スタパ齋藤の「スタパブログ」

SHURE SE530の音ったらもう!!

2008年4月11日 11:00

SHUREのSE530。SE210なんかにも使われているソフト・フォーム・イヤパッドを採用する。視聴できるショップがあれば、ぜひ一度、聞き慣れた曲&プレイヤーを使ってのご試聴を。お値段がお値段だけに、視聴後、いったんショップを出て、コーヒーでも飲んでから、また視聴を!! つーか、かなり魅惑の音を出しますヨ。

 ここのところ、SHUREのSE210を使っていた拙者。なーんか電車に乗る機会がすげー増えたので、移動中、そーとーお世話になっている感じ。

 しかし時々、体調的に絶好調でありかつ耳が敏感な時、なーんかSE210の中~高音あたりに非常に小さな違和感があったりして。「あれ? このシンバルとかハイハットの音って、こんなに素っ気なかったけ?」とか「このボーカル、なんかドライっていうかこーシットリ感が……」といった、小さな引っ掛かりが。

 帰宅して、手持ちのE5cとかE4cとかと聴き比べてみると「ん? E5cだとやっぱりキレイな高音が!?」と思ったりして再度SE210とか使ってみると「おりょ? こっちもなんかちゃんと鳴ってる気が」みたいな中途半端な結論に。まあ、些細なコトなんスけどね。

 恐らく、電車で移動中、体調的に絶好調となりつつ偶然にも耳が敏感になり、音が気になったりし、その後行動して帰宅して各種イヤホン比べてみると、うやむやな結論が出たりして。一日動いて疲れているからか、前述で感じたような違和感がナイ、というか感じ取れていない、のか!? こういう経験を何度かした。

 そのウヤムヤ感を払拭するべく、SHUREのイヤホンとしては非常に評判の高いSE530を試してみた。室内や、電車での移動中に常用てな感じで。

 SE530に関して拙者的結論を言えば、コレ、スゲくイイっす。ドライバ(音を出すデバイス部)が3つ入っている(2個は低音用で1個が高音用)なので、低音大迫力系のイヤホンかナ!? と思いきや、拙者が特に感じるのは高音域の透明感っつーか混ざりモノ無し感っつーか。非常に鮮明・繊細に響くのであり、このイヤホンでは「なんかハイハットが」とか「ボーカルのツヤが」という違和感を得たこと全然ナシっす。

 また、全体的にかなり克明に音を伝えてくてるイヤホンだとも感じる。ロック系の音楽なんか聴いても、音がマゼコゼになって潰れるとか聞こえにくいという印象がない。ショボいイヤホンだとサウンド全体が(ロック系音楽特有の)ディストーションでごまかされるようなトコロがあるじゃないスか、でも、SE530だと“ディストーションがキレイに録音されている”ことがよくわかったりして。

 あと、低音。ドライバ2個ってコトで、あるいは低音酔いするよーな感じかと思ったら、他の帯域の音を潰すことがないストイックな響きをする。でも、ドラムやベースがハッキリかつ十分力強く聞こえるのだ。

 SE530で音楽聴いてると、全てのレンジで、なんかこう発見や納得があって、楽しいんですよ。遮音性も高いんで、混雑した電車の中でも音楽に集中し、音をよく愛でることができる、みたいな感じ。

 あるいは、そういうイヤホンって、例えばE5cとかのモニター系ってんでしょうか──全部聞こえちゃう系のイヤホンだと、時々“聴き疲れ”することがあると思うんですよ。でも、このSE530の場合、全体的な解像感っていうんですか、音のディテイルがどのレンジでもシッカリと聞こえてくるものの、長時間聴いててもヘンな“もうお腹いっぱい感”がなく、気分が良い。拙者的にとってはそーとーな優れものだと感じている。

 ただ、高価ですけどネ。でも実にイイです。けど、その値段払えば、ある程度高音質のヘッドホンとiPod買えたりしますけどネ。でも、ユーザーの音への集中力が超高い時でも、ボロが出ないイヤホンだと思いますなコレ。


こんな顔してても60kHzくらいまでの音が聞こえちゃう猫ちゃん。世の中がそーとーウルサく聞こえることであろー。

マズル

マズル

2008年4月10日 11:00

 猫の鼻の左右、ヒゲの……という穴が見える部分はマズルって言うんだそうです。それだけ。


マズル内に鋭い牙(!?)が隠されているッ!!

