スタパ齋藤の「スタパブログ」

欲しいUXGAディスプレイ

2005年11月7日 09:00

 同じモデルの液晶ディスプレイを2台、デュアルディスプレイ環境で使っているが、最近鬱憤がたまり中である。

 えっとですね、シャープの液晶を使ってんですよ。LL-T2015てのを2台。同時に2台買い、現在までで約3年弱使い続けている。使用時間は、毎日平均してだいたい7~8時間、か、それ未満って感じ。

 結果から言えば、この2台、液晶ディスプレイとしてバラつきがあったよーな印象。もうね、左右のディスプレイの色がですね、どう調整しても合わないんですな。発色的に妥協し、どちらかの色をどちらかに合わせるのも難しい。また最近では表示の残像も気になってきた(ウィンドウを閉じた直後~数十秒くらいの間、ウィンドウ枠の残像が見えていたりする)。

 もうひとつの経験的結論から言うと、時代も解像度も違うんですけど、ナナオの液晶をデュアルやトリプルで使っていた時は、これほどの鬱憤はたまらなかった。やや安価な製品を使うと、確かに液晶毎の色が微妙に違うとかってのもあったが、調整すれば気にならないレベルになった。数年使うと残像が見えるようになりもしたが、こんなに長時間残らなかったような……!? また、やや高品位な液晶を使えば、そういう色や残像の問題も出なかったように記憶している。

 あ。液晶ディスプレイは何万時間使えるとか劣化しづらいというのは、俺的には一種の都市伝説だと思う。カソードレイチューブのほーがずっと長持ちするんじゃないかナとか思ったりする。

 さておき、そんな状態でありかつ、液晶に関する経験をしているので、そろそろ現在のヤな状態っぽくなってきた液晶ディスプレイをリプレイスしようかナと。

 そこで現在選択肢として挙げているっつーかたぶんコレにしていきたい!! と考えているのが、EIZOことナナオのFlexScan S2410Wだ。これをテキスト系仕事およびゲーム用および他諸々用の汎用メインディスプレイにしたい。またコレに加え、デジタル画像表示専用およびちょっと汎用として、キャリブレーションにしっかり対応しているColorEdge CG210を。

 この2台でデュアルディスプレイ環境を再構築してゆくのだ!! ていうか、ゆきたい!! が!! 両方買って、さらにキャリブレーション用の小間物まで買うと、実勢価格で50万円コース!! わー高い~じゃあ競馬場行かなくちゃ~って違う>俺!!

 表示だけのために50万円払うかどうか? 見えればいいと考えるか、よりよく見たいと考えるかで話がガラリと変わってくるが、現在の俺は後者だったりして、んー、この秋は財布が非常に寒くなりそうな予感である。

ZBOARDっておもしろそ~

ZBOARDっておもしろそ~

2005年11月2日 09:21

 エバークエストIIをプレイし始めてからというもの、拙者の中に眠っていたゲーム野郎魂が起床中。しかもなかなか就寝しないのである。そんな状態でネットとか見ていると、ついついゲーム関連情報を収集してしまったりするが、最近ではこんなモノを見つけた。

 ZBOARDというPCゲーム専用キーボードらしい。PCゲーム専用と言っても、特定のゲームにのみ対応している。ハードウェアとしては、キーボードのキートップ全体をゲームに合わせて(一気に)交換できるというもので、フツーのキーボードとしても使えるようだ。

 ていうかもしかしたらコレって便利なんとちゃいますの? 最近のPC用ゲームには特にキーボードショートカット操作が多いっぽい。キーボードショートカットを使わずとも、マウス操作のみで全ての操作を行えるが、実際、キーボードショートカットを覚えると非常に効率よくゲームを進めて行ける。

 キーボードショートカットをしっかり覚えてしまえば、別にPCゲーム専用キーボードなんて要らない、とは思ったのだが、このZBOARDの場合、見たところキーの位置がちょっと非常に便利そう。複数キーを同時押ししなくて済むような特殊キーもあるようだし、頻繁に使うキーが頻繁に使う手の周辺に集められていたりもする。

 んむむ!? むむ!! これは便利である可能性が高い!! そして対応ゲームもけっこー多い!! で、エバークエストII用のキーセットは……あった!! けど、日本語版に正式対応してんのかしら? してなさそー。ていうかドコで売ってんのかしら? 売ってなさそー。

 スゲく欲しい気がしたが、頑張って探して買ってトラブルとか(あった場合に)乗り越えてまでの価値があるのかナ~とも思ったけど価値がありそうな気もするナ~などと、グニョグニョと迷っているわしである。

徹夜明けの衝動買い

徹夜明けの衝動買い

2005年10月31日 09:30

 ひっさびさに純粋(!?)な衝動買いをしてしまった。すなわち、徹夜明け朦朧状態で判断鈍りつつ欲望のみギラギラだけど何か全体的に面倒だけど「もーいーや」で「ポチッ」とな。

 既にご存じの方もあるかと思うが、最近の拙者はMMORPG野郎状態。ほとんど初めてのMMORPG(←ネットワークゲームですな)なので、見ることすること全部楽しくてハマりんぐ。でまあ暇さえあれば(なくても)積極的にプレイ。えてして徹夜(夜を通すというわけでもなく時間的に長時間連続)でプレイしてしまう。

 あぁもうダメだ体力ないや寝ないとネ、とプレイ後は朦朧状態になるわけだが、ひとつ鮮明に頭にあるのは「やっぱゲーム専用マシンが欲しい」ということ。やっぱねー、自宅で仕事してる俺としてはですねー、PC環境においてはですねー、思い立ったら仕事できる環境と同様、思い立ったり一瞬間が空いたりした時にサクッと短時間(←で済めばいいですネ>俺)プレイしたくてですねー、そーゆー時にゲーム専用PCがあるとヒジョーに嬉しい!!

 というわけで、EverquestII(←ハマってるMMORPG名)とかPCとか特価とか価格とかをキーワードとして検索して見つけたのがこのPC。DOS/Vパラダイスのですな。今はドスパラなんですか。ふーん、とか朦朧としてるけどゲーム専用PCだけは最強に欲しい脳で感じていたら、チョー疲れてきたと同時に、あーもう眠いしダメだしでも欲しいからこの件はぜひ押していく!! 「ポチッ」!! 後は任せた近未来の俺!! 支払とかセットアップとか他諸々、頼んだよ一週間後くらいの俺!! それじゃ!!

 そうして無責任に注文したら、速っ!! 日曜日の夕方にオンライン注文したら、翌週水曜日の午前中に届いちゃったヨ!! まあ最近はこーゆーモンなのか!?

