スタパ齋藤の「スタパブログ」
アンテナカプラ CAT-10
![]() |
| コメットのアンテナカプラ、CAT-10。本来は無線交信用の機器だが、短波帯受信のためのカプラとしても機能する。BANDで受信周波数帯を合わせ、各ツマミを「いちばんよく聞こえる位置に回す」だけで良い。 |
またもや短波放送受信の話。興味のナイ方、すいません~。
海外からの短波放送って、短波ラジオの内蔵アンテナだけで受信すると、音が良いケースはあまりない。が、外部アンテナを使うと、受信できる局が増えるし、音質もグッと向上する。北京放送っていうかCRIっていうか中国国際放送なんて「県内に放送局があるのか?」ってくらいガンガン(しかもクリアに)入ってくる。
さらにラジオに同期検波回路があれば……ラジオじゃなくて通信機型受信機ならば……アンテナがナイスなループアンテナだったら……てな感じで「もっと遠くの局をもっとイイ音で!!」な欲が出て、このあたりも短波放送受信の楽しさになってくる。
そんなよーなコトばっかりしてる最近の俺なんスけど、拙者的経験からすると、アンテナカプラは対費用効果が高い。あ。アンテナもそうですが。ラジオより、アンテナとアンテナカプラが重要とか思っちゃう拙者。
アンテナカプラは、アンテナとラジオを整合させる機器で、アンテナから入ってきた電波を“目的の電波だけに絞り込む”という働きをする。ので、混信やフェージングが減ったりする。
拙者のケースでは、アンテナとしてアペックスラジオの303WA-2、アンテナカプラとしてコメットのCAT-10を組み合わせ、ラジオはソニーSW7600GRとかICF-SW55とかクーガー2200とかイロイロと使用。
すると、中国、韓国あたりからの放送はもちろん、微妙に聞こえにくかったモスクワ放送じゃなくてロシアの声やラジオ・タイランドあたりも楽しめるように。あ、前述のアンテナは室内の窓際に置いてある状態なので、こんなモンっす。
目的以外の周波数をカットするというか、目的の周波数を浮かび上がらせるような効果があるアンテナカプラだが、その効果を知ると、ウチ(鉄筋)の室内まで一応電波が届いてたんダ!! とか妙な喜びを得る。
海外放送なんて、ネットのストリーミングで聴けば? と言う向きもあると思うが、やっぱ“電波”であり“無線”というトコロにある種のロマンがあるような気がする。
![]() | ![]() |
| CAT-10の背面。アンテナ接続端子と受信機接続端子がある。端子はM型コネクター。電源は不要だ。 | 拙宅CATうか本体。これは本来、来客出迎え用の姿勢だが、実際の来客時には狭いところへ隠れる。尻尾をつまんでイジると怒って「カプッ」と噛むのが良い。 |
![]() |
| 拙宅CAT背面。M型コネクター等はなく、電源も不要だが、世話を焼く必要がある。 |
ソニーの現行短波ラジオ SW7600GR
![]() |
| ソニーのICF-SW7600GR。長波、中波、短波、FMを受信できるラジオだ。短波放送受信を始めるにあたってコストパフォーマンスが高い製品ですな。でも、現在は中国製の短波ラジオがスゲぇ勢いであり、性能も十分良かったりする。 |
ちょいと前にソニーのICF-SW7600GRというラジオを買いまして。マジメに(!?)短波放送受信をするために。
ICF-SW7600GRは、ソニーの現行短波ラジオ(ワールドバンドレシーバーとも呼ぶ)のうち、比較的に音質が良く(スピーカーがデカいという意味で)、かつ、同期検波回路を搭載したモデルだ。
同期検波回路は、AM形式電波受信時の混信を抑えたり若干のフェージング回避にもつながるシクミで、短波放送受信時に使うとより良好な音で聴けるケースが多い。ICF-SW7600GRは、現在市場にあるいわゆる“短波ラジオ”の中では、同期検波回路が使える機種としては安めで音も良いラジオってわけですな。
で、これを使い始めた時、この機種の同期検波回路って便利だなぁ、と感じた。聞こえにくい時、同期検波のスイッチを入れると、受信周波数が同期固定されて、安定して(わりとクリアな音で)聞こえるようになる。周波数はテンキー入力式だし、スイッチ一発の同期検波だし、あらま、ラク!! とか喜んだ。
が、結局、アンテナ。
ICF-SW7600GR本体のアンテナのみだと、アジア圏の短波放送受信でイッパイいっぱい。もちろん環境によるのだが、拙宅では外部アンテナが必要。なので、アンテナも購入した。
