スタパ齋藤の「スタパブログ」
だだだ、誰か来た!!
拙宅猫うか様もとろ様も、知らない人間を怖がるっていうか、いつもは家にいない人間を極端に避けて焦って逃げて隠れてジッとしていたりする幻の猫と言える。
先日、PC Watchの連載記事『武蔵野電波のプロトタイパーズ』の撮影で、フニャ田さんが拙宅に来たときも、ちょ~速攻かつ低い体勢で走って逃げて幻の猫と化した。
……でもフニャ田さんは、数少ない“うか様側から寄っていって撫ででもらったりした人間”なんですけど、うか様はそのコトを忘れてしまったのだろうか?
(1)爆睡中のうか様。ときどきイビキみたいなのもかく。 | (2)入り口の外にヒトの気配が!! ニャ? ニャんかヘンかも。的にまだ寝ぼけ状態。 | (3)フニャ田さんの姿(というかドアの外の影)が見えたところ。ニャニャニャ!! おまえはおまえは!! だだだ誰ニャッ!! みたいな。 |
(4)直後速攻で逃走。怖くなったから逃げるニャ!! 的な。 | (5)逃走時はこのように背を低くして走る。とろ様も同様。 | (6)うか様は手(前足とも言う)で猫ドアを開けるエレガントな猫だが、逃走時は頭から猫ドアに突っ込むのであった。 |
とろ様の定位置
拙宅猫とろ様には定位置がある。って前にも書きましたっけ?
ともかく、洗面所の入り口のドアの横の棚の上が定位置であり、一年を通してソコに居ることが多いしソコで寝ていることが多いけど、その件を知って得する読者様はほとんどいないなぁと思った。
(1)さ、本日も疲れたし、いつもの場所で休むか。的な。 | (2)そう、この位置。そしてTDKのDVD-R。これだよ、やっぱり。とか。 | (3)くぅ~やっぱココ最高~しかもデータ保存・映像保存に強くて幅広いハード互換性と低エラーレートを実現のこの箱最高~、みたいな。 |
(4)少し下から見たところ。ニコニコしている!! 足の裏、真っ黒!! | (5)そうしているうちに寝に入っている!! 力士みたいな顔!! |
このあいだ見たとろ様の夢(8)
とろ様爆睡中。とろ様やうか様は一年中連休なのである。 |
辿り着いた先は、美しい釣り場だった。けどルアーを紛失したので釣りは終了。もう帰らなきゃ。とろ様を抱えた拙者は、帰途へ。
とろ様を持って釣り場のわき、クルマのところに戻った。
盗まれたクルマがアッサリと釣り場近くの駐車場にあった点には全く疑問を抱かなかった。が、しかし、想像を絶したのはクルマのキーがなかったことだ。
キーを付けっぱなしにしていたからクルマを盗まれたのに、なぜこのクルマにキーが付けっぱなしになっていないのか!! という怒髪天クラスの憤りを覚えたが、キー付けっぱで盗られたら発見時もキー付けっぱだろ理論の整合性は全く疑わなかった。
だが春先の川辺は気分が良い。とろ様も、ひとしきり雑草の匂いを嗅いだり羽化した水生昆虫に猫パンチ食らわせたり小蜘蛛を圧死させたりした後は、お腹を上に向けて寝始めた。しばらくすると、鮮やかな色の若葉をたくわえた枝が、とろ様のお腹に木陰をつくった。とろ様は、外なのに!! というほど無防備な裏返し姿勢でにゴロゴロと眠った。
そのうち夜になり、少し寒くなったし、とろ様と星でも見ながらクルマのなかで寝ようかという雰囲気となった。実は人間+猫がクルマのなかに居ると、意外に暖かい。そんなことを実感していると、宅配便業者が鳴らした呼び鈴の音に驚いたとろ様が逃げ、拙者はその音でリアルの目覚めを迎えた。リアルでは、とろ様が拙者の足元で寝ていた。
といった夢であった。多数のパッチを当てて記述を試みたが、やっぱり支離滅裂な感じですな。すまんす。8回に分けて書いて、これをお読みいただいたものの、何ら意味のないあたりも、お付き合いいただいた方々に感謝。ま、夢なんで。こんなモンすよ。
てなわけで、もうすぐ連休明け、休暇のまどろみから醒めるときですヨ!! さぁビシッと活動を開始しましょう!!
