スタパ齋藤の「スタパブログ」

焦ってポチった残念感とOptimus mini three

2006年4月26日 09:00

 キーボード好きや有機液晶好きやヘンな周辺機器好きや珍しモノ好きやキレイなもの好き等々いろんな人から注目を浴びているOptimus mini three。ロシアのデザイン会社ことArt.Lebedev Studioが発売しようとしている、非常に珍しくも美しくも便利そうな3ボタンキーボードですな。

 これ以前にOptimus keyboardが発表されていた(2006年末の発売予定)のだが、これよりも先にOptimus mini threeの発売が決まった(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0202/lebedev.htm)。ので、拙者、ロシアのサイトにて速攻予約ですよええ!! 妙に親近感のある国のサーバにおける通販予約なので、なんか安心しつつ注文したってのは半分冗談だが、もちろん!! シルバーとブラックを予約ですよええ!! でも発売が延びてガックリですよ(悲)。

 まあいいや、とか思っていたら、今度はこのOptimus mini threeの日本国内予約が始まったとか。予約受付を行なうのは、GDEXTWOTOPShopUの各オンラインショップ。キーボード野郎にはShopUあたり、おなじみですな。

 各ショップとも、ロシアのサイトでの先行予約価格よりは少々値が高くなっているが、ん~、なんかこう、この国内販売が決まってから国内のオンラインショップで注文すれば良かったカモとか思ったりして。別にArt.Lebedev Studio関連を信頼していないわけではないが、会話において英語もロシア語もてんでダメというより日本語オンリーな拙者ゆえ、万が一の時に電話して日本語でやりとりできる安心感は大きい。正直、海外通販で非有名どころを使うとき、やっぱり品物が届くまでけっこー不安ですからねえ。

 でもまあ、日本でも手軽に買えるようになる雰囲気が出てきた。よろしいよろしい。だからみんなでガンガン買おう!! そしてArt.Lebedev Studioに大儲けさせるのダ!! すると本命であるOptimus keyboardが安くなるかもヨ!! と思ったが、売り手側が「へぇ~売れるねぇ、じゃあOptimus keyboardはガーンと強気な価格で行きましょう!!」となるかもしれないような気がしてきて不安です。

ケンウッドのHD30GA9には驚いた

ケンウッドのHD30GA9には驚いた

2006年4月21日 09:00

 ケンウッドのショールームへ行ってきた。某編集部の某編集者が拙者との打ち合わせの後、ケンウッドへ取材に行くというので編集者に寄生するカタチで付いて行ったのだが、ソコでいくつか衝撃を受けたりして。なお、もしかすると個人だと(取材とかじゃないと)入れない場所だったかもしれないので、誰でも下記のような機材に触れられるかどうかは知りませんが、悪しからず。

 で、主にカーオーディオとカーナビの取材のようだったが、まずひとつ、急激に欲しまってしまったのが、カーナビ(HDDタイプ)のHDV-770。OSとしてMicrosoft Windows Automotive 4.2を搭載したカーナビなんですけど、内容はフツーのカーナビ。しかし、そのインターフェースが非常に使いやすかった。タッチパネルのみでサクサクと各種機能を使えちゃった。もちろん初めて触れるナビだったが、タッチパネル式のナビでここまでスムーズに操作できた製品は初めてであった。

 ふぅ~んケンウッドのナビって使いやすいじゃぁ~んと思っていたら、iPodの接続デモを見せてもらえた。iPod対応ナビとかカーオーディオってまあ流行中なんで、それ自体は珍しくないが、HDV-770の場合は操作感がよくて高速であった。タッチパネルを操作した後の反応が良いので、操作時点で遅いという印象がない。また、他の機種のような(CDチェンジャー等用インターフェイスを使った)iPodインターフェイスとは違って、iPod内のファイル名等データを高速でナビが読む=リスト表示等も非常に速い。

 拙者とかiPodユーザーなんですけど、前述のタッチパネル(およびそのインターフェイス)の使いやすさと、このiPodとの連携性の良さでカーナビの買い換えを考えちゃったりした。が、ナビって使い始めると、ナビ内に登録地点等々の設定データがたまるし、またクルマに装着するんで交換の手間&交換費用もかかるゆえ、どうにか物欲を抑えることができた。

 あとこのナビ、音がかな~りイイのかもしれない。愛車には5.1chのスピーカーを載せ、音質等調整も比較的にシッカリしていると思うのだが、そのナビっつーかHDV-770に比較的に安価系のスピーカーをつないだセットから出ている音を聴いたら、ん~むむむ、2chでここまで鳴っているのは、HDV-770がイイのかウチのがイマイチなのか……とちょっとイヤな疑問が生じてしまった。

 音質と言えば、話のついでに見せてもらったポータブルオーディオプレーヤーのHD30GA9(←音が出るページなのでプチ注意してネ!!)。これには、かなり、強く、驚いた。

 HD30GA9体験の結末から言えば、全く同じMP3ファイルを再生しているのに、某林檎社製の大人気製品とHD30GA9では、まったく音が違うのである。明らかに違う。何ソレってほど違う。そのショールームにあるチョイと高級なスピーカーにつないでもらったりすると、イヤになっちゃうほど違うのである。

 説明ではSupreme(サプリーム)と呼ばれる独自技術(MP3等の圧縮音声で失われる高音部分を補間するもの)やプレーヤー本体の回路周辺技術によるものなンだそうだが、そういう細かいことはこの際どうでもよく、非常に非常に鋭く緻密だが乱暴でなくむしろエロティックな音が出てくる。ジャズギターやジャズドラムの(弱い)シンバル、そういう楽器特有の脳味噌ん中に染み込んでくるような高音の広がりが全然違った。わりあい短時間の聴取だったのでイマイチ細かいところまでは判断できなかったが、ソレっぽく言えば、空気感があるような自然な音だろうか? クラシックなんかを聴けばもっとよくわかったかも。

 ちなみに、各ポータブルオーディオプレイヤーでMP3/320kbpsで聞き比べた後、同じ曲をCDでも聴かせてもらったが、HD30GA9(MP3/320kbps)とCDの音質は、ん~どっちがどっちかナてなくらい近い気がした。高音域とかイコライザ的に持ち上げてるのかなぁと思ったが、実際の出音には、そういう印象っていうか違和感がなかった。よく聴いている曲を聴き比べないとわかんないかも……特に取材という特殊な雰囲気の中では判断つかないっす。ともあれ、なくなったハズのMP3の高音域を補間しちゃうSupremeって……と驚かされた。

