スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」

2019年のコレ凝り!的トピックを振り返る! 後編

7月~12月の話題を再考察

 前回に続き、2019年に本連載で採り上げたトピックを総括します。今回は2019年下半期分で、7月~12月のトピック。早速、見ていきましょう~。

2019年7月──夏はe-bikeで奥多摩トンネルサイクリングwith透明アイウェア!

 7月の記事は「ぜ~んぶDCコネクター化してしまえっ!」「e-bikeのバッテリーを自己責任で活用する」「自転車でトンネルは何かと怖いゼ~!」でした。

身近な機器の電源ケーブルを、全部DCコネクター化したら便利なのでは? と思って実際にDCコネクター化をしてるという話です。右写真はモーターサイクル用ドライブレコーダーの電源ケーブルをDCコネクター化し、複数台の(DCコネクター電源追加済みの)モーターサイクルで流用できるようにしたもの。便利です♪ DCコネクターは右写真のような一般的なサイズに揃えています。
Ternのe-bike「Vektron S10」は、ライト用の電源として「DC12V最大1500mAが供給可能」であることがわかりました。12Vは一般的なモーターサイクルや乗用車と同じ電圧。前出のモーターサイクル用ドライブレコーダーがVektronでもツカエル! というわけで、VektronにもDCコネクターを装着して、ドライブレコーダーを接続してみました、という話。左写真はVektronのライトから電源を取り出している様子で、防水DCコネクターを使用。右写真はVektronにモーターサイクル用ドライブレコーダーを搭載・接続した様子。実際に動作しました。大成功♪
東京の西、青梅駅あたりから奥多摩湖までサイクリングすると、トンネルがたくさんあるし交通量もそこそこ多いしで、いろいろタイヘン! いつも使っている調光サングラスだと、頻出するトンネル内を走るのにちょっと不都合! というわけで、奥多摩サイクリング向きのアイウェアを探してみたところ、安くて実用的なのがあったという話。左写真は奥多摩へ向かう途中のトンネルのひとつ。わりと狭めで、交通量も多いので、サイクリングだとチョイ怖い。右写真はビジョンベルデの保護メガネ「VS-102F」。直販税込価格2189円と手頃なのに、奥多摩トンネル込みサイクリングにバッチリ使える便利アイウェアなのでした。

 7月の1回目と2回めの記事のポイントは、どちらも「DCコネクターを使って機器の電源接続部を共通化する」というものです。便利で安全なDCコネクターなので、各機器の電源電圧などが揃っていれば、もう全部DCコネクター化しちゃえ! というのが最近の筆者の……趣味ですかねコレ。現在も鋭意推進中ですが、電源コネクター部をDCコネクターに改造すると、もちろんメーカー保証は受けられませんし、トラブっても自己責任ですし、あと実は工作がけっこう面倒でちょっと手こずったりも。でも今後も進めていこうと思います。

 奥多摩サイクリングに向くアイウェアの話ですが、「e-bikeでの奥多摩通い」が2019年春頃からの筆者の趣味。とりわけ夏の時期の奥多摩e-bikeサイクリングは快適です。青梅駅から奥多摩までヒルクライムすると片道約27kmで獲得標高約600m。巨漢の筆者にとって、夏に普通の自転車でこのヒルクライムはかなり苦行なんですが、e-bikeなら楽々♪ 汗もあまりかかず、楽しく走れますので、e-bike派はゼヒ! アイウェアを透明レンズにすれば多数あるトンネルでの視界も良好になりますし、また、トンネル内は夏でもかなり涼しいです♪

2019年8月──新型より旧型のほうがいいかもと思ったe-bikeディスプレイ

 8月の記事は「便利な突っ張り棒を、さらに便利に♪」「一足先にBOSCHのe-bike用新型ディスプレイを試す」「オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3が激便利!」でした。

どこのご家庭でもたいてい使われている「突っ張り棒」。便利な突っ張り棒をより幅広く快適に使うための方法をアレコレ模索した記事です。例えば写真左のように吸盤と突っ張り棒を組み合わせれば、滑りやすい面でもしっかり突っ張り棒を使える、とか。筆者的には、tesaの自己融着テープで「棒の端のキャップが割れるなどして使用不能となった突っ張り棒」を復活させる修理方法(写真右)がお気に入りです。
e-bike関連の話。BOSCH(ボッシュ)のe-bike向けライブユニットとして広く使われている機種として「Active Line Plus」がありますが、現在このドライブユニットのディスプレイは2種類あります。左写真の従来機「Intuvia(イントゥービア)」と、右写真の新型「Purion(ピュリオン)」です。この回では発売前の「Purion(ピュリオン)」ディスプレイを試用しました。
買った日から役立ちまくりのズームレンズの話。マイクロフォーサーズ規格のレンズでオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」です。35mm判換算で広角24mmから望遠400mmまでをカバーするズームレンズ。これ1本で筆者的にはたいていの撮影に対応可能。接写にも強くわりと軽めなので、非常に実用的です。