アンテナはアペックスラジオの303WA-2。短波受信用だが、長波や中波の受信にも向くようだ。コレを室内・窓際に設置した。ラジオとアンテナの接続は、同じくアペックスラジオの35BNC-ATを使った。
結果、いきなり、さらに多くの放送局からの電波を受信できるようになった。んだが、わーい!! って感じではなかった。帯域全ての電波を良好に受信できるようになるかわりに、中国あたりからの電波はより強力に混信してきたりなんかして。でも、そういう周波数を避けて、受信時刻も考えて、隙間を見つけて受信すれば、ナンとかなったりもする。
ん~、やっぱりアンテナなんですな、とか思ったりした。
![]() |
| 短波ラジオには一切興味ナシなのであくび中のとろ様。あくびなんてせず、みんなで短波受信しようゼ!! |
RF-2200をICF-SW55で確認
![]() |
| 比較的にアナログ機材が好きな拙宅猫うか様。恐らくカビ臭いとかそーゆー理由からであろう。 |
しばらく前のこと。
30年くらい前のBCLラジオをイジっているうちに、それほど昔ではないけど15年くらい前に買ったBCLラジオのほーが“単に周波数を合わせて受信するだけ”ならラクなので、ソニーのICF-SW55という機種をひっぱり出した。
上記リンクの30年くらい前のラジオことクーガー2200は、ツマミを回して周波数を合わせるが、ICF-SW55のほーはテンキーで周波数を入力するだけで済む。のでラク。
BCL全盛の頃の一般向けBCLラジオはダイヤル回して周波数を合わせるアナログチューニング式だったんスけど、その後、PLLシンセサイザー方式のデジタル式が主流となりつつ、テンキーで周波数ダイレクト入力式が当然となりつつ、ダイヤル回しのアナログチューニング式ラジオは姿を消していった。
けど「やっぱラジオはツマミ回して選局だろ!!」という声が多かったのか、ダイヤル回転式が復活したり、姿を消したり、また復活したりしながら、ラジオの市場は縮小していったりもした。
ICF-SW55は、テンキー入力式なんスけど、ダイヤル回して周波数を段階的に変えることもできる。PLLシンセサイザ方式だけど、アナログ風な使い勝手もあるラジオ、ってコトですな。
で、受信したら、ラクはラクだけど、結局、お目当ての周波数は混信状態でイマイチ聞こえなかった。海外の日本語短波放送。でも、クーガー2200でアナログ的にチューニングした時とだいたい同じ状態で聞こえてきたので“クーガー2200での受信周波数設定がホントに正しいのかどうか確認できた”ので、ヨシとした。
古いBCLラジオの受信周波数が正しいかどうかの確認のため、周波数デジタル表示の新時代(!?)ラジオを使う、ってのは変態的だったかもしんないですな。でも、そーゆーコトしてる人、いるでしょたぶん。アマチュア無線の遠距離交信の直前に、ケータイで「これから交信始めましょう!!」と連絡取り合ったりもするそうですし。
![]() | ![]() |
| デカいのが30年くらい前のラジオこと松下電器産業株式会社のクーガー2200。こちらはアナログチューニング式。小さいのが15年くらい前のラジオことソニーのICF-SW55。こちらはデジタルチューニング式。 | ICF-SW55は周波数をテンキー入力すれば受信できる。丸いダイヤルを回転させての、アナログラジオ風チューニングも可能だ。 |
ロディア箱
![]() |
| これがロディア箱だッ!! 正式名称は知らん!! とにかく、こんなカタチで売られていた!! |
あら!! ニャわいい!! もとい、カワイイ!! と思って衝動買いしたのはRHODIAメモ帳の箱入りセット。おなじみですけど、RHODIA(ロディア)はフランス製のメモ帳ですな。
ちょいと以前に買った箱詰めセットで、楽しげなのでしまっておいた。てか、良くなくなくなくないですか、コレ。外見はロディアパッドで、中身も当然ロディアパッド各種。箱までキッチリとロディアなのがユニークであり、愉快。
けど、壊れちゃったんスよ。ちょっとだけ。ぶっちゃけ、箱としての作りが若干チャチで、やや重いモノを上に置いておくと、その加重で箱の四隅の接着が剥がれてしまう。現在はテープで補修中。まあ、紙だし、そうそう長持ちはしないんでしょうな。次回は木箱でお願いします!!
