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PixelのGemini、日本語版はどうなる?

 グーグル(Google)が発表した新たなAIモデル「Gemini」。Ultra、Pro、Nanoという3つのサイズが用意され、まずは最も効率的なモデルとされるGemini Nanoが、本日から「Pixel 8 Pro」で利用できるようになる。

 グーグルの公式ブログではGemini Nanoを用いた各機能の対応言語について紹介されており、当初は英語版のみの対応となる。

レコーダーの要約

 Pixel 8 Proのレコーダーアプリで、Gemini Nanoが要約(Summarize)を実行する。ネットワークがオフラインであっても、録音された会話やインタビューなどの要約を取得できる。

 日本を含むグローバルで提供されるが、対応言語は英語のみとなる。

Gboardのスマートリプライ

 Pixel 8 ProのGboardで、Gemini Nanoを用いたスマートリプライを実行できる。設定の開発者プレビューとして利用でき、受信メッセージに基づく返信をデバイス上のAIが提案する。

 日本を含むグローバルで提供されるが、対応言語はUSキーボードの英語のみとなる。

来年初頭にはGeminiのほかのモデルも

 グーグルでは、Gemini Nano以外のGeminiモデルについて、Pixelで「Assistant with Bard」を体験できるようにするとしている。時期は来年初頭から、日本語対応は未定とされている。