 ちなみに、買ったのは“Prime Galleria EVERQUEST II スタンダードモデル”で、これを少々カスタマイズして注文っつーかBTOで注文。ゲーム用ってコトでデュアルコアにしてみた。ビデオカードもやや奢ったが、他は簡素に。総額14万725円。まだ設置してないんスけど、とりあえず設置して使って(というか遊んで)みたら、あるいは記事としてどこかでレポートするかもしれませんっす。

気になるプリンタ3台

気になるプリンタ3台

2005年10月26日 09:00

 最近、けっこーバカ売れ気味らしいのが、比較的に小さな用紙に写真画質でプリントできる小型プリンタ(フォトプリンタ)の類。拙者も、売り場で見ると思わず買いそうになるモノのひとつだ。

 代表格としてはエプソンのカラリオシリーズのE-200とか。それからキヤノンのSELPHYシリーズDS810とか。両方ともインクジェット式の写真画質プリンタで、ハガキサイズ、L判写真、カードサイズなど小さめサイズの写真印刷に向く。また液晶モニタを搭載しており、要はデジカメユーザーならパソコン要らずで写真印刷できる、と。

 確かにソレは実用的な感じ。A4サイズプリンタも便利なんスけど、あとA4対応複合機とかならパソコン要らずでデジカメ写真印刷できたりもしますけど、写真だけ印刷できりゃいいですという人にとってはこういう小型のフォトプリンタがベストかも。だいたい、フツーは、A4サイズで写真を出したりしないですな。A4サイズの写真も貰っても困る……てな人も多そう。

 逆に、撮った写真を単体ですぐ印刷できるし、出てくるサイズもL判あたりのいちばん便利っつーか多用される大きさであり、置き場所にも困らないし、何しろパソコンと接続不要でありかつスゲく簡単に使えるあたりを見ると、隙間市場探しも巧いエプソンなのかもーとか思ったりする。ま、このサイズをプリントできるプリンタって富士フイルムとかからも出てましたが、デジカメが普及するタイミングと合ったってコトもあるんでしょうな。

 さておき、ヒジョーに便利そうなので、マジ買おうと思っていろいろ調べたり聞いたりしていたら、何となくエプソンのが良さげ。単純に取っ手が付いてて便利そうなのと、あと、インク。

 キヤノンのは、イエローとマゼンタとシアンの計3色のインクを使うタイプ。全ての色をこの3色で表現する。一方エプソンのは、ブラックとシアンとマゼンタとイエローとレッドとブルーの計6色のインクを使うタイプ。6色のインクで様々な色を出す。

 けど、6色だろうと3色だろうと、今時のインクジェットプリンタの出力って、ぶっちゃけ非常にキレイ。かなり細かいところまで気にしないと、どっちがイイのかわからなくなるほどだ。なので、インク色数からくる発色の良し悪しって話ではない。

 ここからは又聞きなのだが、インク色数が少ない場合、黒が多い写真を印刷するとなーんかインクの減りが速いというウワサ。要は、エプソンのだとインク色として黒が用意されているから、黒を印刷するときはその黒インクだけ使う。一方、キヤノンのだと、黒を表現する場合は、黒インクがナイんで3色を混ぜて黒にする。てな話。

 んーそうなのか。……俺って暗い写真(性格的にではなく明るさ的に、ですヨ)が好きだし、じゃあエプソンかなぁ。とか思った。でも実際両方の出力比べたりもしたいから両方買おうかしら!! とも思ったけど、このテのプリンタってけっこー高いんですな。

 さてどうしよう? と考えていたら、オリンパスからダークホース登場。世界最速デジタルフォトプリンタことCAMEDIA P-11である。

 P-11は、上記2機種とは印刷方式が異なる昇華型だ。イエロー、マゼンタ、シアンの3色のフィルムから熱転写方式で全ての色を表現させるとゆー方式。現在ほどインクジェットプリンタの発色が良くなかった頃(と言っても数年前くらい)までは、写真を印刷するなら昇華型しかない!! てな常識があったりした。

 つーかですね、実はオリンパスのP-400という昇華型プリンタを使ってたんですよ、わし。で、その印刷結果がヒッジョーに良かった。プリンタ本体はデカく、邪魔で、本体価格もランニングコストも高めだったが、出力はスんゲく良かった。

 そういう経験をしたので、P-400の小型版とも言える(のか!?)P-11に心惹かれ中。パソコン必須のプリンタとなるが、んー、小さめの用紙に超高画質印刷(なのか!?)って、んーんー、よりいっそう惹かれちゃう拙者。

 あ。ちなみに、パソコン必須とかパソコン要らずとか書いてますけど、これ、全体的にPictBridge使わないってコト前提で書いております。なので、普通一般には、PictBridge対応プリンタなら、PictBridge対応デジカメさえ使えば、デジカメとプリンタのみ(つまりパソコン要らず)でプリントできるってコトですな。紛らわしくてすまんす。

たぶん俺の次期主力マウスとなるG7

たぶん俺の次期主力マウスとなるG7

2005年10月17日 09:00

 新型マウスが、ロジクールからまた出る。高性能な光学式ワイヤレスマウスことG7

 現在ロジクールのMX-1000を使っとりますが、コレ、拙者の環境にビシッと合っていて快適。充電式・ワイヤレス(無線式)ってコトで、もはやワイヤードなマウスには強い違和感があったりする。また仕事場の机上面真っ白な机で使っても正確にカーソルが動くので、マウスパッドもお蔵入り状態である。

 おそらくはそのMX-1000の性能を引き継ぎつつUPさせ、実使用上の快適さを追求したのが新型のG7。充電式電池が交換式でありかつ最初から予備電池が付属しているあたり、MX-1000ユーザーとしてソソられる。センサ部の解像度が2000dpiにまで上がっているが、MX-1000の800dpiでもかな~り満足できている拙者なので、そこまではどうなのかナ~と思いつつもその2000dpiってどんなのか試したくもある。

 というわけで恐らく購入。つーかきっと購入。

 でも迷うのが、1台なのか2台なのか……あるいは3台? なのか。3台は買いすぎとしても、さて、どうしよう?

