「グッドデザイン賞」2017年、「Xperia Touch」や「Galaxy S8/S8+」がベスト100に

　日本デザイン振興会は、「グッドデザイン賞」の2017年度の選考結果を発表した。特に高く評価された製品が選ばれる「ベスト100」にはソニーモバイルのAndroidプロジェクター「Xperia Touch」や、NTTドコモの「みえる電話」などがランクインしている。

　グッドデザイン賞は、1957年から毎年実施されているデザイン賞。家電製品や家具、食品といった商品だけでなく、ソフトウェアやサービス、建築などさまざまな分野から優れたデザインを表彰している。今年は国内外で4495件という応募の中から、1403件の受賞が決定された。なお、審査数は昨年より410件増加、受賞件数は174件増加している。

　特に優れたデザインは、「グッドデザイン・ベスト100」として、ランキング形式で発表される。モバイル関連の製品では、ソニーモバイルの「Xperia Touch」が24位に、サムスン電子の「Galaxy S8/S8+」が25位にランクイン。NTTドコモはスマートパーキングサービス「Peasy」（46位）と「みえる電話」（79位）でベスト100をダブル受賞している。また、ソフトバンクは障害者雇用制度「ショートタイムワーク制度」で84位にランクインした。

Xperia Touch

Galaxy S8/S8+

　このほか、スマートフォンではソニーモバイルの「Xperia XZ Premium」、シャープの「AQUOS R」、京セラの「TORQUE G03」、ASUSの「ZenFone 4」などが受賞している。

　11月1日～5日には、受賞作品が一同に会する企画展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2017」が、東京ミッドタウンにて開催される。