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「IIJmio」3月1日以降に音声通話機能の仕様変更、新国際電話サービスの提供開始など

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、MVNOサービス「IIJmio」の音声通話機能において、サービス改善を実施する。サービス改善に伴い、3月以降、順次仕様変更が実施される。

 仕様変更の対象となるのは、IIJmioモバイルサービスのギガプラン(2ギガ/4ギガ/8ギガ/15ギガ/20ギガ)、ミニマムスタートプラン、ライトスタートプラン、ファミリーシェアプラン、ケータイプランと、IIJmioモバイルプラスサービスの従量制プラン、エコプランミニマム、エコプランスタンダード。

新国際電話サービス提供開始

 3月1日以降、新国際電話サービスの提供を開始する。新プレフィックス番号は0077+502+010で、発信可能国は247の国と地域。

 料金は国と地域によってことなり、たとえばアメリカ本土やハワイ、韓国、中国、イギリスなどは30秒あたり10円。

 3月には新プレフィックス番号付与補助と連絡先一覧、6月には発信履歴からの連絡先追加や通知機能が提供される予定だという。

 音声通話機能と別に申込むは必要はないが、みおふぉんダイアルアプリを利用した発信は、新国際電話サービスが適用されない。3月1日以降は新プレフィックス番号を付与して発信し、国際電話専用アプリ提供後はアプリを利用するよう案内されている。

 また、2023年8月以降、国際電話の通話料金が改訂される。

みおふぉんダイアルアプリ提供終了

 2023年4月以降、みおふぉんダイアルアプリの提供が終了する。4月以降は、スマートフォンの標準電話アプリを利用した通常の発信で「通話定額オプション」の通話定額料金が適用される。

 「通話定額オプション」を利用中のユーザーは、4月以降、専用アプリ「みおふぉんダイアルアプリ」やプレフィックス番号を付与した発信で通話を利用した場合、通話定額の対象外となり通話した分通話料がかかる。

 通話料金などについては、現時点では変更はないという。

 2023年6月以降には、音声通話不正利用防止の観点から通話対象外になる国内電話番号が定められる。