 実は現在使用中のMX-1000、2台目なんですな。1台目は調子悪くなっちゃって。クリック部およびホイール部がイマイチな動作になった。シングルクリックがダブルクリックになったり、ホイールが微震動で反応したり。ま、仕事柄毎日かなりの時間マウスを使いまくるので、寿命かもネ、と。マウスやキーボードは消耗品ってわけですな……あと可動部品アリのHDDや光学ドライブ、それからディスプレイや電源ユニットも消耗品と言えるかもしれない。

 さておき、2台買おうかナと思うのは、たぶんこーゆー高価格マウスはそーんなに台数が出回らないんで、発売直後は予備が買えなくなるように思うから。あ、他意はないですけど、また、ロジクール製品がそうだってコトでもないんですけど、マウス全般、当たりはずれが多いように思う……というかそういうふーな印象が拙者脳に擦り込まれている。

 ぶっちゃけ、ハズレの少なさで言えば、一昔前のアップル製(最近のは知りません)、昔から最近までの(わりと高めの)マイクロソフト製、それからロジクール製、そのあたりが俺的に好印象。他は(ってもちろん全部試したわけじゃないですが)わりと速攻でチョーシ悪くなって捨てたり、良かったんで予備も買ったら2台目が速攻でダメ化したりしたよーな印象が残っていがちっぽい俺脳内である。

 話を戻して、マウスの2台買いは、そういったある種のトラウマからの自己防衛だ。マウスが壊れたら手近な別のを使えばイイってのもあるんですけど、数日間違和感あるじゃないスか。その違和感に耐えられない拙者。爪を切った後のミョーに気にくわない気持ちが数日間続くよーな感じがする。特に気に入ったマウス(およびキーボード)に関しては、フツーに心地よかった爪を何を思ったか切ったと同時に深爪になっちゃったようなスゲい違和感が残る。だったら思い切って2台目を最初から買っとこう、と。

 3台目に関しては、実はですね、MX-100は3台買っておいたんですよ。最初使った時にかな~り感動したんで。で、1台壊れて現在は使用中1台と予備1台。この状態がけっこーイイ。1台目が壊れて2台目を使い始めた時、よく思うのが「あぁ早く予備買わないと市場から消えちゃうかも!?」ということだが、3台買っておくと、1台目が壊れた時もそのよーなストレスがなくて気分が良い。

 が、現状のように、3台目の登場を待たずして、新型が現れた。ので、やっぱ3台は要らんですな。つーか同じマウス3台買うヤツって……とも思ったり。

地味に進化中のノートPC、TOUGHBOOK

地味に進化中のノートPC、TOUGHBOOK

2005年10月14日 09:00

 出たーッ!! 新型TOUGHBOOK!! 見やすい液晶にSDカードスロットに基本性能もちょっと一新!! とか喜ぶ人は少数派かもしれない。

 キミはTOUGHBOOKを知っているくわッ!? 松下電器産業株式会社謹製の激タフなノートPCシリーズだヨ!! 雨の中でも使えちゃうしツルッと落としてもへっちゃらなンだ!! 物理的に最強に強まったパソコンだし!! みんな欲しいよネ!? だから買おう!! そしてその実売価格は31万円とか44万円だってさペッそんな高いノート要らねーよふざけんな高過ぎだっつーの!! と思ったかナ?

 確かに高価なのだが、水に濡れてもヘーキなんですよコレ。あとガコンとか乱暴に置いちゃっても。すげータフ。夜の女性の一人歩き時、キャーなにすんのよヤメテ~警察呼ぶわよーといった状況下ではそのすげー重さを生かして正当防衛時にも活用できよう。

 って、衝撃・水・ホコリに強いだけなんですけどね。性能的にはわりあいフツー。タフさを横に置いといて、ノートPCとしての価格性能比を考えると、比率的には高くないっていうか低いっていうか買いにくいノートPCである。

 でもコレをボートの上で使いたいんですよ俺。湖だったらまあ穏やかなんでフツーのノートでも大丈夫なんですけど、っていうか湖の上じゃノートPC要らないんですけど、海でボートでノートPCって場合には、もーTOUGHBOOKが最適だと思えてならない。

 漁船系で海釣りとか小型艇でクルーズとかする方ならおわかりいただけると思うが、海でボートって絶対塩水かぶるでしょ。しかもけっこー豪快に。でもGPSと電子海図使いたいじゃないスか。デカい画面で。しかもそのデータを家でも見たい。となると、ノートPC&GPSモジュールと電子海図という答えがでがち。そして必要となるのは、水や衝撃にも強いタフなノートPC。で、そういう製品って、現在TOUGHBOOKだけ(他にも一部あるが衝撃には……)。

 TOUGHBOOK欲しぇーっ!! でも高ぇーっ!! と考える人は、やっぱ結局少数派だと思う。欲しぇーっ、な人が買ったとしても、販売台数も少数派。だから高いのかナ? 工事現場とか本格的ヨットな人とか仕事で山岳活動な人とかは、絶対必要だから買うんでしょうなTOUGHBOOK。買う人が決まっていて、買うか買わないか迷ってる人は少数。だからやっぱり高いのかナ?

 ということで、もうキミはTOUGHBOOKのコトがわかったよネ!! だからみんなで買おう!! ひとり1台!! 約束だヨ!! そうすれば何千台も売れるから一気にTOUGHBOOK市場が開けてTOUGHBOOKの新型がチョー安くなるんダ!! そこでボクが買うわけなンだ!! いいアイデアでしょ? ふざけんなオマエがひとりで買ってろって感じでしょ? まぁ~た妄想かよって思ったでしょ?

 マジメな話、10月26日の市場価格を見て銀行に行くかどうか考えようと思っとります。……既に電子海図とGPSモジュール一式、買っちゃったし。

この充電器、普及しまくっちゃって欲しい!!

この充電器、普及しまくっちゃって欲しい!!

2005年10月11日 16:29

 PC Watchの名物記事こと『元麻布春男の週刊PCホットライン』にて、Splashpower社の充電器の記事を読んだ。

 その充電器の名は、マルチ・スプラッシュパッド(Multi SplashPad)とシングル・スプラッシュパッド(Single SplashPad)で、詳細はSplashpower社の日本語リリースでも読める。

 さておき、コレ、もー俺的には非常にスゲく大期待の充電器。なにしろパッドの上に機器を乗せるだけで充電されるのだ。いや“乗せる”というよりも“置く”って感じでしょうか。いやいや、それより実際の使用感はおそらく「いつもの場所にケータイ置いたら充電されてた」という感じであろー。

 もーね、やっぱね、電気で動く機材の足枷は本体と電源を接続するケーブルなんですよ。使うにはコンセントが要る、置く場所がコンセントに左右される、みたいな。

 その呪縛から逃れたのが、電池(一次・二次)で動く電気製品。使うときは単体で使える。場所を選ばない。こりゃ便利!! 電池ってステキ!! だが、電池が廃棄物として出ちゃったり、充電式電池の場合は結局、充電時はコンセントに呪縛されまくり中となる。

