スタパ齋藤の「スタパブログ」

Art.Lebedevって何て読むの?

2006年10月25日 09:00

 ロシアのデザイン会社と言えば、パソコン野郎においては Art.Lebedevであり、Art.Lebedevと言えばOptimus keyboardであって、先日この子分的キーボードことOptimus mini three keyboardの記事を書いたが、ところでArt.Lebedevの“Lebedev”って何て読むんだろう? と、わりと毎日考え中っす。レベデブ? リービデフとか?

 ていうかまたこのArt.Lebedev社が謎の製品を発表する予感だなぁと思った翌日新製品大発表ですよアータ。その名もOptimus Upravlator

 ていうかソレ!! 超カッコ良いじゃないですかレベデブさん!! リービデフさん? レベデフ? とにかくそこのロシアの会社!! またカッコいいモン出すのか!! 欲しいじゃないか!! 予約したいじゃないか!! 予約した挙げ句に多少もしくは多めの残念感を味わうことになりそーでも、やっぱポチッとしたいじゃないか!!

 この12枚の液晶を持つ斬新な表示・入力デバイスは、なんか“いずれの場合もアプリケーション側の対応が必要”ってコトでマイナーな製品になりそーな予感でもあるが、こういう製品を意欲的に開発・発売していく勢いがステキ。外見もステキだが、我々入力デバイス好き・表示デバイス好きをワクワクさせてくれるところで、これに感謝しつつポチッとしていきたい俺ですよええ。

 前述のOptimus mini three keyboardの作りはビミョーだったけど、ま、最初はビミョーなんでしょうな。徐々に徐々にブラッシュアップしていくモンなんでしょうな。そしてひとつのブランドになったりするモンなんでしょうな。

 ともかく、Optimus keyboardやOptimus Upravlatorの発売を期待しつつ待ちつつ、Lebedevの読み方も探求していきたいと思った。

Art.LebedevのOptimus mini three keyboard。マニアックな観点で見ると非常にオモシロイのだが作りがイマイチだ。しかし、フツーの観点で見ると、非常にオモシロイ。斬新さユニークさは確実にあるボタンに各種機能──アプリ起動やWebページ表示などを割り振れて、ある程度自由な画像=ボタンの絵柄を設定できる。単純に遊べて、じっくり設定すると利便性も多々あったりする

便利だけどプチ怖いUSBフラッシュメモリ

便利だけどプチ怖いUSBフラッシュメモリ

2006年10月11日 09:00

 USBフラッシュメモリの類をけっこー頻繁に使う俺。単純に、ファイルの携帯や受け渡しに便利ってコトで。

 で、こないだ仕事に出かけた先で、常用のUSBメモリを紛失……したと思ったんですけど、結局はクルマのフロアに落ちてた。しかし、その「なくしたカモ!!」と思った時は熱くなったりサムくなったり、ヒッジョーに焦った。

 いや、別に大したファイルは入ってないんスよ。既に手渡し済みのファイルとか、メモ的なテキストとか、その他、臨時的には必要だったけど現在はどーでもいいようなファイルがテキトーに入っていた。んですけど、こーゆーデータの類をなくすと、最悪の状況を想像しちゃう俺なんスよ。

 もしもファイル群の中に誰かの個人情報とか紛れ込んでて、これが実は非常に価値ある個人情報であり、これを悪用するとキミもしくはキミの仲間が死ぬ可能性があるが当局は一切関知しない、なおこのテープは自動的に消滅する、みたいなエキサイティングな事態に!! と、焦るキモチをさらに焦らせる妄想が脳内に出現!! わーなんかマジでヤバいような気がしてきたッ!! と。

 気分的にも、なんつーか、常用品をなくしたようなヤな感じになった。USBフラッシュメモリ自体、大した価値はなくなっていたシロモノである。小容量であり、壊れちゃってもいーや、的な。中身は前述のとおり、やっぱり大した情報ではなかった。が、なんて言うんでしょうねえ、あと1ミリで使い切れるボールペンとか、あと1ミリリットルで燃料切れの100円ライターとか、景品で貰ったんだけど案外便利&無くさずに3年くらい使いづけてきたグッズなんかをなくした時の気分と同様であった。

 けど、クルマのフロアにあって、焦るキモチやヤな気分は全面的に解消。ただ、データが見知らぬ悪者の手に渡って悪用されるヤバさを改めて感じた(というか妄想した)ので、セキュリティ面が強化されているUSBメモリを買おうと思った。あと、落としにくそうなのを。

 んで買ったのが、バッファローのRUF2-SCシリーズ。どーせだから大容量のを!! とか思って4GBモデルのRUF2-SC4Gを買ってみた。キャップ部分も外れにくく良い感じであり、セキュリティソフト内蔵なのでデータを暗号化していても、どのWindowsPCでも使えて便利そう。でもMacじゃダメなんですな。Windows・Mac両対応のシームレスなセキュリティソフトを内蔵してたら、Mac野郎でシンセマニアのUくんに対しても便利に使えたのになぁと思った。

 てなわけだが、このRUF2-SC4G購入意向、USBフラッシュメモリが必要となる機会がなく、まだ一度も使ってなかったりする俺であった。

バッファローのRUF2-SCシリーズ、の4GBモデルことRUF2-SC4G、のパッケージRUF2-SC4Gと付属の分離型ストラップ。本体側に落下防止のためのストラップを通すと、本体側にキャップを装着できない。キャップ側に落下防止のためのストラップを通すと、なんか本体のみ落としそうで……。このあたりビミョーだが、キャップは本体に対し意外なほど固くはめ込める

サクッと使えるICレコーダーが欲しい

サクッと使えるICレコーダーが欲しい

2006年10月6日 09:00

サンヨーのICR-S300RM。MP3で録音可能で、MP3音楽も再生できる。USBポートに直接挿せるギミックもある高機能なICレコーダーだ

 最近、ICレコーダーを頻繁に使うようになりまして。以前からチョコチョコと使い続けてきたが、近頃は何でも音声メモで残したい心意気が強まり、毎日けっこー使用中である。

 使っているのは、常時携帯用にパナソニックのRR-US090、主に室内で使うものとしてサンヨーのICR-S300RMの2台である。両方ともずいぶん使い慣れたのでサササッと使えちゃうわけだが、こー、もっと、アッと言う間にサクッと使える製品が欲しくなったりしている。

 てなわけで、ここしばらく、各社のICレコーダーを物色中。オリンパスパナソニックサンヨーソニーって感じですな。

 で、調べ中なんスけど、調べるのが面倒でどうも。ハナから手間ナシでサクッと使えるICレコーダーなんて考えてるんで、調べ事なんかも怠いわけで。店頭行ってツイッとイジって衝動買いした方が早いかもしんない。

 もうね、誰がどう見ても絶対理解できまくりで、動作モードとかも見た途端わかって、複雑な機能とかナシで、みたいな手にした瞬間使っちゃってるような音声メモ専用ガジェットが欲しいんですな。最近のICレコーダーって、アレコレいろいろデキたりして、その分、なんか面倒な気分になってくる俺。

 ケータイのボイスメモ機能も試した。音声メモ用途なら音質・録音時間的に全然問題ないのだが、ボタン押下等のアクションがチト多くなりますな。二つ折り端末開くでしょ、ショートカット的ボタン押して機能呼び出すでしょ、録音ボタン押すでしょ、この3段階。フツーのICレコーダーなら、電源OFFにしておいても、電源ONして録音ボタンでOK。やっぱ専用機はラクなのだが、もっとラクなのがイイわけですな。

 電源ON・OFFの概念ナシ、録音ボタンを探す必要ナシ、停止ボタン押す必要もナシ、表示を見る必要もナシ、みたいな。使うときにギュッとか握ったりすると、ICレコーダー本体見てなくても録音開始がわかるブザーもしくは発光があり、録音を停止する操作も要らない──音声メモなんか10秒くらいあれば十分なケースが多いんで、ていうか5秒で済んだりするんで、5秒・10秒・15秒あたりの録音時間キメウチでいいと思ったりして。もーヤケに気楽で簡単すぎるICレコーダーが欲しいゼ、と。

