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ソフトバンクの「LINEMO」「メリハリ」「ワイモバイル」の新プラン、選ぶポイントとは?
2021年3月4日 06:00
2月18日、ソフトバンクは月額2480円の「LINEMO(ラインモ)」を発表した。プランそのものは12月に発表され、これまで「SoftBank on LINE」とされてきたが、正式名称が決まった。
2月18日には、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」で新料金プランの受付がスタート。
さらに、メインブランドのソフトバンクでも、3月17日から「メリハリ無制限」と「ミニフィットプラン+」の提供が開始される予定だ。
安価なサブブランドやオンライン専用プラン、そしてメインブランドまで一挙に新プランが登場するため、今後の買い替えやプランの見直し時、どのプランを選ぶべきかはかなり悩ましい。
そこで今回は、どんな使い方なら、どのプランを選ぶべきかを解説していく。
ライトユーザーならワイモバイルの「シンプルS/M/L」
新料金プランの中でも、特にライトユーザー向けにオススメしたいのが、ワイモバイルが2月18日から提供開始した「シンプルS/M/L」だ。
テレワークで自宅にいる時間が多かったり、主に待ち受け中心に使いデータ容量もそんなにいらない場合、“純粋な通信料の安さ”を重視すると、データ容量が最も小さく安価な「シンプルS」を選ぶのがいいだろう。
また、「シンプルS/M/L」は従来のワイモバイルの料金プランと比べ家族割引の割引額が500円から1080円に増額されている点も見逃せない。
たとえば、「シンプルS」の3GBでは足りず、「LINEMO」の20GBは多いと感じるユーザーは、シンプルMを選ぶといいだろう。
ここに家族割引も適用できると、月間15GB使えて通信料は1900円と「LINEMO」を選ぶよりも、丁度いいプランを選ぶことができる。
自分だけでなく、家族まで含み「皆、そこまで使わない」や「通信料を重視したい」場合は、まず最初に検討すべきはワイモバイルの新プランだ。
LINEカウントフリーが魅力的な「LINEMO」
ソフトバンクが用意した新料金の中で、最も注目を集めているのがオンライン専用プランの「LINEMO」だ。
2020年12月の発表時には、20GBのデータ容量と5分以内の通話無料を組み合わせ2980円という価格設定だったが、「通話の割引・無料分」をオプションとし、500円安い2480円に値下げと、かなり攻めの新料金プランになっている。
また、「LINEギガフリー」としてLINEの一部サービスでのデータ容量消費がない。最近はLINEをコミュニケーションの中心に使っている人も多いため、LINE通話を使えば通常の通話無料・割引分以上に使い勝手のいいプランに仕上がっている。
2480円で20GBというデータ容量は、ワイモバイルの「シンプルS/M」では容量が足りない人には、ちょうどいいデータ容量と通信料だろう。
また「LINEMO」は、ソフトバンクのメインブランドとの家族割引や固定回線とのセット割の対象外であるため、家族を気にせず「ちょうどいいプラン」として選べるプランといえるだろう。
とにかくストレスフリーで利用したい人向け「メリハリ無制限」
ソフトバンクの新料金プランの中で、もっともヘビーユーザー向けの料金プランが「メリハリ無制限」だ。
プラン名の通り、データ容量は無制限。その分、通信料は各種割引を適用しない状態で6580円とLINEMOなどと比べれば倍以上となる。
ただし、従来のソフトバンク向けの料金プランと同様に、家族の人数に応じ最大1100円が通信料から割り引かれる「新みんな家族割」や、「おうち割 光セット」も適用できるため、期間限定のキャンペーンを除けば最安で4380円で利用することも可能だ。
また、メリハリ無制限は「データ利用量が3GB以下の月は1500円の割引」を受けることができる。
常に3GB以内に収まるのであれば、1GB・2GB・3GBで段階制で料金が設定されている「ミニフィットプラン+」を選んでもいい。
LINEMOの20GBに収まらずメリハリ無制限を選ぶ場合、ライトユーザーの家族はこれらの割引か安価なプランを選んでもらうことで、メリハリ無制限に割引が適用されるため「家計全体でお得に使う」ことも可能だろう。
自分だけでなく、家族の使う量も気にして選びたい新プラン
ソフトバンクの新料金プランはLINEMOを除き、おトクに使う鍵になるのは「家族割引」の存在だ。
もちろん、一人で使う場合でも「データ容量」で自分の使う量にあったプランを選ぶのがもっともな最適解だが、データ容量が不足することなく、そして余すことなく「ちょうどいいプラン」を選びたい場合、家族の使っている容量も気にすることで、より最適なプラン選びができる。
「20GBで2000円台」のLINEMOの強みをキッカケに、自分だけでなく家族全員のデータ通信の使用状況を確認し、今春スタートの新プランへの変更を検討するといいだろう。