あらカワイイ!! diNovo Mini

あらカワイイ!! diNovo Mini

2008年4月9日 11:00

diNovo Mini。フタを閉じた状態。ここからフタを開くと(機器に対してインストール・接続済みなら)自動的に電源が入る。

 ロジクールのdiNovo Miniを借りてみた。注目を集めているBluetooth接続の超小型キーボードだが、発売が延期され、2008年4月11日に発売されるという製品ですな。発売前借り、みたいな。

 初見、diNovo Miniは非常にカワイイのであった。電池入れてフタを開くと、キーボード全体がオレンジ色に(フェードインするように)光る。細部の仕上げもキレイで、diNovoの名に恥じない作りだと思う。

 ウヒョヒョ!! とか思って早速デスクトップ機に接続してみた。拙者環境ではSetPoint4.4をインストール済なので、イケるでしょう、と同梱のUSBミニレシーバーを挿したらスコッと自動認識されてdiNovo Miniのインストールは完了。

 ヒャヒャヒャ!! とか思ってとりあえず文字入力してみたら、ニャニャニャ!! キー配列が日本語配列状態で認識されている!! diNovo Miniは英語配列キーボードなのにぃ~。

 微妙にテンション下がってロジクールのダウンロードページを見たら、既にdiNovo Mini patchが用意されていた。このパッチを適用すると、上記の日本語配列勘違い状態が解消されるということ。なんか素早すぎる対応っすね>ロジクール。

 ともあれ、コレ、Bluetoothキーボードってコトで、他にもイロイロ試してみようと思う。携帯電話端末とかPDAとかに接続できるかしら? とか。どちらかと言えばホームAV系PC向けのキーボードなんですけどネ。

 でもまあ、そういう目的がなくても、無骨でなくてカワイクて、もちろん実用にもなる(原稿を書くとかは無理だと思うが……)キーボードとして、かなり惹かれるハードウェアっスねぇ。


電源が入ると、こんなふうにキーボード面が妖しく光ったりなんかする。サイズのわりにはキー数が多い=多機能なキーボードですな。スライドスイッチに切り替えにより、(クリックパッド等一部のボタンが)タッチバッドモードとメディア操作モードに切り替わると同時に、部分的に緑に光ったりもする。本体裏面は充電式リチウムイオンバッテリーを収納する。ここに付属のUSBミニレシーバーも収まる。

半分猫

半分猫

2008年4月8日 11:00

 やっぱり半分だけ顔をだしてこっち方面を見ていることが多い気がする。


顔半分でも顔全部でも、目は常にマジですな。

SIIのSR-S9000、の表示が!!

SIIのSR-S9000、の表示が!!

2008年4月7日 14:23

SIIのSR-S9000。英語マジ勉強用の英語強化型電子辞書って感じですな。英語系コンテンツが充実しているが、ビジネス用語や日本語の辞書もシッカリ搭載している。

 セイコーインスツル(SII)の電子辞書、SR-S9000を借りてみた。

 同社のSR-ME7200を買ってから(7200の記事はこちら)、久々にSIIの電子辞書に興味を抱き、本格派のほーのモデルはどんなんかしら、と気になって。

 で、電源押下一発目でけっこー驚きましたヨ!! 表示が非常にキレイなのである。昼間、室内のやや暗めのトコロで電源入れたんスけど、一瞬「あれ? この機種ってバックライト最初から点灯してんのか!?」と錯覚した感じ。

 何でも“くっきリアル液晶パネル”というTFTのVGA(640×480ドット)表示の液晶を実装しているそうだが、非常にコントラストが高く、地の白の部分と文字の黒の部分がほんとにクッキリしていて視認性がマジ高い。

 正直、これまで、バックライト無しの状態の液晶表示では、カシオのEX-wordあたりが最強にキレイと感じていたのだが、SII、逆転か? みたいな印象である。

 となると、キーボードの押下感や質実剛健な辞書機能が光ったりしてきますな。SR-S9000は手書き認識とかバックライトとかナイもようなんだが、この表示の見やすさと明るさがあるなら……むむむ~、とか思ったりもする。てか、コレ、一度見たほーがイイかも。電子ペーパーとまでは行かないが、モノクロ液晶の“眠さ”がほとんど無くて新鮮っスよ。

