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OPPO日本法人、社名が「オウガ・ジャパン」に

オウガ・ジャパン社長のトウ・ウシン(鄧 宇辰)氏

 OPPOの日本法人であるオッポジャパンは、10月8日付けで社名を「オウガ・ジャパン株式会社」に変更したと発表した。

 同社によれば社名変更の理由は、2021年以降、事業規模をさらに拡大するため。グローバルでの社名、ブランド名としての「OPPO」に変更はない。資本関係については非公開とのこと。新社名について、同社では「日本語で『謳歌』という言葉があり、『幸せを喜び合う』という意味や、『存分に楽しんでいる様子をあらわす』という意味があります。こうした意味合いを含み、かつ、一度聞いたら耳に残る社名としております」としている。

 一方、新社名の由来として、OPPOを傘下にする持株会社の社名(Guangdong Oujia Holdings、広東欧加ホールディングス)をもとにした可能性もある。

 今夏、中国メディアの報道や現地SNSでは、中国のWeChat内においてOPPOブランド(OPPO商城)で展開されていた通販サイトが、欧加ブランド(欧加商城)に変更されたと伝えられた。さらにそこで取り扱われる商品としてOPPOに加えて、OnePlusとRealmeの商品が加わる旨が掲出されていたという。

 たとえばOnePlusはOPPO傘下のスマートフォンメーカーとして活動しており、「米国で広がりを見せている」(米クアルコム社長、クリスティアーノ・アモン氏による2019年12月、グループインタビューでの発言)というブランドで、Android 11が9月に登場した際には、いち早く対応するメーカーのなかにも含まれていた。今回の日本法人の社名変更および変更の理由から、日本国内でも新たな製品の登場に期待が集まりそうだ。