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米CSA、スマートホームの新規格「Matter」発表――AmazonやGoogleも参加

 旧称「Zigbee Alliance」で知られる米国のConnectivity Standards Alliance(CSA)は、スマートホームの新規格「Matter」(マター)を発表した。

 同規格は、各メーカーが開発するスマートホームデバイス間の互換性を確保するためのもので、2021年後半に最初のデバイスの認証通過が見込まれている。

かつての名前は「Project CHIP」

 Matterはもともと「Project Connected Home over IP(CHIP)」という名前で、2019年に開発が始動した新規格。

 主な目的はスマートホームデバイス間の互換性向上で、アマゾン(Amazon)やグーグル(Google)などが開発に参加している。

 今回の発表によれば、Matterは、Ethernet(802.3)やWi-Fi(802.11)、Thread(802.15.4)のほか、Bluetooth Low Energyにも対応する。

多岐に渡るプロダクトが展開される予定

 すでにアマゾンやグーグルに加え、ファーウェイなどもMatterの採用を明らかにしている。

 対象デバイスは、照明・電気やHVAC制御、テレビなど多岐に渡っており、2021年後半に最初のデバイスが認証される見通し。