 突っ張り棒の回では、突っ張り棒関連の便利小技をまとめてみました。また、筆者宅では突っ張り棒の両端にある樹脂キャップが壊れがち。直射日光下で使っていると、どんどん割れたり砕けたりして壊れてしまいますが、この記事内ではそれを修理する方法も紹介しています。突っ張り棒自体は金属製なので、消耗品とも言える両端キャップを修理しつつ使えば、一生使えるとまでは言いませんが、半一生モノ? という感じで長く使えると思います。

 BOSCHのドライブユニット用ディスプレイの話ですが、サイズが大きめでハンドルへの装着もやや煩雑な従来機種Intuviaと、小型でハンドルへの装着もシンプル&スマートに済む新型ことPurionを使い比べました。最初は小型&新型のPurionが好印象で「やっぱ新型はいいなあ」と思っていました。が、アレコレ使い比べると、従来機種Intuviaの方が視認性が良くて、表示項目数も多くて、操作性もシンプルで、ディスプレイを外せるのでe-bikeの盗難防止にもつながるなど、実用性が高いと感じるように。新型だからイイとも限らないのは、世の中のモノ全般にアリガチな「あるある」かもしれません。

 マイクロフォーサーズ規格のズームレンズことオリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」ですが、雑&大雑把な結論を申しますと、安いマイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ本体とこのレンズがあれば、なんか仕事にも趣味にも使えちゃっていろいろ捗るんじゃないかなあ、と。さらに雑&大雑把な結論を申しますと、そんなマイクロフォーサーズレンズ&ボディの組み合わせが1セットあれば、あとはスマホで良くね? とか、うっかり思ってしまいました。まあ高性能のレンズやボディを追求する方向もアリだとは思いますが……。

2019年9月──そのソニー、もしかして、ごはんのノイキャン?

 9月の記事は「ソニーMDR-EX31BNは隠れた逸品なのだ」「アノ形の切る工具、BOSCHの新型がイカス!」「電動アシスト・ドライバーが非常に快適♪」でした。

ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「MDR-EX31BN」。2013年10月25日発売ですが、それから6年以上経つ現在でも販売中の現役製品。現在の実勢価格は9000円前後です。筆者は現在でも使い続けていますが、よくできているロングセラー製品だと思います。
欧米で定番となっている形状のカッター。BOSCHからも発売されたので手を出してみたら、これがなかなかよくできている! という話です。
電動アシスト・ドライバーの話。ねじ回しの序盤~中盤の「クルクルクルクル……」と軽い力で何度も回す作業を電力でアシストしてくれて、最後の締め込みは手の力で、という製品です。とても便利♪

 9月のネタは、期せずして「本流・注目のジャンルではないけど、使ってみると案外イイ」みたいなモノばかり。「最高のじゃなくていいんだよ、こういうのでいいんだよ」という適度な感じのモノ、みたいなところもあります。

 ソニーの、完全ワイヤレスではない、一部ワイヤードのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「MDR-EX31BN」ですが、ノイキャンヘッドセットとしてフツーに実用的だったり、手持ちのイヤホンを単純にワイヤレス化したりするのに使えたりで、なかなか便利で汎用的。そんなところが評価されているのか、発売後6年も経っているのにディスコンになっていません。

 書いてイイのかわかりませんけど、わりと時効なのでうっかり書いちゃいますが、以前にVAIO(←かつてあったソニー製パソコン;現在はVAIO株式会社から発売)関連のソニーの人が「安価な入門機的位置づけのVAIOの一機種」を「ごはんのVAIO」と言っていました。つまりは「性能も外見もそこそこだけど実は最も売れる機種で、利益が多くてVAIO関連社員の給与を支えている機種」ということで「ごはんが食べられるのはこのVAIOのおかげ」というニュアンス。企業にとってそういう製品って超大切ですね。「MDR-EX31BN」も「ごはんのノイキャン」なのかもしれません。