 あと。動作が速いのだ。あとフォントも見やすかったりする。あと……もうちょっと使ってみてからどこかでレポートするかも。


画面表示は非常に鮮明。VGA(640×480ドット)・16階調表示の反射型TFTパネルを採用している。やや暗めの部屋でも明るく見える。ポケッタブルなSR-ME7200と比べてみたところ。写真ではわかいにくいかもしれないが、表示の見やすさは歴然だ。

両者とも電子辞書における表示の良さには興味がないっていうか、猫って視力自体はよくないみたいですな。動く対象を見つけるのが特異だそうで。

世界の時間をタッチで表示

世界の時間をタッチで表示

2008年4月4日 11:00

 てゅーか既にココでレポートしたんですけど、セイコーの世界時計ことSQ657Sの件で。

 上記の家電Watchのレポートでは、この世界時計の利便等を冷静な眼差しで書いたりしているが、しかし、この時計、やっぱりなんかこー、妄想を膨らませて使うのがいちばん楽しいですな。

 SQ657Sは世界時計で、表示部下の地図部分をタッチすると、タッチしたエリアの現地時間がわかるというモノ。現在、ニューヨークは何時だろう? てなコトがタッチ操作だけでわかって便利である。

 が、リアルタイムの海外を想像する上でも、ちょっと楽しい。例えば、っていうかコレが拙者的ツボの使い方なんですけど、海外の短波放送とかを受信して「その国は今、何時なのかナ~」と。「日が照ってるんだ」とか「もう真夜中か」、程度の妄想ではある。が、なんかこう、時刻・状況の違いを意識しつつ、ほぼリアルタイムの放送を受信するのがミョーに楽しい。

 っても、放送がライブじゃなくて収録だったりするケースも多いとは思うんですけどネ。

 ともあれ、上記のような一風変わった使い方をするにおいて、タッチ操作だけで海外各国の現地時間がわかるSQ657Sは、妄想開始における面倒がナイもんで、時間的な妄想をたっぷり楽しめるのであった。

 けど、フツーに世界時計(実は電波時計でもある)としても、ちゃんと役立つし、ハイコストパフォーマンスだと思いますヨ。世界時計欲し野郎にオススメっす。


セイコーのグローバル電波クロックSQ657S。電波時計でありかつ世界時計でもある卓上クロックなのだ。台座部にあるパネルを付属のスタイラスあるいは指でタッチすると、表示部右側小窓にその国の現地時刻が表示される。日にちや曜日、気温や湿度もわかる。


時間なんか関係ねぇ、好きな時に遊ぶゼ!! てな心意気の猫様。

隙間が気になる

隙間が気になる

2008年4月3日 11:00

 猫様におかれましては、広いエリアよりも、隙間が気になるようだ。

 広いところに何が落ちていても見落とすケースがあったりする一方、狭い隙間にある何かはきっと発見する。発見して、掻き出す。発見した以外の物も全部掻き出したりする。

 隙間に何かが潜んでいるのダ、という本能的な直感が働くのだろうか?


Amazonの箱とAmazonの箱の間の隙間に何か発見したかもしれないとろ様。この後、手を突っ込んでガショガショやって、ゴミとか虫の死骸とかイロイロ掻き出して飽きてどっか行っちゃうのである。

スタパトロニクスTV、終わりっス

スタパトロニクスTV、終わりっス

2008年4月2日 11:00

 既にご存知の方も多いと思うんですけど、は2008年4月2日が最終回の配信となる。

 なんか、数えたら7年もやってきたんですな。配信回数は全部で363回!? air impressのスタッフが調べたところ、インターネットの動画配信番組としては最長寿の番組だそうで、ギネス申請を考え中でもあったとか。って、手前味噌?

