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ソフトバンク、空飛ぶ基地局目指す「HAPSモバイル」を吸収合併

HAPS向け無人航空機「Sunglider」

 ソフトバンクは、同社完全子会社のHAPSモバイルを10月1日付けで吸収合併すると発表した。

 HAPSとは、高高度プラットフォーム(High Altitude Platform Station)という意味の略語。ソフトバンクでは、2017年にHAPSモバイルを設立。高高度に長時間滞空する航空機を飛ばし、そこに基地局装置を搭載して、従来よりはるかに広いエリアの構築を目指して技術の開発を進めてきた。

 しかし、今回、ソフトバンク内の研究開発のシナジー最大化、経営一本化による合理化などをはかるため、吸収合併することになった。

「Sunglider」の模型(2020年撮影)