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大阪万博のIOWN技術、渋谷で体験 NTTなど「つながるっ展」
2025年7月18日 20:15
東京にいながら大阪万博を感じられるイベント
NTT(持株)、NTTドコモ、NTT東日本、NTT西日本、NTTデータ、NTTアーバンソリューションズの各社が、東急不動産の特別協賛のもとで開催しているイベント。会場内では「IOWN」「FEEL TECH」「EXPO 2025 バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~」のなど展示があるほか、子供向けのワークショップなども開催される。
NTT 研究開発マーケティング本部で大阪万博を担当する久我好弘氏は、イベントの狙いについて「大阪・関西万博(大阪万博)のNTTパビリオンは連日多くの来場者で満員御礼。しかし、その盛り上がりが関西に閉じてしまっている。東京近郊の方にも、万博の空気を体感してもらいたい」と話す。
久我氏は続けて「このイベントをきっかけに、夢洲会場に足を運んでもらい、NTTパビリオンに来てもらえたら」と語った。今回のイベントでは、NTTパビリオンのユニフォームもあり、実際に着て撮影できるというオリジナル体験も用意されている。
遠隔でも一緒にいるかのような体験
IOWN体験は、「APN IOWN 1.0」と大型のディスプレイや触覚情報を伝送する装置を使用して、離れた場所にいる人同士が、同じ場所にいるかのようなコミュニケーションを体験できる。触覚情報を伝送する装置を通じて、ディスプレイの向こう側の人が台を叩く振動が、遅延なく感じられるうえ、こちらで台を叩く振動もリアルタイムに伝わる。
高精細なディスプレイの映像もあいまって、離れていても質感を伴ったコミュニケーションを楽しめる。大阪万博会場内では、NTTパビリオンや「いのち動的平衡館」前で「ふれあう伝話」として、同様の技術で映像や振動、音声を伝えられる体験ができる。
このほかにも、今回のイベント会場では、レーシングドライバーの操作を感じられるFEEL TECHによる技術やVRゴーグル、タブレットでアプリ「EXPO 2025 バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~」を楽しめるブースが設けられている。さらに、予約制で「『ドコモ未来ミュージアム』デジタルアート体験」など子供向けの体験も用意される。
「-大阪・関西万博へ行こう!-つながるっ展」の開催期間は7月31日まで。入場料は無料で、一部の体験を除き予約不要で来場できる。開催場所は、東京都渋谷区桜丘町16-12 桜が丘フロントビル 1F。