 でも今回で終了。残念ですな。

 とりわけ残念なのは、収録スタッフの皆さんとか百瀬みのりさんとかに、拙宅猫の生の姿をお見せできなかったことと言えよう。いやね、うちの猫様、来客ってぇとサササッとどこかへ隠れちゃうんですよ。拙宅猫との遭遇可能性においてはインプレスTVスタッフがいちばん高かったのだが、結局は幻の猫となってしま……え? 猫はいーから、ってか。

 ともあれ、長い間ご視聴いただき、ありがとうございました。また、歴代アシスタントの方々──南リオさん、岸穂子(さきこ)さん、竹内ゆう紀さん、飯島真由さん、渡名喜織恵さん、百瀬みのりさんにもスゲく感謝しております。

 てなわけで今後の拙者は、紙媒体やネット上で、テキストを媒介してお目に掛かりますんで、引き続きよろしくお願いします~。


拙宅名物、幻の猫。仕事関係の来客で、この猫の姿を見たことのある人物はまだひとり。すなわちそのヒトリ以外にとっては幻なのであって激レア!! でも写真に写っているから幻じゃねーやと思った。

ころっ!!

ころっ!!

2008年4月1日 11:00

 猫って、突然、頭をコロッと逆さまにしますな。なんでかしら?

 ひとつ、人間にカマって欲しいというよりもむしろ「貴様、触ってよい」という意思表示であることは何となくわかる。

 が、爆睡中でもコロッと。

 なんでだろう?

 あと、頭をコロッ→つられて体も裏返し、のパターンは多いが、その逆の、体をコロッ→ついでに頭も裏返し、というパターンは見たことナイと思った。

 いつやるのだろう?


カメラを持って近づいたら、コロッ!! 頭を逆さまにしたのにつられて、そのうち体も裏返し状態に。このまま行くと、お腹を上に向けて無防備状態に。

エンジニアの“隙間な”工具

エンジニアの“隙間な”工具

2008年3月31日 11:00

 あニャニャ!! アンテナ分配器と受信機を接続するケーブルがニャい!! ニャらば自作!! てなわけで、同軸ケーブルの両端にBNCコネクタを付けたりする俺なんですけど、問題がヒトツ。

 モノによるんですけど、同軸ケーブルのコネクタを作る時、仕上げにコネクタ部をネジ締めしたりする。例えば拙者が使ったBNCコネクタのネジ部は、六角ナット×2で締めるんですけど、片方のナット幅が超狭かったりする(これもモノによるが)。ラジオペンチでも挟めない狭さ。

 一昔前は、ラジオペンチで強引に挟んでネジ締めした(けどコネクタ周囲が傷だらけになったりもした)が、やっぱ、コネクタってキレイに作りたいじゃないスか。……でも、このナット幅に入る薄い六角レンチって……。

 と、困惑して調べてみたら、ニャニャニャ!! ニャんとスマートモンキーなる工具が!! また、エンジニアの製品である。なんつーか、拙者のピンポイントに刺さるっつーか、工具における隙間産業的製品(!?)をビシバシ出してますな。

 ともあれ、コレを超欲したので早速秋葉原へ!! 速攻購入!! 直後試したら!! あら便利!! 超狭いナット幅(というか六角レンチじゃ入らない隙間にあるナット)でもしっかり掴んで回せる!! BNCコネクタ一丁上がり!!

 あぁ、便利な工具は便利だから便利だなぁ。なんか必要もないのにさらにBNCコネクタ作りたくなってきたなぁ。というだけの話でであった。






br /> 薄いナットを回せる超便利モンキーレンチことスマートモンキーは、こんなパッケージで売られている!! いくらで買ったか忘れちゃった~。
br /> レンチの先端部。厚さがたった2ミリしかない。ので、BNCコネクタや自転車の薄いダブルナットなんかを回す時に好都合なのだ。

3D2Vケーブル用BNCコネクタの一例。最後にナットを締めて完成するのだが、前方のナット部は狭く、通常の六角レンチを使用できない。スマートモンキーを使うと、このように非常に狭いナット部でも掴めて回せる。てか、このモンキーレンチ、同軸ケーブルコネクター専用!? とか思ったりして。


狭いトコロにでも余裕で乗っかる拙宅猫様。てゅーか猫は皆、狭い所が好きですな。

やっぱり秋葉原はおもしろい

やっぱり秋葉原はおもしろい

2008年3月28日 11:00

 なんか最近、秋葉原を散策しがちな俺。と言うよりも、秋葉原に通いがちだったりする。

 20年くらい前は秋葉原漬け的にアキバ通いしていたんですけど、Windows 2000とか前後でしょーか、の頃からあまり行かなくなった。てゅーかネット通販が便利になりまくったので、専ら通販でブツを購入な感じに。