 そんなコト言ってる俺ではあるが、買うとなると、あの機能もこの機能もなんかちょっと欲しい、とか思ってしまう。結局、そういう機能は大して使いやしねえわけなんですけどね。そうそう使わない使わない。だからカンタンなのがいい。でも高機能ってステキ。でも使わない。からラクなのがいい。けど斬新な機能に注目しちゃう。けどそういうスタンスだと機能自体が目的化するんだよなぁ。やっぱ手間要らずがいい。

 とグニョグニョした姿勢でICレコーダーを物色しつつ、もう半月以上経っている、非常に優柔不断なる拙者なのであった。

パナソニックのRR-US090。細身のICレコーダーで、独自フォーマットで録音する。付属アプリケーションが充実しており、録音した音声を日本語等のテキストに変換することも可能uのカシオ製端末W42CAのICレコーダー機能。専用機と比べると録音までの操作数が多めだったりするが、機能的にはシンプルで使いやすかったりする

HDDベアドライブが入るキャニスター

HDDベアドライブが入るキャニスター

2006年9月28日 09:00

 エバーグリーンがカートリッジ不要のキャニスターを出したというニュースに一瞬クラリと。上海問屋のEG-RM300AWHとかですな。あ、こーゆーのはキャニスターって言わないのかしら?

 ともあれ、HDDベアドライブをそのままガチョンと挿抜できるというのは、なんか他にもあったような気がするが、でもやっぱり非常に便利そうである。俺の場合はRATOCのREX-Dockシリーズを使用中だが、HDDの台数が増えてくると、リムーバブルケースの少しの幅さえも邪魔になってきたりする。ケースにHDDを仕込まないと使えないので、HDDの買い換え時、ケースにHDDを固定したりする作業が少々面倒でもある。

 その点、エバーグリーンのはHDDを裸のまま扱えて便利そう。買って帰ったベアHDDをいきなり挿抜できるのは、単純明快に最も手間がかからない。裸のHDDっつっても、まあHDDを扱い慣れていれば壊れるとかコワイってこともないし。

 と、いろいろ考えるにつけ、このキャニスター改めリムーバブルケースを使うためだけに、システムをシリアルATAのホットスワップ対応へとアップグレードしてもイイかもしれない!! と感じた俺であった。USBとかIEEE1394とかと比べたら転送速度スゲく速いし、非常にシンプルにHDD取っ替え引っ替え環境が手に入るわけだし、と。

 しかし、上記ニュースの一文、「背面に30mm角/9500rpmのファンを搭載する」という点が気になっちゃった俺。30mm角のファンって小さいスよ。iPodの丸い操作部より一回り小さい。そして9500rpmってけっこー速いっスよ。小さいファンが高回転であると、これはけっこーヒューンってうるさい予感。

 REX-Dockシリーズのキャニスターにもファンが実装されていて、これは確か25mm角だったと思うが、これも微妙にウルサかった。ので静音タイプのものに換装して使っている。けど換装がけっこー面倒であった。エバーグリーンのは、果たして容易に換装できるよーなファン実装なのだろうか? んー。むむ。

 ていうかなんか最近、換装とか改造とか面倒でしょうがねえ俺。これらの作業はまあイイんですけど、このテの作業には自己責任ってのが付きものであり、まあ要は(換装や改造後に)使ってみて何カ月かしないと安心できないわけですな。そう考えると、シロートが手を出さず、メーカーお仕着せのまま使うのが安楽である。

 じゃあむしろ、ファンなんか最初からない九十九電機のEX-SARC1Bとかのほーがイイんだろうか? どうしてもHDD冷却用ファンが必要となっても、大口径のファンが使えそうだし。ていうか今使ってるREX-Dockシリーズからの乗り換え自体が面倒な気がしてきたので、ま、キャニスター一新はまた、そのうち、って、こと、で。

RATOCのREX-Dockシリーズ。HDDはトレイに入れ、そのトレイをPCに装着したドックに対して挿抜する。HDD1個に対して1個のトレイが必要になるこちらはHDDを入れたトレイをPCのドックに挿しているところ。インターフェースは各種あるので、ホットプラグでの利用も現実的。ドック側にはファンが実装されているが、そのままだと(換装しないと)ややウルサめ

拙宅PCは夏を乗り切……ってなかったカモ

拙宅PCは夏を乗り切……ってなかったカモ

2006年9月22日 09:00

 気温25度状況下における俺の水冷自作PCは、比較的にクールであり快適なので、久々にシステムのバックアップを取ろう!! と考えた。

 実は、盛夏の間、一度バックアップを取っただけで、以降は未バックアップ状態だった。冷房ガンガンに効かせれば安心してバックアップが取れるとは言え、なんかこう、バックアップのために冷房効かせるってのもシャクであり、いやでも電気代ケチってHDDクラッシュしたらシャクも何もないのであり、しかし地球温暖化の件を考えるとやはり……とゴニョゴニョしていたら、なんか涼しくなったから冷房ナシでも安心してバックアップ取れるゼ!! と。

 久々のバックアップゆえ、拙者的一連のバックアップ手順を踏むことにした。バックアップの前に、ディスクのデフラグをかける。デフラグの前に、ディスクのクリーンアップをする。同時に不要なファイルを手動で消去する。

 で、まずはディスクのクリーンアップ。HDDのプロパティから実行できる機能だが、アレですな、テンポラリファイルやログファイルの類をザックリと消し去ってくれる系の機能ですな。HDD上の余分なゴミ(!?)を掃除・整理してくれるのだ。さておき、クリーンアップ開始。

 久々のクリーンアップなので、なーんか時間がかかっているご様子。細かいテンポラリとか古いファイルが多いのかしら!? ま、その間にATARI LYNXで遊んじゃう俺なので問題ないんですけど……と思いきや。

 水冷ユニットがアラート音を発しはじめた。ピーピーピー!! と。おりょ? また冷却水不足か? と思って水冷ユニット部を揺すったらアラート音が消えたので、一安心……する間もなく、またもやピーピーピー!!

 ん? と思って水冷ユニット部の温度計を見ると、ニャニャニャ!! ニャんとCPU温度が58度!! つーコトは、CPUコア温度はもっと高温なハス!! くわッ!! Intel Active Monitor起動!! ズギャーム!! CPU温度62度!! さらに上がって63度!! そして64度!! ていうか急激に上昇中!! 激ヤバっ!!

 うっそマジかよホントかよって感じでビビって焦って速攻でファンコントローラーのツマミをイジってファン回転数全開。水冷ユニットを冷やすためのファンも最高回転に。その後2分ほどピーピーピー!! というアラート音が鳴り続けたが、ようやくCPU温度が56~57度に落ち着いて、どうにか事なきを得た感じ。

 しかし、なーんでディスクのクリーンアップ時にCPU温度が!? と思ってタスクマネージャを見たら、なるほど、ディスクのクリーンアップ時に行われる“古いファイルの圧縮”の圧縮処理に、けっこーCPUパワー食われてる感じなんですな。ひとつ勉強になった気持ち。

 ちなみに、その後、Perfect Diskによりデフラグをかけたが、デフラグってあんまりCPUパワー食わないんですな。ま、ファイルの移動を繰り返す程度だしネ。あと、その後にAcronis True Imageでバックアップを取ったが、ディスクのクリーンアップ(の古いファイルの圧縮)ほどはCPUパワーを消費していないっぽいのが意外であった。

HDDのプロパティから実行できるディスクのクリーンアップ。不要なファイルを圧縮保存したり、全然要らねーファイルを削除したりして、HDD内の贅肉を削ぎ落としてくれるディスクのクリーンアップ時にCPU温度が急上昇!! このまま放っておくとCPUパフォーマンスがガクンと落ちたり、水冷ユニット部の制御によりPCがシャットダウンされたりする

タスクマネージャを見てみたら、ディスクのクリーンアップ(のファイル圧縮)がCPUパワーを食っていることがわかった案外“軽い処理”であるデフラグ。デフラグし終えたらWindowsの起動がちょっと速くなったように思える。つーかデフラグされていく様子を眺めているのが楽しかったりする俺です

拙宅PCは夏を乗り切った予感!?