 あーもーやっぱ現代に生きるわしらはコンセントを意識せずにはいられないのかーっ!? ヤな感じ。とかいつも思う俺の場合、この充電器には大期待なのである。

 結局、このSplashpower社の充電器の場合も、充電する対象にコードを接続しなくてイイとか、クレイドル的充電台にセットする手間が省ける、というふーには見える。また、それだけのコトを実現するだけで、部材コストとして4,000円程度・実製品価格上昇として1~2万円程度になるという(※コストは元麻布氏の記事より)。

 なんかぁACアダプタのコードとかぁ、ケータイの充電器ってぇ、ウザくね? ヤじゃね? ムカつかね? みたいなコマケーことを言う神経質野郎のコマケー残念感を排除するための支出としてはずいぶん高いと言えよう。

 例えば15,000円かかるとして、その支出を我慢すれば、吉野屋の豚丼・並盛330円が約45杯食える。1日3食食ったとしても、半月食える。すなわち半月間の生命維持代金として十分オッケーな金額となり、もうちょっと我慢兼ダイエットすれば1カ月分の生命維持代金と言えるかもしれないっていうか、つまり!! 庶民的スタンスにおける命な金額なんですよ15,000円と言えば!!

 でもそれは現在の話。最初は高いモンですよイロイロと。ちょっと普及すればズゴーンと安くなるのである。メモリやHDDやCCDや樹脂製ケースや寿司なんかと同様に、誰もが求めるようになるとンズガーン!! と激安化するのである。

 なのでSplashpower社の充電器は数年後にすげー安く流通するようになり、でも安いだけだとんーどうなのよという話がSplashpower社内とか関係企業社内とかで話し合われ、じゃあアレだってコトで高性能化するのはもちろん、どんどん大型化するのであって、行く行くはテーブル上の全面が充電器であって床全部が充電器であって全棚が充電器の本棚的機材棚が人気商品となったと思えばクルマのダッシュボードから電車の棚から各所のベンチまで充電器!! これだ!! これをやっていただきたい!! そうなれば充電税なども支払っていきたい!! 会員制充電権だったりしたら購入していきたい!!

 って後半は全体的にわしの妄想となったが、そういう夢をこのSplashpower社の充電器に抱いた俺であった。

 急速でもないけど徐々に普及中のBluetooth。それから最近では無線LAN対応のデジカメ(ニコンのCOOLPIX P1とか)が登場した。他にも無線でのデータ通信が可能な機器は身近に増えている。みんな仲良く無線でつながりつつあるんだから、充電もコネクタ接続とか場所依存という足枷がなくなりつつありまくって欲しいものだ。

便利な電源、使い慣れた電源

便利な電源、使い慣れた電源

2005年10月7日 09:30

 日本サーマルティクから、ちょっと便利そうな電源ユニットが発売されるというニュースを読んだ。PC自作派向けですな。

 独自の電源タップにより、PCシャーシ内の配線が最小限(最短・本数最小)で済み、エアフローが良くなるわ見栄えがスッキリするわ、何しろたびたびシャーシ内部のメンテを行なう人にとっては(手を差し入れやすくて)作業がラク、になりそー。

 他にもこういう方向性───従来のPC用電源は不要なケーブルが多々出ていて扱いにくいから改良しましょう、てな電源ユニットは発売されているが、サーマルティクのは自由度・汎用性も高そうだし、ちょっと買ってみようかナ!! みたいな気分になった。520Wなら容量も十分だし。

 ……でも、サーマルティクがというコトじゃないんスけど、電源って難しいっスよね。また、自作PCのトラブルって電源系、けっこー多いじゃないスか。俺とかもー何度も電源トラブってます。というか、なーんかPCの調子が……アレコレ試行錯誤……でもまだどーも、てなケースの場合、結局電源が元凶だったというパターンがよくある。

 それから電源って、個体差もあると思うのだが、マジかよ!! ってほど簡単にお亡くなりになる電源と、全然そうでない電源があったりもする。故障時にすっかり電気を供給しなくなるならいいのだが、健全なフリして故障してると手に負えない。

 結局、俺とか電源いろいろ変えて、もっとも故障経験の少ない製品ばかりを使うようになった。Seasonicの電源。さておき、そういう“自分的定番品”を、別の製品にリプレイスするのは、なかなか難しい。特に電源はPCの命の中の命なのである。んーでもタコ足電源便利そう~。コレ使えば俺のPCシャーシ内配線は青空のようにスッキリするハズ!!

 てなわけで、現在、電源リプレイスをゆっくりじっくり考え中である。

う、美しい!! 0.85インチHDD

う、美しい!! 0.85インチHDD

2005年10月3日 09:30

 もー去年ですけど、しかも去年のはじめですけど、東芝が0.85インチのハードディスクドライブを開発したって話、覚えてらっしゃいます? リリース的にはコレですけど。

 それを知った時は、ふーん、どんどん小さくなるんだなぁ大容量化だなぁ、程度に思った。ケータイの中とかに入るなぁ、とも。ギガクラスならデジカメとかにも使われるのかな、みたいな。

 まあ大した感動はなかったわけです。マイクロドライブの時はたいそう感動しましたけど、最近はこのテのストレージデバイスの進化が著しいんで、俺の感動システムは鈍化中てな感じ。

 そのリリース見た翌週にはすっかりと0.85インチHDDのことなんか忘れていた俺。ていうかその後1年以上忘れまくっていたっていうか覚える気すらなかった拙者。なのだが、たまたま、量産化後の0.85インチHDDを目にする機会があった。

 その量産型0.85インチHDDは、マジ小さかった。ディスク部は拙者の目玉未満であり、ドライブ全体でもSDカードみたいなサイズ。で、ソレ、実際に使われるモノではなくてサンプル品で、HDDの中身がすっかり見える状態になっていた。

 0.85インチHDDの中身は、前述のリリース時に写真では見たが、ホンモノを目の前にすると比較的に強い感動があった。んー何て言うんでしょ~、とりあえずそのモノを持ってハードウェア好きの人の目の前に突き出して「ほら!! こんな小さいんだよ!! 緻密なんだよ!! スゴくない!?」とか言いたくなる気持ち。