 その後、アニメ勢力がアキバを覆ったとかコスプレとかって話を聞いて、あぁアキバは大きく変わったのだなぁとか思いつつ、やっぱり通販野郎であった。んですけど、ここ数年は年に数度アキバに行くようになった、と思ったら、ここ数カ月は毎週のように秋葉原参拝が続いているのであった。

 てか、アキバ、行ってみると、言われているほどアニメとかコスプレとかって雰囲気じゃないですな。かつてと比べると雰囲気が多少変わったが、まだまだアキバは秋葉原として健在っていうか、そのまま残っているトコロが多々。

 んで、かつてのイメージを持ったりしつつ、さらに欲しい小間物を求めたりしつつアキバを歩くと、これがもー非常に楽しいわけで。アッと言う間に4~5時間。一休みして、さらに散策!! とか思う頃には店舗閉まっちゃったりして。

 でも、駅周辺の風景はガラリと変わりましたな。便利になったりキレイになったりして、それはソレでイイんですけど、「ええっ、ここから見えたあの光景、もうナイのォ!!」というショックも。

 毎週毎週、そんな小さなショックを味わいつつ、同時に、新たな光景に慣れつつ、やっぱり秋葉原はオモシロ過ぎだなぁと思う昨今っす。


サッパリとキレイになった東京・秋葉原駅前。路上で穴あき包丁とかのアイデアグッズを売ってるオジサンは……最近はもう居ないんでしょうか? テレビに行っちゃった!?アニメ方面ショップやメイド方面飲食店は激増したっぽいが、でも、なんつーか電気・電子なショップと巧く棲み分けているという印象。以前と比べると明るい雰囲気の街になったのでは、と思う。


この通りは楽しいですのう。ジャンク店が減ったが、一方で「ああいう店はなくなってるんだろーなー」的なショップが大繁盛・成長していたり。歩き回るほどに楽しめる街であることは変わらない。うっ!! むむむっ!! こういうショップにはちょっと弱い。フツーのパーツショップも、なんつーか和む感じでイイですな。あ、オッサン的なスタンスからですけど。


家から外に連れ出した瞬間チョー怖がったり狼狽したりする拙宅の室内飼い猫様。工具箱の上が大好きだが、工具が多量にある秋葉原は……どうだろう?

集まってくる!!

集まってくる!!

2008年3月27日 11:00

 うちに誰もいなくて、俺しかいない時、ナゼか猫御一行様が仕事中の拙者の近くに集まってくる。ちょっと嬉しい。のだが、じきにニャーとかシャーとか騒ぎ出したりもする。でも結局飽きるとどっか行っちゃうのであった。


人のぬくもりを求めて(!?)、猫様が集まってくることがある。が、じきに2匹でケンカしたり、腹が空いてニャーニャー言ったり、あるいは飽きて寝床で爆睡したりする。

ローランドのR-09HR

ローランドのR-09HR

2008年3月26日 11:00

 もうすぐ発売っていうか2008年3月28日発売予定の、ローランドR-09HRをイジってみた。ポータブルなリニアPCMレコーダーですな。あのR-09の後継機っス。

 新型となるR-09HRと、旧型となるR-09を比べると、新型のほーはサンプリング周波数に88.2/96kHzが加わったり、有機ELパネルが大型化したり(画素数は同じ)、再生速度可変に対応したり、あと外観も変わったりしている。より成熟したレコーダーになった感じですな。

 拙者的にけっこー嬉しかったのが、スピーカーが内蔵されたことと、電池室やメモリカードスロットへのアクセスが良くなったこと、リモコンが標準装備になったことあたり。汎用の波形編集ソフトCakewalk Audio Creator LEが付属したってのもナイス!!

 まだイジリ始めて間もない感じなんスけど、ポータブルリニアPCMレコーダーの火付け役ことローランド謹製の製品だけあって、全体的に高コナレ度と言えよう。あと、やっぱり、有機EL。見やすいし、メーター表示の追従性も高く、快適である。

 ちなみに、実勢価格は35,000円前後っぽいですな。前の機種のソレよりちょっと安くなった……のかな!? ともあれ、このハードウェアもまた、もうチョイ触ってみてからどこかでレポートしてみたい。


ローランドの新型リニアPCMレコーダー、R-09HR。より高音質で録音が可能になった他、細部の使い勝手も向上しているもよう。旧機種となるR-09と並べると、こんな感じ。携帯した時のサイズ感にはさほど差がないが、新型の大きめ有機ELパネルは魅力的。基本的な操作性は新旧共にさほど違いはない。


猫は非常に静かな動物なので、録音対象ってゅーか音源にはあまり向かないが、ゴロゴロ音を録ると楽しいゾ!!

