本日の一品

ワイヤレス充電対応で格段に便利に、Eufyの「探す」「Find Hub」対応忘れ物防止トラッカーカード

ワイヤレス充電対応のトラッカーカードを使ってみた

 Appleの「AirTag」をきっかけに普及した「忘れ物防止トラッカー」。最近ではカード型のトラッカーも各社から登場し、財布やパスケースに入れて持ち歩ける手軽さが人気を集めています。

 しかし、これまでのカード型トラッカーにはいくつかの不満点がありました。充電ができず寿命が来たら本体ごと買い替えが必要なものや、充電タイプでも独自のケーブルなどが必要で、ケーブル自体をなくしてしまうものなどがその代表例。忘れ物を防止するためのアイテムなのに充電まわりで不便を感じるのは、なんとも本末転倒な話です。

 そんななか、Ankerから登場した「Eufy SmartTrack Card E40」は、こうした不満を一気に解消する製品に仕上がっています。

 同ブランドからは過去にもカード型のトラッカーが登場していますが、本製品はQi規格のワイヤレス充電に対応し、iPhoneとAndroidの両方のネットワークで使えるという全部入り仕様。

 5月末に行われた新製品発表会で見てすぐに完成度の高さを感じたため、早速購入してみました。

独自端子を撤廃したことで少しだけ薄くなった

 「Eufy SmartTrack Card E40」の大きさは85×54×1.7mm。クレジットカードなどとほぼ変わらないサイズ感になっていて、財布のカードポケットにすんなり収まります。

クレジットカードと比べても薄さはほぼ同じ

 カード本体は黒色で、Eufyのロゴ部分が光沢仕上げになっています。指紋が目立ちやすいのが難点ですが、財布に入れて使う製品なので実際にはあまり気にならないでしょう。

 バッテリー駆動時間は、1回のワイヤレス充電で約5カ月間の利用が可能で、ケーブルで充電するタイプと比べて大きく変わらないのが嬉しいところです。

 最大の魅力は、Qi規格のワイヤレス充電に対応している点です。一般的なQi充電器にそのまま置くだけで充電ができるほか、本体にマグネットが内蔵されているため、Qi2やMagSafe対応の充電器にも吸着させて充電することが可能です。

ワイヤレス充電に対応しマグネットも搭載している

 これまでの充電可能なトラッカーと違い、独自端子やケーブルなしで充電できるため、年に数回の充電の機会に端子・ケーブルを探し回る手間がなくなります。

 もう1つ注目すべきポイントは、対応するネットワーク。Appleの「探す」ネットワークと、Androidの「Find Hub」ネットワークの両方に対応しています。

 これまでのカード型トラッカーはiOSかAndroidのどちらか一方にしか対応していない製品がほとんどでしたが、本製品は1台でどちらのプラットフォームでも利用できるというわけです。

 ただし、両方のネットワークを同時に使用することはできないため、あくまでOS間の乗り換えの際にトラッカーを買い替えなくて済むと捉えておくのが良いでしょう。

Appleの「探す」のほか、Androidの「Find Hub」にも対応

 実際に使ってみた感想……と言いたいところですが、この手の製品は「使わないことが最善」のプロダクトなので、紛失した場面での効果は試せていません。

 ただし、従来品と比べてほんの少し薄くなったことで、財布のカードポケットに入れやすくなった点や、充電のしやすさが大幅に向上した点においては便利さを実感しています。

旧製品(右)と比較すると、ほんのわずかだが薄くなっている
背面にはメッセージ表示用のQRコードなどが印刷されている

 また、カード本体には紛失時のメッセージなどを表示するためのQRコードが従来品と同様に記載されているほか、最大80dBのアラームも搭載されています。

 AirTagと違ってUWB(超広帯域無線)は非搭載ですが、単純な見つけやすさという点ではAirTag同様、あるいはそれ以上に紛失時には効果があるかもしれません。

 定価は5990円とやや高価ですが、定期的にタイムセールも行われているため、タイミングが良ければAirTagよりも安価に購入可能。カード型トラッカーの導入を検討しているけれど、どの製品を選ぶか決めかねている方には、現時点でかなり有力な選択肢でしょう。

製品名発売元実売価格
Anker Eufy SmartTrack Card E40アンカー5520円