 もーね、わりあい信じられない小ささですよ、0.85インチHDDを構成しているパーツのそれぞれが。そのパーツはウソでしょ、と。その部品は冗談でしょ、と。それらを切手みたいなサイズに凝縮しているソレは、実は俺やこの場を含めてCGなんでしょ、と。でもホント。ホンモノ。しかも現在量産中。

 純粋に感動しましたよ。

 0.85インチHDD、とか言われても、そうか、そんなに小さいのができたのか、とか思う程度だった俺は猛省。何しろ地球上にある物質を採取したり精製したりイロイロして材料を作った上で、持ちうる技術を使って材料をどーこーした上で、前より高精度な道具とかをやっと作った上で、また採取精製とか技術とか前より云々とかを何度も何度も何度も何百年も繰り返した上で、やっと現在できているのがこの0.85インチHDDだったりもするのだ。ある側面から言えば、この0.85インチHDDは人類の英知の結晶のいちばん貴重な部分の頂点かもしれない!! などと、目の前の0.85インチHDDに対して過剰な帰納と演繹を行なったりしていたら、ちょっと涙腺緩みモードになったりもした。

売れないんですよ~

売れないんですよ~

2005年9月16日 09:30

 米コダックから発表になったEasyShare P880。来たーっ!! 35mm判換算で24~140mm!! でも日本国内での発売は未定ッ。俺的にはコレも即座にポチッと押す系の新製品である。

 えーと、以前、なんか、カメラメーカーの人に「すげぇ広角で自由に液晶動かせたりするハイエンド機とか出してくださいよ!!」的な話をしたら、苦笑い。まずは広角ってコトで欲しがる人が絞られて、ハイエンドってコトでさらに絞られて、たまたま広角で高画質とか求める人がいてもデジ一眼とかに行きがちだったりするそうだ。すなわち「そういう製品は、売れないんですよ~」と。

 EasyShare P880は、コダックのちょいハイエンド系だと思うんですけど、価格はちょっと安めっぽいんですけど、ともかく恐らく、そういう機種にはたぶんきっと、かつてのコダック製広角デジカメのような発色が期待できるような気がしてならない。24ミリ相当からで、コダックな色で、価格も意外に……やっぱ押したくなるでしょポチッと!!

 と思う人は、多くないというのが、なんかデジカメ作ってるメーカーの人の共通した認識っぽいので、拙者は寂しいっス。

 ……などと書いていたら、EasyShare P880 Zoomという機種の国内発売が決まったようだ。くわッ!! この系統のデジカメとしてはけっこーお手頃な価格かもしんない!! くわッ!! ポチッと行くのか>俺!? くわわッ!! くわわわわッ!!

 興奮すると“わ”が増えるんだね>拙者。

再度GPSにハマる拙者

再度GPSにハマる拙者

2005年9月15日 09:47

 マイタックのGPS PDAことMio168RSが発表になった頃、時を同じくしてGPS熱再燃の拙者。

 Mio DigiWalkerは前からあったりしたが、カーナビ方面に利用って感じで、既にカーナビユーザーの俺としてはスルー気味だった。けど、やっぱり、自分の位置がわかって、それと同時に電子地図を見られて、しかも携帯可能なデバイスってのは、非常に萌える。

 電子辞書ってあるじゃないスか。アレ、検索性やサイズや、もちろんその実用性で、結局は部材の低価格化や高性能化を含めてどんどん進化&大ブレイクし、現在はアタリマエのハードウェアとして普及している。その方向で、電子地図に特化したデバイスって大アリだと思うんスよ。

 PDAやサブノートは、ソフトやデータを入れれば電子辞書として使える。電子地図ソフトとGPSユニットと合わせれば、Mio168RSのようにポータブルなGPSマップとしても使える。組み合わせるソフト・ハード次第でタイテーのコトができるようになる。

 その方向はおもしろいのだが、なんつーか時代&世代が、ある意味正しく目的指向になってる感じがするんですな。PDAをこうカスタマイズしてこう使うとこんなに便利で実用的!! てのは、イイのだが、ぶっちゃけ、そこまで仕上げる過程がメンドいと言う人が多いと思うわけですな。モノは何でもいいし、手順簡単な方がいいんだから、最短で結果まで辿り着ける製品が欲しい、と。

 電子辞書のような、GPSマップ、どっか出してください。ネットに接続できるとかメールが読めるとかそーゆー機能要らないっスから、あ、でも地図アップデートはネット経由でしたいですけど、とにかく紙の地図の広域版から詳細版まで全部入ってGPSも使えて(できれば海図も使える)電子辞書のようなGPSマップを!!

 で、ですね、Mio168RSですが、思わず買っちゃいそうになるんですけど、待てよ、コレって、用はGPSユニットと地図ソフトがあれば他のPocket PCでもデキるじゃん、とか思って購入中断。そして、激安pocket PCや接続可能なGPSユニットを物色していると、あーソレなら最初から全部入って準備OKなMio168RSがラクだなぁと思って物色中断。でもそしたらGARMINだよなぁと思ってMio168RS情報をブックマークから削除。その一方でサブノートをGPSマップとしてカスタマイズ中だったりして、あーやっぱ電子辞書のようなGPSマップ欲しいなぁ……でも出なさそうな雰囲気だし……ソレに一番近いのはやっぱMio168RSなのかなぁ、とGPSマップの無限ループの中でぐるぐる回ってる俺でした。

愉快なソリッドアライアンス

愉快なソリッドアライアンス

2005年8月29日 10:00

 マジメな製品からフザケた製品まで出しまくりで何か元気な気がするソリッドアライアンス

 先日はこんなモノまで発売であり、ソレを見るとついついリンクを辿って行っちゃう俺なのであり、有名なFoodDiskなんざぁ思わず全種類注文したくなったりする。

 けど結局注文はしないんですけどね。いや気分的にハイであったら注文しちゃうかもしんないんですけどね。あとマニアな人へのプレゼント、としていつか買おうと思ったりもするんですけどね。何かの時にはぜひ買いたいものである。

 FoodDiskシリーズを見ていると、合羽橋における俺とかなり同じ精神状態が再現される。東京・合羽橋の食品サンプルのお店に入った時の気分ですな。

 お店によってサンプルのデキが微妙or大幅に違ったりするんスけど、食品サンプル群を見ていると、思わず「で、俺はドレを買うべきなのだろうか」という気持ちにさせられる。買おうかな!? じゃなくて、既に買うことは決定なのであり、さぁ買うけど、どれだ? というモードだ。

 でも選んでいるうちに、コレとソレとアレとソッチのと、あとその上のも、とかなって、合計でウン万円状態となり、結局買えない、というか買わずに済んでいるんですけどね。でも欲しいんですけどね。でもナニに役立つか不明でありかつ、現実的に役立ちどころを考えていったりするとますます買わない気分になるんですけどね。

