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ソフトバンク、空飛ぶ基地局「HAPS」をJapan Mobility Show 2025で展示
2025年10月31日 00:00
東京都の東京ビッグサイトで開催されている「Japan Mobility Show 2025」でソフトバンクが「HAPS」を展示している。
展示されているのは、飛行船型のHAPSの模型。HAPSは「High Altitude Platform Station)の略で、携帯電話サービスに必要な機材が搭載されており「空飛ぶ基地局」とも呼ばれる。高度20km(約6万5000フィート)の高空を飛行する。大規模な災害で基地局設備が被害を受けた際、搭載する設備で携帯電話サービスを維持する。ソーラーパネルとバッテリーで昼夜を問わず飛行できるという。
ソフトバンクでは、2026年にもプレ商用サービスとして飛行船型のHAPSを展開する。HAPSは、ほかにも飛行機型の機体があり、同社では飛行船型とあわせて開発を進めている。
展示されるのは今回が初めて。幅広い層の来場者が訪れるJapan Mobility ShowでHAPSを知ってもらうことで、存在感を高める。モビリティというカテゴリーの中で、ソフトバンクが提供する価値の一端を覗くことができる。Japan Mobility Show 2025は11月9日まで開催されている。



