スマートホームの共通規格「Matter 1.0」リリース

　Connectivity Standards Alliance（CSA）は、グーグルやアマゾン、アップルなどさまざまな企業が参画するスマートホーム製品の共通規格である「Matter」（マター）が4日、仕様「バージョン1.0」と「Matter」認定プログラムをリリースした。

　「Matter」に対応している製品ならば異なるメーカーのものでも互換性を持って利用することができる。

　「Matter 1.0」リリースの一環として認定テストラボは製品認証が受けられ、テストハーネスとツールが利用可能となった。さらにオープンソースのリファレンスデザインソフトウェア開発キット、SDKが完成した。

　Amazon、Apple、Comcast、Google、Samsung SmartThings、Signifyなど、280社以上の企業が「Matter 1.0」に参加している。

　「Matter 1.0」は8つの認定テストラボを含むグローバル認定プログラムで開始される。

　最初のリリースでは照明やHVAC制御、ドアロック、テレビなどの対応製品が発売される予定。