拙宅PCは夏を乗り切った予感!?

2006年9月21日 16:55

PCの周辺気温が25度前後の時、フツーにPCを使っているとこんなCPU温度になる。冷却ファンも(ファンコントローラーにより)低回転の設定にしておける。夏を乗り切れば、あとは静かだしけっこー早いウチのPCなんダ!!

 9月に入って雨が降ったりしたら、あら不思議!! 急激に涼しくなっちゃいましたヨ!!

 過ごしやすいという点で、秋の気温・湿度は有り難い。が、拙者にとってはそれ以上にホッとできる涼しい毎日だったりする。てのは、俺の最強に強まってるけどCPU温度も上がりがちな水冷式自作PC、どうやら2006年の夏期を乗り越えられたっぽいというコトですな。

 いやー今年の夏は、ま、短いっちゃあ短かったんですけど、けっこー暑かった。気温が高かったわけだが、その気温につられて拙者のPCのCPU温度もグイグイ上がりがちであった。ファイル圧縮とかデータエンコードをする時は、反エコ上等!! てな心意気で冷房の設定温度をビシビシ下げなければならなかった。気を抜いて真っ昼間&気温33度とかの時に重めの処理したりなんかすると、一気にCPU温度が50度オーバー楽勝なのであった。

 特に注意すべきだったのは、システムのバックアップ時。常用バックアップソフトのAcronis True Imageをいつもの設定で使うと、バックアップファイルは圧縮データとなって保存される。で、この圧縮処理にけっこーなCPUパワーを使うようで、つまり、CPUに負荷がかかって、CPU温度が急上昇なのだ。80GB程度のシステムをバックアップするのに要するのは、拙宅環境にてだいたい1時間半という感じ。しかし、その1時間半の間、CPUに負荷がかかり続けるのは怖いのであり、意識して冷房を強くかけるようにしていた。

 が、こないだの暑さっていうか気温30度オーバー時から6~7度も気温が下がると、めったなコトではCPU温度が50度を上回らなくなる。というわけで、ハァ、どうにか2006年の夏を乗り越えた俺の自作水冷PCなのであった。

 と、安心していたのだが……。

モバイルで Core 2 Duo

モバイルで Core 2 Duo

2006年9月15日 09:00

 8月の終わりに、インテルがノートパソコン向けの(Meromコアの)Core 2 Duoプロセッサの価格を公開した、のと平行して、各社からCore 2 Duo搭載ノートが発表されまくりであり、2006年の暑い夏はCore 2 Duoの話題で終始した感がありまくる。

 個人的には、ま、そのうち……と思っていたノートパソコン向けのCore 2 Duoだが、ていうかむしろNECのVALUESTARシリーズデスクトップPCにCore 2 Duoプロセッサが載るのはまだなのかーッ!? 水冷のXとかCにCore 2 Duoで激超静音だろやはり!! そしたら買っちゃうだろ俺が!! とか思っているのだが……。

 さておき、そのCore 2 Duoで熱い8月の終わりに、DELLもノートPCにCore 2 Duo搭載だヨというニュースが流れた。微妙に知ってたんですけど、これもさておき、個人的にはXPS M1210のT7200搭載版あたりが非常に欲しい気持ちである。

 現在、17インチ液晶搭載のデカいノートPCと、超薄携帯楽勝のノートPCを併用している。前者は超パワフルで、後者は若干非力だが常時携帯OK。しかし、なんか、2台のノートを使い分けるのって少々面倒だし不経済な気もする。趣味的には2台使い分けが愉快であり、実用性もあるが、んむむ……。

 てなわけで、可搬性もまずまずあって、処理性能的には十分OKだと感じられるXPS M1210がイイなぁ、と。DELLの場合、BTOの自由度が非常に高いし、英語キーボードもフツーに選べるし、実は予備バッテリーが意外なほど安いので、ソソられ中。XPS M1210を買ったら、音楽系ソフト・データも仕事関連ソフト・データも、あと地図関連ソフトなんかも詰め込みまくって使いたいニャぁと思う。ていうかわりとマジで買う気アリの現在っス。

 余談だが、毎度新しいマシンを買う前に、自らを奮い立たせるアイテムがある。そそそ、ソレは!! なななな、な、なんかIntel Pentiumプロセッサの90MHz版でした。

 90MHzですよ90MHz。前述のCore 2 Duo T7200は2GHz駆動であり、2000MHz駆動と言える感じスけど、このご時世において90MHzとは何事かッ!! みたいな。2000÷90=22.22222倍かよ!! みたいな。単純には何倍の処理速度とか計算できないわけであるが、いやむしろクロック周波数22倍相当のCPUってどんな感じなんて想像する余裕もなく欲しまるわけで、Pentiumは怪物CPUと言われていたのであって、その怪物が22匹出てきたら正義の味方もアッと言う間に演算処理されちゃうから、やっぱ新しいパソコン買~おうっと!! といった案配で毎回90MHz Pentiumに後押しされて財布が空になるのだ。

Intel Pentium。単なるPentiumであり、動作クロックは90MHz(たぶん)その裏側。プロセッサナンバーが見える。やっぱ90MHz駆動ですな

typeU の液晶汚れ問題

typeU の液晶汚れ問題

2006年8月18日 09:00

MOBILE BESTのVAIO typeU レザースクリーンカバー。typeUの背面に両面テープで固定すると、液晶カバー実装型typeUになるというシロモノだ

 ソニーのVAIO typeUを使用中の俺。最初はクセがある超小型PCだなぁとか思ったりもしたが、何だかんだでよく使うようになっている。

 よく使うようになると、ま、汚れてきたりもするわけなんですけど、拙者のtypeUは液晶表面が汚れがち……というか拙者が液晶表面を汚しがち。超小型のtypeUでありかつ液晶剥き出しなんで、持つときに気を抜くと思わず液晶表面をペタリと触っちゃうんですな。

 でまあ始終液晶表面を拭いたりしてるんですけど、なんかこの作業、無駄じゃない>俺!? とか思いつつ、液晶カバーみたいなモンはないかなぁと探していた。そんなところ、ちょいと良さげなブツを発見した。MOBILE BESTというメーカー(!?)の「VAIO typeU レザースクリーンカバー」という製品。

 早速使ってみたところ、むむむ!! 案の定!! 俺のtypeU液晶汚れ(汚し)問題解消!! 単純なコトなんスけど、写真のとおり液晶を手早くカバーできるので、バッグから出す時とか持ち手を変える時とかに(カバーしちゃえば)液晶に直接指が触れることがなくなる。そしてだいたいいつも、typeUの液晶はクリーンなまま。ニャカニャカ便利なのであった。

 使用前は、typeUがちょっと厚く&熱くなっちゃったりするかな? とか思っていたが、typeUの吸排気口を塞がないカバー形状で熱問題は特にナシ。またシンプルかつ薄めに作られているので、嵩張る感じもしない。グリップ感が良くなるので、typeUを立って使う時にありがちな「落としそう」という不安も薄れてナイスである。

 ちなみにこのカバー(ケース!?)、付属の両面テープ(洗って再利用できるタイプの透明粘着素材)を使ってtypeUに装着する。それと裏面にはメモリースティックかなんかを挿せる程度のポケットがある。さらにスタイラスホルダーが装備されていたらイイなぁとか思ったが、ま、シンプルなんでオッケーとしていきたい。

 のだが!! 実はこのカバーを装着した状態だと、typeU用のポートリプリケーターに装着しにくくなる。というか、ポートリプリケーターにtypeUスタンド(と呼ぶのか!? 透明の背もたれ部)を装着した状態では、カバー付きtypeUをポートリプリケーターに置くことすらできない。背もたれ部を外したポートリプリケーターへなら、どうにか置ける(充電もできる)。しかしポートリプリケーターのコネクタ部(typeUとの接点)に力がかかる状態になるので、ちょいと不安な感じであった。

