みんなのケータイ

Oura Ring 4からOura Ring 5にアップグレードしてみた

【iPhone 16 Pro】

 2年前あたりから気になっていたスマートリング。レビューを書くためにメーカーからお借りしたり、サンプルを提供いただいたりすることが結構あるのですが、筆者が「これだ!」と決めて、昨年夏に購入したのがOura Ring 4。それから使い続けて1年経ちました。今年6月に発売された新モデル、Oura Ring 5を試せる機会を得たので、着け心地の違いなどを報告したいと思います。

Ring 5のカラバリは全6色で、筆者が使っているゴールドは8万1800円
筆者はiPhone 16 Proとペアリングして使っている

 Oura Ring 4(以下、Ring 4)からOura Ring 5(以下、Ring 5)への最大の進化点は小型化。従来モデルよりスリムになり、軽くなりました。筆者はRing 4の大きさや存在感も気に入っていましたが、やはり小さいほうが着けていることが気にならなくていいですね。Ring 4はひと目でフツーの指輪ではないことがわかり、友人から「それ、何かできるやつ?」と聞かれることがありましたが、Ring 5はいい意味で目立たず、アクセサリーの感覚で身に着けられます。

左がRing 5、右がRing 4。Ring 5は約40%の小型化が図られている
サイズは6号~13号。従来モデルとはサイズ感、フィット感が異なるため、購入前にサイジングキットでの確認が必要。筆者は中指に着けているが、人差し指への装着が推奨されている

 指輪は気を付けていても、いろいろなものにぶつかったり、擦ったりするので、徐々に傷が付いていきます。小さくなったことで傷も目立ちにくくなるのではないかと期待できます。ちなみに、Oura Ring 5は高耐久PVDコーティングなるものが施されていて、従来モデル以上に傷に強くなっているそうです。

1年使ったRing 4(シルバー)には細かいキズがたくさん付いている。それを“年季”や“風合い”と捉えることもできるが、気になる人は、キズが目立ちにくそうなカラーを選ぶべき

 小型化を図りつつ、センシングの性能を向上させ、特に「更年期インサイト」「ホルモン避妊インサイト」といった女性に役立つ新機能が追加されています。

 筆者は「Oura」アプリで、接続するデバイスをRing 4からRing 5に切り替えて使っています。これといって使い勝手や表示される情報に変化はなく、スムーズに新モデルに移行することができました。

すでにOura Ringを使っている場合、デバイスの追加や切り替えは簡単

 Oura Ringのいいところは、基本的に着けているだけでいいこと。やるべきことは、電池が減ってきたら充電する、それだけです。しかも充電は1週間に1~2回で済みます。

同梱の充電器で約80分でフル充電できる。筆者は週に2回程度、入浴時に外して充電している

 Oura Ringで計測されたデータは「Oura」アプリに同期され、分析された結果とアドバイスが表示されます。体調の良し悪しは自分自身である程度わかるものですが、Oura Ringでは自分が納得できる結果が表示されることが多い印象。筆者はスマートウォッチも使っていますが、Oura Ringでは「あれ? おかしいな」というデータが表示されることがなく、精度の高さも信頼しています。体調が悪く、健康スコアが好ましくないときに、労ってくれたり、励ましてくれたりするアドバイスが表示されることにも好感を抱いています。

「Oura」アプリの画面。ただ着けているだけで、健康状態が詳しく分析される
ユーザーに寄り添うメッセージが表示されるのも魅力。著しく状態が悪いときに、休息を促す警告が表示されたこともあった
心拍数やストレス値の推移、長期的な健康分析なども確認できる

 Oura Ringのフル機能を使うには「Ouraメンバーシップ」(月額999円または年額1万1800円)というサブスクリプションへの加入が必要です。競合するスマートリングのほとんどはサブスク不要で、Oura Ringの弱点と言われることもあるようですが、筆者としては、ヘルスケア機能の研究・開発やユーザーへの精度の高いサービス提供には、それ相応の費用が必要と考えます。なので、デバイスの購入費だけでなく、継続的な利用料がかかることは、むしろフェアで健全ではないかと。

 今のところ、サブスクの料金は妥当と感じていて、これからも継続するつもり。

 それを支払っているからこそ、「Oura」アプリを開いて見る習慣が付き、継続利用に繋がっているようにも思います。つまり、サブスクはOuraにとってもユーザーに使い続けさせる施策になっているのかもしれませんね。