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「マイナンバーカード」、スマホで申し込むその手順は

 新型コロナウイルス感染症対策の一環として、政府が実施する1人10万円の特別定額給付金。オンラインでの申し込み方法も用意されているが、その際にはマイナンバーカードが必要だ。今回は、そのマイナンバーカード自体をスマートフォンから申し込む手順をご紹介する。

 結論と要点を先にお伝えすると、「申請はスマホがわりと楽」だが、時間が平時でも1カ月~2カ月かかるとされていること、そして「自治体の窓口で受け取ること」が必要だ。マイナンバーカードの果たす役割からすると当然の仕組みではあるが、全てがスマホ1台で済むわけではない。また今回の給付金の申請へ、役立てられるかというと、発行までの時間を踏まえると難しそうだ。それでも今後の生活の中で役立つ場面はいくつかあるだろう、ということであらためて申請方法をまとめてみた。

申請はスマホ、パソコン、郵送など

 そもそもマイナンバーカードを申し込むためには、4つの申請方法が用意されている。「スマートフォン」「パソコン」「まちなかの証明写真機」「郵便」だ。

 その際には、自治体からすでに届いているであろう「交付申請書」を使う。この交付申請書、2015年10月以降に送られているはずだ。もし紛失してしまった場合は、役所の窓口で再交付を受け付けている。

交付申請書のQRコードからアクセス

 スマートフォンで申請する場合、専用サイトから申し込む。交付申請書にプリントされているQRコードからアクセスすることもできる。

 専用サイトでは、交付申請書に記されている「申請書ID」(23桁の半角数字)を入力する。QRコード経由でアクセスしていれば、申請書IDが自動入力されるため手間を省ける。

 その後、名前とメールアドレスを入力。メールアドレス宛に、今後の手続きをするサイトへのURLが送られてくる。

顔写真を撮ろう

 続いて顔写真を登録する。スマホからの申請なら、ここですぐに自撮りしてアップロードできる。

 生年月日を入力し、電子証明書を発行するかどうか選んで登録する。電子証明書は、給付金の申請に必要な場面がある。チェックボックスには触れず申請を進めよう。

 手続きはこれでおしまい。筆者はこの原稿を書きながら進めたので少し時間がかかったが、それでも所要時間は10分程度で済んだ。ここまでは本当にお手軽だ。

次は自治体からの通知待ち

 申請を受け手続きが進むと、いずれ居住する自治体から交付通知書が届く。また申請に不備があればメールで案内があるという。

 順調に進んだとして、交付までどれくらいかかるのか……たとえば筆者が住む自治体、あるいは過去住んでいた自治体のWebサイトを見ると、おおむね1~2カ月といった案内だ。ある程度、時間がかかることは承知しておきたい。

 通知が届けば役所の窓口でカードを受け取る。新型コロナウイルス感染症対策として、自治体では、マイナンバーカードの受取期限を過ぎても保管し続ける、つまり焦らずにいつでも取りにきて、と案内しているところもある。もし今から申し込むなら、6月~7月以降となって、新型コロナウイルス感染症の広がりは落ち着き、そうした特別な対応は終わっているかもしれない。交付通知書を受け取った後、自治体のWebサイトなどで最新状況を確認しておこう。

申請はお手軽、時間はかかるがこれを機会に

 特別定額給付金の申請はオンラインだけではなく郵送でも受け付けてもらえる。現時点でマイナンバーカードを持っていない方にとっては、ひとまず郵送での申請を選ぶ方が多いかもしれない。ただ、マイナンバーカードは本人確認書類のひとつ、つまり身分証明書としても使える。この機会にマイナンバーカードを申請する方法もあらためて知っておいても良いだろう。