でも、ロディアパッドはしばらく買うつもりがない。何しろ、一時期ハマって既にこの先10年分くらいのメモパッドを持っているのだ。ロディア以外も合わせて多量に。
あ、原稿をメモパッドに書いて郵送するという仕事のしかたをすれば、メモパッド大量消費でまた買えるゾ!! って目的がメモじゃなくてメモパッドそのものになっている俺だったりするんですけど、「う、私も実は……」とか思う人も少なくないのではなかろーか。
![]() | ![]() |
| 中身はこんな感じ。RHODIA鉛筆が2本、ロディアパッドは11番が2冊、8番が1冊、16番が1冊入っている。 | ロディアパッドやリガールパッドは定番的ノートとなっていて、周辺グッズも楽しい。……カバーに入れなくても便利に使えるパッドなんですけどね、ホントは。 |
![]() |
| 猫パッド、じゃなかった、猫パンチ発射直前のとろ様。腕っていうか前足の筋肉はかなりご立派である。葉っぱも枯れがち。 |
Core Memoryという写真集
![]() |
| 「Core Memory ― ヴィンテージコンピュータの美」はこんな姿で売られている!! A4の長辺をちょっと短くしたくらいのサイズ。オールカラー164ページ。定価3,570円(税込)。オライリー・ジャパン発行、オーム社発売。 |
フニャ田さんから以前に教えてもらった直後見てズギャーム!! と感じたMark Richardsさんによる写真が、日本語版の写真集こと「Core Memory ― ヴィンテージコンピュータの美」となって発売された。
ニャ!! それはタイヘン!! ということで速攻で秋葉原に行って購入。帰宅してじっくり眺めて堪能。興味深く、美しく、隅々まで見ずにはいられない写真集である。ある方面の人なら、この一冊が何度もの晩酌の肴となってくれますな。
古いコンピュータの姿や内部回路を超キレイに撮った写真がビシバシ載ってますヨ。エニアックとかユニバックとかピーディーピーとかクレイとか。単なる記録的あるいはカタログ的な写真ではなく、映画のワンシーンのように緻密なライティングで撮っている。アート性云々ではなく、撮影者の計算機に対する視線に濁りがなくてイカス。そんなふうに見せてくれて、ありがとう、Mark Richardsさん!! てな感じ。
コレね、最高に良いのでスゲくオススメしたいが、買って「ガックリ」する人もあると思う。
例えば、電子機器の基盤を見て、最適化され整然とした美しさを感じつつも、そこから帰納して、古き時代の回路の複雑で力ずくな配線に思いを巡らすような人なら、マジで楽しめる本だ。この本の写真から演繹的妄想を働かせて、現在の基盤やパーツを眺めてニヤつくような楽しみ方もできますな。
が、ソレってナンのコト? とか思う人がこの本を見ると、SFっぽいよね~エイリアンが作った装置みたいだよね~、と楽しめるかもしれないけど、高い写真集だと感じちゃうカモ。
久しぶりに楽しい本買ったニャ~と、(ホントにこの写真集で酒呑んで)酔っぱらって寝て起きたら、版元のO'Reilly Japanから「Core Memory ― ヴィンテージコンピュータの美」が届いた。ニャ!! けけけ献本!! 実に微妙なタイミング!! わー2冊になっちゃった~!! でも嬉しいかも!! ならば1冊は閲覧用、もう1冊は予備として保存!! てな顛末であった。
![]() | ![]() |
| 中身をチラリ。シリコンバレーにあるComputer History Museum所蔵のコンピュータが三十数台掲載されている。複雑なライティングのもと、長時間露光で撮影されたという写真は、色もディテイルも質感も圧巻!! うづぐじい!! | 買った翌日、献本されたヨ!! てなわけで2冊所有!! ……ところでこの写真集、色味的にもモチーフ的にも、パッと見、寺田さんの本と勘違いしちゃったりする、のは拙者だけ? |
![]() |
| 簡単なライティングのもと、短時間露光で撮影されたテキトーな猫写真。絶賛寝ぼけ中。 |
半年使ったdiNovo Edge
![]() |
| ロジクールのdiNovo Edge。ワイヤレス・充電式のやや多機能キーボードだ。 |
2007年の8月から、ロジクールのdiNovo Edgeキーボードを使っている俺。
いろいろとキーボードを試しまくるが、いつもだいたい結局、Space Saverに戻っちゃう拙者なんスけど、半年もの間Space Saver以外のキーボードを使い続けている。これ、ちょっとした拙者的新記録かもしれない。
てなわけで、半年使ったdiNovo Edgeの使用感を改めて少々。
まず、本体右のタッチパッドとボリューム調整機構だが、便利ではあるものの、オンオフできる(かロックできる)ような機構が欲しいところ。不意に触れちゃっても誤操作につながらないように、みたいな。
