ニュース

スマホで「ふるさと納税のワンストップ特例申請」、NTT Comとシフトプラスがタッグ

 NTTコミュニケーションズとシフトプラスは、ふるさと納税の「ワンストップ特例申請」に関して、寄附者や自治体の負担を軽減するオンライン申請システムの共同開発に合意した。同システムは、シフトプラスから自治体向けに、5月から提供される予定。

 ふるさと納税の「ワンストップ特例申請」とは、ふるさと納税後に確定申告をしなくても寄附分の税額控除が受けられる制度。多くの寄附者が利用する一方で、通常は紙書類による申請が必要であり、寄附者の申請手続きと自治体の申請処理に伴う負担が課題となっている。

 既にシフトプラスはNTTコミュニケーションズと連携し、「ワンストップ特例申請」に伴う自治体の申請処理負担を軽減する「motiONE(モーション)」を提供しているが、今回さらなる負担軽減のためにオンライン申請システムを共同開発する。

 今回のオンライン申請システムにより、寄附者はスマートフォンやマイナンバーカードを用いて、「ワンストップ特例申請」の申請手続きを行える。申請書類の作成や郵送など、一連の申請手続きは不要となる。

 また、寄附先の自治体は、自動生成された必要書類をダウンロードし、寄附者が居住する自治体に提出するだけで申請処理が完了する。