 んー、ポートリプリケーター常用者にはビミョーに向かないカバーかもしれない。でもまあ、前述の両面テープは再利用可能で案外剥がしやすいので、ポートリプリケーターに装着する時だけカバー外して(剥がして)、それ以外はtypeUに直接AC接続して充電すればいいんですけどね。

カバーを閉じたところ。液晶カバー面は少々硬めにできているので、多少の衝撃からならtypeUの液晶を保護してくれる。もちろん汚れ防止になるカバーを装着したtypeUの裏側。カバー装着時でも、コネクタ類や吸排気口を塞がない形状になっている。メモリースティックポケット(拙者は使ってません)もいいが、長めのスタイラスを横向きでホールドできるポケットも実装して欲しかった

カバー装着状態のtypeUをポートリプリケーターに置く場合、このように透明の背もたれパーツを外す必要がある。この状態だと、コネクタ部に若干の力が加わって不安だが、静かに置けばコネクタを壊す心配はなさそう。……あるいは、カバーとtypeUをベルクロ(マジックテープ)で固定する等工夫すれば、使用時はカバーを使い、ポートリプリケーター装着時には手軽にカバーを外せるようになるかもしれないま、いつもはこういうふーに充電して、どうしてもポートリプリケーターを使いたい時はカバーを取り外すようにすればいいんですけどね。……でも、置くだけでサクッと充電できるというのもポートリプリケーターの利便である

水冷デスクトップ機

水冷デスクトップ機

2006年7月28日 09:00

 現在使用中のデスクトップ機は、自作PCで、CPUは水冷になっている。もう2年くらいになるのかな!? 水冷パーツは予想外に(!?)安定して動作していて、今年の夏もダイジョーブだろう。そう思ったのだが。

 マーフィーの法則ですか? 今年の夏を越せそう、と思った矢先に水冷ユニットから警告音がピーピーピーピーッ、と。マジでビビりましたよ焦りましたよ速攻で調べましたよ。

 冷却水等は特に超高温ってわけでもなく、CPUモニタ見てもフツーっぽい状態。ななな、何が原因で? と上方空中を見つめていたら、警告音が鳴りやんだ。

 あらま。ななな、何かの接触不良とかかナ……と思って仕事始めたら、またピーピーピーピーッ!! こりゃヤバそうだ。とりあえず点検だ。ってコトで小一時間かけて水冷ユニット調べたら、冷却水が若干減っていた。これを注ぎ足し、PCを起動してみたら、なんか問題解決したみたい。

 とか安心した翌日、またピーピーピーピーッ!! なのであり、今度は水温がけっこー上がっていたので、いったんシャットダウン。しばらく待って起動し、ファンコントローラのボリュームを最大にしてたら、水温下がって問題解決。

 したのだが、たぶん、恐らく、そろそろ冷却効果が落ちてきたものと考えられる。室温33度程度で、PCにやや負荷をかけると冷却水温がけっこー上がっちゃう。以前は大丈夫だったのだが。ってコトは、恐らくきっと冷却水の循環効率が落ちてるんでしょうな……でも水冷ユニット内のメンテナンスとか面倒臭そ~。

 これだ!! これをきっかけに新しいデスクトップ機を導入してゆくのだ!! そして!! 次期メインマシンはアレ!! メーカー謹製の水冷マシン、NECのVALUESTAR!! 前に実機に触れたのだが、水冷VALUESTAR、類い希なる静音性であり、その水冷システムが非常にエレガントなのであり、BTOすると案外安いので、次はコレだと決めていたのである。

 VALUESTARの水冷モデルには、“X”“C”があるわけだが、さぁドッチにしようか、BTO構成はどうしようか、パーツは別途買ってBTO時は最安値を狙うか等々考えていたら、あぁそうか、Core 2 Duoが出てくるのか!! という時期にさしかかってしまった。

 これから買うならCore 2 Duo……を試してみたいじゃないですか!! Pentiumを亡き者にしてしまうほど、高性能&省電力と言われている新しいプロセッサ!! んーむ欲しい。ってコトでCore 2 DuoがVALUESTARに載るまで、現状維持ということにした拙者であった。

 ……でも今度ピーピーピーピーってなったらどうしよう? その時はノートパソコンで仕事しようかしら。

水冷ユニットとして使用中のCOOLER MASTER謹製AQUA GATE、のコントロール部にある表示窓。ここから警告音が鳴ったが、それは水量不足の警告音であったAQUA GATEがしっかり動作していると、室温30度弱でもCPU温度等はこのくらい。静音にチューンしている(ファン回転数を抑えている)ので、こんなモンであろう

メモリカードリーダ考 (2)

メモリカードリーダ考 (2)

2006年7月26日 09:00

 シックリくるカードリーダが見つからずに、モヤモヤしていた俺なんスけど、つい先月、俺的にはもー決定打と言えるヒジョーに使いやすいカードリーダに巡り逢った。もちろん速攻で購入した。そして、その便利さから、別カラーバージョンを買い増しした。

 モノはオウルテックFA405MX-E。オウルテックと言えばPCシャーシを始めとする自作PCパーツ系のメーカーと思っていたが、こういうイキな小物も出してたんですな。

 さておき、このFA405MX-E、USBケーブルを本体に収納でき、かつ、本体にスロットとカードの対応図が印刷されているのであり、この2点が、俺のカードリーダ需要を完全に満たしてくれた。

 16種類のフラッシュメモリカードに対応していたり、ストラップホールがあったり、(ストラップホールにストラップを通せば)カードスロットカバーを装着できたり、けっこーキッチリした作りになっていたりと、細かい部分もナイスなのだが、上記の2点の利便が俺のハートを鷲掴みにしたのであった。

 ところで、考えてみたら、オウルテック製品に“落ち着いた”というケースが多いような気がする拙者なり。例えばアルミ製PCシャーシが流行った頃、アレコレとシャーシを探し回ったがイイのがなくて、結局オウルテックが売ってるシャーシに行き着いた記憶がある。コレとか買ったなあ。

 キャニスターも同様、アレコレ使った挙げ句、オウルテックから出てるキャニスターが一番作りが良かったという経験もある。コレ買ったんだっけかなぁ……カートリッジ素材がアルミで、作りも良くてイイ感じだった(けど当時のインターフェイスの豊富さから最終的にラトック製を選んだ)。

 あ、拙者愛用のSeasonicブランドの電源もオウルテックのサイトで見つけたんだっけそー言えば、とか思った。Seasonicのスーパートルネードシリーズがお気に入りで、買い置きまであるが、現在はこのシリーズなくなっちゃったのかナ? ともあれ、Seasonicブランドの電源、拙者の使用・経験においては最もトラブルが少ない。

 とか考えてたら、なんだかまた、自作PCを組んでみたくなった……のだが、次のデスクトップ機はBTO購入しようと考えている。その話はまた別の機会に。

オウルテックのFA405MX-E。USB2.0対応のフラッシュメモリカードリーダ・ライタで、16種類のメモリに対応する。青色LEDが光ったりもするスゲく使いやすいと感じたので、別色のものを買い増した。ヨドバシ店頭での価格は3200円。じゃっかん高めのカードリーダか!?

