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主要MVNO各社の定額音声通話オプションまとめ【2022年4月号】

2022年4月22日 00:00

　価格競争が激化するMVNO市場。ここ最近では、大手キャリアのように音声通話のかけ放題を提供する事業者も増えてきた。どの事業者がどんなオプションを提供しているのか？　本稿では、そんなMVNO各社から提供されている通話定額オプションについて、まとめてお伝えする。

　掲載しているのは、IIJmio、mineo、OCN モバイル ONE、NUROモバイル、y.u mobile、イオンモバイル、日本通信（料金プラン）、J:COM MOBILE、BIGLOBE モバイルの各サービスのオプション。

掲載のオプション一覧

IIJmio

　IIJmioでは、「みおふぉんダイアル通話定額5分＋」「みおふぉんダイアル通話定額10分＋」「みおふぉんダイアルかけ放題＋」を提供中。

　月額利用料金はそれぞれ、500円、700円、1400円。専用アプリ「みおふぉんダイアル」経由、あるいはプレフィックス番号（0037-691）を付けて発信する必要がある。

　mineoでは、「かけ放題」を提供中。月額550円で10分以内の通話なら誰とでも何度でもかけ放題となる。また、月額1210円でかけ放題の「時間無制限かけ放題」も利用できる。

　OCN モバイル ONEでは、10分/トップ3/かけ放題の通話定額オプションを提供している。

　「OCNでんわ 10分かけ放題」は月額935円、「OCNでんわトップ3かけ放題」ではよく話す電話番号3つへの通話料が0円になる。月額利用料金は935円。また、「OCNでんわ完全かけ放題」では月額1430円で通話が完全かけ放題となる。

　NUROモバイルでは、「5分かけ放題オプション」と「10分かけ放題オプション」を提供している。

　それぞれ月額490円で5分以内、月額880円で、10分以内の通話なら何度でもかけ放題となる。ドコモ回線で利用している場合、専用アプリやプレフィックス番号の入力は不要で、それぞれのスマートフォン純正の電話アプリから普通に発信するだけで利用できる。

　y.u mobileでは、10分かけ放題と無制限かけ放題の2種類のオプションを提供している。月額利用料金はそれぞれ550円と1400円。専用アプリを通じての発信が必要となる。

　J:COM MOBILEでは、5分と60分のかけ放題オプションを提供している。

　「かけ放題5分/回」では、5分以内の通話が月額550円で何度でも、「かけ放題60分/回」では、60分以内の通話が月額1650円で何度でも利用できるようになっている。

　BIGLOBEモバイルでは、「10分かけ放題」「通話パック90」「3分かけ放題」「通話パック60」を提供している。

　専用アプリ「BIGLOBEでんわ」からの発信が必要で、「10分/3分かけ放題」ではそれぞれ10分間・3分間以内の通話が何度でもかけ放題になる。通話パック60/90では、それぞれ月間60分・90分以内の通話が規定の料金内で利用できる。

　日本通信では、音声通話をかけ放題で利用できる料金プラン「合理的かけほプラン」を提供している。

　月額利用料金は、月間データ容量3GBで2728円。専用の通話アプリなどは不要で、端末に標準で搭載の電話アプリから発信するだけでかけ放題を利用できる。

　また、このほかにも「合理的みんなのプラン/20GBプラン」と「Wスマートプラン」でもひと月70分間まで無料で通話できる。また、従量制プラン「合理的シンプル290プラン」でもオプションで70分または無制限のかけ放題が用意されている。

　イオンモバイルでは、「えらべる通話定額かけ放題」を提供している。オプションは「フルかけ放題」「10分かけ放題」「5分かけ放題」の全3つ。

　5分かけ放題と10分かけ放題では、それぞれ5分・10分の通話が何度でもかけ放題。フルかけ放題では、24時間いつでも通話かけ放題となる。ただし、2時間ごとに通話が自動的に切断されるため、その都度かけ直す必要がある。