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InstagramやFacebookで公式認証マークのサブスク「Meta Verified」試験提供はじまる、豪州などで月額1600円/2000円

 InstagramやFacebookを運営しているMetaは、クリエイター向けにより高い認知を期待できる新しいサブスクリプションサービス「Meta Verified」の試験提供を実施する。

 オーストラリアとニュージーランドのFacebookとInstagramで、2月20日の週の週末から、Webサイトで月額11.99米ドル(約1600円)、iOSとAndroidで月額14.99米ドル(約2000円)で利用できる。

 「Meta Verified」では、ユーザーが本人であることを政府発行の身分証明書で認証できるようになるほか、積極的なアカウントの監視が行われ、なりすまし対策が強化される。

 また、問題が発生した際にヘルプを得られるよう信頼できる担当者によるサポートを受けられるようになる。

 加えて、検索やコメント、レコメンドなどで自分の投稿を際立たせることができ、知名度やリーチの向上が期待できるようになるという。

 「Meta Verified」は、活動要件を満たした18歳以上のユーザーが、プロフィール名と写真が一致する身分証明書を提出することで申請できる。一度認証されたプロフィールは、再度申請手続きを行わない限り、プロフィール名やユーザー名、生年月日、プロフィール写真の変更はできない。

 なお、サービス開始当初は法人の申請はできない。

 Metaのサービスを利用するユーザーから、知名度やリーチを挙げるための機能に加えて、認証やアカウントサポート手段を広げてほしいという要望が多いという。Metaは長期的に、今回のクリエイター向けのほかにも企業を含めたすべてのユーザーに価値のあるサブスクリプションサービスを提供する考えを示しており、多くのユーザーが本人確認を済ませて検証バッジが広がるようにするとしている。