 でも、何かの時にはぜひ、食品サンプルを買いたいと思う。

 ……つーかその“何かの時”ってどんな時なんだよ>俺。

カラーで海図を使いたい

カラーで海図を使いたい

2005年8月26日 09:30

 先日ボートで東京湾に出てみた俺なんですけど。

 ボートにはGPS地図が表示されたのだが、旧型でありかつボロボロっぽくて、ヒジョーに見づらかった。が、自分がいる位置がわかるだけで実に便利ではあった。また、海図が表示されるので、どこにどういう浮標があるとか航路がどうとかってのもわかって、やっぱり便利であった。けど見やすさ最低。でもコレが使えなかったら微妙に生命の危険フィーリングがアリなのかも。もっと見やすければなぁ、とか。

 じゃあアレだろアレしかないだろ!! と思って、GARMINのGPSMAP60CS日本語版を激購入。そして早速(陸上で)使ってみたら、これが予想以上に良かった。ていうか予想が一応あんまり高くないものであった──前に買ったGARMINのGPSは使いにくく遅く見にくくて、わりと残念なフィーリングが残った。

 このGPSMAP60CS日本語版というモデル、日本語版でありかつカラーでありかつ比較的に最新型ってことでお高いのだが、PCとUSB接続できるっぽいし、1/25000日本道路地図(シティセレクト)のCD-ROMも標準添付だったしで、けっこーお買い得感があるのかもしれない。

 ちなみに、海図としてはBlueChart日本航海参考図(CD-ROM)を買った。これにより、海上においても見やすい電子海図が俺の手のひらに!! の予定。わーまた東京湾出てみたくなっちゃった~!!

 ともあれ、これかなりイイ感じなんで、ある程度使い込んでみてからレビューとかしてみたいと思いまっス!!

ポケッタブルHDD

ポケッタブルHDD

2005年8月11日 09:30

 けっこー前に買ったんですけど、ポータブルHDD。最初は巨大な音声ファイルを持ち歩くために使っていたんスけど、そのうち汎用的に使うようになり、現在はちょくちょく何かとイロイロ使いまくっている。モノとしてはアイ・オー・データのHDPX-U80(R)。USBバスパワーで動く赤いヤツ。赤いのでシルバーモデルの3倍速……とかいうネタはよしときましょう。

 このHDPX-U80を使って以来、USBパスパワーで動く大容量HDDって何かと役立つなぁと感じている拙者である。HDD自体のサイズが小さいしUSBバスパワーってことで、ていうかそもそもUSB 2.0なんで、HDDとして超高速!! とかって感じではない。が、小さいんで引き出しやバッグに入り、USBケーブル一本で使えちゃうので、お手軽。お手軽なのでよく使うように。

 そんな拙者が最近ちょっと注目気味なのが、同じくアイ・オー・データのHDMX-SUシリーズ。これもUSBバスパワーで動くポケッタブルHDDなのだが、前述のHDPX-U80よりもずいぶん小型・薄型なのである。HDPX-U80がカセットテープケースサイズ(例が古い!?)とすれば、HDMX-SUシリーズ(の20GBモデル)は名刺ケースサイズって感じ。ん~やっぱ小さいってコトはイイことだよなぁ……。

 とか思っていたら実機に触れる機会があった。ので、またもやプチレビュー。

 HDMX-SUシリーズの20GBモデルと40GBモデルの両方を使ってみたのだが、いきなり俺的結論から言えば、買うなら絶対20GBモデルだと言えよう。両者は縦横サイズが同じなんスけど、厚みが違った。40GBモデルの厚みが12.8mmで、20GBモデルの厚みが9.8mm。たった3mmの違いだが、実物を前にするとダイエット前とダイエット後の違いみたいな差があって、しかもそのダイエットは2カ月で何と8kg!! みたいな。やっぱ小さいほーがいいなぁ。

 だがしかし、もうひとつの俺的結論から言えば、その最薄の20GBモデルも買うに至らないであろーということ。だって同社のポータブル(っていうかポケッタブル)HDDのページを見ると、やっぱりですねえ、容量的にですねえ、60GBとか80GBとか100GBのが欲しいキモチになってくるわけですよ。どーせ買うなら……って感覚で。あ、俺的な大盛り指向感覚なんですけどね。

 でもこのHDMX-SUシリーズ、購入者の気持ちになって考えてみれば、けっこー嬉しい製品かもしんない。ま、フツーにUSBパスパワーのポケッタブルHDDとして手軽ってことは置いといて、さらにセキュリティ系ソフトウェア付属ってのも今時フツーってコトで置いといて、まずボディがちょっとキレイ。iPod風……ってわけでもないが、虚飾ナシでシンプルでスマートな印象だ。

 それとHDDアクセスランプ(けっこー明るめに光るヨ!! 緑とオレンジ)がストラップホールとなっていて、ここに何かヒモとか通して付属のキャリングポーチ(フルパッケージモデルのみ/100円ショップ風合い若干アリ)とつないだりしておくと、落下防止等々何かと便利かも。あ、USBケーブルも付属しているが、50cmのケーブルとは別に10cmのケーブル(フルパッケージモデルのみ/とりあえず短くてカワイイ)が便利。ノートPCの横に置いて使う時等にシンプルでスッキリしてよろしい。

 あとファンクションボタンで特定のアプリを起動したり「ハードウェアの安全な取り外し」を実行させたりできる(Windowsのみ)のもナイス。また、ドライブ接続時等に音を出すこともできたりする。ただ、これらの機能は付属ユーティリティ「ポチっとな」をインストールしないとダメなので、フツーはユーザーのメインマシンやサブノートにつないだ場合だけファンクションボタンやサウンドが利用できると考えたほーがいいですな。HDD自体はドライバ不要で動作するんで、USBポートさえあればどのマシンでも使えるが、ファンクションボタン等を使うには上記のユーティリティ「ポチっとな」がインストールされた(Windows)マシンじゃなきゃイケナイ、と。

 てなわけで、20GBモデルの9.8mmとかの厚みを保ったまま、容量が60GBとか100GBとかになったら買いたいよーな気がした。こういうお手軽・超小型・USBバスパワー駆動HDDって、持ってるとよく使うんスよ。一度に40GBや60GBみたいな使い方はしないが、「とりあえずコレに入れときゃいいか」的に常用するんで、やっぱ結局、容量的にも余裕が欲しくなるよなぁと考える大盛り指向な俺であった。

アイ・オー・データは芸が細かいのかも!?

