本日の一品

フロントライトのない電子ペーパー端末の補助照明に使えるLEDライト内蔵クリップ

 サンスター文具の「terasuno」は、紙などを挟めるクリップに、LEDライトが合体した製品だ。見た目は一般的なクリップそのものだが、上部にはLEDライト内蔵のバーが折りたたまれており、これを開いて上部のスイッチをオンにすれば、クリップに挟んだ書類を照らせるというシロモノだ。

製品本体。見た目は一般的なクリップと変わりはない

 用途としては、暗い場所で書類の内容を確認したいケースが挙げられる。スマホやタブレットならばバックライトで照らしてくれるのでこうしたライトは不要だが、アナログの書類はそうはいかない。そんな時に本製品があれば、誰かが室内で就寝していて部屋の照明を点けられない場合でも、手元の書類だけを明るく照らすことができる。

後部をつまむと開き、紙などを挟める。こうした仕組みもクリップそのものだ
上部に単4電池×2を内蔵する
スイッチをスライドすることでLEDのオン・オフが行える
クリップの上部にLEDを内蔵したバーがあり、これを開いて書類を照らす
LEDは書類を照らすのにちょうどよい角度に設定されているので、わざわざ調整する必要はなく、開きさえすればよい

 それならば枕元での読書にピッタリかも、と思うかもしれないが、こちらは残念ながら不向きだ。というのもページをめくるたびに、本製品を外し、また挟む、という工程を繰り返さなくてはならないからだ。同じ理由で頻繁にめくる書類の束なども、使いづらく感じる。ひとつの書類を継続的に照らし続ける用途に限られると思ったほうがいい。

暗所での読書に向いていそうだが、ページをめくるたびにクリップの着脱が必要なためいまいちフィットしない

 しばらく試して行き当たったのが、フロントライトを搭載していない電子ペーパー端末との組み合わせだ。ノートタイプの電子ペーパー端末には、フロントライトを備えていない製品は少なくないので、これらを暗い場所で使うにあたって、画面を明るく照らしてくれる本製品は役に立つ。

単独の書類、あるいはフロントライトのない電子ペーパー端末との組み合わせで便利に使える

 一方でギミック面では、ちょくちょくこなれていない部分もある。例えばLEDのオン・オフは現状はスライドスイッチで制御する仕組みだが、うっかりLEDオンのままバーを閉じてしまい、そのまま電池を消耗させてしまう場合がある。バーの開閉と連動して自動オン・オフできたほうが、こうしたミスも減り、使い勝手もよくなるように感じる。読書ライトとはまた違ったアプローチの製品で、今後の進化も期待したいところだ。

パッケージ。今回紹介しているグレー以外のカラーバリエーションもある
製品名発売元実売価格
terasunoサンスター文具990円