レビュー
ツイッターの有料サブスク「Twitter Blue」ってどんなサービス? 実際に加入してみた
2023年1月13日 13:33
ツイッター(Twitter)が日本での受付を開始した、個人向けの有料サブスクリプションサービス「Twitter Blue」。米国やカナダなどで提供が始まっていたサービスで、加入するとさまざまな機能を利用できるようになります。
広告表示の半減など、機能のなかには「近日公開」とされているものもありますが、自分の個人アカウントを使ってさっそく「Twitter Blue」に入ってみることにしました。本稿では、「Twitter Blue」の概要や入り方なども含めてご紹介します。
「Twitter Blue」についておさらい
「Twitter Blue」は、所定の料金(月額)を支払うと利用できるサブスクリプションサービス。無料で利用可能なTwitterの“プレミアム版”サービスと言えるでしょう。
「Twitter Blue」、Webから申し込むと安い
利用料は、Web版のTwitterから加入すると月額980円、iOSアプリから加入すると月額1380円。本稿執筆時点で、Androidアプリからは加入できないようです。
同じサービスでありながら、申し込む場所によって料金が異なります。この背景には、App Storeの手数料が関わっているという指摘もあり、「Twitter Blue」の国内導入が判明した際には、Twitterのトレンドに「Apple税」といったワードがならびました。
【2023/01/23 19:33】
Web版のTwitterで、年額プラン(1万280円)の選択肢も選べるようになっています。1カ月換算では857円で、月額プランよりも12%割安な料金で「Twitter Blue」に加入できます。
「Twitter Blue」への入り方
今回は、Web版のTwitterから「Twitter Blue」に加入してみることにしました。トップ画面の左に「Twitter Blue」が表示されているので、そこをクリックして申し込みます。難しい手順はなく、拍子抜けするくらい簡単に加入できるという印象です。
申し込んだあとは、「Twitter Blue」のサブスクリプションの状況を管理することもできます。「Twitter Blue」をキャンセルしても、所定の期間が終了する日までは継続して利用できるしくみ。キャンセルした時点で登録解除となり、利用不可能になってしまうサービスもあるため、このあたりは良心的だなと思いました。
どんな機能が用意されているの?
「Twitter Blue」への加入が完了すると、「設定」画面に「Twitter Blue」が表示されます。ここでは、筆者の環境で確認できた一部の機能をご紹介します。
「話題の記事」
トップページに「話題の記事」という表示が追加され、自分がフォローしているアカウントなどの間でたくさん共有されているコンテンツが表示されます。そのため、自分の興味とマッチしそうなコンテンツを簡単に見つけられそうなしくみとなっています。
ツイートの取り消し
「あ……間違えてツイートしてしまった!」という際もひと安心なのが、ツイートの“取り消し”機能。ツイートを送信したあと、一定時間は「取り消す」ボタンが表示され、意図せぬツイートの公開を防げます。
設定も細かく調整でき、たとえばツイートしたあとに取り消すまでの長さについては、5秒、10秒、20秒、30秒、60秒というオプションが用意されています。