USBケーブルは、こんなふーに本体に収納できる。携帯時にケーブルが外れることもなく、スマートかつ便利に使えるどのスロットにどのカードが入るかは、本体裏面に表記されている。これが本体上面だったらさらに使いやすかったように思うが、ま、表記があるだけでオッケーっす

メモリカードリーダ考 (1)

メモリカードリーダ考 (1)

2006年7月24日 14:21

 各種フラッシュメモリカードをサブノートで扱う機会が増えまくり中だったので、いわゆるメモリカードリーダを買った。ていうか去年の話なんですけど、なかなかシックリくるカードリーダがなかったんですな。

 で、結局3~4機種買ったんスけど、つい最近まで、ロアスCRW-11M21SLという製品を使っていた。1カ月くらい、この製品で落ち着いていた感じ。

 CRW-11M21SLを気に入っていた理由は、USBケーブルが本体内に収納できる点。ケーブルが別個にならないので何かと便利なのだ。USBケーブルを本体内に格納できるカードリーダって、売り場に行くとよくわかるが、案外少ないのであった。今時的カードリーダとして、USB2.0(ハイスピード)対応、11種類のカードを使用可能、比較的に薄型という点も良かったが、ま、ケーブル収納式って点がいちばん気に入っていた。

 が、使っているうちに、微妙なストレスを感じるようになったりして。てのは、どのスロットがどの種類のフラッシュメモリカードに対応しているのか、パッと見、イマイチよくわからないこと。

 この小さなストレスを気にし始めたら、なんかUSBケーブル内蔵とかより、本体表面等にスロット・カード種類の対応表記があるカードリーダが欲しくなった。ので、今度はアイ・オー・データUSB2-W12RW/Bを購入。16種類のカードに対応し、本体上部にはシッカリと“どのスロットにどのカードを入れるべきか”が刻印されていて便利。だが、USBケーブルは本体内に収納できない。けど、まあ、短いケーブルだからいいかナ、と。

 しかし、やはり、携帯時はロアスのUSBケーブル格納式のほーが便利なのであった。ロアスのはUSBケーブル格納部がややチャチくて、ビミョーに壊れやすそうで怖いんスけど、でも、携帯時にUSBケーブルとカードリーダがバラバラ状態=邪魔&煩雑にならず、便利である。が、実際カードを読み書きする段になると、アイオーのやつのほーが(表記があって)便利だったりした。

 なーんかシックリ来ない拙者のカードリーダ事情であり、俺の実用性の隙間を埋める製品がないモンかなぁと、モヤモヤしている俺なのであった。大したコトじゃないんですけど……。

ロアスのフラッシュメモリカードリーダCRW-11M21SL。11種類のメモリカードに対応したマルチカードリーダ・ライタで、USB2.0ハイスピード対応薄型だが作りはややチャチ。しかしUSBケーブルを本体内に格納できる点がヒジョーに便利である

アイ・オー・データのUSB2-W12RW/B。16種類のメモリーカードに対応、USB2.0接続、SDHCメモリーカード(4GB)対応と、新しい製品だけにヒキが強め。USBケーブルは外付け式だ本体上部には、どのカードスロットにどの種類のメモリカードを挿せるかが表示されている。これがあると、カード挿入時に数秒~十数秒イライラしがち、というストレスがなくなる

ゲーミングマウスを携帯する俺

ゲーミングマウスを携帯する俺

2006年7月21日 09:00

左がフツーのG7、右がSpecial EditionのほーのG7。形状や基本的な機能は同じ

 ケータイWatchのスタパトロニクスMobileにて書いたモバイル向けワイヤレスマウスだが、その後、状況により使用するマウスが若干変わってきたりした俺である。

 現在もヒジョーに良く持ち歩くワイヤレスマウスとして、ロジクールのV400 Laser Cordless Mouse for Notebooksがある。コレ、小さく軽く堅牢性が高く、また非常に幅広い(多彩な材質の)面でしっかりカーソル操作ができてグレイトだ。が、長時間使うと、俺の場合、微妙に困ったコトが。マウスの右側面を支えている薬指先端左側がちょっと痛くなってくるんですな。ま、他の製品でもそうだが、やはり小さいんで、長時間の連続使用には向かない感じ。

 そのような場合に使うのが、G7 Laser Cordless Mouse。ホントはモバイル向けって感じじゃないサイズであり感度だが、ゲーマー向けだけあって、長時間使用でも非常にラク。もちろん感度は上記のV400よりも優れている。携帯時の嵩張り感さえ気にしなければ、PCからバッテリー充電ができるあたりも含めて、トップクラスのモバイル向けマウスだと感じる。

 のだが、G7 Laser Cordless Mouseは、携帯にはちょっと向かないっていうか携帯しにくい。てのは、本体とUSBレシーバーに加え、さらにUSBレシーバ差し込み口としても使える充電台を持ち歩きたくなる。また、持ち歩いていると、不意に本体から電池がピョンと飛び出してしまうことがある。

 てコトで、これら一式をキッチリとケースか袋かに入れて持ち歩く必要がある。のだが、G7 Laser Cordless Mouseご一行様がスッキリと収まるケースがなかなかナイのであった。

 が!! 一気に問題解消!! なぜならば!! G7 Laser Cordless Mouse Special Edition!! に付属しているモバイル用特製キャリングケース!! すなわちモバイラーのために登場したG7 Laser Cordless Mouse Special Editionであり、これが拙者の解決策となった!!

 とりあえずは、モバイル用特製キャリングケースがかなり実用的ってコトなんですけど、実はこのG7 Laser Cordless Mouse Special Edition、普通バージョンのG7より、マウス本体が使いやすい“感触”だったりする。本体左右がですね、普通のG7のようにツルツルじゃなくてですね、ちょっとザラついてて滑りにくいウレタン樹脂(!?)になっていて、操作感がよりイイ感じなのだ。

 ていうか、ロジクールはG7をモバイラー用途にも考えていたのか~と思い、ややビックリした。ゲーム大会用!? 友達んちに行く用? いやでも、G7の感度と便利な電池システムと機能性は、考えてみればモバイルによく向くのである。クルマ移動のユーザーにとっては、フツーにモバイル向きマウスと言えるように思ったりした。

Special EditionのG7に同梱される専用ケース。ある程度の耐衝撃性があるが、硬いケースではない。セミハードケースとソフトケースの中間って感じですなケースの中にG7一式を入れたところ。専用ケースだけあって収まりが良い。USBメモリ、ステレオイヤホンとかプラグ、ドングル類を一緒に入れられる余裕もある

フツーのG7の質感。指でホールドする部分はツルツルで光沢アリなのだSpecial Editionのほーは、ホールド部に光沢ナシであり、若干のザラつきがあって滑りにくい。手に汗握るゲーマーにもイイかも

メディアの価格がわかりません

メディアの価格がわかりません

2006年7月14日 09:00

やや現役引退気味のSDカード。大容量のカードが出るたびに買っている拙者は、ヒジョーに高い値段でフラッシュメモリカードを買っているように思う(悲)

 PC Watchのニュースにて、アドテックが防水SDカードを発売するということを知った。

 ふぅ~ん、防水かぁ。防水デジカメに使うのかしら? あ、屋外でメモリカード落としても防水なら安心ってコト? とかフツーな印象を持った俺であったが、しかし!! なんか!! ちょっと!! その防水SDのAD-SDHシリーズって!! 安くなくなくなくなくないですか? かなり!?

 アドテックのWebサイトから辿ると、ADテックの通販サイトへと行けるが、その、安いような気がしてならないAD-SDHシリーズの2GBモデルが8,980円となっている(2006年07月09日現在)。で、他の通販サイトで、まあ似たような2GBのSDカードの価格を見ると、ん~、やっぱなんかこのAD-SDHシリーズってミョーに、いや、異常に安いような気が。

 AD-SDHシリーズは、上のリンク先のニュース記事のように、“JIS防水保護等級7に適合した完全防水仕様”がウリだと思われる。また、防水でありかつ、転送速度20MB/s=いわゆる高速SDカードであるもの特徴的だ。ちなみに、大雑把に言って、転送速度が20MB/sとか22.5MB/sあたりのSDカードが高速SDカードとか呼ばれて、フツーのSDカードと呼ばれるものの転送速度は10MB/s未満あたり、ってフィーリングでしょうか。

 結論から言えば、超激安叩き売り系通販サイトは別とし、またブランドにもよるんスけど、2GBのSDカードの場合はフツーのが13,000円前後で、高速SDカードだと2万円前後てな感じ。このあたりが、まあ高くも安くもない相場かな、と考えていた。

 んですけど、上記の防水で高速で2GBのSDカードは、約9,000円。フツーの2GB SDカードより安くなくなくなくなくないですか? つーか俺手持ちのやや古い512MBとかより安いし、1GBとかより安いし、んーむ、そういう時代なんでしょうかソレともアドテックのソレが激安なんでしょうか? これからドガドガとSDHCが出てくる雰囲気が影響してたりするんでしょうか?

