スタパ齋藤のコレに凝りました「コレ凝り!」
日本人の頭にフィットする自転車用ヘルメット!
2019年1月30日 06:00
その名は「LAZER」、拡張性も抜群♪
インプレスの「e-bike情報まとめ」というサイトの取材で、最新の電動アシストスポーツ自転車に乗ったりしている最近の筆者。先日の取材のとき、編集部で用意してくれたヘルメットがありました。シマノから発売されている「LAZER」シリーズ(公式カタログページ)です。用途別で各タイプあるんですが、かぶったのは「BladeAF(ブレイドアジアンフィット)」というモデル。
このBladeAFのLサイズ(58~61cm対応)を手渡されましたが、内心「入らないかも?」と思いました。筆者はけっこうなデカ頭で、いつもかぶる自転車用ヘルメットはXLかXXLみたいないちばん大きなサイズ。「Lサイズじゃキツいだろうな~」と思ったわけです。
ところが意外にもフィット。あら不思議! 日本人向け形状のヘルメットらしい。自転車専門店の店頭でアレコレ試してもフィットするヘルメットがなかなか見つからないのが常の筆者にとって、いきなりフィットはかなりの驚きです。凄いぜLAZER!
いいかもLAZER~、と思ってジックリ調べてみたら、このシリーズには拡張性の高さもありました。たとえばヘルメット後部にLEDテールライトを追加できたり、ヘルメット内に無線の心拍計を追加できたり。ジャストフィットしたBladeAFには、LEDと心拍計の両方とも追加できるらしい! ということで実物を借りて試してみました♪
ヘルメットにLEDテールライトを内蔵!
BladeAFには専用のLEDテールライトが用意されています。ヘルメットに外付けする感じではなく、ヘルメット内部に埋め込めるようなライト。赤いライトで、後ろから来るクルマなどに自転車の存在を示すためのライトですね。どんなモノなのか写真で見ていきましょう。
実際に使ってみた感じですが、非常にイイです。ヘルメット取り付けタイプの尾灯的なものはけっこうありますが、どれもやっぱりちょっと出っ張ります。モノによってはチョンマゲ的な感じに。BladeAFのテールライトの場合、まずそういう違和感がないのがイイです。同時に、引っ掛かりもなくて扱いやすい。明るさも十分だと感じられました。こういう拡張性はヒジョーにイイですね~♪
ヘルメット内に心拍センサーがつく♪
もうひとつ、ヘルメット内に装着できるという心拍センサー。モノとしては「Lifebeam Gear Kit(ライフビームギアキット)」です。BladeAFに心拍センサーを取り付ける場合は、前述のマッドキャップというパーツも必要になります。これも写真で見ていきましょう。
サイクリング時に心拍計を必須とする人にとって「これはイイ!」と感じられるのではないでしょうか? 例の胸バンドだったりリストバンドだったりする心拍センサーが不要になり、ヘルメットをかぶるだけで心拍計装着完了。ちょっとスゴくないですか?
ただし、Lifebeam Gear Kit のセンサー部と額は密着している必要があり、センサー部と額の間に髪の毛や布があると心拍数データが得られません。インナーキャップを使う人にはあまり向かないかも。
あと、拡張性とはあまり関係ナイんですが、BladeAFはフィット感を細かく調節できる機能性にも優れている感じ。頭部のダイヤルで締め付け具合を調節できたり、後頭部へのフィットをわりと幅広く調節できたり。
てな感じのLAZERシリーズBladeAF。筆者にとってはかなり好都合な要素が多い日本人向けヘルメットという感じですが、けっこー多くの人に喜ばれるフィット感や拡張性があると思いますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。でも、頭にかぶるものなので、購入の際はぜひ試着を。