 BOSCHの欧米スタイルのカッターナイフですが、このタイプのカッターとしては堅牢でありかつ凝った作りになっています。もちろん実用的ですが、やっぱり日本だと刃がペキペキ折れるカッターがド定番ですね、オルファとかの。そんな日本のカッターと使い比べちゃうと、欧米スタイルカッターは時代遅れのような気がしてきます。結局BOSCHのカッターは趣味のコレクションのひとつという存在になりました。

 電動アシスト・ドライバーですが、これは便利です。作業のうちで「面倒くさいし人間がやらなくてもいいのでは?」という部分だけをアシストするという発想、かなりイイんじゃないかと思いました。人間は重要な作業だけやって、他は機械に任せる。正しいですね。

2019年10月──便利品を得るとそれまでの品が不要になる残念感

 10月の記事は「ドイツWera社のハンドツールって凄いかも!」「ドライバーのビットをスムーズに使いたい!」「e-bikeのハンドル交換、もっとラクに乗りたい!」でした。

知ってはいたけど手を出していなかったWera(ヴェラ/ベラ)社のハンドツール。やっぱりイイのかも、と思って買ってみたWeraの六角レンチがヒッジョーに良かった! さらにWeraの「ラピッドアダプター」というのもスゲくイイっ! そして筆者はWera信者に……みたいな記事です。左がWeraの六角レンチセットで、右がWeraのTool-Check PLUS。どちらもイイ。右のは持ってるだけでも満足、的な良さです。
考えてみたらドライバー・ビット(先端交換式ドライバーの先端部分)のホルダーってロクなのがないですよね。ビットの抜き差しが硬い、ビットが抜けちゃう、快適に使えるのが全然ナイ! そこでコレ。筆者が最強にオススメする、藤原産業「SK11 スクリューDVビットホルダー BH-1」です、みたいな記事ですが、他にもオススメの「ドライバー・ビット」保持方法を紹介しています。
コンフォートなe-bikeを求め、e-bikeの各パーツを交換して安楽化を目指してきた筆者。最も多く換えたのはハンドルでした。この記事はその総集編。このハンドルにしたら、こうなった、的な内容です。でも最終的には一周回って元の木阿弥+αって感じに。写真は、左がバタフライハンドルで、右がブルホーンハンドル。現在はe-bike購入時とほぼ同じハンドルに戻しています。

 Weraのハンドツールですが、どれもデキがいい。アベレージ高いです。その後もWeraにご執心状態で、いろいろなWera製ハンドツールを購入しています。残念なのは、使い心地も機能性も超イイWera製ツールを使うと、それまで使っていたハンドツールの出番がなくなること。手放すことになるわけですが、なーんか残念ですね、そういうのって。でも持っていても死蔵するばかりだし……。

 Weraのハンドツールを導入したら、ハンドツールの入れ替えが始まり、ドライバー・ビットの整理整頓も始まりました。そこで改めて藤原産業「SK11 スクリューDVビットホルダー BH-1」の便利さを痛感。同時に他のビットホルダーの不便さも再確認。どうせなら藤原産業の便利ビットホルダーに統一して、他の不便ビットホルダーを手放そう! という流れに。便利ビットホルダーに統一した結果、各ビットの保管や抜き差しが完全に良好化したわけですが、手放したビットホルダー(コレもイイんじゃないのかと思って試しに買ったやつ)のことを思うと、なーんかスッキリしない残念感が残ります。

 それからコンフォートなe-bikeを模索してのハンドル交換。1台のe-bikeにつき7~8本のハンドルを取っ替え引っ替え試してきて約半年。2台分合計すると、現在余っているハンドルは20本近くになります。天井から吊して保管していますが、それらを見て「これらのハンドルってどれもイマイチって結果になったんだよな~」と思うわけで、これもまた残念な気分です。

 アリガチです。筆者にとっては超アリガチ。買って使ってはみたけど、イマイチで、処分しないと単に邪魔でしょうがないけど、なーんかやっぱりモッタイナイんだよなぁ、という残念感。まあ、そういう宿命……というか性分なんでしょうネ。

2019年11月──割れたサドルも双眼鏡も削る爪切りも全部オススメ!