 もー最近の拙者の相場感覚が破壊されてる感じなんですけど。特にメモリ関連とHDD関連。先週調べた相場が今週は全然違うとか日常的で、日常から一瞬離れて半月くらい相場見ないでいると劇的な変化があったり!! あるいは全然なかったり。

 先日もヨドバシで300GBのHDDを衝動買いした(あら何か安いしHDDケースに大容量HDD入れたいしで買った)が、一応安いと感じられたのだが、もしかしたら今見たら急激に値下がったりし……てはいなかった。あー良かった。って何が>俺!? 複雑な気分っス。

 欲しいときが買い時説は、ニーズおよび元取り精神においていつの時代も正論だなぁとか思っていたが、これに加えて昨今の凄まじい勢いの価格変動においては、より正論かもしんないなぁと思った。

現役の1GB SDカード。最近は1GBものが安くなりましたな。でも機器の方は1GBで十分間に合うものが多く、なんかカード容量UP価格DOWNばかり加速しているような……ローランドのポータブルPCMレコーダことR-09をガシガシ使いまくろうと考えて購入した2GB SDカード。つい最近、「あ、意外と安くなってるかも」と思って買ったが、アドテックのAD-SDHシリーズのほーが激安感があったりして(泣)

Apple PowerBookのHDD換装実行!?

Apple PowerBookのHDD換装実行!?

2006年7月3日 09:00

大活躍……は一応したけど健闘に終わったこれdo台マスターさん。元のHDDが壊れてちゃぁね。しかし、その表示(転送速度やエラー表示)により、HDDがどのくらいイカレてるのかが察せて興味深かったり役立ったり
PowerBook手術中の図。中央手前部にHDDが格納されていた。ちなみに、こういうコトをすると当然メーカー保証は受けられなくなる。あと、HDD換装とは関係ないですけど、ノートPCのメモリ増設時にバッテリーを取り外さないとマジヤバですよ──バッテリーを装着したままメモリ増設等をしてメモリモジュール壊した人を何人か知っているので激要注意っス

 シンセマニアのUくんは、シンセのコトならチョー細かいことまで知りまくりであり、あと音楽のこともスゲくマニアックな情報まで脳内にて網羅している凄い人なのだが、コンピュータ関連のことは自称苦手とおっしゃる方である。でもMacでプロなデザインワークとかしてる知る人ぞ知る人なんですけどね。

 さておき、そのUくんの趣味用MacことPowerBookが調子悪いんだそーで。聞くところによれば、iTunes使用時やCD-R・DVD-Rバーニング時、なーんかヤケに時間がかかるとか。他諸々、聞けば聞くほど“HDDのトラブル”っぽい気がしたっつーか、明らかにHDDの物理的劣化orセクタ問題なので、HDDの換装をしたらどう? と言ってみた途端、「するする、で、どのHDD買えばいいの? これ? これ!?」と即座にベアHDDをご購入。

 すげぇ勢いでHDD換装にポジティブだなぁと思ったが、予想通りUくんは「じゃあやってよ」と拙者にHDD換装をやらせるのであった。ま、そんな気はしてたんですが、でもアレか、ここは一発、俺の最強に強まった“これdo台マスター”の出番か? 出番なのか!? 出番であろう!! くわッ!! と引き受けてみた。

 結果から言えば、HDD自体が微妙に壊れていたので、OS丸ごと換装先HDDへコピーしてのHDD換装はできなかった。これdo台マスターは不良セクタチェック機能があったりして、コピー中にセクタエラーが出たら「エラーが出ましたヨ」と知らせたりして、リトライやスキップを促すのだ。が、結局ダメなセクタは死んでるセクタであって、コピーしようがない。

 また、UくんのPowerBookのHDDは、かな~りヒドくセクタエラーが出まくりの既に死んでいる的HDDだったので、最終的にはこれdo台マスターでのコピーは諦めた──エラー部をスキップしつつコピーしようとしても、元のHDDからの読み出しさえ困難である部分が多数存在していると思われ、コピーし終わる予想時間として256時間とか表示されてゲンナリしたからだ。

 てなわけでHDD内容のコピーは諦め、単純にPowerBookから古いHDDを取り外し、新しいHDDを装着しただけ、となった。が、その後はヒジョーに調子よくPowerBookが動作しているらしいので、とりあえず良かったなぁ、と。

 でもアレですな、他人のマシンのHDD、特にノートPCのHDD、さらにはApple社謹製のノートPCのHDD換装は疲れますな。てのは、最近のPowerBookってヒジョーに緻密な感じの作りになっているからだ。

 ネジを数本外せば(一部特殊形状のネジあり)、PowerBookのHDDを取り出せる。具体的にはネジ外してキーボード部をガバッと開いてまたネジ外せばHDDが取れる。Mac miniほどではないにせよ、PowerBookはフタ(キーボード部)を開きにくい。し、ヘタして開くと、美しいキーボード部のアルミパネルが歪んじゃったりする。ガサツなAT互換機PCだとけっこーガバガバ開いちゃうんだが、Appleのマシンはやっぱ怖いと思った。

Intel Mac miniでWindows XPを動かすための本

Intel Mac miniでWindows XPを動かすための本

2006年6月12日 09:00

 DOS/V POWER REPORT編集部から新しいムックの見本誌をいただいた……というか送付されてきた。『Intel Mac miniでWindows XPを動かすための本』というタイトルの本。

 この本、タイトルからもわかるように、Boot Campを使ってIntel製CPU入りのMacでWindows XPを使えるようにするという内容。で、こちら方面の書籍や記事に関して百戦錬磨なインプレスなので、あ!! 改バカの高橋さんが書いてんのか~。ていうか、パラパラッとめくっていけばBoot Campの使い方からWindows XPのインストールの実際、さらにはMac OS初めての人に対するノウハウ等々がザックリわかってしまう。

 ていうかなんかあのえーと、ヤバいタイミングでヤバい本が送付されてしまって微妙に困ったり喜んだりした俺。いやね、Intel Mac買いたいんですよっていうか欲しい。拙者的には数世代目のIntel Macを買う方が何かと安心でき、もしかしたらWindows XPプリインストールバージョンが出てきたり(しさなそうだけど)した時期に買うのがオイシイ印象であるし、OS Xがもちっとバージョンアップしてからの方が、等々と“Intel Macをまだ買わないための言い訳”を多数開発中なのである。

 でもぉ、この本とか見るとぉ、やっぱIntel Macで遊んでみたいなぁ~、と。最近はMac安いしなぁ、と。実際アップルストア行くと即手ぇ出せそうなモデルが多々ある。昔は一年間考えつつ貯金しても手を出せなかったMacintoshだというのに。ていうかiSight使いたいよなぁ。あ、この際ギガビットイーサにし……などと妄想するとさらにIntel Mac欲しくなるし。

 蛇足ですけど、この本にMac mini分解用の金属製ヘラが付属している。で、そのヘラのところに“Hera Duo Inside”と書かれていたのに数分間ウケた拙者であった。

どんどんどんどん大容量に、ナレっ!!

どんどんどんどん大容量に、ナレっ!!

2006年6月9日 09:00

 一時は「HDDやフラッシュメモリの大容量化なんて、もういいよ」とか思った俺。単に、加速的に高まるストレージデバイスのコストパフォーマンスに対する妬み──昔は1GBで○○○○○円だったのに今は1GBで○○円かよ糞ぉ~!! とかいうショボい思いだったが、最近は、加速的に大容量化する流れが非常に嬉しい。

 あ。突然思い出しましたけど、アイ・オー・データのサイトにコラム書いたんですけど、そのコラムの“デバイスの大容量化と低価格化”という章のグラフ、オモシロイっす。HDDの価格について、「2005年現在の売れ筋である300GBモデルは、1994年時点の1GBあたり単価をあてはめると、1台2,227万5,000円」(グラフのキャプションより)という話。昔は大容量ストレージってマジで高かったんですな。

 さておき、最近はこういうニュースを見ると非常に嬉しい。スゲく大容量のHDDが出荷されたヨ、というだけのニュースだが、もーどんどんどんどんどん(中略)どんど(中略)ん大容量化されて発売されまくって欲しい。理由は、例えばデータを非可逆圧縮しなくて済むとか好きなだけバックアップを取れるとか容量を気にせず記録しまくれるとかイロイロあるが、ストレージの大容量化ってやっぱり非常によろしいと思う。

 あ、でも、ウワサによれば、大容量ストレージって、それなりにトラブルも増えるみたいですな。大容量HDDとかって昔と比べるとクラッシュするケースが増えたとか。でもまあ、大容量化・低価格化の現在だし、コンピュータの処理速度も高くなりまくり中だし、バックアップを余分に取っときゃぁイイんじゃん? とか思う俺。

 最近トキメいたニュースはコレ、の、“フラッシュメモリの値下がりに乗じたハイブリッド技術の登場”というレポート。いよいよハイブリッドディスク!! HDDと不揮発性メモリが合体したストレージ!! とりあえず読み書きが高速なメモリに記録し、随時HDDへとデータを移動、みたいな感じで使える大容量・高速なストレージ!! すニャらしい!!

