レビュー

Xiaomi Redmi 9Tクイックフォトレビュー

 Xiaomi(シャオミ)は、SIMフリースマートフォン「Redmi 9T」を2月5日に発売した。6000mAhの大容量バッテリーや48MPのメインカメラを含めた4眼構成のアウトカメラ、約6.53インチのFHD+(2340×1080)のディスプレイを備える。

 本記事では、同機の外観やカメラ性能などをレビューする。

本体デザイン

 前面には、先述した約6.53インチのFHD+ディスプレイと上面にインカメラがしずく型ノッチで配置されている。

 背面は、ざらざらとした特徴的なデザインで、左下部に「Redmi」の刻印がされている。アウトカメラは左上部に配置されている。

 また、側面右部には指紋センサー兼電源ボタンが配置されている。

 以前シャオミ東アジア担当ゼネラルマネージャーのスティーブン・ワン(Steven Wang)氏にインタビューした際に、「端末を握ると、ちょうど親指が側面のセンサーに当たるように配置することで、直感的に(センサーに)アクセスできる。また、物理的なセンサーのほうが、正確かつ迅速に認証できる」とコメントがあった。

 実際に握ってみると、なるほど、右手で握るとちょうど親指に当たるか当たらないかの絶妙な場所に電源ボタンが配置されており、アクセスしやすい場所に配置されていると感じた(個人差はあるかと思う)。

 側面下部には、USB Type-C端子とスピーカーが、上部にはステレオジャックとスピーカーが配置されている。上下のスピーカーは、ステレオスピーカーとなっており、本体を横持ちするとちょうどステレオになるよう配置されている。

前面は、約6.53インチのFHD+ディスプレイ
裏面は、凹凸がある滑りにくく指紋がつきにくいデザイン
下側面、USB Type-C端子とスピーカー
右側面、指紋認証センサー兼電源ボタンと音量ボタン
上側面、イヤホンジャックとスピーカー
左側面、SIMスロット
側面の指紋認証センサー兼電源ボタン
SIMスロットとmicroSDカードスロット。SIMスロットはデュアルSIM対応

カメラは4眼構成

 アウトカメラは、48MPのメインカメラと8MPの超広角カメラ、2MPのマクロカメラ、2MPの深度カメラの4眼構成。

 撮影モードは、「写真」、「ポートレート」、「プロ」モードなどのほか、「夜景」、「48M」「パノラマ」「ドキュメント」モードを備える。動画は、タイムラプスやスローモーション撮影機能などをサポートする。

カメラアプリ
作例 建物(画像クリックで実寸大ファイル)
超広角カメラで撮影
メインカメラで撮影
メインカメラで撮影
最大倍率で撮影
48MPモードで撮影
メインカメラで撮影
作例 植物(画像クリックで実寸大ファイル)
48MPモードで撮影
ポートレートモードで撮影
作例 夜景(画像クリックで実寸大ファイル)
超広角カメラで撮影
メインカメラで撮影
ズームを効かせたところ
夜景モードを使用
48MPモードで撮影

設定画面と主な仕様

 「Redmi 9T」のチップセットは、Qualcomm Snapdragon 662を採用する。メモリー(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は64GBを搭載。

 バッテリーは、6000mAhの大容量バッテリーを搭載し、18Wの急速充電をサポートする。パッケージには、22.5W出力できる急速充電器を同梱しており、買ってすぐ急速充電を体験できる。

 本体サイズは、162.3×77.3×9.6mm、重さは198g。

主な仕様
機種名Redmi 9T
サイズ162.3×77.3×9.6mm
重さ198g
チップセットSnapdragon 662
メモリー4GB
ストレージ64GB
ディスプレイ6.53インチドット・ドロップ・ディスプレイ
解像度2340×1080
アウトカメラ48MPメインカメラ(F値1.79)
8MP超広角カメラ(120度、F値2.2)
2MPマクロカメラ(F値2.4)
2MP深度カメラ
インカメラ8MP(F値2.05)
バッテリー容量6000mAh
Wi-FiIEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
BluetoothBluetooth 5.0
防水・防塵-
ワンセグ/フルセグ-
おサイフケータイ-
SIMnanoSIM×2
生体認証指紋・顔