 実はこの日の取材の目玉は、U717という1DINのカーオーディオ。U717はUSBフラッシュメモリ上のMP3を再生できるヘッドユニットであり、その製品についての説明が最も長かったような気がするが、衝撃度はHD30GA9が最強な感じであった。

ドット絵表示もできるUSBメモリ

ドット絵表示もできるUSBメモリ

2006年4月19日 09:00

 ぬぬぬ!! コレは欲しいよええ欲しいですとも!! とか思ったのがBroadBand Watchの『気になる! itemズ』で紹介されていたUSBメモリ

 USBフラッシュメモリユーザーなら誰もがちょっと気になるのは、メモリ残量を本体内蔵の液晶に表示可能なタイプ。ソコに紹介されていたのもそういうタイプなのだが、プラスαの魅力として、ていうか俺が大きな魅力と感じた要素として、液晶上にオリジナルの画像を設定できるという点。液晶に好きなドット絵を描けちゃうんだヨ!! という容量残量表示液晶付きのUSBフラッシュメモリなのであった。なお、製品としては、ソリッドアライアンスのELEVE LI 1000である。

 LI 1000の機能は、フツーのUSBフラッシュメモリであり、本体内蔵の液晶(モノクロ)にメモリ残量やUSBメモリデバイスのボリュームラベルやUSBメモリをPCから取り外した時刻の表示ができる。これに加え、付属ユーティリティLCmonitorで作成(ドット絵を描いたりする)した24×80ドットのグラフィックをその液晶上に表示させることができる。

 こりゃ楽しそう!! と思って速攻購入モードに入ったが、その直後に購入停止モードにも入った。というのは、LI 1000の液晶にドット絵を表示した状態だと、USBフラッシュメモリ残量を表示する等ができないという仕様っぽいから。表示の切り替えは前述のユーティリティLCmonitorを使わないといけない=表示切替にはパソコンが必要となる。

 あー惜しい!! これで表示が自動切り替えだったりしたら速攻購入だったのに~。でもそのうち自動切り替えバージョンが出て……くるのかしら!? ともかくそーゆー新型を期待したい。

 ……ああっ!! とビックリしたのは、この物欲記事を書いている方が、またもや“kizukiさん”であったことだ。2006年04月05日のエントリでも書いたが、この著者さん、非常に頻繁に“ピンポイントで俺のハートに突き刺さる製品を採り上げまくる人”なのであった。なんか、サーバーの彼方にいる物欲仲間というキモチ、かも。

DVIでUSBマウスでPS/2キーボードなPC切替機

DVIでUSBマウスでPS/2キーボードなPC切替機

2006年4月17日 09:00

 ラトックシステムから多機能マウス対応PC切替器が発表になった。そのニュースを読んだ俺の場合、「あぁ以前だったら予約買いしてたなァ」と思った。

 一昔前はデスクトップでノートPCを使っていた拙者。最大の理由は、ディスプレイとPCがデジタル接続だからだ。っていうかノートPCはみんなそうなんですけど、デスクトップPCをディスプレイと繋ぐ場合、PC側もディスプレイ側も、多くはアナログの入出力インターフェイスしかなかったんですな。

 インターフェイスがアナログである場合、ビデオカードやケーブルやディスプレイの回路性能により、画質が変わる。滲んだりノイズが入ったりしがち。高品位なビデオカードと高品位なケーブルと高品位な(回路を実装した)ディスプレイを使わないと、きれいな表示を望みにくかった。またこれらのアナログ的相性問題もあったりする。こだわるほどにお金がかかったので、最初からノートPCでいいやと考えていた拙者。

 ディスプレイとPCがデジタル接続されれば、ケーブルやビデオカードやディスプレイのハードウェア的品位はあまり重要でなくなる。色がどうのって問題は残るものの、ディスプレイの解像度をしっかり生かせるし、細かな相性問題を気にする必要もなくなる。デジタル信号をアナログ信号に戻して再度デジタル信号に変換して使うアナログ接続と比べたら、デジタル接続はハードウェアが本来持つ表示に関わる性能をより十分に発揮させられるというわけだ。

 でもそういう切替機がほとんどなかった。ディスプレイのデジタル接続に対応する切替機がほとんどなかったんですな。その後デジタル接続対応版が出てきたりしたが、しかし、今度はマウスもキーボードもUSBタイプのものしか接続できない製品ばかり。

 拙者的には、ディスプレイはデジタル接続で、マウスはUSB接続で、キーボードはPS/2接続であるPC切替機がイイなぁと考えていた。ディスプレイがデジタル接続であって欲しい理由は前述のとおり。マウスはUSBの方が(経験上)トラブルが少ないし、多機能マウスにおいてはUSBの独壇場。キーボードは使ってるのがPS/2接続だからということで。……ちょいと考えてみると、ややマニアな方だと、ディスプレイはDVIでマウスはUSBでキーボードはPS/2、てなパターンが多いような気がする。

 でまあ、ソレに真っ向から対応しているのが前述のラトックシステムのREX-220CXDってわけですな。以前なら「わー!!」とか思って予約買いしていたと思うが、現在は複数のデスクトップPCを同時に使うケースが減っているので、そこまで急いで買わないキモチ。複数PCを使う場合、デスクトップPCのサブとしてノートPCを使うケースが増えている俺ってわけでした。

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (2)

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (2)

2006年4月11日 09:00

 引き続き、Intel MacとBoot CampとWindows XPのコトなど。

 Intel製CPUおよびその周辺アーキテクチャを採用したマッキントッシュコンピュータ(←今は単にMacって呼ぶのかしら!?)のコトを通称Intel Macと言うわけだが、このIntel Macはその名の通りMacで、Mac OS Xが動く。OS Xなんかなァ~とアツくなりがちな旧来からのMacユーザーの気持ちはさておき、Macとして使えるIntel Macなわけですな。

 でも、以前のMacとは違って、コンピュータの土台部分がIntelな機構になっているので、このIntel MacではWindowsが動いちゃうかもしれないという期待が大きかった。で、その期待がパンパンに膨らむ前に、アッサリとアップル社から“Intel Mac上でWindows XPを動かすためのツール的ソフトウェア”が公開された。ツールを使うとどうなるのかは、PC Watchのレポートで読める。

 Intel MacにBoot Campを適用しつつWindows XPをインストールすると、なんかフツーに問題なさげな雰囲気で“マッキントッシュコンピュータでWindowsも(Mac OS Xも)併用できるようになる”わけだ。どっちのOSを使うかを適宜切り替えて、つまりマルチブート環境で使えるようになるわけですな。

 すニャらしい!! これは欲しいニャン!! などと柄にもなく思わずねこ言葉を発してしまうほど、物凄く魅力的な出来事である。こんなコトであれば次に買うパーソナルコンピュータがIntel Macになる可能性を激昂的に急上昇しまくらせざるを得ないではないかッ!! 積極的にIntel Macに関する情報を脳内に焼き込んでしまうではないかーッ!!