このあいだ見たとろ様の夢(7)
とろ様は魚のニオイに超敏感。ってか、猫は普通、そうですな。うか様はあまり魚に興味がないのかも!? とろ様ほど反応しないのだ。 |
世界最大の木造トラス構造を持つ高層二層構造旅館の地下からアッサリとシャバへ脱出した拙者&とろ様。バイクだか自転車だかに乗り、観光気分でさまよった。
到着したのは川だった。
澄んだ水が綺麗に煌めく流れで、田園風景に囲まれている。川辺は明るい色をしたきめ細かな砂で、そこから渓魚を釣ることができる。久々の釣りで気分がいいが、これまたタイヘン困ったことになったものだ。
何しろ、とろ様が居るのだから、ヘタに魚を釣ったりしたら狂喜乱舞して猫パンチto魚を連発して遊んじゃってコーフンしちゃった挙げ句、生魚食べちゃってお腹壊しちゃうカモ、という懸念がある。また、ルアーに猫パンチを繰り出したり、ルアーをうか様と間違えて猫あたま押さえの技を炸裂させた場合、とろ様の前足にフックが掛かってヤバいと言えよう。
でもちょっとだけ釣ろうと思って竿を振ってルアーを投げたら、一頭目から糸がちぎれてルアーだけ飛んでいった。ルアーは明るい色をしたきめ細かな砂の上、すなわち川辺に落下。とろ様がルアーを察知したので、こりゃヤベっ!! と思ってソッコーでルアーを拾おうとした。
ら、隣で釣ってた人が、自慢の最新ルアーにより、拙者の落下ルアーを釣り上げた。ルアーでルアーを釣るとは大したモンですなと驚いたが、そんなことよりも、もはや拙者が落としたルアーは隣の人の物になってしまったのが痛い。類い希なる残念感だ。足下に居るとろ様の猫足を踏まないように注意しながら、地団駄を踏んだ。
しかし、そのおかげで、とろ様は怪我をせずに済んだし、釣りを続行できなくなったので、とろ様のルアー猫パンチ&フック刺さり問題や、生魚食べて弱まっちゃう問題が解消されたじゃないですか、と、その隣の釣り人が言ったので、あぁそうだなぁと思い、とろ様の両脇に手を入れ、うんしょと持ち上げて帰途についた。
(以下、明日のエントリに続く)
このあいだ見たとろ様の夢(6)
外を眺めたりするのがとても好きなとろ様である。雷の音や光も好きなようだ。 |
巨大猫とろ様は、最強ラスボスをある意味で屈伏させた。一安心し、先を急ぐ我々。次はエレベーターで移動するのだ。間もなく脱出なるか!?
宴会場を通り抜け、エレベーターに乗りさらに上の階に行って、最上階まで行ったところでエレベーターを乗り継いで、今度は下の階に向かうのダということろで、なーんだエレベーターあるじゃん最初からエレベーター移動で良かったじゃんとか思っていたら、エレベーター側と階段側の二層構造の高層木造建築なんですよ世界最大の木造トラス構造なんですよとか先導役に言われた気がしたが、そんな男はもうどこにも居なかった。
地下に降りた。
地下からバイクで外に出て、そうして家に戻るらしい。そういうことになっていた。
しかし問題がある。このオフロードバイクのような自転車のような乗り物に、拙者は乗れるが、さて、とろ様をどう乗せればいいのか? 困っていると、とろ様は地下の砂だらけの床に寝転がったり床をフカフカ嗅いでクシャミをしたりしていて、徐々に汚れつつあり、ホコリだらけ化し、これまた困り事が増えた。
ところが、どういうわけか、もうそのバイクだったか自転車だったかもうよく覚えていない乗り物に乗って、外を走っていた。とろ様は膝の上に乗っていた。全体的に問題なさげである。このまま走って行けばいいのだ。
だが、どこに向かって? てか、目的の方向もわからないまま、堂々と走っている拙者&とろ様だが、なんか楽しくなってきたような気がしたので深く考えずにそのまま走り続けたような気がした。
道中、立派な石橋を通過し、花が咲いているけど超急坂の小道をギリギリ転倒せずに下り、激細で曲がり角直角な細道をガキゴキ徐行した。あとテキ屋が並ぶ境内を眺めながら走ったりも。
とろ様は目ん玉真っ黒すなわち瞳孔を開いていた。これは恐怖からではなく、好奇心からだとわかった。そのうち、拙者はとろ様の観光をよりよいものとするべく工夫した。
(以下、明日のエントリに続く)
このあいだ見たとろ様の夢(5)
巨大猫とろ様。 |
通過困難だと思われた宴会場だが、意外なことに抜け出すことができそうだ。が!! 最後の出口にラスボスが。ラスボスの人は最強に強まっている鉄壁野郎なので突破は明らかに無理。とろ様も拙者も、もう帰宅することはできないのか?