 ……けど、HDDメーカーはハイブリッド化を好まないんすかぁ。HDDがメモリに駆逐される!? ニャるほど。そりゃ困るニャぁ。……でもハイブリッドディスクって、書き込み激っ速である上に超大容量なストレージになるわけで、そーんなモン普及するでしょ絶対!! サムスンも東芝も大儲けでしょ!! そしてサムスンvs東芝でハイブリッドディスクの市場価格が急降下でしょ!! そしてわしらは超大容量かつ超高速かつ安価なフィーリングで、やっぱり、すニャらしい!! とか思った。最近妄想が激しい俺です。

 でもですね、昔とかね、ファイルひとつの保存に悩んだりしたわけですよ。容量的に。このデータは、5MBもあるけど、この先、果たして利用するのかしら? 無駄に5MBも消費していいのかナ? ん~む、どうせ誰かが持ってるだろうから、消去!! みたいな。今なら5MBくらいなら残しても消しても大して変わらないから、残したりしますよね。

 例えば、今とか、テレビ放送とか録画しまくったりする人は、コレとコレは保存版だからDVD-Rに焼いて、コレとコレは消去、あとコレとコレは……微妙だなぁ、どうしよう? みたいな状況。あるいは、ポータブルオーディオプレイヤーにこれらの音楽CDを入れたいが、んーと、じゃあ256Kbpsじゃなくてぇ、160Kbpsでぇ、おりょっ、入らないかぁ、なら128Kbpsにしとくか、みたいな状況。これらは、ストレージが大容量になると、一変しますな。

 ええっテレビ録画し損ねたって……何それ!? 普通全チャンネルを24時間録画するよねぇ。え? そうなんだ。じゃあオレが持ってる古い20TBのハイブリッドレコーダーあげるよ。とか。まぁ時代が変われば“放送を録画する”という考え方自体がなくなるかもしれないが、考え方が変わる速度より、容量が増えるスピードの方が速いような気がして、なんか嬉しい拙者なのである。

その後のVAIO type U(新型)

その後のVAIO type U(新型)

2006年6月5日 09:00

 本ブログのココココで書いた、ソニーの新型VAIO type Uの件だが、何度考えてもやっぱり欲しい。

 とりあえず、ってコトでsonystyleにて予約エントリー(でしたっけ!?)登録。買うか買わないか迷い中だが、とりあえずツバ付けモードですな。ちなみに、sonystyleのこのテのエントリーシステムは、エントリーしたけど買わないってのもアリだ。また、エントリーしたのに買えない、というケースもあるみたいなんスけど、そういうケースってホントにあるんでしょうか? 拙者的には未経験、かな!?

 で、エントリーしたのが5月の16日。しばらくはtype Uのコト考えるのよしましょう……と思ったら、5月22日にはもう、“ご注文受付開始のご案内”のメールが届いた。って、え? ええっ!? あ、そうかtype Uは5月27日発売なのか。なるほど、時期的に……ていうか、どうしよう!? 買うのか>俺!! 買わないのか>俺!! どうするんだ>俺ッ!!

 買うなら速攻予約なのである。ゆっくりまったりと予約しようかな~とか考えてると、予約できたが納期が先に、てなことになりかねない。というかナリがちですな。最近のこのテの販売方法においては。また、人気商品になると、即日で予約受付終了状態(モノや販売店によっては予約は受け付けるが納期がけっこー先に)なったりする。すなわち、こういうモノを買うときはスピードが命なのであり、先にクリックした者が欲望を成就させられるのであるッ!!

 などと約512秒で危うい結論に至った俺は即座に新型VAIO type Uを予約ッ!! よっしゃぁ!! 予約完了!! ……はぁ疲れた。寝るし。

 てな感じで5月22日に予約した拙者なんですけど、あの、えーと、当然っちゃぁ当然なんスが、その日から一週間も経たない5月27日にtype U届きました。早っ!! ていうか発売日だから早いも遅いもないんですけど、ゲンブツが今、ココに。

 まずは、いじくりつつ、んぬ~キーボードは超小型で押下感があんまりナイのでマジでペン専用かもしれない……けど小型キーボードを接続すれば外でも原稿が……書けるけど書くならフツーにtype T持ち出せばいいのか……と、現在想像中である。若干バタバタしておるゆえ、まだ電源入れてないんスよ。

 さておき、5月16日に発表された途端エントリー開始で5月22日に予約可能状態であって5月27日にモノが届いた。某林檎社などは発表日が発売日だったりするので、その勢いには及ばないが、発表!! 予約可能!! 発売!! の期間が短くてナンですな。つまり、もーアレですよ、消費者に考えるヒマを与えない商法ですよこれは。新手のネズミ講とは全然完璧に違うが、健康食品販売所に客を集めてフトンとか売る商法ともまるで違うが、消費者の心理をけっこー読みつつ揺さぶる商法なような気がする。

 ま、こういうのは熱が冷めないうちに買い、その勢いで使いつつ、自ずと愛着を高めてハマっていくのがある種のハピネスと言えるので、悪くない。売る側も、俺とかみたいにノッて来るヤツが少なくないってわけで、ビジネス的にもハピネスかもしれない。

VAIO type U 買いたい欲が増大

VAIO type U 買いたい欲が増大

2006年5月26日 09:00

 その後も新しいVAIO type Uの情報を数時間おきに眺め、考え、ん~欲しいにゃぁ~と思いつつ仕事してる俺なんスけど。

 ソニーの製品紹介ページで、今度のtype Uのページ、俺的には非常にヤバい。新VAIO type U購入を後押しする情報が多々あって困る。例えばナビゲーションの項目あたりは、一時期の“サブノートでカーナビならソニー”みたいな記憶を蘇らせる。

 ナビなんつーモノはですね、クルマならカーナビが便利なんですよ。徒歩ならPDA系とかauのEZナビウォークなんですよ。海上ならタフブックに電子海図でしょ。てなコトはわかっているのである。

 が!! 新VAIO type Uと同時に発売されるVGP-BGU1!! Bluetooth GPSユニット!! ソニーが真っ向からBluetoothでGPSレシーバ!! そして新VAIO type U には、プロアトラス2006 for VAIO とかゆー電子地図がプリインストールされているっぽくて、なんかワクワクしちゃいますな。もー。イヤン。

 あと、新VAIO type UでAVしましょう的なページ。ポータブルマルチメディアプレイヤーが多々ある現在、わざわざ新VAIO type Uをマルチメディアプレイヤーとして使わないだろうなぁ、とか思った矢先に「あっ」と思ったのがVGP-BRM1。Bluetoothレシーバですな。

 Bluetoothレシーバは他にも多々あるんですけど、このVGP-BRM1についてはこんな記事が見つかった。本文後半にですね、“Bluetoothのチップセットの特性によるノイズを低減するため、専用DACを搭載”って書いてありますヨ!!

 Bluetoothヘッドホンを多々試した拙者だが、どの製品にも多かれ少なかれBluetooth特有のシャリシャリしたノイズがあった。けど、もしかしてこのVGP-BRM1使うとノイズが激減したりするのかも!! とかやっぱりワクワクしちゃう俺なのであった。でも、VGP-BRM1のsonystyleモデル(!?)に付属するポータブルオーディオプレイヤー側のアダプタは、なんかウォークマン専用?