 ていうかですね、俺とか最近はバリバリのWindows野郎ですけどね、昔はMacをヘビーに使ってたんスよ。また周囲にMacユーザーが少なくなく、再度Macを使いたいなぁと思うことも。さらにMacを使ってれば細々した問題もなくなるのになァと思うケースも少々──こないだサウンドデータをMac(OS X)ユーザーと交換しようとしたら、なんかアレなんですかねぇMac OS XとWindows XPではFAT32フォーマットのHDDとかでも共有できないっぽいんですけど、そういうモンすか? ネットワーク経由かCD-R等によるファイル交換になるんすか? てなわけで、こんなに面倒なら俺かソイツが新たにMacかWindowsマシンを買ったほーが早いよねぇ、てな話になった。

 こういうプライベートな件だけでなく、MacとWindowと両方使いたい人は多いと思うんですな。でも両方のマシンを買うにはお金がかかる、し、2台もぉ~と面倒&不便がる人が多いと思う、し、結局はどっちかのマシンがサブになるので装置およびソフトウェアにそこまで投資できないってのが現状だと思う。

 そこで、1台でMacにもWindowsにもなるマシン。Intel Macなら、古いOSは現実的ではないと思うんですけど、Mac OS XとWindows XP(さらにはVista!?)が使える。これは何しろ魅力的。エミュレータとかナシでOSがコンピュータの力を全部使えちゃうのダ。

 寺田さんらを始めとするOS9系ハードコアユーザーには有り難みゼロの可能性が高いが(竹熊さんはマニア的視点および編集家的視点から喜ぶカモ)、あまりディープでないMacユーザーにはとりあえず朗報っスよね。あとWindowsメインのユーザーにもMacOSでしか動かないソフトが使えるというメリットがあり、それ以上に、あの美しいハードウェアをキモチよく使いつつのWindows環境が得られるっつーのが魅力的だ。

 フツーにビジネスの現場でもIntel Macは好まれるんでしょうな。お仕事となると絶対と言えるほどWindowsマシン(ていうかWindows XP等のWindows系OS)が必要になる。が、Mac OS環境も時々あるいは常時必要。でも経費抑えたい。となればIntel Macとなるのは当然っぽい流れに思える。

 ……ただ、フォント資産を重視するデザイナーさんらや、あるいはOS9まで対応的アプリケーション命の作家さんらは、もしかしたらこれからドギャーンと売れるかもしれないIntel Macと同時にズギャーンとスタンダードになりまくるMac OS Xへのガックシ感が高まるのかもしれない。

 ふと思ったけど、サードパーティがMac互換のコンピュータを出して来たりするのかも!? 以前はありましたよねぇそういうの。現状のMacもスゲくカッコ良いのでナイスだが、サードパーティが参加すると、Intel Macの選択肢が増えて楽しくなるかもしれませんな。ハードウェアの多様性は物欲野郎のトキメキの源泉ですし。って、アップルはそーゆーコトさせないのかしら!?

 ともかく、Intel MacとBoot CampとWindowsは、わしらエンドユーザーに大きな夢を与えちゃったような気がする。

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (1)

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (1)

2006年4月10日 12:38

 マックユーザーっていうか信者からすると、Windows寄りアーキテクチャなんぞに魂を売った糞ゲスMacっていうかIntel CPUなんぞ載せやがった忌々しいMacなんぞ誰が買うかいや買ったその場でハンマーでぶち壊してくれる~、とまでは思わないかもしれないけれど微妙な新型MacことIntel Mac。一方では、マッキントッシュコンピュータ上でWindowsが動くカモーッ!! と心躍らせた人も多かった。

 Intel Mac登場後、しばらくして、どーも素のIntel MacじゃぁWindows動かないみたい、となった。が、全世界の好奇心旺盛人物たちはその程度では全然諦めず、またこれらの人を喜ばせる(正しい意味での)ハッキングコンテストなんかも開かれて、よりいっそう「Intel MacでWindows XP動かそうゼ!!」という動きが加熱していった。

 こーゆー時期のこういった出来事とゆーのは、数年とか十数年先に出版されるコンピュータのナントカ史とかいう書籍の一節となって熱く語られたりするんだろうなぁ……とか思っていたら、本家のアップル社がIntel MacでWindows XPを動かせるようにする(BIOS代わりとなるソフトウェアとなる)ツールこと“Boot Camp”を公開した。

 これが公開されたのは4月5日なんスけど、この日の拙者は何か猛烈に忙しく、あぁ疲れた明日も早いしと思って寝ようとしたら疲れ過ぎで眠れず、久々に竹熊健太郎さんの“たけくまメモ”を読んだらオモシロ過ぎでコーフンして過去ログから全部一気に読破しちゃったと思ったら仕事に行く時間が来て眠気とガチンコ勝負しつつ出かけて仕事して終えて帰ってきて一息ついて酒呑んだ瞬間意識が滅亡であって起きたら4月7日の午後であった。

 4月5日にBoot Campの公開を知り、わーオモシロそ~とか思いつつもソレより愉快なたけくまメモを読破しながら4月6日を迎え、そのまま徹夜状態で仕事してバタリと眠って4月7日の午後となった。なんか久々に時間感覚がヘンだなぁと思いつつWebサイトをパラパラとブラウズしていたら、この時間感覚をよりいっそうヘンにさせる記事が掲載されていた。具体的にはコレコレ

 俺的感覚では、昨日公開されたBoot Campなのだが、ソレの実使用レポートがもう2本も上がっている。早っ!! ま、1日に1本ずつのレポートとなるので、PC Watch的にはフツーなのかもしれないが、興味津々事項に関する比較的に詳細な実使用レポートが即日感覚で読めるという点で、ん~Webは偉大だなぁと思ったわし。しかもタダだしねぇ。