だけどココって宴会場だしササミとかいっぱいあるから、とろ様はササミ三昧で、宴会の客はとろ様大歓迎っぽいし、拙者は呑んで食ってで、ま、いいか、と思ったそのときだ。
先導役の男が、とろ様の両脇を持って持ち上げた。おもむろにラスボスの前に差し出したのだ。
ラスボスの足下には、体重計があった。とろ様を持ち上げた先導役の男は、見よ!! とばかりに、とろ様をドベッと体重計に乗せた。すると、針は、猫にしてはヤケに高い数値を示した。
その数値を見るやいなや、宴会場の客は手を叩いたり笑ったり、なんだか大喜びしているようだ。ラスボスも同様、満面の笑みを浮かべている。そして「こんなに大きくちゃぁ降参だ」と、我々を宴会場の外へと通してくれるのであった。
すなわち、とろ様の巨大さと重さに、宴会場お客様一同が感動したのであり、それにつけてこの先通ってもイイよというコトになったのである。前述の度胸に加え、巨大猫であることの優位性が示され、とろ様を見直した、のは拙者以外の誰かだと言えよう。
というのは、とろ様の体重はその“猫にしてはヤケに高い数値”などという生やさしさでは全然なく、楽勝でもっと超凄く高い数値なのである。拙者的にはむしろ、この道中をさんざん走り回ったため、とろ様激痩せ状態でニャわいそうな猫だニャと思ったほどだ。
ともかく、宴会場を抜けた。この先はエレベーターで移動するという。でも、どこへ? そんな疑問を抱きつつも、少し気が楽になって、先を急いだ。
(以下、明日のエントリに続く)
うか様および洗面台との比較。 |
このあいだ見たとろ様の夢(4)
リアルでラスボスに捕獲されたとろ様。しかし、ゴロゴロ言っている。 |
クルマを失った我々。木造の高層旅館の中を通過すれば、帰宅できるらしい。疲れながらも滑りやすい階段を上がるとろ様。しかし、この先には大勢が待ち受ける宴会場がある。果たして、とろ様、その宴会場を通り抜けられるのか?
予想に反し、とろ様は人でいっぱいの宴会場をゆっくりと通り抜けていった。急いで通過できないのは、とろ様がいちいち、客が突き出す指や、チラつかせる食べ物を嗅いでチェックするからだ。
その確認作業をまどろっこしいと思わなかった。ナゼだかそれは、あらかじめ織り込み済みの光景だと思えた。
しかし、こんなに大勢の人間にチョッカイ出されてビビらない点に、とろ様の意外な度胸を知ったりした。
(※注/この状況もあり得ない。拙宅内に居る生物以外が拙宅内に入って来た途端、どっか狭くて暗い場所にソッコーで逃げ込んでビビって肉球汗だく&瞳孔開いて固まる猫なので、大勢がいる宴会場で歩くのは不可能だ。その大勢の指を嗅ぐなんでムリ無理むり~)
ところが、最後の最後、宴会場の出口手前にラスボスが。理由は不明だが、拙者も先導役の男も、そしてとろ様も、「こいつが居るから絶対に先には行けない」と悟った。そのラスボスは、最強であり鉄壁であり淘汰不能であり、かつ、そいつが居るから後戻りもできないのである、とも、根拠不明の悟りを開いた。
道をラスボスに閉ざされた我々。まさに退っ引きならない状況である。もうこの建物から抜け出せない。家にも帰れない。
どうしてこんなに強力なラスボスが居るのか? 居るはずがないのに居るんだから、クルマなんか盗まれて当然だ、などとヘンな角度から論理を展開させたりもしていた。先導役の男はうつむいている。なんら光明を見いだせない我々であった。
(以下、明日のエントリに続く)
こちらは、ラスボスに捕まって爪を切られる前に遊ばれちゃううか様。 |
このあいだ見たとろ様の夢(3)
とろ様、階段でくつろぐの図。初夏~初秋あたりまで、静かで涼しい階段に居ることが多い。 |