それから、半年打ちまくってのキータッチ、ヘタっていない感じなので悪くないと思う。が、キートップの刻印が剥げてきちゃうのが残念。高いキーボードなので、交換用のキートップとか販売して欲しいかも。
ちなみに、この半年で書いたテキストは約1MB弱。この数値が直接打鍵数と比例するわけではないが、ショボいキーボードだと3カ月でキーがイカレたりする。総合して考えると、diNovo Edgeはキーボードとしての耐久性も高いように思う。
ツルテカの表面は、カッコイイんだけど、すぐに指紋が付いちゃって、結局はお手入れが増えて面倒っちゃぁ面倒である。気にしなければいいとは言っても、掃除するとピカピカでキレイである一方、汚れがかなり目立つツルテカ素材でもある。ま、愛用するならこまめに掃除を、ってコトでしょうな。
ただ、半年使っても傷がほとんど付いていないのはナイス。キーボード手前部分のアルミ素材も同様、掃除さえすれば見栄え的に消耗しないキーボードなのかも。
充電式&キーボードを立てられる充電台は非常に便利だが、充電時、なーんか「ジーッ」と小さい音で鳴ってるんですけど。個体差があるのかもしれないが、プチ解消して欲しいところ。でも、充電時はキーボードの近くに居ないんで大した問題ではないんスけどネ。
てなわけで、発売当初(一部で)あった英語配列問題も解消されたし、外見だけでなくけっこーな耐久性もあるっぽいし、やはり一度ワイヤレスになると戻れないってコトも含め、この先けっこー長く使いそうなdiNovo Edgeだと思った。
![]() | ![]() |
| キー自体は問題ないが、キートップの刻印が剥げてきたり、マットな質感がテカってきたり、消耗しつつある。 | |
![]() | 半年で10本くらいヒゲが抜ける拙宅猫のとろ様。抜けたヒゲはフライタイイングのマテリアルとして収集中。そのうち公開いたします。って見たくないヨそんなもん、ですか!? |
英語で取材
![]() |
| 東京オートサロン2008会場。熱気&活気においてはモーターショーを上回るとも言われている。プレスデーなのに凄い人出であった。 |
もう1カ月半くらい前の話なんですけど、東京オートサロン2008へ取材に行ってきた。そこでもらった携帯電話ディスプレイ拭き拭きグッズ。これを見るたび、英語での取材のコトを思い出す俺なのであった。
いや、拙者が英語で取材したんじゃナイんすよ。取材中の拙者が、英語で取材されたのであり、これが苦い思い出なのだ。
ナンかオモシロいモンはナイかな~と、各ブースを取材して回っていた。で、ハンコックというタイヤメーカーにオレンジ色のタイヤが置いてあったので見ていた。すると、ヨン様似の男性がマイク持って近づいてきて「英語話せますか?」と(英語で)話しかけてきた。ので、「ちょっとなら」と(英語で)答えたら……。
なんか業務用ビデオカメラ持った人が寄ってきて、さらにハンコック社員と思わしきチェ・ジウ似の女性も寄ってきて、口々に英語で何か訊いてくるのであった。なんか「弊社の印象はどうか」とか「ハンコックのタイヤについてどう思うか」とかおっしゃっているもよう。
……すすす、すいません!! 印象も何も、きょきょきょ、興味ナシです!! とか思っちゃったのだが、相手は非常に熱心なので、そうは答えずに、「このオレンジ色のタイヤは売り物ですか」とか聞いたりした。
ら、単にペイントしてあるだけでホントは黒いんだ、と。黄色のタイヤはないんダ、と。でもオレンジはハンコックのコーポレートカラーに使われている、と。これを見てどう思うかね、と。このブースをどう思うか、と。製品はどうか、と。ハンコックをどう思うのか、等々、質問の100倍……とまでは行かないけど10倍返し状態であって、このあたりで拙者はヘロヘロに。
だって~取材に~来たのに~マイクと~カメラと~ヨン様と~ジウ様に~韓流英語で~迫られたら~、拙者の英会話能力崩壊っス。第一ぃ~、ハンコックの印象って言われてもぉ~、突飛な色のタイヤにプチ興味そそられただけでぇ~、その時点ではハンコックのハの字も知らない俺ってゅ~かぁ~、「英語話せますか」に対する「ちょっとなら」というのは道順説明程度までの“ちょっと”っていうかぁ~。
結果、黒に黄色で新鮮な感じがするとか力強いとかってコトを、ほとんど単語レベルで答え、疲れ果て、ヘコんだりしていたら、お礼にどうぞとこの拭き拭きグッズを貰ったのであった。あれだけ疲れさせてコレかよ……でも疲れたのは拙者の力不足ゆえ、と思ったらさらにヘコんだ拙者である。
以後、この拭き拭きグッズを見ると、マトモな英会話ができないと寂しいナとか思うようになった俺ですけど、英語の勉強とか全然せずにナンプレばっかりやってたりするゾ!!