 コレ読んだら、あら、これは、なるほど、ていうか、Boot Campの出現によりIntel Macが売れまくりで激品薄になるんではなかろーか、とか思った拙者であった。俺とか今、金すげーナイんですけど、衝動買いしたくなっちゃったヨ~Intel Mac。

正しいように思えるディスプレイ

正しいように思えるディスプレイ

2006年3月27日 09:00

 車載PCがちょいと活気づいているように思えたりして。このニュースなんですけどネ。

 クルマん中にCPUもHDDもディスプレイも固定しちゃうくらいなら、サブノートPCをクルマに持ち込んだり、クルマじゃない場所でも使ったりしちゃえばいいじゃん、とは思ったりする。そーとーなヘビーモバイラー&ドライバーでなければ、車内据え付けにする必要はないように思える。んですけど、クルマん中にもPCがあって使えるんだよね~という状況には惹かれる。

 そんなふーにモヤモヤかつ優柔不断な車載PC興味津々野郎の俺なんですけど、上記リンクの車載PC自作キットの液晶ディスプレイにウッと思ったりして。

 単純なコトなんですけど、収納時は液晶ディスプレイの短辺が前後になるカタチで、ディスプレイが出てくるとこれが90度回転するようなシクミ、になっているようだ。これ、非常に正しいと思うんですよ。

 あるいは90度回転せずにポートレイト表示で使うのも、アリなのかも。クルマで使うっても主にはメールとウェブ、あるいは地図ソフト(カーナビ的に)だと思う。メールやウェブは縦表示が都合が良いだろうし、ヘッドアップで使えば地図も縦が良さそう(2枚表示とかするなら横の方がいいかも)。

 ともあれ、1DINの横幅という制限がある中で、単純にディスプレイを90度回転させ、より大きなディスプレイを使えるようにしたという点について(他の機種で既にあったりして!?)、あらコレなら現実的と感じた拙者である。

 こういう小さな点により、「んー欲しいは欲しいんですけどねぇ」が「キャーッ欲しい~!!」に変貌したりするんだから、拙者の車載PCに対するアレやコレやの考えは浅はかだと言えよう。

パソコン本体を遠くに置けるユニット

パソコン本体を遠くに置けるユニット

2006年3月17日 09:00

 ビデオカードで知られるMatroxがこんなのを発表。Matrox Extio F1400という製品らしい。

 Matrox Extio F1400は、パソコン本体と主要インターフェイスを遠くに離せるというアダプタだ。Matrox Extio F1400とパソコンを光ファイバケーブルで接続すると、ディスプレイやキーボードやマウスやUSBポート等々を、パソコン本体と離れた位置で使えるようになる。パソコンと各種インターフェイス(というかMatrox Extio F1400本体)との距離は最大で250メートルらしい。

 なんか、業務用なフィーリングの製品であり、Matrox Extio F1400の製品写真群を見ても、個人向けじゃないっぽいイメージだ。が、実際コレって個人で使いたい人が多いように思える。

 USB全盛の時代だし、パソコン本体に直接触れる機会って意外と少ないじゃないスか。電源入切時と光学ドライブにアクセスする時くらい? Matrox Extio F1400は恐らく電源も遠隔操作できるんだろうし、USBポートに光学ドライブつなげばいい。パソコンがユーザーのそばにある必要ってのは、あんまりナイのだ。

 逆に、そばにあるとイヤ~ンというケースが少なくない。第一に騒音。ある程度高性能なデスクトップ機となると、そーとー工夫したり投資したりしないと、静かにはならない。これを遠くに置けば実質上の静音化につながるが、キーボードやディスプレイのケーブルの関係で、そう簡単には“パソコンを遠ざけられない”。

 また設置の自由度も広がる。リビングPCを実現したいけどデカい箱がリビングに来るなんて絶対イヤ!! という少なからぬユーザーは、Matrox Extio F1400を中心にリビングPCを実現し、パソコン本体は冷蔵庫の上とか下駄箱付近とか毎晩酒呑んで泥酔就寝するから騒音なんかどーでもいいパパの寝室にでも置いちゃえばいいのだ。

 って何の話をしてますか俺は。ともあれ、このMatrox Extio F1400、なんか非常に良さそう。マルチディスプレイ対応だし。ProTools(のLEとかじゃないほー)を使うスタジオなんかには速攻で導入されそうですな。あとフツーに株式投資やる方面とかにも。でも高価そうですな。個人向け仕様のも安く出してくれないかしら。

有機LEDパネルのキーボード

有機LEDパネルのキーボード

2006年2月15日 09:00

 以前に話題になったロシア発の“キートップが液晶表示のキーボード”だが、コレがついに発売されるらしい。

 と思ったら、キーはたったの3つ。えー84個とか101個とかじゃないのぉ!? なーんだ、つまんないなぁ、とは、思えなかった。

 この有機LEDパネル実装のキー、表示がやっぱりスゲく美しいではないかっ!! 単にこのように小さくキレイに表示されるだけでソソるではないかッ!! 非常に欲しいではないかーッ!! 極めて即座に購入したいではないかぁぁァーッ!!

 そういう欲望は置いておくとしても、コレってけっこーちょっと使えるんじゃないスか? アクティブなアプリケーションを認識して、それに応じてキーの機能や表示が変わるって、ちょっと便利っぽい。使い方によっては、多ボタンマウス的に、手放せない便利ガジェットになるかも。

 ところで、コレって複数台併用できないのだろうか。併用できるんなら4台くらい買ってキーボード上部に並べたりしてサイバー感を堪能するとともにやや高度な便利感を享受していきたいのだが。でも、なんか、何となくだが、複数台併用は無理なような気が。

 なお、PC Watchのその記事の最後には「フルキーボードの「Optimus」は2006年末の発売予定となっている」とあった。年末にはあの激美しく非常にサイバーなOptimus Keyboardが出てくるわけですな。

 しかし、キー3つで100ドルとか言ってるので、キーサイズは小さくなるとしても101個とかになると……10万円超えたりしませんか? 10万円だったら酔った勢いでポチッと買うかもしれない有機LED萌えの俺なんですけど、ホントは24万8,000円とかしちゃったりしませんか? 美術品価格になったりしませんか?