クルマからニャニャッと飛び出したとろ様を追ったら、無事に戻ってきた。安心して帰宅しようとすると、クルマが盗まれていた。家に帰り着くには、高層の木造旅館の中を通るしかない、と先導役の男が言う。どうしよう? てか、そう言うなら、その旅館の中を通る必要があるんだろうなぁ。
とにかく早く。
その男に急かされて、急いで階段を上がる。どんどん上がる。が、とろ様がなかなか上がって来てくれない。上がるのがタイヘンそうであり、疲れている様子であり、息も切れ切れだ。時々箱座りして、不機嫌そうな目をして休んじゃったりしている。
それでも、呼ぶと、尻尾を立てて階段を駆け上がってくる。階段も、階段の踊り場も、床面がツルツルに磨き上げられていて、とろ様は何度も滑ったり転んだりする。とろ様のスライディングを何度も見る。けれど、楽しそうで、転んで痛そうではない。
そんな、どうも進捗の鈍いシチュエーションだが、助かったのは、とろ様を呼べばしっかりついてくることだ。こんなに従順に言うことを聞く猫だったんだ、という嬉しさ少々。
(※注/疲れて座っちゃう状況において、呼ばれて走ってついてくるとろ様ではない。疲れたら寝転んだりして疲労回復につとめる猫なのだ。そのような状況で名前を呼んでも、良くて尻尾をピピッと動かす程度。通常は呼んでも寝たままだったりする)
だが、この先はちょっと抜けられそうにない。目の前の宴会場を通り抜けなければならない。宴会場には、多数の客が居て、その客は皆、とろ様に注目し、触ってやろうと待ち構えている。もちろん、とろ様が好きそうな食べ物をちらつかせて、誘惑モードだ。
だいたい、こんなに大勢の中を、とろ様、通り抜けられるのだろうか? 暗雲な気分。ちょっと無理っぽいよな~、と。
(以下、明日のエントリに続く)
階段は人が通ることも多いんですけど、寝ている横を人が通ってもイヤじゃないみたいですな。 |
このあいだ見たとろ様の夢(2)
とろ様、室内で遊ぶの図。主に小さな蜘蛛を発見し、前足でベシッと半殺しにしたりする。さすが猫。 |
小高い住宅地にてクルマから降りたら、とろ様ダッシュで飛び出した。廃屋にニャニャッと駆け込んだので、焦って後を追う拙者。すると廃屋近くの危険生物林にとろ様発見。コッチおいで~と呼ぶが、戻ってこない雰囲気だ。
しかし、とろ様、迷子になる感じではないし、野生化しちゃうご様子でもない。その様子を見ていて、外で遊ぶ猫もイイなぁ楽しそうだなぁ、でも病気になるとナンだなぁ、しかし死ななさそうだな、いやでもやっぱり早く帰らないとなぁ、とは言っても楽しそうに木登りしてるなぁ、とか思う。
(※注/外で遊ぶとろ様もビミョーに考えにくい。窓から外を眺めるのは好きだが、外の気配!! が身近に迫ったりすると、通常はカーテンの隙間とかに隠れてビビって肉球汗だくにしてジッとするビビり屋だからだ)
そうしているうちに、遊び/戦闘に飽きたのか、とろ様がこちらに近寄ってきて「ニャ~」と。ようやく安心できる。あーヤバかったと、ひとまず安堵。
しかし、どうやら、クルマが盗まれたらしい。家に帰れないようだ。え? ナニナニ? あの建物の中を通って行けば、ウチまで帰れるって!? では、急いで、とろ様を連れて、その建物の中を通って帰宅しましょう。どういうわけか、そんな情報を得て、そんなハコビになっていた。
建物は、高層の木造で、ちょいと高級な旅館、てな感じ。そこに入ると、とろ様も尻尾を立ててついてきた。とりあえず階段でずっと上の階まで行かないとイケナイ、という状況だった。先導する男が出現しているんだが、あ、この人がさっきの情報をもたらしてくれた人かニャ? と思ったりしていた。
(以下、明日のエントリに続く)