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「AQUOS R6」と「Leitz Phone 1」、どこが同じでどこが違う?

 NTTドコモ、ソフトバンクが6月25日に発売するAndroidスマートフォン「AQUOS R6」。そして、ソフトバンクが7月以降に国内独占販売するAndroidスマートフォン「Leitz Phone 1」。

 どちらの機種もシャープ製であり、独ライカの監修を受けている点は共通している。では、両機種は一体、どこが同じでどこが異なるのか? 本記事では、スペックを中心に両機種を比較した。

左が「AQUOS R6」、右が「Leitz Phone 1」

カメラ性能

 「AQUOS R6」「Leitz Phone 1」ともに、ライカが監修した1インチセンサーのシングルカメラを背面に搭載する。レンズやセンサー、画像処理エンジンは同一のものが使われているという。

 ただし、両機種は発売時期が異なる。「AQUOS R6」は6月25日発売で、まもなく店頭に並ぶ。一方、6月17日に発表された「Leitz Phone 1」が発売されるのは7月以降であり、報道関係者向けの体験会でもカメラアプリは動作しないようになっていた。

「Leitz Phone 1」

 こうしたことから「Leitz Phone 1」のカメラ機能は、「AQUOS R6」の発売日が近いにも関わらず、発売に向けてチューニングが続けられていることが伺え、その分、「AQUOS R6」のカメラ機能との違いもそれなりにある、とも言えそうだ。

「Leitz Phone 1」

カメラ周辺のデザイン

 「AQUOS R6」「Leitz Phone 1」ともに同じレンズやセンサーを使っていることもあり、レンズやセンサーの位置関係は変わらない。

 しかし、カメラ部分全体のデザインに目を向けると、両機種は大きく異なっている。「AQUOS R6」はカメラ部分の形状が横長の長方形だが、「Leitz Phone 1」は円形。また、後者はカメラ部分の右上にライカのロゴがあしらわれている。

「AQUOS R6」
「Leitz Phone 1」

本体側面のデザイン

 「AQUOS R6」の側面はつるっとしており、光沢がある。それに対して「Leitz Phone 1」の側面(アルミフレーム)は、ローレット加工が施されており、ギザギザした模様が印象的な仕上がりとなっている。

「AQUOS R6」
「Leitz Phone 1」

 なお、どちらの機種にもシャッターボタンは搭載されていない。

付属品

 「Leitz Phone 1」には、ライカのロゴが入った専用ケースやレンズキャップが付属する。

 どちらのアイテムも「Leitz Phone 1」本体とよくマッチする仕上がりになっており、ライカのファンであればたまらない一品と言えるだろう。

サイズ

 「AQUOS R6」「Leitz Phone 1」ともに、端末サイズは約162×74×9.5mmで変わらない。ディスプレイも、約6.6 インチの「Pro IGZO OLED」エッジディスプレイで共通している。

 重量は「AQUOS R6」が約207g、「Leitz Phone 1」が約212gで、後者のほうが5g重い。

チップセット・メモリ・ストレージ

 チップセットとメモリに関しては、「AQUOS R6」「Leitz Phone 1」に違いはない。どちらもクアルコム製の「Snapdragon 888」をチップセットとして採用し、メモリは12GBとなっている。

 ストレージが異なっており、「AQUOS R6」が128GB、「Leitz Phone 1」が256GB。なお、両機種とも最大1TBのmicroSDXCカードに対応する。

SIMロック

 ドコモ版の「AQUOS R6」にはSIMロックが施されているが、一括払いで購入した場合など、一定条件を満たすとSIMロックが解除された状態で購入者へ渡される。

 ソフトバンク版の「AQUOS R6」と、ソフトバンクが独占販売する「Leitz Phone 1」はSIMフリーとなる。

価格

 「AQUOS R6」は、ドコモでの価格が11万5632円、ソフトバンクでの価格が13万3920円。

 それに対して、「Leitz Phone 1」のソフトバンクでの価格は18万7920円となっている。