ニュース

ソフトバンクのオンライン専用プラン名は「LINEMO(ラインモ)」、無料通話なしで2480円に

 ソフトバンクは、3月に提供するオンライン専用プランについて、無料通話なしで2480円(税抜)で提供すると発表した。18日の説明会で明らかにしたもの。名称は「LINEMO(ラインモ)」となる。

 KDDIは、1月にオンライン専用プラン「povo」を、無料通話なしで同じ2480円で提供すると発表しており、同社に追随する形となった。

 「シンプルで楽しいブランドイメージ」をキーワードに、ソフトバンクの5G通信品質で提供するほか、eSIMのサポート、eKYCによる本人確認に対応し即日開通にも対応する(同社常務執行役員 寺尾 洋幸氏)。

 ネットワーク品質はソフトバンクブランドと同一になる。

通話

 通話料なしで2480円となり、その契約では国内通話は20円/30秒の従量制となる。海外ローミングは、ワイモバイルと同じ料金体系。

 ただし、1回の通話あたり5分以内の通話が定額となる「通話準定額オプション」は月額500円と、制約がない「通話定額オプション」は月額1500円で提供される。

その他の機能

 テザリング、フィルタリング、緊急速報メール、災害用伝言板が利用できる。

 一方で、キャリアメールは提供しない。

 店舗やコールセンターでのサポートは、サービスインから実施しないほか、「LINEMO」の契約数は、ソフトバンクの家族割の回線数にはカウントしない。

手数料は無料

 契約事務手数料、SIM交換と再発行、MNP転出手数料、契約解除料はいずれも無料。

LINEとの親和性

 「LINEギガフリー」と銘打ち、LINEを利用する際のトーク、音声通話やビデオ通話は通信量を消費しない。

 さらに本来であれば月額240円となるクリエイターズスタンプの「LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)」が、今夏から無料で使い放題になる。

 今夏のスタンプ使い放題の開始前まで、お得に利用できるキャンペーンが実施される。

対応機種

 対応機種に関して寺尾氏は、「物理SIMは基本的にワイモバイルで利用できる機種は対応予定」とコメント。

 eSIM対応機種を含めた一部の機種は、検証を急いでいるとしており、3月上旬に対応機種を発表する予定。

 なお、サービスイン時点では「LINEMO」から端末は販売しない方針。寺尾氏は、「LINEMO」からの端末販売について「何も決まっていない」とし、今後ユーザーの動向を見ながら判断する。

【追記 2021/02/18 10:56】
詳細を追記しました。
12:02 対応機種などを追記しました

SoftBankオンラインショップ
最新機種の情報をチェック