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グーグル製品でスマートホームの共通規格「Matter」、今秋にも利用可能に

 グーグルは、Nestシリーズなどグーグル製品でスマートホームの共通規格「Matter」(マター)が、今秋にも利用可能になると発表した。

 Matterは、グーグルやアマゾン、アップルなどさまざまな企業が参画するスマートホーム製品の共通規格。Matterに対応する製品ならば異なるメーカーのものであっても互換性を持って利用できるメリットがある。

 グーグルでは、Google Home、Nest mini、Nest Hub(第1/第2世代)、Nest Hub Max、Nest Audio、Nest Wifiが対応する。このうち、Nest Wifi、Nest Hub Max、Nest Hub(第2世代)は長距離での通信が必要となる裏庭のライトなども「Thread」を通して接続できるという。

 グーグル製品で動作するパートナーデバイスにはこれまでの「Works with Hey Google」に代わり「Works with Google Home」のロゴが与えられる。

 6月30日に開発者向けにMatterに対応の新しいSDKを含む「Google Home Developer Console」が提供される予定で、2022年秋にはユーザーが利用できるようになるとしている。