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「Android 11」正式版ついに登場
画面録画に対応、メッセージアプリは「バブル」対応
2020年9月9日 02:10
メッセージアプリで「バブル」
最初のベータ版が発表された際、Android 11では3つのテーマがあると案内された。そのうちのひとつは「People」(ピープル)、つまりコミュニケーションアプリをもっと便利にする仕組みだ。
メッセージアプリでは、「バブル」と呼ばれる機能を使えるようになる。すでにFacebookメッセンジャーで実現している機能で、円状のアイコンにメッセージアプリが集約され、会話できるようになる。どんなアプリを使っていても、すぐコミュニケーションできるという機能だ。
画面録画に対応
ゲームプレイや、アプリの操作をわかりやすく紹介したい。そんなニーズに応える新機能が「画面録画」だ。
これまでもサードパーティのアプリでの録画、あるいはGoogle Playゲームでゲームアプリの録画はできたが、Androidの標準機能として用意されることになった。
スマートホーム、デバイス連携が簡単に
Android 11では、電源ボタンの長押しで、照明、サーモスタット、カメラなどのスマートデバイスをコントロールできる画面に切りかわる。
Android 11の3つのテーマのひとつ「Control」(コントロール)を代表する機能となる。
ワンタイムパーミッション
3つ目のテーマ「Privacy」(プライバシー)では新機能のワンタイムパーミッションが用意される。
アプリが、何らかの機能を使う場合、「常に許諾する」「アプリを使っているときだけ許諾する」といった選択肢がこれまで用意されてきた。Android 11では、新たに「1回だけ許諾する」も選べるようになる。
また、長く使っていなかったアプリについては、過去、許諾を与えていたものがリセットされるようになる。
アップデート予定
9日時点では、Pixel、OnePlus、Xiaomi、OPPO、およびRealme向けにAndroid 11が配信されるという。
ただし具体的な機種名は明らかにされていない。