本日の一品
こっそり「Qi2 25W」対応にモデルチェンジしたApple純正MagSafe充電器を試した
2026年2月26日 00:00
iPhoneの背面にマグネットで吸着させ、ワイヤレスでの充電を行えるMagSafe充電器は、その便利さゆえ、いちど使うと手放せなくなるアイテムだ。その中でも元祖であり、もっとも知名度が高いと考えられるApple純正のMagSafe充電器が、昨年秋にこっそりモデルチェンジしていたのはご存じだろうか。
かくいう筆者も2カ月ほど経って初めて知ったのだが、外観はほぼそのままに、新規格「Qi2 25W」に対応したモデルへと進化している。従来のMagSafe充電器は最新のiPhone 17 Pro Maxとの組み合わせではピーク時で18Wを超えるのがやっとだったが、新モデルは公称値である25Wを超える30W超えをたびたび計測して驚かされる。
そもそも有線でのiPhoneの充電速度は、いまでこそ30W台後半だが、従来は20W台半ばが一般的だった。つまり新しいMagSafe充電器を使えば、従来の有線に匹敵するスピードで充電できることになる。速度に波があるのでトータルでは依然有線に分があるが、ここまで速ければ就寝時はワイヤレス、急いでいる時は有線での充電という使い分けも不要だろう。
またQi2は汎用規格ゆえ、Google Pixel 10シリーズなど一部のAndroidスマホにも対応している。Pixel 10はQiでの充電速度が従来より控えめなためQi2対応の充電器は欠かせず、そうした場合に本製品は有力な候補となりうる。手持ちのPixel 10 Pro XLで試したところ、こちらも(やはり波はあるが)ピーク時は30W以上で充電できることが確認できた。
そんな本製品の欠点は、直径と厚みが従来より微妙に小さくなっていること。直径はほんの1mmほど、また厚みも1mmに満たないものの薄くなっているせいで、従来モデル用に販売されていたサードパーティ製のスタンドや保護カバーといったアクセサリーが使い回せない。サイズを共通にしようと思えばできたはずで、少々意地の悪さも感じなくはない。
とはいえ相性問題の大きいサードパーティ製の充電器よりも信頼性は高く、6,480円というやや高価な価格に見合った価値はある。ケーブルが耐久性の高いメッシュタイプに変わったのもプラスで、従来モデルを使い続けているユーザーは、長期的には置き換えていったほうがよさそうだ。
| 製品名 | 発売元 | 実売価格 |
|---|---|---|
| MagSafe充電器(1m) | Apple | 6480円 |













