【MWC Barcelona 2026】

【MWC26】Googleの「Gemini連携スマートグラス」を体験、 音楽再生からナビまでこなす驚きのプロトタイプ

 スペイン・バルセロナで開催中の展示会「MWC26」の会場内で、Androidスマートフォンのさまざまな最新機能を紹介するコーナーが用意されている。

 Android Avenue(Android通り)と呼ばれる場所で、毎年、会場内のホールとホールの間にある屋外スペースが活用されている。

 今回は、開発中のプロトタイプを含む複数のXR体験が公開された。このうち、プロトタイプ(試作品)というAIスマートグラスをご紹介しよう。

Gemini連携のスマートグラス

 今回披露されたスマートグラスは試作品。右側のレンズにテキストなどの情報を示すディスプレイを搭載し、「Gemini」とやり取りできる。担当者は「モノ(単眼)ディスプレイ」と表現する。

 右のテンプル(つる)の部分にはタッチパッドで操作できる。さらにカメラやLEDライトも備え、画像認識で、視界のなかにある物を判別できる。サイドボタンを2秒間長押ししてGeminiを起動し、カメラで捉えた対象物について質問ができる。

グラスを装着して操作している様子は、今回、大きなディスプレイで紹介された。こちらは画像認識で書籍の情報を得た場面

 カメラを使って音楽アルバムのジャケットをスマートグラス越しに見ながら、「このアルバムの曲を再生して」と指示すると、マルチモーダル機能により作品を特定。さらにYouTubeと連携して即座に楽曲を再生する。

 Geminiとのやり取りということで、英語だけではなく、日本語でも操作でき、Geminiも日本語へ返事してくれる。

 Google マップとの連動も実現しており、たとえば歩行ナビゲーションでは、視界下部に道案内の内容が表示される。

 デバイスとしては、マイクやカメラ、バッテリーを内蔵する。それでも、一般的なメガネにかなり近い重さという印象で、フレームの太さもテンプル(つる)の部分以外は一般的なメガネと同等だ。

 あくまで試作品とのことだが、普段使いできるのでは? と期待を持たせる仕上りだ。