スタパ齋藤の「スタパブログ」
サイバーナビ更新でXPマシンがまた活躍
パイオニアの「サイバーナビ AVIC-VH9900/ZH9900/H9900」を使ってるヒト~、無料でのバージョンアップサービスは「2012年5月31日まで」ですよ~、急がないと有料になっちゃうヨ!! 詳しくはこちら。
というわけで「サイバーナビ AVIC-VH9900」ユーザーの俺も急いで無料バージョンアップを行ったのであった。サイバーナビはパイオニア製の超高性能カーナビですな。
サイバーナビはインターネット経由で地図データなどを最新のものにバージョンアップできたりする。VH9900だと、ナビのHDD部分を専用クレイドルにセットし、専用ソフトを入れたPCとUSB接続してバージョンアップする。具体的な手順はこちら。
バージョンアップは既に何度か行っているので、いつも通りに手慣れ……た感じで行えるかと思ったら、今回はトラブル続出。詳細は省くが、なーんか俺のデスクトップPC(Windows 7 64bit)だと、エラー出まくりなのであった。夜8時頃作業を開始し、結局25時頃までトライアンドエラー状態で、バージョンアップできなかった。
もういいや。ヤメた。パイオニアに直接送ってバージョンアップしてもらう(2万ナンボかかる方法)。とか思ったのだが、26時を迎える頃、「もしかして?」と試したらあっけなくデキた。
このエントリと同様、デスクトップPCだとダメなのだが、古いWindows XPノートPCを使ったらイケたのだ。ニャんでかしら? ますますInspiron 9300を手放せなくなったナリ。
ちなみに、26時頃にバージョンアップを始めたが、それが終わったのは朝。拙宅回線は遅くないほーだが、ネット経由でのサイバーナビバージョンアップは合計4時間以上かかるのであり、そーゆーモンなのであった。
ソニーのGPSロガーGPS-CS3Kを購入
ソニーのGPS-CS3Kを購入した。デジカメと組み合わせて使うためのGPSロガーですな。発売は2009年3月13日。メーカー価格は1万8900円。
使い方としては、GPS-CS3Kを持ち歩きつつ、デジカメで写真を撮る。すると後で、GPS-CS3Kが得た位置情報を、撮った写真に埋め込むことができる。結果、位置情報を持ったデジカメ画像(ジオタグを持った静止画)を利用できるようになる。たとえば地図上の撮影位置に写真を表示するとか、写真見て「コレってどこで撮ったんだろう?」と思ったら地図上にすぐ撮影場所を示せるてな感じで使える。
最近、やはり画像にジオタグあったほーが楽しいナ、とかよく思う拙者。写真は眺めたり思い出したりして楽しいわけだが、これが地図と連携するとさらに楽しい───思い出しやすくなるし、地図上での新たな発見もあるし、ほかにもいろいろな楽しさや利便があると思う。
ので、今後はこまめにジオタグを付加してゆきたい。GPS-CS3Kの使用方法~イメージはココで読めるが、写真が入ったメモリースティックデュオ/SDメモリーカードをGPS-CS3K本体に挿してのジオタグ付加も行えるってのが手軽で良さそうと思い、購入に至った。
……のだが、あまりの暑さに外出控えまくりであり、まだGPS-CS3Kのパッケージも開けてません~。
ソニーのデジカメ写真活用向けGPSロガーGPS-CS3K。GPS非対応デジカメで撮った写真に位置情報(ジオタグ)を付加できるのだ | ジオタグってニャにかしら? 暑くて開けないらしい。うかちゃんも暑いニャ。ぼくはとても暑いです。ニャ。ニャ。みたいな |
GARMIN Oregon450TCがイキナリ役立った
前にエントリしたGARMIN Oregon450TCの件。等高線が入った地形図などを見られるハンディGPSマップ機器ですな。
GARMINのハンディGPSは、米国の兵士が戦地へ赴くとき、保険的に自腹購入したりするらしい──戦地で迷ったときに無事にベースキャンプまで戻れるようにサバイバル機材としてハンディGPSを買うんだとか。拙者がOregon450TCを買ったのも、わりと似た理由かもしれない。
自転車で山道を走るとき、迷ったらタイヘン。行方不明になるような場所に行くわけじゃないんですけど、山っていうか丘っていうか、森や林のなかのダートロード走るとスゲく迷いがち。標識とかナイわけであり目印も僅少であって、道の分岐も怪しくてソレが人が歩いたりする道なのかケモノミチなのか偶然道に見えているだけなのか、よくわかんないっス。
そこでOregon450TC!! 「あれ? ココって……ドコ?」となったら現在位置参照ですよ!! 進むべき方向~道を確認ですよ!! これによって迷子状況から脱出ですよ!! ていうか迷子防止装置!! てなわけである。