 Optimus Keyboardの写真があるページでは、応用例として各国語対応表示にしたり、あるいはアプリ専用表示にしたりしている。ゲーム対応の表示もさせているが、移動キー押しっぱなしでそのよーな超高価キーボード使うの怖いんですけど(キーがヘタったらどうしよう!?)。

 Optimus Keyboardは極めて突き抜けてモノごっつく魅力的で出たら買っちゃいそうな逸品だと感じるが、キートップがビシバシ変更できかつ低コストなハードウェアとしては、あるいはIdeazonのZboardとかのほーが発展性・現実性があるように思ったりする。

 ともあれ、Optimus Keyboardのフルキーボード版については、ぜひぜひ“アートな品物”として終わらないで欲しい。

サンバイザー液晶ってサイバーかも

サンバイザー液晶ってサイバーかも

2006年2月6日 09:09

 またまたAV Watchのニュースを読んで興味津々。買う気はないんですけど、なんか、ちょっと、心に刺さっております。

 キャストレードという会社から出たサンバイザーモニターですな。あとヘッドレストモニター。なんか車内をサイバーにしたい向き、および、車内の無駄っぽいスペースを有効活用したい向き、および、単に車内に汎用のテレビモニターが欲しい人に向くかも。つーかサイバーな雰囲気が漂いそうというコトだけで、拙者の心に刺さった。

 と思ったらこの会社、ルームミラーモニターという製品も出してるですな。……あーコレ、カーショップで見たことあるようなないような。こっちもサイバーだけど……走行中に使ったら危ないですな。

 ふぅ~ん、欲しい人は激欲しいようなハードウェア出してる会社なんだなぁと思ってWebサイトを見ていたら、ニャニャニャ!! コレちょっとイイかも!! と。

 両方ともPC用の小型ディスプレイで、CL-D8000TPは8インチ・タッチパネル・VGA表示・チルトしまくり。CG-D8400TVは8.4インチ・TVチューナ内蔵・XGA表示。これをですね、超小型PCのCF700と組み合わせたりすると、スケールが狂った不思議の国のWindowsデスクトップパソコンとして愉快かも!! こどもサイズPC!! おもしろそう!!

 とか思っただけでした。どれもおもしろそうである点で拙者の心に刺さったが、刺さり具合が財布やクレジットカードに波及することはなかった。

真正面からSkypeを使おう

真正面からSkypeを使おう

2006年1月27日 09:00

 オンラインゲームの時にたまーに使うSkypeなんですけど、本腰入れて使いたいなぁと常々思い中の拙者である。SkypeOut使えば固定電話要らなくなる可能性も、とか思ってよりいっそう。

 使うには、単純に、パソコンおよび常時接続環境およびサウンド入出力機器あればイイんですけど、悩むのが、どういうサウンド入出力機器を使うかってコトだ。現在はUSB接続のオーディオインターフェイスと、携帯電話用のイヤホンマイク(ヘッドセット型)を使っているが、これでまあ便利なんですけど、電話のカタチをした電話機と比べると、手っ取り早さに少々欠ける。

 やはり何だかんだで便利そうなのが、電話機のカタチをしたUSBオーディオインターフェイスだ。いわゆる“Skypeフォン”と言われている製品。数千円で買えて、電話のカタチしてて、発信等も専用のボタンで行なえて、買ってる人も多いとか。

 でもなー、どれもなー、なんかなー、オーディオインターフェイスのカタチをちょっと電話っぽくしたよーな感じでぇ~、なんかぁ~、ヒキがぁ~、弱いってゅーかぁ~。そう思っていたところへ、ちょっと良さそうなSkypeフォンが登場した。ていうか、していた。

 ハギワラシスコムのスカイプハンドセットである。外観もおとなしめ(というか非オモチャな感じ)であり、機能的にも競合機種より数歩先を行なってるっぽい。んーコレは良さそう~と思った瞬間!! [購入]ボタンをポチッとしてみた!!

 てなわけで、もうすぐ始まる拙者のSkype本腰作戦であった。

HDD換装にてTC1100復活であけおめ

HDD換装にてTC1100復活であけおめ

2006年1月5日 20:37

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。略してアケオメなのかーッ!? と新年早々元気なフィーリングなんですけど、去年末は一瞬ネガティブな気分になったりしていた。

 もうすぐ2005年終了!! ってところで、けっこー気に入っているHPのタブレットPCことTC1100の内蔵HDDがクラッシュした。という話を前に書きましたな。

 去年年末はですね、忙しいながらもですね、翌年に持ち越すような問題や仕事がなくてですね、ヒジョーにスッキリした気分だったんですよ、ええ。ところがHDD急逝!! マジかよ大問題発生じゃん!! もーせっかくスッキリした気分の年末なのにぃ~!!

 というわけで、あと3日で2005年終了というその日に、HDDを買いに出かけた。ていうか出かけるんじゃなかった。激混雑。笑っちゃうほど混雑していた都内某所であった。

 アナタ普段全然運転してないっしょ!? てな方々がエキサイティングでデンジャラスなドライビングを行うなか、やっとショップに辿り着き、意外なほどの安価にて売られていた2.5インチ60GB HDDをゲットして帰途についた瞬間また激混雑だったが、とりあえずブツを仕入れることができた。

 予感的には、HDDを換装したはいいけど実はIDEコントローラーが死んでた!! あーもーダメだ来年になってHPに電話してTC1100の修理を頼もう~、とかいった事態になりそー。そりゃあーた、HDD死んで往復5時間かけてHDD買いに行って疲れてご覧なさいよ。気分はとことんネガティブに。

 しかし、あっけなくHDD換装を終え、スコッとOS再インストールが済んで、問題なくTC1100は復活したのであった。

 わーい!!

 わりかし飽き始めていたTC1100なんですけど、ネガティブな拙者の予想を裏切り、こんなふうにとんとん拍子で復活してくれると、愛情再燃!! ぜひ来年はTC1100をゴリゴリと使いまくっていきたい!! という元気が出た拙者であった。

 ということで、今年は、TC1100復活劇のように、何事もとんとん拍子でスムーズにはこびますように。でもHDDはクラッシュしませんように。

 パンパン。

HDD急逝

HDD急逝

2005年12月26日 09:00

 購入当初は嬉しくって楽しくって愛用したHPのタブレットPCことTC1100。まだそんなに古い機種じゃない、というか現行機種だし、真冬はタブレットPCで遊ぼう!! と思って電源を入れてみた。

 ら!! 明らかに、HDDがお亡くなりになっている。TC1100さんがHDDへアクセスなさると、カコーカコーカコーカコー(以下永遠に続く)という、小さなイヤな音がするばかりだ。

 うぞ~。マジすか~。ヤかも~!!