その足、危険!!

その足、危険!!

2008年3月25日 11:00

 たまに、椅子の傍でこっそり、このような姿勢で、こんなことをしていたりする。非常に危険ですな。でも、あっと気づくと椅子の傍。さすが忍び足。


左手っていうか左前足がですね、椅子のですね、キャスターの下にですね……危険なんですよ。

飛ばないニッパー

飛ばないニッパー

2008年3月24日 11:00

ケイバ・ミニ・ニッパーことKM-007は、こんなパッケージで売られている!! 実勢価格1,300円前後!! 赤いのもあった!!


 プチッ!! ピーン!! ニャ~ンまた導線の切れ端が飛んでちゃった~!!

 ふニャ田くーん!! ニッパーで抵抗器の足とか気ったら切れ端が飛んでっちゃってヤなんです~!! どうすればいいのー? 教えてフニャえもーん!! と電子工作マニアな船田戦闘機さんに聞いたら「はい!! ケイバの飛散防止装置付きニッパぁ~!!」とは言わずにフツーに「このKM-007がイイですよ」と言ったので、買ってみた。

 買ったのは、ケイバ(KEIBA)というブランドのコレ。早速使ってみたらアラ不思議!! 抵抗の足とか切っても、切れ端が飛ばすに、ニッパーの刃の部分に残っている。独自の構造で、切り落とした導線を保持してるんですな。

 てな小さなギミックなんスけど、コレが非常に実用的であった。工作室(←良い響きだ)とかを持ってる人なら話は別だが、そうでない人の場合、いつもの机上とかで電子工作等の作業をする。で、ニッパーで何か切ると、たいてーの場合、切れ端がプチン!! と飛びがち。時にはキーボードの上に、時には本棚に、そして多くのケースで床や絨毯の上に切れ端が、ピ~ン!! ポテ、と落ちる。

 すなわち散らかるわけで、時として猫ちゃんが切れ端をクンクン&ハグハグしたり(←“猫”を“乳児”とかに置き換えると問題深刻化)するわけであり、切れ端が飛ばないってのは非常に有り難いのである。

 それだけでした。めでたしめでたし。


刃の先端部分に独自の構造があり、これにより切れ端が飛ばないようになっている。導線を切ってみたところ。手前側はフリーになり、向こう側の切りくず部分のみ、ニッパーの刃先で保持される。


耳を澄ませ、床に何かが落ちる音を聞き取らんとしている。音がすると、ソッコーで近寄って臭い嗅いで触ったりしてみる。キミんチの猫もそうでしょ!?

SHUREのSE210の“耳心地”

SHUREのSE210の“耳心地”

2008年3月21日 11:00

 SHUREのステレオイヤホン、SE210を使ってみた。なんか、コレ、イヤパッド部分がちょいとイイとのウワサを聞いて。

 さておき、試してみたら、この“ソフト・フォーム・イヤパッド”とか呼ばれるイヤパッド、イイ感じっす。アレですよ、えーと、指でキュッと小さくして耳に入れる耳栓あるじゃないスか、アレににたイヤパッドを採用している(他にもベーシックなイヤパッドが付属する)。

 このイヤホン、音質も良いのだが、それ以前に装着感がジョリーグッドである。耳の穴にソフトにしかし密にフィットして、自然な装着フィーリングが得られる。まだ使い始めてから時間が浅いが、なんかこー“イヤホンを耳に入れてる感”が希薄でいいですな。

 音質に関しては細かく検証していないのでハッキリ言えないが、どうでしょう、例えばデジタルオーディオプレイヤーに付属するイヤホンを、市販の1万円前後あたりの製品に乗り換えた……んだけど、もっと聴き心地がよくかつ高音質のイヤホンはナイのかな!? とか考え中の人に向くかも。

