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ソフトバンク、AIデータセンターの構築に向け1000億円でシャープの堺工場の6割を買取

 ソフトバンクは、大規模なAIデータセンターの構築に向け、大阪府堺市のシャープ液晶パネル工場関連の土地・建物の一部を約1000億円で取得することを発表した。

 シャープ堺工場内のAIデータセンター設置予定エリアにおいて、同社がシャープ堺工場の約45万平方メートルの土地に加え、床面積約84万平方メートルの建物などを、約1000億円で買い取るというもの。

 買取完了後はAIデータセンターへの転換に向け、受電容量が約150メガワット規模のAIデータセンターの稼働を2026年中に開始することを目指すとしている。将来的には、受電容量を250メガワット超の規模まで拡大させる見込み。

 同社は今後、生成AIの開発およびその他のAI関連事業に活用するほかアジア最大規模のAIイノベーションの拠点を目指し、環境負荷が低いデータセンターとして、カーボンニュートラル化も推進していくと述べた。