 でもきっとたぶんHDD換装すればリカバリCDを使って素直に復活させられるであろー。じゃあ拙者は2.5インチHDDを買うであろー。と思って2.5インチHDDベアドライブとか物色すると、迷いますな。

 2.5インチでも3.5インチでも同様なんですけど、HDDの容量価格比とか、どーせなら……という考えや、ネット通販ならこっちの店が速いけどこっちの店が微妙に安いけどこっちの店は適度に速くて適度に安くて……みたいなコトが出てくる。

 迷うというよりもむしろ、HDDメーカー・容量・実売価格・納品時間・安心感等々の要素を組み合わせつつ考えていて、疲れてしまう。疲れません? そーゆーコトすんの。楽しいとも言えるが、最近の拙者は疲れちゃいます。

 こないだマザーボードの新しいの買おうと思い立って調べた。で、だいたい目星がついたところで、数枚のマザーボードがそれぞれ持つ別の独自機能で、どれを選ぼうかな、と迷った。このよーな、比較的にどうでもイイ感のある要素は、迷えば迷うほど迷いまくりますな。でも迷ってばかりじゃどーにもならないんで、じゃあ一番安い(と感じられる)一枚を選ぼう、と、通販サイトを当たっていった。

 ら、ココは安いが取り寄せで、こっちは高めだが在庫ありで、こっちは安めで在庫もあるけど微妙に評判のよろしくないショップで、オークションでも見つけたけどその[非常に悪い・悪い]の評価が12というのはどーなのかぁ? というわけで、迷い度数が右肩上がりで上がって疲れてマザーボード買うの、とりあえずヤメた。

 誰か、凄くダイナミックでパワフルで強烈で恐怖で強引で全然逆らえない人が、鼓膜が破れそーなほど大声で「オマエはこのマザーボードを買え!!」「この2.5インチHDDにしろ!!」と言うんじゃなくて命令でもなくて決定してくれたらラクだろうなぁと、たまに思ったりする。

次のキャニスターはコレにしようかしら

次のキャニスターはコレにしようかしら

2005年12月14日 09:00

 ラトックから新型のHDD用リムーバブルケース(キャニスター製品)が出るようだ。

 要はデスクトップPCの内蔵HDDをリムーバブルHDDにするという器具ですな。5インチベイが余ってるPCにコレを実装すると、HDDを抜き差しできるPCとなる。OSが入るHDDをリムーバブルにすれば、トレイ(HDDを収納する部分)を抜き差しするだけで、別のOSに切り替えてPCを使える。データ用のドライブをリムーバブルにすれば、数台のHDDを取っ替え引っ替え使える。使い方イロイロのリムーバブルケースだ。

 俺の場合はラトック製のIDE HDD用リムーバブルケースを愛用中なんですけど、何かと便利。特にバックアップを二重に取るときには便利で、抜き差しできて手軽っつーのもあるんですけど、USB接続やIEEE 1394接続よりも、直にIDE接続しているのでデータ転送速度が非常に速くて快適である。

 てなわけで、来年あたりにSATAでデュアルコアでBTXな感じで新しいメインマシンを自作しようと考え中の拙者は、今度はこのREX-SATAシリーズ SATAリムーバブルケースを使ってみようかナ、と。

 まだ細かくは調べていないが、アルミケースで精度も高そう(というかプラスチックの現行品は拙者のシャーシに対してサイズが微妙に合わない=ゴリゴリと押し込まないと入らない)、きっとホットプラグは便利に違ぇねえ、やっぱマザーもインターフェイスも真っ向からSTAT対応だと速いんだろーなー、と希望的観測多々。冷却性も高そうだが、しかし、ツインFAN装備という点が微妙に怖い。

 現在使用中のラトック製リムーバブルケースは、FANがひとつ装備されている。40mm、だったかの、小さい冷却用FANだが、これがちょっとウルサめ。なので、内蔵用は全て静音FANに交換している。そうすると十分静かでありかつ冷却性能も保てるが、実際はハンダごて使用の改造になるので、面倒ゆえフツーはあんまりやらないだろうし、やると全責任が自分に!!

 今度のツインFAN装備リムーバブルケース、その静音性はどうなんだろうか? ダブルでウルサかったり!? そしてダブルでFAN交換でデュアル面倒臭かったりするの、くわーッ!? とか考えると今から若干疲れてくる。

 どうぞそのツインFANがドえれぇ静かな静音FANであるように!! パンパン!! ←あ、一応、神頼みってことで。つーかメーカー頼みしても実現しないでしょきっと超静音FANとかってパーツ自体高くて製品価格上がっちゃいそうだし。だから静かでありますように!! パンパン!! ←二度やると書き手の姿勢的にイヤラシいですな。

こーゆーシャーシ好きかも

こーゆーシャーシ好きかも

2005年12月7日 09:00

 ちょっとクラリとキたPC用シャーシ。SIGMAというところの雷電という製品だ。

 最近の拙者はアルミシャーシを避けている。やっぱ結局柔らかい素材は、軽くても、ねぇ……。ネジ穴が弱まりがちだし、震動がボディ全体に伝わって微妙に唸るし、それでいて高い。加工しやすい点は若干便利だが、スチールシャーシのほーが何かと便利だし実用的だと感じてしまう。

 それと、やはりある程度のベイ数が欲しい。キャニスターとか使えるし、何となく入れてみたいパーツをお遊びで入れられる。また、これはベイ数があるから、というわけではないが、結局は大きめのシャーシが便利だと感じる──要は内部の空間が広いので、自作もメンテナンスもしやすいし、エアフローを細かく気にしないでも(ある程度は)済む。

 ホントはシャーシが小さい方がいいとは思うのだ、特にPCなんて。だって情報の処理しかしないわけだし。場所とか容積とか関係ない次元で役立つハードウェアなんだし。しかし、現状ではシャーシ内部を這うケーブルは決して細くなく少なくなく、パーツ類から出る熱だって多くないっつーか増えてますよね刻々と。こういう問題をサクッと解決してくれるのが、大きなシャーシだと感じる。

 そんな考えにかなり合っちゃってくれちゃう雷電。紹介ページだけではその詳細がわからないが、けっこー使いやすそう。あとアレ、ATXおよびmicroATX仕様でありつつBTXにも対応というところで、今現在手を出しやすい予感。ん~。実機どっかに置いてあるかしら? それともカタログ請求がいいかしら?

 でも、新しいシャーシ買うと、古いシャーシをどうするのかに困るんですよねえ。あんなデカい箱、捨てるに捨てにくい。……シャーシ引き取りサービスとかやってるとこってあるのだろうか?