 ちなみに、SHURE SE210、実勢価格は17,000円前後。ちょっと高めにも見えるが、音質と付け心地の良さ(←人によるかもしれませんが)、システマチックな付属品&オプションあたりを総合的に考えるとかなりコストパフォーマンスが高いんでは、と。

 てなわけで、けっこーイイ感じのSE210。もうちょっと使い込んでみて、できればドコカで改めてレポートしてみたい。

SHURE SE210は、こんなパッケージで売られている!! チョー頑丈にパッケージされているゾ!! 開けにくいんダ!! でも購入後に満員電車乗ってもパッケージが潰れないよネ!!SHURE SE210のイヤホン部。イヤパッド部分は、耳の中で膨張して密着するタイプの耳栓と同じ感触。装着時、耳の中に異物が入っているという感覚が少なく、遮音性も高く、なかなか良好である。


猫様におかれましては最強に感度の良い猫耳を実装し、しかもこのパラボラ的高感度猫耳はけっこー自由な角度に動きまくりなので、猫用イヤホンの開発は困難だなぁと思った。

エンジニアの精密圧着ペンチ

エンジニアの精密圧着ペンチ

2008年3月19日 11:00

 ニャ~ん!! ふニャ田くーん!! この小さいヘンなコネクタ、どうやって導線と接続するのー? 教えてフニャえもーん!! と電子工作マニアな船田戦闘機さんに聞いたら「はい!! エンジニアの精密圧着ペンチぃ~!!」とは言わずにフツーに「このPA-20がイイですよ」と言ったので、買ってみた。

 この工具、コネクタ内にある金属部品と導線を圧着するためのもの。パソコンとかの中に、四角い小さなコネクタあるじゃないスか。あのコネクタ内に差し込む部分(コンタクト)を作る工具ですな。

 何となく存在は知っていたが、使ったのは始めて。そして使ってみたらプチ感動!! 実は、1個だけとか2個とか、コンタクト部を(専用工具ナシで)作ったことがあるんですけど、えれぇ面倒であり、失敗多々であり、時間もかかった。が!! この工具使ったら!! ほんの十数秒で美しいコネクタが!! 慣れれば数秒でデキますな。ナンという生産効率の向上か!!

 やっぱり専用工具はスゲぇなぁと思った。またこのPA-20、船田さんに言わせると定評のあるメーカーの製品であり、周囲にもユーザーが多いとか。蛇の道は蛇って感じで、その道の人に聞くのがいちばんいいですな。

 あと、次はコレを買いたいと思った。でも、こっちのほーがおもしろゲですな。


エンジニア社の精密圧着ペンチPA-20。単純な構造に見えるんですけど、これで端子と導線をビシッと速く美しく圧着デキちゃうんである。


鳥類監視・発見エンジニアとして活躍中のとろ様。鳥が来ると「ニャニャニャニャッ!!」と叫ぶ(!?)のである。

正しく訴求する方法

正しく訴求する方法

2008年3月18日 11:00

 拙宅猫のとろ様は、行儀が良いので何かを求め訴える時はソレっぽい姿勢で座ったりする。通称、犬座り。ちょっと、けなげ。なかなか良い訴求姿勢と言えよう。


訴求モード。これが犬座りだ。顔つきも神妙である。通常モード。特に何もナシ。猫ピカ・モード。猫ピカーっ!!

A&Dのデジタルノギス

A&Dのデジタルノギス

2008年3月17日 11:00

 俺の場合、何だかんだでちょくちょく使う工具、というか計測具が、ノギス。昔ながらのノギスもあるが、最近はデジタルノギスが主流であり、拙者もデジタルのを使用中。

 だが、デジタルノギスって、モノによって安定性とか精度が違うようですな。軽量の樹脂製だと表示分解能が0.1mmまでで、かつ、イマイチな製品だと0mmにセットしても微妙に表示がズレたり動いたりして。

 0.01mmまで表示分解能があるものだと余計にそうで、確かに細かく計測できるのは便利だが、不安定だったり計測部分の精度がイマイチだったりすると、同じ箇所を同じように測っても、測るたびに数値が違ったりして疲れる。

 プロの人はどーやって選んでるのか知らないんですけど、なんか、表示分解能が高めのデジタルノギスって、もしかして、全長が長くて計測機構部まで金属製のモノが良かったりするんでしょうか? てか、拙者のあまり多くない経験上、そんな傾向があるような気がして。