 ともあれ、久々に興味深いポータブルPCとなった新VAIO type Uと、やっぱり興味深い周辺機器。その後、HDDレス・フラッシュメモリのみの新VAIO type Uが発表されたりして、こちらも良さそう(でも高そう)。なんかソニー、最近元気っぽい感じですな。

スライド式キーボードのVAIO type U

スライド式キーボードのVAIO type U

2006年5月24日 09:00

 日帰り関西旅行(ていうか仕事!?)から帰り、今度はやっぱり純粋に関西方面を旅行しまくりたいなぁと思い、友人に「関西行こうよ串カツ旨いよ街も超オモシロイよ~」的なメールを送って盛り上がり、じゃあ行こうゼてな話になり、そんなら日本橋とかで機材も買おう~太陽の塔も見よう~、しかし旅費はどのくらいかナけっこーかかるんだよね新幹線ってさぁとかメール送受信しまくっていたら、あらま!! こんなんが出るらしいじゃありませんか!!

 すなわちソニーの新型VAIOであり、新しくなったVAIO type Uである。

 やば。これ欲しいわ。“店頭予想価格は17万円前後の見込み”らしい。興味津々。で、ソニーの製品紹介ページにあるフラッシュコンテンツ(!?)を見ていたら、コレかなり小さそうであり、オリガミとかよりもナルホド感が高い気がしてきて、スゲく欲しまってしまった。即座にsonystyleにて先行予約エントリーしてみた。

 使用感的にはザウルスっぽいのかしら、ていうかW-ZERO3っぽいのかしら、でもOSはWindowsXPだから、PDA的な苦労っていうかPDAに積極的に慣れていく必要みたいなモンは薄そうであり、やっぱけっこう良さそうである。ただ、良さそうっても、マニアックな観点からの魅力ですな。持ち歩くPCとしての実用性やコストパフォーマンスを考えたら、たぶんVAIO typeTのほーが上であり、あるいはレッツノートR5なんかのほーがイイと思われる。

 けどですね、ちょっとそこのマニアックな方、考えてみてもくださいよ。こういう性能でこういう容量でこういう接続性のポータブルコンピュータって、一時期はマジで夢のマシンだったハズ。IBMのウルトラマンPCにムムムムッ!! と思った人や、OlivettiのQuaderno33にウヌヌヌッ!! と感じた人にとって、今度のVAIO type Uったら、そーとーキませんか!? あ、話が古い? じゃあOQOとかよりずっと手ぇ出しやすくありませんかっ、とキたもんだ。

 ちょっとドキドキしちゃうよネ!! VAIO type Uの製品紹介サイト見てると欲望と出費で手に汗握っちゃうよネ!! とか思った。

正真正銘の衝動買いを見た

正真正銘の衝動買いを見た

2006年5月15日 09:00

 先日、某社の某携帯型計算機に関する映像収録っていうかパナソニックの新型レッツノートのY5のImpressTVにおける映像収録仕事があったんですけど、その時のお相手(アシスタント!? ナビゲーター!?)の某氏っていうか渡辺智子さんがスゴかった。

 渡辺さんはライムライトという事務所に所属するキャスターの方なんですけど、あ、スタパトロニクスTVのアシスタントの渡名喜織恵さんと一緒の事務所でオトモダチらしいんですけど、あ、渡名喜さんの宣材写真はご本人に近いんですけど渡辺さんのそれは宣材的加齢感が過剰に高くてモッタイナイと感じる(宣材に90年代の西村知美を足して三等分すると本人に近くなる思える)んですけど、さておき、この人の物欲向上度合いがちょいと衝撃的であった。

 パナソニックのレッツノートY5は超軽量でCoreDuo搭載なのに超時間駆動である上にキーボード全面防滴だったりしてスゴいってコトで、そのキーボード全面防滴を映像で出そう、てな収録現場ですな。その現場における拙者のお相手である渡辺さんは、仕事上、最近はノートパソコンの必要度が超高い状態であらせられたけど、現在はデスクトップ(古い機種)のみ使用中。そんな現場において、俺とか世間話的に訊かれるわけですな渡辺さんに。「ノートパソコン欲しいんですけど、どういうのがイイんですかぁ」的に。

 その場にパナソニックの最新カタログがあったりして、また拙者個人がレッツノートR3ユーザーであり、さらにレッツノートのR系(いちばん小さいレッツノートのシリーズ)は非常に女性受けが良いので、「コレとかイイっすよ」とカタログのレッツノートR5を指さしてみた。が、「はぁ」「ふぅん」と、イマイチなご様子。

 あぁそう言えばと思って、レッツノートR5におけるカラー天板の件も言ってみた。パナソニックの直販サイトで買うとパソコンの色が選べるヨ、とか。俺とか赤使ってて通常の3倍ジョリーグッドで3倍ナイスで坊やより3倍イケて……とその年齢の相手には通用しない空想上の情報を伝えようとしたその時であった。

 渡辺さんの目がスタジオ内にいる誰よりも強烈に輝いているっていうよりもむしろギンギンであらせられたのを、スタジオ内の誰一人として見逃す者はいなかった。直後。

「あ、わたしこのピンクのがカワイイ~これ欲しい~」

 って天板だけでイキナリ乗り気かよ!! 他は? ねぇCPUとかHDDとかOSとかキーボードとか液晶パネルの解像度とか質量とかあのあのねぇちょっと渡辺さん聞いてますかワシらの話!?

「こっちの赤もいいなーでもやっぱりピンク~」

 聞いちゃいねえ。

 といった和やかな雰囲気で映像収録開始。そして無事に収録終了。

 一段落してスタッフ一同で茶なんぞ飲んでいる時、関係者のひとりがレッツノートRシリーズの実機を、渡辺さんに見せた。

「ええっ? こんなに小さいの!?」

 ええっ? こんのくらい小さいってさっきから言ってんじゃないスか。ちょっと渡辺さんマジで天板の色だけ考えてたんですかっ!? 天板とかじゃなくてR系の最大の魅力はサイズと質量なんですよ!! バッグにスッポリ入れてモバイル……ってまた聞いちゃいねえ。

「それで、これでピンクがあるんですか?」

 だからさっきからアルって言ってんじゃねーかコラ、と映像収録現場におけるプロデューサーの目が発言していたが、さておき、次の瞬間、スタッフ一同、ちょっとやそっとじゃ見られないし滅多にあることじゃねぇ実現を目の当たりにした。

「じゃあこれ買いますわたし、どこに売ってますか?」

 だーかーらぁー天板の色付きのはパナ直販だっつってんだオラオラオラ~、と目で発言したのはディレクターであったが、それ以上に「買う」とか言い出す勢いに皆驚いていたが、時間がなくなったので拙者は収録現場を後にした。

 レッツノートRはサイズで女性受けするのかと思ったら、もしかしたら天板カラー? 渡名喜さんも赤いレッツノートR3超欲しがってたけど……天板カラーとサイズ・質量が揃って女性受けすると考えたいところだが、渡辺さんの物欲的反応はなーんか天板の魅力に対してのみでサイズ・質量は後押し理由のひとつという印象であるなぁ、とか運転して帰宅して酒呑んで寝て翌朝起きてネットにアクセスしたら、んまっ!!

 渡辺さんのブログで、渡辺さんがレッツノートR5をマジで買うらしいというコトを知った。ホントに買うスか!! すげ!! すごい加速感!!

 前述の収録現場にて、渡辺さんがレッツノートのR系の存在を知り、カワイイ~欲しい~とか言って、もうホントに購入を決心してるんですよ。速ッ!! 俺とかも衝動買いとかしますけど、思わず買いますが、ノートPCはさすがに数日とか考えてから買いますけど。見て、知って、即断!! というのは凄いっス。

 モノホンで生粋の衝動買い行為だと思った。俺も俺も俺もなんかそーゆーふーなスピード感がある衝動買いしたぁ~い、とも思った。……でもレッツノートR5だから渡辺さんに恨まれる心配なさそうだと思ってホッとしたりもした。