VAIO typeTは見ちゃダメだ!!

VAIO typeTは見ちゃダメだ!!

2005年12月5日 09:00

 先日、久々にパソコンショップに出向いた。で、今時のツルシのパソコンはどんな感じかナ~、などとウィンドウショッピング(←死語!?)。

 そこで見てしまったのが、ソニーのVAIO typeT。見るとけっこーキちゃいますよ、という話は聞いていたが、あーなるほど、これはクる。

 液晶パネル薄いっすね~。本体も薄い。しかも2スピンドルなんですなコレ。ふーん。どれどれ、キーボードは……むむむ!! 俺の愛する超小型レッツノートちゃんよりもジョリーグッドなフィーリング!! そしてお値段は……ふーん、ちょっと高いっすね。一応カタログだけもらって。

 ということで店舗を後にしたわけだが、もしかしたらtypeTはやっぱり英語キーボードモデルをSonyStyleとかだけで買えたりす……るのか~やっぱり。あのキーボードの感触でありかつ英語キーボードであって本体があのサイズというマシンはアレしかないですよサイトーさん、と第二の俺が販促行為を始めたが、いったん、第二の俺が居る店舗を後にした。

 第二の俺の勤務時間が終了した頃に再度オンラインショップを見てみたら、あらまあ、12月20日までCPUが1万円引きな感じですな。んぐぐー。そうか。じゃあ試しにBTOシミュレーション……んぬぬ~22万円くらい。

 あ。わかった!! コレを買ってネット方面汎用PCにしていけばいいんだよ、って、ベアボーンと必要パーツが何台分買える値段だよVAIO typeT。

 あ。わかった!! コレを買ってネット方面汎用PCにしつつモバイルしつつ人に「見てみてVAIO typeT~」とか自慢していけばいいんだよ、って、既に自慢する時期を過ぎたモデルなんですけどVAIO typeT。

 あ、わかった!! VAIO typeTの後継機が出るまで待ってればいいんだよ、って、あの、そうですけど、typeT欲しいの今なんですけどあの。

 などと迷っているここ半月。わりと毎日迷い中。我ながら珍しい迷い継続時間である。これが138,000円から、とかならなぁ、と。

 迷いに迷った挙げ句にだ欲しんだけどミョーに高い場合、何らかのネガティブな理由を探したりするのが人の情。そのような時に手っ取り早いのは、他のメーカーのモバイル系マシンのコストパフォーマンスと比較するコトだったりする。

 で、比べてみたりすると、VAIO typeTはモバイルPCとしては高いのである。魅力はあるが、冷静に考えて、携帯して用いる計算機としてのコストパフォーマンスは、低い。全然魅力的な価格とは言えない。ぶっちゃけ、もっと高性能で安価で十分モバイルできるPCは多々ある。んだけど、欲しくなっちゃうのはナゼ?

 なんか、携帯型レコーダーのPCM-D1と似た感触ですな。値段と機能だけ見ていけば、他に選択肢は多々あるのだ。が、typeTやPCM-D1って、ん~、でもやっぱコッチが欲しいなぁと思わせる。……なんか、そのあたり、最近のソニーはジワジワとかつてのソニーっぽさを取り戻しているような気がしたりするとか言ったら失礼ですか? でもわりと率直にそー思う。

超小型汎用PC欲望

超小型汎用PC欲望

2005年12月2日 09:00

 毎年数度、ポッと思うコトなんスけど、汎用の超小型Windows PCが欲しいカモ!! ということ。

 深く冷静にじっくり考えれば、それほど必要ではないのだ。超小型汎用PC。いや、超小型である必要もない。さらに汎用である必要もないが、巨大だったり特定目的用だったりすると困るってだけで、フツーの重くない処理ができる小さめのPCならいいのだ。

 そーゆーWindows PCをどう使うか? 俺の場合、単純にメール&ウェブ等を始めとするネット端末として使う。24時間起動しっぱなしでもいいのだが、使いたい時に電源入れてスッと立ち上がってサクッと使えるマシン、というか、環境が欲しいだけである。

 ネット端末としてなら、メインマシンでもサブノートでもイケるんですけど、多目的に使っているマシンって、結局はなんやかんやイロイロなソフトが入ったりして、それらソフトウェアご一行様らはえてして自己中気味なので、起動時に我を張るでしょ。起動速度が遅くなるでしょ。それ待ってんのタリぃでしょ。

 たまーにノートPCを買って、まだ大してソフト入ってない状態で使ってると、起動とか遮断(とは言わない!? OS違い!?)とかヤケに速いんですな。でもその“大してソフト入れてない状態”でも、十分ネット端末としては使える。

 そこで、思う。

 サクッと動くネット方面用汎用端末が欲しい!! と。

 現在もそんなふうに思っており、いくつか探してみると、ミニピーシーとかが非常に良さそうな予感。これイッちゃうか? イくのか俺!? と我ながらハラハラしていたら、今度はAopenからMP915-Bが出てきた。両機ともPentium M対応の超小型ベアボーンで“最小”を謳ったりしているが、ミニピーシーは光学ドライブ無しで最小であり、MP915-Bは光学ドライブ内蔵で最小といった感じ。Windows XPマシンとしてですな。

 まだスペックを詳細に比較したりはしてないんですけど、ネットする程度ならどっちでも変わらないでしょうな。後はどういうCPU、メモリ、HDDあたりを吟味して、どっちのベアボーンのコストパフォーマンスがどうで、見栄え等々がどうで、くらい。

 ん~、超小型PCが欲しい今日この頃よ。

 ところで、こういう超小型PCで、エバークエストIIがガッツリ動く(高性能なGPUがオンボードで載ってる)マシンってないんでしょうか? あればソレでしょやっぱり俺の場合……って、その“ネット方面汎用”の中心にあるのはMMORPGなのかよ>俺!!

 あう。

結局TOUGHBOOK買いましたっ!!

結局TOUGHBOOK買いましたっ!!