でも、日本で行なわれたショーなのに、なんで英語で取材してたんだろーか? ハンコック・ジャパンのブースだったから、日本語しゃべれる人絶対居たよな~。……あるいは、やっぱ、拙者、日本人に見えないのかッ!?
![]() | ![]() |
| こーんなクルマも。見ているだけでも楽しい&驚けたりするので、来年はゼヒ!! | こちらは見ているだけで(拙者が)ヘコむケータイ画面拭き拭きグッズ by HANKOOK。 |
![]() | 英語より猫語のほーが得意かもしんない俺(凹)。 |
ナンプレの良問題ぺージ
![]() |
| SIIのSR-ME7200を使うと、ついつい数独で遊んじゃう拙者。でも数独するには表示が小さめであり、ゲーム上の機能も今ひとつ。 |
セイコーインスツル社のSR-ME7200という電子辞書を使用中だが、英単語等を調べるわけだが、なんか、数独で遊んじゃう時間も長かったりする。
SR-ME7200は小型の英語方面向け電子辞書で、バックライト搭載で、片手での操作もわりとラク。電子辞書なのに数独ゲームを搭載しているのも特徴のひとつだ。
しかし、SR-ME7200での数独、わりと疲れるのであった。表示が小さめだし、また、数字の仮置き機能なんかもナイ。問題自体は良い感じのが多くていいのだが。
とかゴニョゴニョ言いつつ、結局、ナンプレ(数独と同じゲーム)を無料提供しているウェブページで遊んだりしている俺。そんな中、(既に有名かもしれないが)とても良い問題が多く、かつ、使いやすいWebサイトを見つけた。『パソコン初心者の館』(藤原博文ホームページ)である。トップページから辿れるナンプレ良問の数々。どれもキレイな問題で、カンタンなのからやり応えアリの問題まで多量に。ナンプレファンはゼヒ一度!!
てゅーか、仕事中にSR-ME7200を使い、あっそうだ数独……とか思い出し、仕事中or仕事後にナンプレ関連ページで遊んじゃってタイヘンな時間を費やしちまってる俺でした。
![]() | ![]() |
| 『パソコン初心者の館』のホームページ。パズル関連コンテンツが多々あるのだ。 | ナンプレ問題も多量に。しかもエレガントな問題が多い!! ありがとうございます>作者様!! |
![]() | あそこにいるちいさいむしはどうとるか、とかいうパズルに熱中しているとろ様。 |
National PanasonicのBCLラジオ
![]() |
| 松下電器産業株式会社のクーガー2200。ソニーのスカイセンサー5900と並んで大人気だったBCLラジオだ。今見てもカッコイイですな。 |
最近、クーガー2200(COUGAR RF-2200)というBCLラジオにハマっている。1976年とかに発売された、超古いBCLラジオだ。
あ。BCLというのは、Broadcasting Listening(やListener)の略で、海外放送を聴く趣味(人)のコトですな。日本では1970年代に凄く超かなり爆発的なブームとなったんですけど、主に短波の国際放送を聴く趣味を指すコトバである。
で、このクーガー2200というのは、そのブームの最中に発売された、ある種の決定版的なBCLラジオだ。もうひとつ、ソニーのスカイセンサー5900(ICF-5900)という機種と並び、普及型のBCLラジオでありかつアナログチューニング式機種の最終完成形みたいなラジオだったりする。
