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バスケ・神戸ストークスの試合を万博会場で、NTTが「未来型ライブビューイング」

 NTTグループは、兵庫県、One Bright KOBE、ストークスと協力し、大阪・関西万博の夢洲フェスティバルステーションにて、未来型ライブビューイングを実施すると発表した。試合開始(ティップオフ)予定は、10月4日18時5分、10月5日14時5分。開場予定時間は10月4日10時~21時、10月5日10時~18時。イベント参加費は無料で、事前予約は不要。

 今回の取り組みは、4月に開業したGLION ARENA KOBEで行われる、プロバスケチーム「神戸ストークス」の試合模様を、万博会場で楽しめるというもの。NTTが開発を進める「IOWN」でつなぎ、IOWNの特徴である「高速・大容量」「低遅延・ゆらぎゼロ」を活かして、映像や音声を配信する。170席程の通常席でバスケットボールのライブビューイングを楽しめるだけでなく、通常の光回線と比較することでIOWNの通信速度を体感できる。

 また、相手の感じ方に合わせて感覚を変換し共有する「FEEL TECH」を活用し、アリーナの雰囲気を万博会場へ共有することで、現地の熱狂を遠隔地でも体験することができると説明する。現地では体験出来ないバスケットボールのドリブルなどの臨場感を感じることができる新たなスポーツ観戦を提供するとのこと。

 FEEL TECHを活用した特別席は30席ほど用意される。リアルタイム時のライブビューイングでは、FEEL TECHの特別席は招待制。兵庫県の専用フォームから事前の申込が必要。申込締切は9月17日17時まで。対象者は兵庫県内に在住または在学している、4歳以上の未就学児および小中高生とその同伴者。詳細は専用フォームから確認できる。

 リアルタイム配信以外の時間は、相手の感じ方にあわせて感覚を変換し共有するFEEL TECHを活用した新しいコミュニケーションの形を体験できる。

 10月5日13時から、オープニングイベントとして、GLION ARENA KOBEと万博会場の両会場をIOWNで接続し、応援の掛け合いなどを実施する双方向イベントも実施する。

会場:大阪・関西万博 夢洲 フェスティバルステーション