って、丘的な里山を走ってる拙者なので、そんな大げさな話じゃないんですけどネ。とは言え、迷うのは危険だし、それ以前に疲れる。ちょっと迷う程度ならエキサイティングなんだが、ビシッと迷うと、自転車担いで高さで何十メートルも山登りするハメになったり、湿地に入ってグショグショになったり、ゲンナリ。そうならないために、サクッと現在位置を確認できつつ地形図を参照できるOregon450TCは「ぜひ持っておきたい」と思わせるGPSなのだ。
そんな感じでOregon450TCを携帯して自転車に乗っている最近なんですけど、先日、山道で本格的に迷った。進んで行ったら道が消えた。戻ってみても道が見つからない。ズニャーン!! うそ~ん!! でも大丈夫。Oregon450TC活用。ハイこっちですね。ホイ脱出。的な。
まあ非常に低い里山なんで、Oregon450TCじゃなくても、ちょっと高いところまで行って周囲を確認したりすればどうにかなるんですけどね。でもOregon450TCみたいな機器を使うと、一手間二手間省けてラクだゼ、みたいな。
BaseCampを使って見つけた近場のトレイル。この場所は初めて。どんな道なのかワクワク状態で走るのであった | 林のなかな意外に広くて走りやすい。春先~初夏に来たら気持ち良さそうだなぁ。ていうかまたココに来るニャ!! | すぐ横が崖になっているような道も。道自体はハイキングコースのようで、わりあい平坦だったりする。走りやすい |
BaseCampで点線探して妄想中
GARMINの、どちらかと言えば山登り向きなハンディGPSであるOregon450TCを買ってから、地形図見まくり状態になってしまった。以前から電子国土ポータルで地形図を見たり、ルートラボでルートの傾斜を調べたりしていたが、さらに見まくりの地図野郎。
Oregon450TCには、国土地理院の1/2万5000地図(10メートル間隔の等高線入り)に相当する地形図である「日本登山地図(TOPO10MPlus)」が入っていて、Oregon450TC上で閲覧できる。また、付属ディスクからBaseCampソフトウェアと地図データをパソコンにインストールすると、パソコン上で日本登山地図(TOPO10MPlus)を閲覧したりルートなどを設定(してOregon450TCに転送)したりできる。
で、拙者的にオモシロ過ぎなのがBaseCampでの日本登山地図(TOPO10MPlus)閲覧。ま、等高線入りの地図を自由に見られるわけですな。ソコには人が歩ける道(地形図上では点線)も表示される。そんな歩道(と言っても未舗装だったりする)は、MTB(マウンテンバイク;山道を走れる自転車)で走ってOKである可能性がある。
つまり、BaseCampで等高線入り地図を見て、傾斜なんかを考えつつ、「う~この道、もしかしたらスニャらしく快適なMTB向けトレイルなのでは!?」などと夜な夜な妄想しているのだ。
そしてBaseCamp上にルートを引き、これをOregon450TCに転送し、翌日走ろうと思ったけど仕事が山積みで走れなくて残念なので仕事を終えた夜にまたBaseCampを起動して……。みたいな。
GARMIN Oregon450TCおもしれ~♪
GARMIN Oregon450TC。GPSストアにて9万9750円で購入したが、シティナビゲーターとTOPO10MPlusが入って10万円未満って、前の機種買った人が怒るくらい安いと言えよう |
先日のエントリにあるように、RAMマウントを買いにGPSストアに行った拙者。目的はRAMマウントだったのだが、GARMINのハンディGPSを「触ってみて良かったら買おうかニャ~」と考えていた。
ハンディGPSとして狙っていたのは、GPSMAP 62SJとOregon450TC。性能的にはどちらも非常に高く、拙者の用途には十二分。そういう観点からの違いは、GPSMAP 62SJがボタン操作であり画面解像度が160×240ピクセルで、Oregon450TCがタッチパネル操作で画面解像度が240×400ピクセル。
ガジェット的にはOregon450TCのほーがソソる感じだが、こういうハードウェアは手袋したまま操作することが多かったり、結局は一時的に画面を閲覧できればよかったりで、もーしかすると先進的っぽいOregon450TCよりも、質実剛健っぽいGPSMAP 62SJのほーが実用的だったりするかも!? ともあれ、そのあたりよくわかんないので、GPSストアで実機を触ってから、と考えていた。
結果、両機をイジったが、すぐにOregon450TCを気に入ってしまい、購入。超大雑把な使用感としては、Oregon450TC、このテの機器としてはヒッジョーにわかりやすい!! 使いやすい!! 処理速度も表示も快適!!