もう30年も前のラジオなので、一種のアンティーク・ラジオって感じなんスけど、今使ってもなお楽しいし実用的なあたり、ビンテージ・ラジオと呼んでも良さそう。
今時のPLLシンセサイザ式の(つまりテンキーで周波数打ち込めば受信できるタイプの)短波ラジオと比べると、受信とか面倒だったりもするが、あー昔はこうやって短波を楽しんだなぁとか思えて和む。
でも、単に古き良き時代的な印象だけでなく、実用上、音質が良かったり感度が高かったりもする。またそれ以上に、当時の日本のラジオの品質に驚かされたりする。アナログ技術駆使しまくりっスよ!! みたいな。ま、アナログ技術があってのデジタル技術っていうか、アナログもデジタルも渾然一体の電気技術ではあるわけだが。
しかし、なんか、やっぱ、当然かもしんないが、30年前と比べると電波状況……というかノイズ状況がずいぶん悪くなってるんですな。当時はラジオの内蔵アンテナだけで聴けた海外放送だが、現在はノイズまみれで聞き取れないよーなケースが多い。
ならばアンテナだろ!! そしてアンテナカップラーだろ!! とか考えて一気&個人的に盛り上がり中の拙者。年末からずっとこの調子で、最近は屋根の上にアンテナ立てようと考えている始末。
30年前の拙者にとってのアンテナはタイヘンであり高価であり難解でもあった。が、現在の拙者にとってのアンテナは十分手が届く現実的な短波受信ソリューション!! などと自分で自分を後押ししつつ、連日連夜ノイズまみれの放送を受信してアンテナ購入算段を立てているのであった。
![]() | ![]() |
| このダイヤルのみで周波数直読のチューニングを行なえる(直ダイ・メカ)。また、周波数表示も目盛りが等間隔で、リニアにチューニングできるという快適さも合わせて、画期的な使用感だった。 | ロゴはナゼかNational Panasonic。ワールドワイドで売ったワールドバンドレシーバーってコトなんだろうか? |
![]() | クーガー2200とかスカイセンサー5900とかのマーカー音は、チューニング時、猫のうなり声のように聞こえる。で、これを拙宅猫に聴かせてみたら、速攻で逃げました。確かに、猫の立場になってみると、そーとー不気味な声のように思う。 |
猫ピカー!!
猫をフラッシュ撮影すると、目がピカーッ!! と光ってしまってショボい写真になりがちだが、この猫ピカー現象を好む人も居るっていうか船田戦闘機氏は猫ピカーが大好きみたいだと思った。
![]() | ![]() |
| 猫ピカー現象。人間の赤目現象と同じよーな理由で起きる。 | 遠くからでも超光る猫ピカー現象。船田さんはこういう写真にウケるのであった。 |
VOCALOID2を買った……だけ
何かと話題のVOCALOID2。音符と歌詞(日本語)を入力すると歌を歌ってくれちまうソフトウェアですな。現在のところ『初音ミク』と『鏡音リン・レン』の2本がリリースされている。
俺の場合、初音ミクは予約購入であり、鏡音リン・レンは発売直後にヨドバシで購入であり、しかもインプレス・ジャパンから『できる初音ミク&鏡音リン・レン』という書籍もいただいているのであり、エキップメントは万全!!