アイ・オー・データは芸が細かいのかも!?

2005年8月10日 09:30

 ある日スタパがWatch編集部を訪れると、そこにはマニアもちょっと垂涎するちょっとしたオモシロ物品がちょっとあったのでちょっと触らせてもらい、最終的にはちょっとしたプチレビューをココにちょっと書いているのだった。

 てなわけで、今回は高速SDメモリー&USB 2.0対応USBメモリー両用「ハイブリッドSD」のプチレビューっス。

 これ、SDメモリーカード。なのだが、パソコンのUSBポートに直接挿すこともできるという製品である。要は、SDメモリカード対応機器(デジカメとかポータブルオーディオとか)に使えて、さらに汎用的なUSBフラッシュメモリとしても使えるというモノ。

 パッと見で思うのは、あぁコレって有り難いかも、と。ハイブリッドSDは現在のところ128MBと256MBのものしかないのだが、これが大容量化され、例えば1GBや2GBのものが出てきたら、デジカメに使いつつ常用データを持ち運ぶためのフラッシュメモリとしても使える。「SDカードにデータ入れて持ってきました~」「ええっウチSDのリーダーないよ」てな状況が減るし、ひとつのフラッシュメモリをデジカメ用・汎用として使えるから経済的かも、と。

 まあ拙者的には、もーちょっと大容量化してくれないと買うに至れない感じなんスけど。あ、いや、大容量データを扱いまくりだからってわけじゃないんですけど、フラッシュメモリやストレージ類って、数年するとその容量がゴミ的小ささになっちゃうっしょ、相対的に。既にやや手狭っぽく感じられる128MBや256MBって、来年再来年あたりには……と考えると手を出しづらい。

 ただ、このハイブリッドSD、けっこー良くできてますな。写真とかで見るとコネクタカバー部がスルッと外れちゃいそうだが、実物はカチッて感じでしっかり填っている。またそのカバー部の裏は金属製でわりと頑丈っぽい。USB接点部は貧弱に見えるが、USBコネクタに対して抜き差しを繰り返しても特になんか心配になるよーなコトもない。あと、専用のケースが付いてるんですけど、コレ、単なる携行用ケースとして以外にも、USBメモリとして使う時の(SDカードの)端子カバーにもなったりして。あ、あとあと、USB接続時は青いLEDが光ったりしますな。

 なんか、例のSTAR WARSフラッシュメモリ(特にR2-D2)もコレもそうですけど、アイ・オー・データのこーゆー小物って、なんか作りがマニアックっていうか芸が細かいっていうか、ミョーに作りがイイですな。もしかしてアイ・オー・データってマニアな会社? とか思ったりした。

ケッ、そんなもん誰が……

ケッ、そんなもん誰が……

2005年8月8日 12:13

 Watch編集部に行ってみたら、おもしろグッズがゴロゴロと。ていうか編集部にはいつも、フツーの人が見たら「ええっ」的なモノが「えええっ」状態で置いてあった(放置してあった)りする。

 例えば何気なく発売直前・直後の話題のポータブルオーディオとかが、段ボール箱と資料と謎の物品の山の端っこに埋もれていたりして、すなわちフツーの人が見ると「ええっ!! ソレってあの例の新しい……ていうかソレを無造作にそんなところに~えええっ!!」みたいな状況と言えよう。

 とにかく、ミョーに興味深い新しげなハードウェア等がある編集部なのだが(たぶん他のIT系・出版系部署も同様だと思うが)、その時拙者の目を引いたのは、アイ・オー・データの小さな製品2つ。

 1つは、USB 2.0/1.1対応 フラッシュメモリ「STAR WARS USBメモリーコレクション」、もう1つは、高速SDメモリ&USB 2.0対応USBメモリ両用「ハイブリッドSD」

 これらをちょいといじくらせてもらったので、プチレビューしていきたい。で、まずはSTAR WARSのUSBメモリから。

 ……なんですけど、拙者、ハッキリ言って、こういうキャラクター商品にはほぼ興味ナシっス。なんつーか、あの、登録商標ロゴ入りTシャツみたいな印象で、なぜユーザーが金出して買って歩く広告塔をやらにゃいかんのか!! とか思ったり思わなかったり。まあソレを敢えて逆手に取ってファッションとするとか、そのキャラなり作品なりの猛烈なファンでありかつそのコトを主張したいとか、キャラクターを通して何かを訴えたい表現したい、みたいな方向はわかるんですけどね。

 話を戻して、STAR WARSグッズだが、これでもかこれでもかの勢いで超話題中なのに、さらに版権関連で儲けんのかよ、てなネガティブな印象が先立った。また、フツーのUSBメモリよりもヒキが強いかもしれないけど、そーゆー潮流に乗って商売するアイ・オー・データもどーなのか……とも。要はですね、なーに言ってんだUSBメモリとSTAR WARSに何の関係があんだよ馬鹿らしい、とか思いつつこのSTAR WARSのUSBメモリに触れた俺なんですな。

 しかし、拙者としたことが、つい、うっかり、魔が差した感じで、そのUSBメモリ超欲しくなっちまいました。これね、デバイス部は全て金属製ジャケットに包まれていて、その金属質感がイイ感じなんスよ。あと、表面のキャラクター。個人的にはジェダイとダース・ベイダーには全然ピンと来なかったんですけど、C-3POとR2-D2はヒジョーに緻密に作られていてステキであった。とりわけ、R2-D2。その作りの良さ細かさは、ある種の彫刻作品ですな。

 このR2-D2のUSBメモリ、256MB容量で、実売5,000円弱っしょ。これね、店頭で触ってたら思わず衝動買いしてますな。つーかさ、256MBじゃなくて1GBで1万円とかでも買うでしょ。つーかね、2GBで2万円でも売れると思うんで、大容量のうえ超緻密R2-D2の彫刻付きとかして売ればいいのにとか思った。あとメモリ内にR2-D2とかキャラクターのアラート音(for Windows & Mac)とかスクリーンセーバーとかオマケに入れてくれたら激買いかもしんないと思うと同時に映画のトレーラーとかでもいいなぁとか思った。

 ってオイ、キャラクターグッズ興味ナシとか言っといて態度急変かよ>俺!! だってスゲくキレイに作られてたんだもん~R2-D2。ともかく、ちょっとわかりましたよ、キャラクターグッズの価値っちゅうモンが。