あと、Oregon450TCって地図データとして日本登山地図(TOPO10MPlus)と日本詳細道路地図(シティナビゲーター)が付属してるんですな最初から。だから450でTOPOとCityが入ってるから450TCなのかニャ? ともあれ、買ったら即、日本国内の詳細な道路地図が使えて、さらに国土地理院の1/2万5000地図(10メートルの標高線が入ったアレ)に相当する地形図が使えるのだ。
てなわけで、現在鋭意Oregon450TCで遊び中。もはやOregon450TCを使うために登山してみたい~的な愉快さである。
付属のBaseCampソフトウェアを使えば、パソコン上でシティナビゲーターとTOPO10MPlusを利用できる。山登りする人とかにはタマラナイ表示じゃないでしょうか、コレ | オニェゴンってニャにかしら? ニャーミンらしい。また地図ね。また地図だね。地図ばかり見てると地図になっちゃうわね。なっちゃうかもね。ニャ。ニャ。みたいな |
GPSストアが凄かった
GALAXY Tabは自転車用のGPSマップとして使えるかナ? という記事を書いたが、自転車用マップとしてはなかなか快適だった。ので、今度はGALAXY Tabをカーナビとして使おうと考えた。
GALAXY Tabカーナビ作戦の顛末は別途記事にしたいが、さておき、まずはGALAXY Tabを車載しなくちゃ始まらない。できればダッシュボード上に固定したい。
そこで思いついたのがRAMマウント。電子機器などをクルマやオートバイや自転車や戦車や潜水艦などに取り付けるのに使える超有名汎用マウント器具である。
が、GALAXY Tab用のRAMマウントアダプタ(ホルダー)はまだ出ていないもよう。ただ、RAMマウントからは「いろいろな携帯電話やGPSをセットできる汎用ホルダー」みたいなのが多々出ている。もしかしたらGALAXY Tabに合う汎用品があるかも?
こういう場合は実際にRAMマウントを置いているショップにGALAXY Tabを持参して試すのがイチバン!! と思った瞬間出かけたのが、ウワサのGPSストア。「GPSストア」って名前のGPSショップなんですな。非常にベタっていうか一瞬戸惑うショップ名だが、オンラインショップなどを見ても品揃えは非常に充実しているもよう。
でまあそのリアルショップに出向いたんだが、驚きましたよええ、RAMマウント製品の品揃え。ココ、日本一とかじゃないだろうか? 結果としてGALAXY Tabに合うホルダーはなかった(RAMマウント製品として存在しなかった)が、iPhone 4用ホルダーとかiPad用ホルダーとか強力なサクションマウントとかイロイロ買ってしまった。
RAMマウント購入を考えているならGPSストアの実店舗かなりオススメ。実際に試せるマウント実機も多々あるので、固定したいデバイス持参で行くといいと思う。
GPSショップはGPS機器専門店。小さなショップ内にハンディGPSをはじめとするGPS機器~アクセサリが多量に並んでいる | 壁一面に吊されているRAMマウント製品。こーんなに多種多様なRAMマウント製品が揃っているショップは初めて見たゼ!! | 「このホルダーにこのベースを……」などと妄想っていうか想像しまくれるほど多種類のRAMマウント製品があるのだ |
ホルダーの類は実際に手に取って試せるサンプル品も置かれている。実際にイジって使い心地を調べられるのがイイですな | 特殊な汎用ホルダーや各種ベースも展示されている。RAMマウントによる固定強度なんかもある程度把握できる | ニャムニャウントってニャにかしら? 固定らしい。固定されたらヤだニャ。ぼくもヤです。ニャ。ニャ。的な |
やっぱりYahoo!地図が好き
iPhone 4でYahoo!地図アプリをけっこー使う拙者である。てかウェブでもYahoo!地図サービス(http://map.yahoo.co.jp/)をよく使っている。
その理由は、ココにも書いたが「橋を名前で検索できる」こと。ほかのウェブ地図サービスだとけっこーデキなかったりする橋名検索(!?)が可能なんである。
橋の名前とか位置の情報なんて、要る? 「あ、要ります」って言う人はけっこー多いように思う。仕事で道を走りがちな人はもちろん、趣味でも橋の名前や位置の情報は必要になったりする。
たとえば自転車野郎の人は、橋の名前を挙げて話をすることが少なくない。「○○橋と○○橋を結ぶ道路、最近舗装し直して走りやすくなったらしい」とか。このあいだもtwitterで「初雁橋と川越橋のあいだの凸凹道はどうですニャ?」とか訊かれたりした。