なのだが、しかし、両ソフトとも全然使ってないのであった。今週末に使おう!! の繰り返しであり、結局使わないで迎えた週明けにネットで様々なVOCALOID2作品群を見て、あそこまでデキるのかぁ……じゃあ今週末に使おう!! の繰り返しであり、結局使わないで迎えた週明け(以下繰り返し)。てな感じ。
ん~、なんでかナ? ていうかこれだけ人気のあるソフトだと、ある意味で耳年増になってしまって、使ったよーな気になっちゃうってのもありますな。しかし年内リリース予定のVOCALOID2(日本版)第三弾が出てくる前に使わなくちゃ!! そうだ今週末に使お(以下繰り返し?)。
![]() | ![]() |
| クリプトン・フューチャー・メディアのVOCALOID2シリーズ。旧VOCALOIDシリーズ(←記事の下のほーをヒトツ)とは方向性が変わったのか、2本ともアニメ系のボイスなのであった。しかし歌唱力は旧バージョンよりずっと高まっているようだ。 | インプレス・ジャパンの『できる初音ミク&鏡音リン・レン』はVOCALOID2入門書。スゲく丁寧に解説されているので、VOCALOID2が初めての人でもすぐ、みっくみくにされることが可能である。 |
![]() | ![]() |
| 音が出るソフトを使うと絶対逃げちゃう拙宅猫。特にWindows VistaのHold 'Emというゲームの音だと超速攻で避難する。音が出ない時は画面の前に来たりする。 | Windows Vista Ultimateユーザーのみ、Windows Ultimate Extras 使えるカードゲームことHold 'Em。アニメーションもサウンドもニャカニャカ良い感じで楽しめるゲームなのだ。 |
ぺんてるのエアペン
![]() |
| 拙宅猫ちゃん、でなくともそーだと思うんだが、猫ちゃんは紙とか段ボールのニオイが非常に気になるようで。ノートや本は必ずニオイを嗅ぎますな。写真はニオイを嗅ぎながらイタズラ中のとろ様。 |
文具でおなじみのメーカーぺんてるから、airpenストレージノート2.0というデジタルペン製品が出ている。で、先日、これについてレポートした。
上記リンク、記事の下のほーにですね、拙者のairpenの問題について書いたんですな。筆跡の一部が、書いた覚えのない線でつながっちゃうという問題。拙者のairpenだけの問題かもナ~とか思ったんですけど、一応、現実に出た問題だったのでレポートに含めておいた感じ。
そしたらその記事をぺんてるの中の人がお読みになり、「てめぇスタパふざけんじゃねえ!! 弊社の製品にケチつけやがって!!」という勢いでは全然なくて、1ユーザーである拙者を心配してくれて、新品のairpenを送ってくださった。なんかですね、上記の線がつながっちゃう問題、本来起こり得ない現象なので故障かも、というわけでサポートしてくれたのであった。
で、届いたairpenを使ってみたら、なんか上記問題が全然起きないんでした。その後もしばらく使い続けてみたのだが、一切問題ナシ。ていうか!! 拙者のairpen個体のトラブルっつーか初期不良だったもよう。
てゅーか!! 無問題airpenの使用感だが、ヒッジョーにイイっす。線がつながっちゃう問題が皆無であり、かつ、トラブルairpenよりも筆跡がしっかりトレースされているという印象。つーか本来のairpenのホントの快適さが今わかったよーな気がする。
ありがとうございました>ぺんてるさん。
ちなみに、拙者的観点ですけど、airpenに使う用紙、リーガルパッドのSサイズがイイ感じですな。airpenのセンサー部がちょうど挟める厚みだし、リーガルパッドってミシン目みたいなのが入っていてピッと切れるじゃないスか。なのでセンサーを挟んだまま何ページも使える(ページはバラバラになるけど)。リーガルパッドのSサイズは安価だし使い回しも利くので、airpenユーザーはぜひお試しを!!
![]() | ![]() |
| 新品airpenによる筆跡データ。線がつながっちゃう問題一切ナシなのであった。拙者が購入したairpenの初期不良だというコトが判明してホッとしたりして。 | こんなスタイルで使用中。airpenのセンサー部(メモリーユニット)はリーガルパッドのSサイズと相性が良いような気がする。 |
オリンパスのLS-10も買ってみた!!
オリンパスのLS-10も買っちゃったヨ!! そんなに録音機材ばっか買ってどーする>俺!! って感じだネ!!
LS-10は、ICレコーダーが進化したタイプのリニアPCMレコーダー、と、しちゃいましょう、とりあえず。VoiceTrekシリーズのDS-50とかDS-60とかに良く似てるし、使用感も近いと思われるので。
で、コレもイイ感じなので近々レポートしたいが、購入直後、イキナリ良かったのが機材としての質感であった。外装はほとんど金属って感じで、ボタン類にもチャチさがなく、OLYMPUSロゴなんざぁ窪んでいて塗装が流し込んである(カメラ高級機のメーカーロゴのような感じ)!! オリンパスの本気度が高そーなハードウェアだなぁ~、と。
あと、オリンパスのICレコーダーユーザーの拙者としては、開梱直後、即座に使えた。けっこーわかりやすいし、録音レベルやボリュームはアナログ的なインターフェイスっていうか回転ダイヤルになっているので扱いやすい。
これ、かなりイイかもしんない。ICレコーダー兼高音質PCMレコーダー(というか生録マシン)として、他各社の競合機を食っちゃうかも!? とか思った。



















