2005年11月30日 09:00

 んー欲しいけど高いけど欲しいけど高いけど欲(以下4096億回繰り返し)てな感じであったノートパソコン、パナソニックのTOUGHBOOKを買った。

 CF-18KW1AXSのほーですな。いわば安いほーの高いほー。実勢価格で30万円弱するけれども、計算機としてはそーんなに高速とかではない特殊なノートPCである。

 買おうと思ったのは、やっぱり必要だから。夏頃にボートで東京湾に出たが、その時に「やはりマトモなGPSが必要!!」と。海図をしっかり表示できるGPSマップの必要性を痛感した。が、ポータブルで海図を表示できて実用性が高い、というGPSマップシステムはあまりなく、あってもヒジョーに高い。結局、ノートPCに電子海図をインストールし、GPSユニットを装着して使うのが何かと便利&価格的にも安価であることがわかった。

 また、海上で使うノートPCとなると、防水じゃないと困る(何にもしてなくても波とか被るヨ)ので、防水ノートPC。ある程度ラフに扱えた方が実用的なので、もう選択肢としてはTOUGHBOOKしかなかったわけですな。ホントはTOUGHBOOKのCF-29の耐塩害仕様が欲しかった(←耐塩害仕様という点のみで)のだが、そのモデルはマジでド高いので、「ま、毎日のように海に出るわけじゃないし……画面回転したほーが便利そうだし」と安価な方を選んだ。

 でまあ、現在11月後半。もう拙者は来年の春以降まで、ボートで海に出たりはしないのである。寒いからである。寒いうえに波を被ったら激寒であってイヤと言えよう。

 じゃあこのTOUGHBOOK CF-18は!? 来年春先まで使わないの!? ねえねえ、どうなの? ていうか使わないんだったら来年になってから買ったほうが値下がりとかも期待できて良かったんじゃないの>俺!? ねえねえその点どうなの>俺。

 うっせえんだよ>俺!! 原稿書いてんだから黙っとけ>俺!!

 ていうかですね、手元に届いたTOUGHBOOKを触ってみて、今の時期に買ってもOKだったと感じた。これ、さすがに頑丈。水にも強い。海上での使用には最適だが、単純にコレでモバイルするのも大アリかな、と。詳細は省くが、前にTOUGHBOOK実機を借りて試用した時の印象とは大きく違い、案外コンパクトで軽いCF-18なのである。

 ガタイはデカめなんスけどね。でもどこもかしこも全然華奢じゃない。つーか総じてワイルド&ハードな作り。ラフに扱っても何ともなさそう。携帯用ノートPCにつきまといがちな「ある程度は丁寧に扱わないとネ」という感覚とは無縁なTOUGHBOOKのアニキであらせられた。

 てなわけで、少々使ってみて、電子海図やGPSなんかもインストールしてみてから、改めてレビューしてみたいと思います~。

思わず予約しそうに……

思わず予約しそうに……

2005年11月16日 09:00

 AOpenのPentium M/Celeron M対応i915GM/ICH6搭載PC自作キット「mini PC(MP915-B(S))」というベアシステムを、思わず予約しそうになった。

 外見的にもサイズ的にも思いっきりMac miniなWindows PCなんですけど、そうかコレでいいじゃんコレにロープロファイルである程度高性能なビデオカードを挿して、そんでEverquest IIだッ!! ってまたゲーム絡みかよ>俺。

 つーかですね、MMORPGって何だかんだ言って、特に自営業もしくはニート系な感じな人がプレイしていると、ずっとマシンを起動しっぱなしにするのが好ましくなくなくなくなくないですか? ずっとプレイし続けるってわけでもないのだが、閃いて「あっあのエリアって今どうなってるのか」と思った瞬間、ログオンして仮想現実世界の状況を調べてみたり。

 そういう時にこのよーな小さく静穏(っぽい)で24時間使え(そーな気がす)るPCはジョリーグッドでは、と。しかもメール端末として使ってもジョリーグッドでは、と。もちろんウェブ端末=調べ物専用端末としてもジョリーグッドでは、と。さらにコレってカッコ良くね!? とか自分を後押しして予約しようとしたのだが、んーでもそんなコト考えている間に予約一杯で購入はずっと先になっちゃってんだろうなぁとか思って予約行為停止。

 でも欲しいなぁコレ……と思って冷静に記事等を再度調べてみたら、記事の最後に“電源は65W ACアダプタ”と。んーむむむ!? 3Dゲームを(わりとガシガシ)動かすことができるのか、甚だ疑問になってきたりした。実際、そのへん、どーなんだろうか?

キャッシュバックに一瞬クラリと

キャッシュバックに一瞬クラリと

2005年11月11日 09:00

 Everquest II日本語版にハマり中の俺なんですけど、プレイしていて思うのは、拙者ったら何だかやっぱり感情移入しがちかも、と。ゲームをフラグとパラメータの調整遊びとしてはヤッていけない体質ですな。ファイターとしてクレリックに癒されると和んだりするするわけですな。

 さておき、そんな拙者が一瞬クラリとキたニュースがこれ。マイクロソフト製のゲームとNVIDIA製もしくはATI製のGPU(←描画処理専用チップ)実装のビデオカードを買うと、3,000円のキャッシュバックを受けられるというキャンペーンである。

 う!! もしかして俺ってファンタジー系ゲームすげぇ好きなのか!? とか思い中であると同時に『マイクロソフト エイジ オブ ミソロジー』(←ファンタジーとはやや違うけど)がなーんかおもしろそーかもと思い中であったろころへ、このキャンペーン!! これは!! 手を出すしか!!

 とか徹夜ゲーム明けの朦朧頭脳で閃いたんですけど、マジ朦朧だったのでとりあえず寝てみた。で、起きて考えてみたら、そーかー、3,000円かー。なーんだ、とか思ったりもした。

 前述のニュースに載っているバッファローのGeForce 7800 GTXビデオカード「GX-78GTX/E256」とかって、つまりGPUにGeForce7800GTXを実装した3Dゲーム向けのビデオカードって、楽勝で5万円以上するわけですな。6万以上くらいでしょうか。もっとかナ? とにかく、とりあえずスゲく高いんですな。

 それとゲームを買って3,000円戻っても焼け石に水じゃん、みたいな。つーか、もっと安いカード買えばいいんですけど、ていうかですねなんかですね、安いカードが3,000円キャッシュバックで、高いカードなら9,000円キャッシュバックとかだったら、あうあうっと手を出しちゃったと思うんですけど、一律3,000円だと……。

 なんか、このキャンペーン、ビデオカード単体で買う層に向けたものにしては、訴求力弱い気が。逆に、ノートPCあるからゲームでも、とか、ウチのデスクトップでも3Dゲームできたんだよなぁ確か、といった層にとってはヒキが弱いような。

 などと細々グジグジ思っちゃったりするゲーム漬け中の昨今的俺でした。