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アップル、「iOS 16」でスマートホームの新規格「Matter」に対応

 米アップル(Apple)は、次期OS「iOS 16」において、スマートホームの規格「Matter」に対応する。これにより、ユーザーは同規格やHomeKitに対応したアクセサリーを、「ホーム」アプリやSiriでシームレスにコントロールできるようになる。

 「Matter」は、旧称「Zigbee Alliance」で知られる米国のConnectivity Standards Alliance(CSA)が、2021年5月に発表したスマートホームの規格。各メーカーのデバイス間の互換性向上を主目的として開発が始まり、グーグルやアマゾンなどのさまざまな企業が開発に参加している。

 アップルは、「iOS 16」における「ホーム」アプリのリニューアルもあわせて発表した。「気候」や「照明」、「セキュリティ」といった新カテゴリーにより、より簡単にスマートホームデバイスへアクセスできるようになるという。