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「Pokémon GO」「Ingress」のナイアンティック、新型コロナで自宅でも楽しめる内容導入へ

 屋外で位置情報を活用するスマートフォンゲームを手掛けるナイアンティックは、世界的な新型コロナウイルス感染症の広がりをうけて、同社アプリにおいて自宅でも楽しめる内容を盛り込むと発表した。

 これまで同社では、「Adventure on foot with others(仲間と一緒に冒険へ出かけよう)」と銘打ち、外へ出かけたくなるゲーム作りを進めている。30日の発表は同社ブログにおいて、創設者のジョン・ハンケ氏を示す「jh」という署名で公開されたもの。

ハンケ氏(2019年5月、Pokémon Sleep発表会で撮影)

 ハンケ氏は、「野外で楽しむ」「探索する」「運動する」という同社ならではの要素を、屋内でのプレイにも導入できる、今がその時だと説明し、新たなゲーム体験を創り出すと意欲を示している。

Ingressの大型イベント開催直前の本誌取材に応えるハンケ氏。ファンが作った冊子を手にする。本稿とは直接関係はないが、ファンとの密なつながりもナイアンティックならではだ。2014年12月撮影

 ブログでは今回の取り組みについて、「プレイヤーの皆様と一緒に、馴染みのある場所や行ってみたいと思う場所に家族や友だちと遊べる日が戻るときを楽しみにしています」と触れ、コロナウイルスの影響が収まる時期に向けて同社も準備していくとつづられている。
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Pokémon GO、自宅でレイドバトルも

 「Pokémon GO」ではアプリを起動していないときでも、ユーザーが歩いたことにあわせてゲーム内容へ反映する「いつでも冒険モード」では、自宅で掃除していたり、ルームランナーを使ったりすれば反映されるようになった。

 ゲーム内でのソーシャル機能も強化される。ほかのプレイヤーとともに、レイドバトルへ参加できる仕組みが検討されるという。

 毎年夏に実施されてきたリアルイベント「Pokémon GO Fest」では、自宅でも楽しめる新しい仕掛けが検討される。

Ingress

 ナイアンティックのオリジナルゲームで、同社のフラッグシッププロダクトとされる「Ingress」については、ポータルからアイテムを得るためのアクション(ハック)の上限回数が増やされ、ハックとハックの間の時間(クールダウン)が短縮された。

 陣取りゲームでもあるIngressでは、プレイヤー(エージェント)の投稿で街中に生まれたスポット(ポータル)をレゾネーターと呼ばれるアイテムで占拠していく。今回の仕様では、レベル7とレベル8というゲーム内では高レベルなレゾネーターを、1人では通常1ポータルに1本しか挿せないところ2本挿せるようになった。

 またプレイの継続日数を記録するゲーム内メダル「ソジャーナー」の条件として、リチャージ(減衰するレゾネーターのエネルギーを補填する行動)が追加された。