 11月の記事は「アシスト自転車で……こっ股間がッ……痛い!!!!」「秋から冬は双眼鏡の季節なのダ!」「削る爪切りに感動したッ!」でした。

e-bikeで登坂中に起きる股間(会陰部)の痛み。座りっぱなしのヒルクライムをしがちだから起きる痛みだと思います。その痛みは「正座したときの脚の痛みが股間に集中する感じ」で、長く続くと「焼けるように痛い」という感じ。これを解消すべく、サドルを模索。左はAEROELASTIC「AE Saddle」で、右はISM「PR1.0」。会陰部に負担がかからないサドルをアレコレ試している記事です。
お気に入りの双眼鏡をオススメしている記事です。左は近くのものを大きく見られるので美術館巡りなどに役立つペンタックス「Papilio II」。右は光学式手ブレ補正機構を搭載していて高倍率でもブレや揺れが少ないキヤノン「18×50 IS AW」。双眼鏡による立体視はやっぱり愉快です♪
削るタイプの爪切りを使ってみたら、これまであった多くの「爪関連トラブル」が激減した! 感動した! という話。写真は松本金型の「つめけずり」シリーズという新タイプ爪切りと、爪の構造図です。爪に関してモヤモヤしている方はぜひ!

 e-bikeで登坂してると股間超痛ぇゼ問題ですが、わりと解決しました。記事中にもあるようにサドルの交換で痛みがかなり軽減。また、最適な形状のサドルを選ぶことで、ほぼ完全に解消できました。結局、筆者の場合はISMのPRシリーズ・サドルがマッチするようで、自転車によって多少厚みが違うものを選びましたが、股間の痛みは解消。適切な位置にセットすることで、お尻(坐骨)の痛みも出ないようになりました。パッド付きパンツ不要でお尻も股間もこんなに無問題! 10年くらい前の自分に教えてあげたいです……けどその頃はISM的なサドルって無かったのかな?

 双眼鏡の記事は、双眼鏡はとっても楽しいのに、使っている人がイマイチ少なくて、市場的に広がりがいまひとつで、なんか極めて残念なのでぜひ広めていきたい! みたいな心意気で書いた感じです。ぜひ一度使ってみてください双眼鏡! 楽しいですよ! ホントですよ! 風景も野鳥も野猫もキレイに見えますよ!

 削る爪切りですけど、コレほんとにイイです。爪切りの後の感じがどうも納得できない、爪を切ると細かなトラブルが起きる、キレイに爪切りができない、とモヤモヤしているならゼヒ! 爪切り後の気分が一変しますよマジで。

 という感じで、この月は人にゼヒ使ってもらいたい逸品がいろいろ集まった月でした。でも、こういうのって、人によって気に入る気に入らないもありますしね。って今さら言うな>俺。

2019年12月──毎日イエテボリで毎日口内スッキリ歯はツルツル♪

 12月の記事は今回と前回の「総括 前後編」を除くと1本。「虫歯予防の意外な方法 イエテボリ」でした。

フッ素入り歯磨き粉やフッ素含有洗口剤を使って、歯の表面や口腔内にフッ素を積極的に付着させると、虫歯になりにくいという話。イエテボリ式とかイエテボリ法とかイエテボリテクニックと呼ばれる虫歯予防の歯磨き方法です。一度試すとすぐにその効果を体感できると思いますので、デンタルケアに興味のある方はゼヒ!

 イエテボリの件はつい最近書いたばかりなので、その後の見解や気分の変化はあまりないんですが、やっぱり効果を実感できますし、口の中がさっぱりし続けてイイ。口臭や口内のベタつきも抑えられてイイ。イエテボリ最高!

 で、つい数日前、泊りがけ出張に出かけたんですが、うっかりしたことに、イエテボリ歯磨きに使うフッ素入り歯磨き粉とかを家に忘れてきちゃったんです。まあでも1日2日は我慢できるだろうと思ってフツーに歯磨きしたんですが、そこでさらにイエテボリの偉大さを実感。

 歯磨きして数時間なのに、もう歯の表面のツルツル感がない。口内がややベタベタした感じに。いつもの口の中じゃナーイ! キモチワルーイ! ということで、また歯磨き。結局一日に何度も歯磨きして、まあソレはソレで虫歯予防につながっているとは思いますが、虫歯予防にもなり口内スッキリが続くイエテボリテクニックはやっぱり凄いなぁ、と。そんなふうに、すぐに効果を体感できる歯磨き方法なので、興味のある方はゼヒ!

 といった感じの2019年の下半期分総括。下半期分も自転車ネタが多めでしたが、けっこうイロイロなジャンルのものを扱ってきました。

 そして実は本連載、今回が最終回でございます。またいつかどこかで、こういう異種ネタ混合の読み物を書いてみたいと考えています。

 ともあれ、今年一年本連載をお読みいただきありがとうございました! 大感謝。

 それでは、よいお年をお迎えください。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。