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「OCN モバイル ONE」などがNTTレゾナント運営へ、7月

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とNTTレゾナントは、7月1日をもってNTT Comのコンシューマー向け事業をNTTレゾナントに移管すると発表した。対象サービスには「OCN光」や「OCN モバイル ONE」などが含まれている。

 事業移管の対象サービスは、コンシューマー向けのインターネット接続サービス「OCN光」や「OCN for ドコモ光」、「OCN光 with フレッツ」と、コンシューマー向けMVNOサービス「OCN モバイル ONE」、コンシューマー向けのオプションサービス「OCN でんわ」、「050 plus」など。

 事業移管の際、ユーザーが行う手続きなどはなく、7月1日以降も特段の変更なく継続して利用できる。メールアドレスやパスワード、お客様番号などにも変更はないという。

 また、利用料金の請求と収納業務は、引き続きNTT Comが担うため、支払い方法の変更も発生しない。

 今回の事業移管は、2021年12月14日に発表した「新ドコモグループの組織の再編成」に伴い、NTTレゾナントがNTTドコモの完全子会社となることを受けてのもの。

 今後NTTレゾナントは、ドコモのコンシューマー向け営業戦略のもとで経営方針を統一し、意思決定の迅速化を図ることで、多様なニーズに応える料金、サービスの提供と、顧客基盤の拡大を加速させるとしている。

 また、NTT Comは法人事業に経営資源を集中させ、大~中小企業まですべての法人ユーザーにワンストップでサポートする営業体制を構築する。