みんなのケータイ

枕元にAndroidスマホを置いてたら、いびきの時間が計測されていた

【Pixel 9 Pro Fold】

 スマートフォンには、ときどき、最新のソフトウェアが公開され、アップデート後、新しい機能を利用できるようになることがあります。

 どうやら2年以上前に実装されていたものの、最近、筆者が気づいたそんな機能のひとつが、Androidスマートフォンでの「咳といびき」の記録です。その名の通り、咳をしたり、いびきをかいたりしたことが記録されています。ちなみに、利用できるAndroidスマホは一部の機種に限られるとのことですが、筆者は現在、「Pixel 9 Pro Fold」を利用中です。

あんまり記録されていない週もあるんですけど

 記録を見返せるのは、「おやすみ時間モード」がオンになっている時間帯のもの。「おやすみ時間モード」は、通知を非表示(ミュート)にするサイレンドモードや、モノクロ表示への切り替えなどをまとめてオンにしてくれるというもの。就寝前にオンにして、起床時間にはオフにするといった使い方が想定されています。

 おやすみ時間モードは、時計アプリ、あるいは設定メニューの「Digital Wellbeing」関連のメニュー内で設定を変更できます。「Digital Wellbeing」→「おやすみ時間モード」にアクセスすると、「咳といびきに関する情報」というボタンから、咳・いびきの記録を参照できるわけです。ちなみに「咳といびきに関する情報」は、一見するとタップできる場所なのかどうか、ちょっとわかりづらいです。

 咳をしたタイミングは赤、いびきは青で示されており、初めて気づいたときは、ちょっと「やべえな」と冷や汗をかきました。毎日、ずっと青色で染められていたからです。

我がことながら危ない気がする感じの記録に

 一般的には、いびきは、健康に影響があるといったお話があります。Androidの「咳といびきに関する情報」は医療目的の機能ではなく、あくまでユーザーに気づきを与えるためのもの、といった位置づけですが、確かになかなか認識しづらい情報だけに、枕元にあるスマホで、別途アプリを入れることもなく自動的に記録されているというのはありがたい限り。

 さて、こうして気づけたわけですから、次にどうするかは筆者次第。いや、何かしらやらなきゃいけないのはわかっているんですが……。それはそれでまた、頑張ることができれば、本コーナーでいつかご紹介したいところ。明日の俺、やってやろうぞ。