上記リンクでも書いているが、釣り人も似たような感じ。とくに川釣りをする場合はそうで、「○○橋の下流30mくらいのところから川辺に下りられる」とか「○○橋から上流は釣り禁止」とか橋の名が多用される。
てなわけで、橋名でその位置をピンポイントで探せるYahoo!地図アプリおよびYahoo!地図が好きな……というか必要な拙者なのであった。
iPhone 4でYahoo!地図アプリを使っているところ。地図アプリとしては至ってフツーな感じです。もちろん無料 | このように橋の名前を入れて橋そのものの位置をピンポイントで検索できたりするのがこのアプリのナイスなところ | 上が橋そのものがヒットしたデータで、下が橋の近くにある交差点がヒットしたデータ。拙者的にはたいへん有り難い |
このように橋の位置をピンポイントで探せる。ほかの地図サービスではコレが案外できなかったりするんですよマジで | このように橋そのものと、橋の近くにある橋と同じ名前の交差点が区別されて扱われている。とても役立つ情報なり | 橋ってニャにかしら? 川らしい。うかちゃんは川を見てみたいニャ。ぼくは外とかはいいです。ニャ。ニャ。的な |
電子国土ポータルが便利な件
MTB(マウンテンバイク)であちこち走っている拙者なんですけど、MTBは林野とかダートロードを走るのがオモシロい。ので、そーゆー道へと好んで出かけるのだが、わりと「ええっ、聞いてないよ~!!」てな雰囲気の状況に出くわす。
拙者がMTBで「行ってみようかな」と思う道は、いわゆるサイクリングロードと違って、平坦ではない道。舗装とかもナイ道。まあソレが目的で行くわけだが、道の情報が得にくい。一応、道はあるらしいけど……それ以外はよくわからない、的な。
ともあれ「とりあえず行って(というか入って)みよう」と思って走りに行くと、急坂でしかも砂利道だったり、獣道っぽい道だったり、登山道っぽかったり、極端に平凡だったり、MTB禁止だったり、いろいろ。でもダートなら楽しめるケースが多い──走行がとてもタイヘンだがエキサイティングであり、ある意味で走り甲斐がある。
そんな道を走って帰宅し、現代的な生活空間に戻ると、走行後の満足感に加えて、ちょいと大げさだが「一応無事に帰ってこられてよかった」的な安堵感が得られる。と同時に思うのは、「実際あの道、どういう場所でどんな傾斜だったのかな?」ということだ。
その再確認に電子国土ポータルが便利で楽しい。国土地理院の地形図などの地図を見られるサイトですな。以前からあるウォッちずよりもかな~り使いやすくてイイ。等高線や人が歩ける道などを追いつつ楽しむわけですな。このサイトとウィスキーでそーとー夜更かしできる拙者である。
地図関連で言えば、自転車のコト考えてる場合は、まずGoogleマップから閲覧を開始する感じですな。自転車野郎のBlogとか読んだりして、「実際どーなのよその道!?」と思いつつGoogleマップで全体像を見たり航空写真を眺めたり。
そして「じゃあそのうち走ってみようかニャ」と思って使うのがルートラボ。ルートを描けば標高差などを含めて走る道を詳細に調べられる。ルートラボで作ったルートを見つつ、前述の電子国土ポータルでさらなる詳細を見たりすると、楽しくて飲み過ぎて二日酔いになる可能性すらある。
……そー言えばtwitterで「そのうち地形図で点線(徒歩なら通れる道)探すようになりますよ」とか言われたが、そうかも!! 最近電子国土ポータルで点線ばっかり見てるかも!! とか思った。
(1)近所の人工湖。ビミョーに寂れているが、ウォーキングの人と釣り人はけっこー多い | (2)その人工湖周囲の道の一部にダートロードがあり、MTBで走れる。周辺もダートが多め | (3)MTBじゃないと無理気味な激坂もある。けど距離が短いので楽しかったりもする |
(4)こちらは山口貯水池付近のダートロード。アップダウンが多くて案外キツかったりする | (5)一部にシングルトラック風な道もある。が、自転車禁止のところもあるのでルールを守って | (6)多摩地区の人には有名な横田トンネルなどもある。トロッコが走っていたトンネルだそうだ |
(7)こちらは近所の丘陵。ていうかココ。リベンジは半分くらい済ませた……んだろうか? | (8)MTBでのトレイル走行もちょっとできる。気を抜くと崖から落ちるようなポイントがあったりも | (9)見晴らしも良い。スカイツリーも見える。お散歩の人が多めなので、歩行者超優先で走るのだ |