役立ちそうな高いようなおもしろそうなようなMY LOGGER

役立ちそうな高いようなおもしろそうなようなMY LOGGER

2005年8月5日 09:51

 なんかミョーにおもしろいし斬新なモノをリリースしまくりのジェイドが、ミョーに気を惹くUSBデバイスことMY LOGGERを発売

 これ、電話の会話を録音できたり単に声を録音できたりするUSBオーディオデバイスのようだが、非常に小さいようで、ソフトもまずまずな雰囲気で、あと何だかよくわかんないけど役立ちそうで愉快そう。

 じゃあ買うでしょっ!! と思ったが、あらま、コレ、実売3万円前後しちゃう感じ。んむー。どうなのか? おもしろそーだから3万円、ってのはオトナとして間違っているかもしれない。たぶんコレって業務用なんですな。サポート業とか秘書業とか、電話や声の情報が多く、それを管理すべき人たちならお手軽・お手頃だと感じるのであろー。

 電話の通話を録音する機器。あとUSBオーディオデバイス。あと適当なサウンド録音・再生ソフトウェア。これらを組み合わせれば……例えば電話通話録音機器が3,000円で、USBオーディオデバイスが3,000円で、ていうか値段テキトーですけど、あとフリーソフトでとかやれば、似た機能を安く得られそうだ。

 けど、専用に作られたモノってやっぱ一度触れてみたい気ぃしますよねえ? でも、気がするだけで3万円は間違いですよねえ? などと自分から自分へ問いかけている最中の拙者である。

 でも、PCをICレコーダー的に、音声備忘録的に使うというのは、ヒジョーにアリだと思った。

これもただ何となく使いたい液晶

これもただ何となく使いたい液晶

2005年8月3日 08:49

 シャープがこのよーな液晶パネルを開発したようで。サイバーですな。何でもいいからとり……あっ富士通の電子ペーパーの時と同じ書き出しだ!! わぁビックリした。

 一枚で複数の画面表示を実現したデュアルビュー液晶と、視野角を制御できるベールビュー液晶があるようで。どっちも良さそう。実用的っぽい感じ。

 デュアルビュー液晶とかって、例えばドコモのALADIN端末における違和感とかを減らしそう。アレってホレ、窓口の方だけ画面見て、顧客には見せないよーなカタチじゃないっスか。あれね~、なんかね~、「客には見せねえんだよ」とか「てめえらチンケな客なんかにこの情報見せられるわけねえだろ」とか「画面見やがったら通話させねえからそう思えタコ」とか言われてる気がするんですよね~。気がするだけですけど。だって画面上にあるの俺の情報だろ!! とか思ったりもするんですけどね~。思うだけで言いませんけど。

 ドコモの人側からはドコモ的に極秘な表示が見え、客側からはドコモ側が客の個人情報をどう表示・入力しているかが見える、となれば、「オメエら客なんかに見せねえんだよボケ」&「俺様の情報を勝手に扱うんじゃねえクズ」とかいう妄想なんか浮かばないと思うんですけどねえ。いや思うだけですけど。

 でもALADIN端末にベールビュー液晶が採用されたらドコモ店員と客の溝はより深まるなあと思った。

 ベールビュー液晶は、マジでモバイルな端末に向いてますな。デジカメの再生時に視野角狭めて使ったりするのにもいいかも。出先でノート開いたりデジカメの液晶見たりしてると、たいてー必ず、通りかかった人が画面見るじゃないスか。まあ見られてもいいんですけど、その視線がミョーになんかこー気になる。

 やっぱ表示デバイスってまだまだ進化の余地があるんですな。近未来に超期待。

ただただ何となく使いたい電子ペーパー

ただただ何となく使いたい電子ペーパー

2005年8月1日 09:47

 富士通がこのよーな電子ペーパーを開発したそうで。サイバーですな。何でもいいからとりあえず使ってみたいですな。

 きっとそのうち電子ペーパーを表示デバイスの主軸として使うような端末や計算機や電子ブック的装置が使われまくりの世の中になるんでしょうけれど、とっととそういう時代になって欲しい。そういう時代になるといろいろ何かと良い、と思うわけではなく、そういう時代ってどんな風景になるのかナ~という好奇心だけから言ってますけど。

 昔からそうですけど、わたくし、雑誌とか、わりと、速攻で捨てちゃいます。他意はないが、例えば雑誌に寄稿したら見本誌が送られてくるわけですな。それを読んだり読まなかったりする俺なんスけど、どっちにしても、そこにある情報にそーとーかなりの重要性を感じない限り、サクッと廃棄。すぐ廃棄。読んでる途中でも飽きたら廃棄。それがクセとなり日常化している拙者である。

 前に、そのクセで、編集者の前で(他出版社の)雑誌をゴミ箱に入れたら「ええっ!?」て顔をされた。「雑誌をそーゆーふーに捨てちゃうんですか!!」と言いそうな顔をなさっていた。あうあう。いやあの他意はなくてクセっていうかあのホレえーと、的にナゼかプチ狼狽した拙者。

 雑誌とかはデータで配信して欲しいモンですな。そしてこういう電子ペーパーで読む。部分的にメモリに残したりする。後で検索したりもする。そーゆーふーに情報を扱いたいですな。だって情報って本来、重さとか体積とかと関係ないし。

 でもなんかこういう電子出版系とか電子ペーパー系ってなかなか流行りませんな。ちなみに、わしの電子出版物とかは皆様のご想像どおり、ぜっんぜん売れておりません。じゃあ俺が買うか。とりあえず1,000冊。って100円とか×1,000冊で10万円かよ!! ん? 案外安いか冊数のわりには。

このキーボードになら無理にでも慣れてみたい!!

このキーボードになら無理にでも慣れてみたい!!

2005年7月27日 10:36

 すげーカッコイイ!! そしてコレならばもう英語キーボードの配列云々に奔走せずに済むかも!! そしてPremier専用キーボードとかProTools専用キーボードとかそーゆーたまにしか使わないようなキーボードのことを考えずにも済むかも!!

 と思ったのは、PC Watchに載っていたロシアのデザイン会社製キーボードを知ってのこと。コンセプトモデルっつーんだからまあプロトタイプ的なモンなんでしょうけれど、ぜひ発売していただきたいものだ。発売せずとも、その特許を他のキーボードメーカーに売ったりして、キー配列をキートップの刻印とともにカスタマイズできるキーボードをぜひ発売して欲しい。

 そしたら、たぶん、多少キータッチがアレでも、いや、わりあいペニャペニャでも、どうにか慣れて愛用していけるような気がする。

 ……でも何かコレ、Macintosh指向な予感。