 当たり障りがあるので、イマイチだった表示分解能0.01mmノギスの型番は出しませんけど、コレがけっこー良かったというのがある。エー・アンド・デイのデシタル・フルメタル・ノギス AD-5762-150だ。

 お店に何種類かのノギスが並んでいて、拙者経験上、全体的に金属製のものがナゼか良かったんだよな~とか思い出して、このノギスを選択。そしたら、快適。

 150mmまで測れるノギスだが、この長さって短い(100mmまで測れる)タイプより、物理的に使いやすい気もする。てなわけで、AD-5762-150により気持ちよくノギスれている俺であった。

ノギスいろいろ。小さいのは昔ながらのノギス。小さいし、今時的には実用性が低いが、これは拙者がノギスの使い方を忘れないための備忘録的存在。大きいのはダイヤルノギス。ダイヤルゲージ上に数値が表示されるので、パッと見で計測値がわかりやすい(昔ながらのノギスは、実測後に簡単な足し算をする必要がある)。エー・アンド・デイ謹製デシタル・フルメタル・ノギスことAD-5762-150。使いやすいノギスだと思うのだが、表示部の下左端にあるボタンはダミー。ナンか機能を付けてくれ~。


猫は表示分解能とか計測精度とかを気にしないので、疲れないしイラついたりもしないのであろー。

指の記憶とゼブラのサラサ

指の記憶とゼブラのサラサ

2008年3月14日 11:00

 長いこと愛用しているボールペンはゼブラ(ZEBRA)のサラサ(SARASA)シリーズである。多種類あるが、SARASA3あたりの多色・多機能ボールペンを毎日使用中。

 何年か前に見つけた瞬間購入。買った理由は書き味の良さ。拙者のフィーリングにピッタリとマッチした。水性顔料ジェルインク使用のボールペンで、一般の油性ボールペンのようにベタリした使用感ではなく、どちらかと言えばマーカーのようなスムーズな書き心地だ。軽く書けば、鋭く濃く滑らかに書ける、みたいな。

 主に使用中のSARASA3は、黒・青・赤の3色が使える、いわゆる3色ボールペンだ。青はほとんど使わないので、SARASA2+S(2色ボールペンとシャープペン)でもイイんですけど、シャープペンは0.9mm芯が超好きなので、STEADTLER(ステッドラー)の製図用シャープペンシルを使っている。

 SARASAだが、買って使い始めて、非常に気に入ったのでリフィルの替芯も買い足して、何年か使ってきた。で、こないだリフィルがなくなり……あ、ももも、もしかしたらSARASAって廃盤とかになってたらどうしよう!! と思って文具店に出かけたら余裕でまだ現存してたので安心したついでにSARASA本体予備も買ったりして。

 使用中SARASA3に、予備SARASA3が加わり、さらに3色ボールペン+シャーペンのSARASA3+Sも手に入れた。時々、シャーペンが必要なので、SARASA3+Sにちょっと期待。

 しかし、家で使ってみたら、SARASA3とSARASA3+S、なんか妙に使用感が異なる。持った感じ書いた感じが違うのだ。シャーペン付きのほーが太いような……。そこで、ノギスで測ってみた。

 ラバーグリップ部のだいたい同じ位置を測ってみたが、SARASA3は直径約12.5mm、SARASA3+Sは直径約13.3mmであった。0.8mmの違い。指ってこの違いをスコッと判断しちゃうらしい。長年使ってきたSARASA3の感触を指が記憶してたんですな。

 キーボードと同様、指先がいつも触れる道具って、やっぱり予備を購入しておいた方がイイんだろーなー、とか思った。


愛用中のSARASA3。ゼブラ謹製の3色ボールペンである。何年も使っているのに全然汚れませんな。壊れもしていない。ま、主に室内使用ですしネ。買い増したSARASA3の色違いと、3色ボールペンにシャーペン付きのSARASA3+S。持った感じが明らかに違う。重みの違いも感じられる。善し悪しではなく、指って敏感なのネ、と。


猫は全体的に敏感。肉球も鼻先も聴覚も全部敏感だが、部屋の中の様子が少し変わっただけでも速攻で調べに来る。写真は宅配物を取調中のとろ様。