ニュース

ドコモの「AQUOS R6」、オートフォーカスやHDRを改善

 NTTドコモは、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS R6 SH-51B」向けに最新のソフトウェアの提供を開始した。適用することで、カメラ機能の改善が図られる。またセキュリティパッチレベルが2021年6月になる。

 更新所要時間は約25分。ビルド番号は「01.00.06」になる。

AQUOS R6

画質改善

 カメラ機能の改善では「HDR画質改善」「背景ぼかしの精度向上」「オートフォーカスの精度向上」「撮影モード『写真』のユーザーインターフェイスの改善」という4点が更新内容に盛り込まれている。

HDR画質改善

 カメラが捉えた風景のなかで、たとえば夏の日差しと日陰のように明るいところと暗いところの差が激しい場面で、どちらもはっきり捉えるようにする「HDR」では、屋外の逆光下で人物を撮影するときの肌の画質が改善される。

 あわせて写真全体が暗くなる現象も解消されるという。

 そして、曇り空での風景撮影の際などにおいて、色が沈む現象も改善される。これにより色調の再現性がアップするという。

背景ぼかし

 背景ぼかし機能で人物を撮影する際、被写体と背景の境界線がより滑らかで、はっきりするようになる。

オートフォーカス

 近くの被写体を撮影する際に、本来ピントが合うべき被写体ではなく、後ろの被写体にピントが合う現象が解消される。

ユーザーインターフェイス

 ナイトモード時のみ利用可能だった「固定撮影」機能が、撮影モードの「写真」でも使えるようになる。AIオートをONにすると使える。

 真夜中などの非常に暗いシーン、モードを変更することなく使えるという。

更新前の撮影モード「ナイト」のみ
更新後、撮影モード「写真」でも使えるようになる