主要MVNO各社の音声通話付き料金プランまとめ【2023年3月号】

　数多くの事業者が独自のプランを展開するMVNO型の携帯電話サービス。各社によって容量、料金、オプションはさまざま。本稿では主要なMVNO事業者8社の最新の音声通話プランの料金をまとめた。ぜひ、自身の利用スタイルに合った料金プランを見つけてほしい。

　掲載するのは、IIJmio、mineo、OCN モバイル ONE、日本通信、nuroモバイル、y.u mobile、J:COM MOBILE、イオンモバイルが提供する新料金プランのうち、音声通話対応プランとなっている。

　本稿の情報はすべて、2023年3月1日時点のもの。 IIJmioのデータ通信容量増量やmineoの新オプション などについて新たに掲載した。

IIJmio

　IIJmioのギガプランは、2GB、4GB、8GB、15GB、20GBという5種類の容量が用意された料金プラン。通話定額オプションとしては、月額1400円で通話かけ放題も提供され、詐欺などの可能性があるSMSを拒否する「危険SMS拒否設定」機能も用意される。

　3月1日から新国際電話サービスの提供を開始した。また、4月以降に「みおふぉんダイアルアプリ」の提供を終了するほか、6月以降には通話定額の不正利用防止のため通話対象外になる国内番号を定めるとしている。

　4月1日から4ギガプラン（4GB）と8ギガ（8GB）プランの容量がそれぞれ5GBと10GBに増量される。料金に変更はなくユーザー側の手続きは必要ない。

mineo

　mineoの料金プラン「マイピタ」の料金は、1GBで1298円。5GBで1518円。10GBで1958円。20GBで2178円となる。「マイそく」は通信速度で料金が決められるコース。月額990円で1.5Mbpsもしくは3Mbpsで月額2200円。このほか「マイそくライト」（月額660円）と新たに月額250円の「マイそく スーパーライト」の提供を開始した。

　月間10分間の通話を月額110円で利用できる「10分通話パック」や広告でデータ通信容量を消費しない「広告フリー」などのオプションが用意される。3月17日からは22時30分～翌7時30分までデータが使い放題になる「夜間フリー」（月額990円）の提供を開始する。

OCN モバイル ONE

　OCNの音声通話付きSIMのデータ容量と月額料金は、音声対応SIMでデータ容量1GBで月額770円（税込）、3GBで990円、6GBで1320円、10GBで1760円。NTTドコモとの連携により、「エコノミーMVNO」として、500MBで月額550円というコースが提供されている。

　オプションとして、トレンドマイクロの「ウイルスバスター モバイル 月額版」の提供を開始した。月額利用料金は330円。

NUROモバイル

　NUROモバイルは、大きく分けて、「バリュープラス」と「NEOプラン」という2つのプランがラインアップされている。

　2022年12月からは、各プランにおいて無制限の「かけ放題オプション」が月額1430円でスタートした。

y.u mobile

　音声通話プランは5GBで1070円。「シングル U-NEXT」は、月間通信容量10GBで、映像配信サービス「U-NEXT」も利用できる。U-NEXTは、ほかの映像配信サービスと比べ、米HBOの作品がラインアップされるといった特徴があり、海外ドラマを楽しむ人にとっては見逃せない面がある。

　また。データ通信容量をまとめて10GBチャージできる「10GBチャージ」は1200円。通話定額料金は1400円、10分かけ放題は550円となっている。

　MNPで最大4カ月間、月額基本料金が無料になるキャンペーンを実施している。

日本通信

イオンモバイル

　イオンモバイルの「さいてきプラン」は、0.5GB、1GB、2GB……と10GBまで容量を選べる料金プラン。

　20GB～50GBのプランは「さいてきプランMORIMORI」として提供されている。月額1650円で120分かけ放題のオプション「フルかけ放題」（要イオンでんわアプリ）も利用できる。「イオンでんわ フルかけ放題」において60歳以上のユーザーは一律で440円引き。

各社料金表