(10)電子国土ポータルで地形図を閲覧中。等高線楽しい~♪ 点線を探して妄想してゆきたい!! | (11)地形に合わせた陰影表示も。意外に多機能なのだ。そして意外に操作性がよかったりもする | (12)また自転車ね。自転車らしい。寒いのにね。寒いよね。ニャ。ニャ。みたいな |
位置情報をネットで大公開しまくりの件
iPhoneとかGPSケータイとかって、写真に撮影現場位置とか端末現在位置などの位置情報(ジオタグ)を埋め込めますな。マップと写真を連携させて使ったり、仲間に現在位置を伝えたりするのには非常に便利な機能だ。
が、ツイッターとか見てると、なんかこう、ヤケに使われすぎているような気がする。いや意識して使うのはジオタグ関連サービスなんかの発展につながるので良いと思うが、そうでない場合はそれなりのリスクもあるよなぁ、と。
たとえば写真の公開。Twitterでもブログでも似たようなものだし、公開(アップロード)先なんかにもよるが、ジオタグ付きの写真をネットに公開しちゃうと、撮影位置をかなり正確に知られてしまったりする。庭のお花の写真をブログに掲載しただけのつもりが、写真に含まれるジオタグにより、住所までネットに公開しちゃった、という可能性があるわけだ。
ただ、日本国内で流通している日本メーカー製端末って、意識的に操作しないと写真にジオタグが付くことはないような気がする……けど、GPSケータイ各機種をチェックしてるわけじゃないので、よくわからない。そのあたりはご自分でご確認を。
iPhone4の場合は、カメラ機能を使うとき、確か「位置情報の利用を許可しますか?」的な表示が出て、許可するかどうか(つまり写真に位置情報/ジオタグを埋め込むかどうか)をユーザーが決めたと思う。で、許可すると、その後に撮る写真には全てジオタグが自動付加される。
なお、iPhone4が写真にジオタグを自動的に埋め込んでいるかどうかは、[設定]→[一般]→[位置情報サービス]のなかのカメラの項目で確認できる。写真にジオタグ付けたくないなら、このカメラの項目を[オフ]にすればいい。
拙者もiPhone4を使ってツイッターへ写真付きの投稿を行ったりする。正確にはツイッターにメッセージとURLを書き込み、そのURLは画像投稿サイトの写真を示している。また、iPhone4で撮った写真にはジオタグが自動付加されている。
ので、写真の投稿先や投稿方法によっては、その写真のジオタグから撮影位置を完璧に知られてしまう可能性がある。けど拙者の投稿痕跡を調べたところ、どーもジオタグが削除されていた───たぶんiPhone4から投稿時(画像リサイズ時)にジオタグが消えたか、投稿先でジオタグが削除されたかだと思う。
ともかく、わりとフツーにiPhoneとか使って写真をネットにアップとかしてる人は、撮影位置を誰かに正確に把握されてしまう可能性がある。「髪型変えたよ~♪」とか自宅で自分撮りしてツイッターに写真アップしたりしているニャわいい女の子が、ド変態野郎に目を付けられたうえに自宅の場所まで完璧に把握される、というコワいことも可能性としてはあるわけですな。
それから、現在ココに来ました的なリアルタイム性の高い(ソーシャル系)サービスがあるが、アレって人によってはヤバいですよね。単純なところ「この人いまココに居るって自己申告してるから、自宅には誰も居ないハズだよね」と留守を知られてしまう。さらに「いまココに居るって言ってるし、飲み会始まったばかりらしいから、1時間くらいは帰宅しねーだろ」と、悪事の計画を余裕をもって立てられてしまうかもしれない。
けど、そこまで神経質に考えちゃうと、楽しく便利なGPS機能と位置情報系サービスがツマンナクなる。が、位置情報を晒すことはリスクを伴うことでもあるのは確か。
拙者的には、写真アップしたりココに到着とかツイートしたりする前に16秒くらい考えるのがいいんではないだろうか、と。「ん? ココに来てるコトを知られて不都合あるかな!?」「この写真の撮影位置知られて困ることあるかな!?」とかですな。その16秒間で答えが出ない場合は、とりあえずアップロードとかツイートは止めて、後でまた改めて考えるとゆー方向がいいんではなかろうか。
拙者のiPhone4の位置情報利用アプリ一覧。カメラの項目をオフにすると、写真にジオタグが自動付加されなくなる | ジオニャグってニャにかしら? ツニッターで位置らしい。よくわからニャいわね。わからニャいよね。ニャ。ニャ。的な |