EX31BN」も「ごはんのノイキャン」なのかもしれません。
BOSCHの欧米スタイルのカッターナイフですが、このタイプのカッターとしては堅牢でありかつ凝った作りになっています。もちろん実用的ですが、やっぱり日本だと刃がペキペキ折れるカッターがド定番ですね、オルファとかの。そんな日本のカッターと使い比べちゃうと、欧米スタイルカッターは時代遅れのような気がしてきます。結局BOSCHのカッターは趣味のコレクションのひとつという存在になりました。
電動アシスト・ドライバーですが、これは便利です。作業のうちで「面倒くさいし人間がやらなくてもいいのでは?」という部分だけをアシストするという発想、かなりイイんじゃないかと思いました。人間は重要な作業だけやって、他は機械に任せる。正しいですね。
2019年10月──便利品を得るとそれまでの品が不要になる残念感
10月の記事は「ドイツWera社のハンドツールって凄いかも!」「ドライバーのビットをスムーズに使いたい!」「e-bikeのハンドル交換、もっとラクに乗りたい!」でした。
Weraのハンドツールですが、どれもデキがいい。アベレージ高いです。その後もWeraにご執心状態で、いろいろなWera製ハンドツールを購入しています。残念なのは、使い心地も機能性も超イイWera製ツールを使うと、それまで使っていたハンドツールの出番がなくなること。手放すことになるわけですが、なーんか残念ですね、そういうのって。でも持っていても死蔵するばかりだし……。
Weraのハンドツールを導入したら、ハンドツールの入れ替えが始まり、ドライバー・ビットの整理整頓も始まりました。そこで改めて藤原産業「SK11 スクリューDVビットホルダー BH-1」の便利さを痛感。同時に他のビットホルダーの不便さも再確認。どうせなら藤原産業の便利ビットホルダーに統一して、他の不便ビットホルダーを手放そう! という流れに。便利ビットホルダーに統一した結果、各ビットの保管や抜き差しが完全に良好化したわけですが、手放したビットホルダー(コレもイイんじゃないのかと思って試しに買ったやつ)のことを思うと、なーんかスッキリしない残念感が残ります。
それからコンフォートなe-bikeを模索してのハンドル交換。1台のe-bikeにつき7~8本のハンドルを取っ替え引っ替え試してきて約半年。2台分合計すると、現在余っているハンドルは20本近くになります。天井から吊して保管していますが、それらを見て「これらのハンドルってどれもイマイチって結果になったんだよな~」と思うわけで、これもまた残念な気分です。
アリガチです。筆者にとっては超アリガチ。買って使ってはみたけど、イマイチで、処分しないと単に邪魔でしょうがないけど、なーんかやっぱりモッタイナイんだよなぁ、という残念感。まあ、そういう宿命……というか性分なんでしょうネ。
2019年11月──割れたサドルも双眼鏡も削る爪切りも全部オススメ!
11月の記事は「アシスト自転車で……こっ股間がッ……痛い!!!!」「秋から冬は双眼鏡の季節なのダ!」「削る爪切りに感動したッ!」でした。
e-bikeで登坂してると股間超痛ぇゼ問題ですが、わりと解決しました。記事中にもあるようにサドルの交換で痛みがかなり軽減。また、最適な形状のサドルを選ぶことで、ほぼ完全に解消できました。結局、筆者の場合はISMのPRシリーズ・サドルがマッチするようで、自転車によって多少厚みが違うものを選びましたが、股間の痛みは解消。適切な位置にセットすることで、お尻(坐骨)の痛みも出ないようになりました。パッド付きパンツ不要でお尻も股間もこんなに無問題! 10年くらい前の自分に教えてあげたいです……けどその頃はISM的なサドルって無かったのかな?
双眼鏡の記事は、双眼鏡はとっても楽しいのに、使っている人がイマイチ少なくて、市場的に広がりがいまひとつで、なんか極めて残念なのでぜひ広めていきたい! みたいな心意気で書いた感じです。ぜひ一度使ってみてください双眼鏡! 楽しいですよ! ホントですよ! 風景も野鳥も野猫もキレイに見えますよ!
削る爪切りですけど、コレほんとにイイです。爪切りの後の感じがどうも納得できない、爪を切ると細かなトラブルが起きる、キレイに爪切りができない、とモヤモヤしているならゼヒ! 爪切り後の気分が一変しますよマジで。
という感じで、この月は人にゼヒ使ってもらいたい逸品がいろいろ集まった月でした。でも、こういうのって、人によって気に入る気に入らないもありますしね。って今さら言うな>俺。
2019年12月──毎日イエテボリで毎日口内スッキリ歯はツルツル♪
12月の記事は今回と前回の「総括 前後編」を除くと1本。「虫歯予防の意外な方法 イエテボリ」でした。
イエテボリの件はつい最近書いたばかりなので、その後の見解や気分の変化はあまりないんですが、やっぱり効果を実感できますし、口の中がさっぱりし続けてイイ。口臭や口内のベタつきも抑えられてイイ。イエテボリ最高!
で、つい数日前、泊りがけ出張に出かけたんですが、うっかりしたことに、イエテボリ歯磨きに使うフッ素入り歯磨き粉とかを家に忘れてきちゃったんです。まあでも1日2日は我慢できるだろうと思ってフツーに歯磨きしたんですが、そこでさらにイエテボリの偉大さを実感。
歯磨きして数時間なのに、もう歯の表面のツルツル感がない。口内がややベタベタした感じに。いつもの口の中じゃナーイ! キモチワルーイ! ということで、また歯磨き。結局一日に何度も歯磨きして、まあソレはソレで虫歯予防につながっているとは思いますが、虫歯予防にもなり口内スッキリが続くイエテボリテクニックはやっぱり凄いなぁ、と。そんなふうに、すぐに効果を体感できる歯磨き方法なので、興味のある方はゼヒ!
といった感じの2019年の下半期分総括。下半期分も自転車ネタが多めでしたが、けっこうイロイロなジャンルのものを扱ってきました。
そして実は本連載、今回が最終回でございます。またいつかどこかで、こういう異種ネタ混合の読み物を書いてみたいと考えています。
ともあれ、今年一年本連載をお読みいただきありがとうございました! 大感謝。
それでは、よいお年をお迎えください。