本日の一品
イヤホンで録音でき、話し方指導もしてくれるAIボイスレコーダー「GLIDiC AI +u Buds」
2026年5月14日 00:00
最近急増しているAIボイスレコーダー。スマートフォンなどと連携し、AIを使って録音した音声を文字起こししたり、要約したりしてくれる便利なデバイスですが、数が急増しているうえに見た目も比較的似ているものが多いことから、違いが分かりにくいと感じている人も多いことでしょう。
そんななか、SB C&Sから新たに登場したのが「GLIDiC AI +u Buds」というもの。これはワイヤレスイヤホンとAIボイスレコーダーが一体になったもので、他にもいくつか特徴的な要素が備わっている、かなり個性的なAIボイスレコーダーです。執筆時点では「Makuake」での先行販売がなされていますが、すでに目標金額を大幅に超えているようで、注目の高さがうかがえます。
クラウドファンディングの最中ということもあってすぐ購入して使えるわけではないのですが、今回発売前のプロトタイプをお借りできたことから、その特徴的な要素と使い勝手について触れていきましょう。
まずはGLIDiC AI +u Budsのハードについてですが、耳にかけて使うタイプのオープンイヤー型イヤホンで、ワイヤレスイヤホンとしては大ぶりですが重量も軽く、実際に装着していても負担感はあまりありません。オーディオ機器の「GLIDiC」ブランドが付いているだけあって、当然のことながらスマートフォンなどとBluetooth接続して音楽を聴くのにも使えます。
ただやはり、大きなポイントはボイスレコーダー機能でしょう。本体には赤と白の2つのボタンがあり、白いボタンは音楽再生などのコントロール用で、赤いボタンを押すと録音の開始や終了ができます。耳に装着していると、見た目では録音状態を確認できませんが、ボタンを押した際には声で録音の開始や終了を伝えてくれるので安心です。
録音が終了すると専用のスマートフォンアプリに音声データが転送され、文字起こしをしたり要約したりでき、こうした点は一般的なAIボイスレコーダーと変わりません。ただGLIDiC AI +u Budsは、録音した内容に対してアドバイスしてくれる点が、従来のAIボイスレコーダーとは大きく異なる点になります。
実際、要約が終わると「コーチ」「バディ」という2つの項目が現れ、コーチは話した内容から話し方、内容について課題を分析し、よりよい話し方を提案してくれます。一方のバディもさまざまな指導をしてくれるのですが、より優しく、ユーザーに寄り添った指導をしてくれるのが特徴。スピーチやプレゼンテーションなど、仕事で何かと話すことが多い人であれば、こうしたアドバイスが参考になるところかもしれません。
ただ実際に録音を試してみると、イヤホンで録音する際には自分の声はよく拾うものの、少し離れた場所の声などはやや拾いにくく、後からの文字起こしにも失敗しやすい感があります。それゆえ、GLIDiC AI +u Budsには録音手段が複数用意されており、1つはスマートフォンアプリでの録音、そしてもう1つはレコーダーでの録音です。
実は、イヤホンを充電するケースの背面にレコーダーが用意されており、これを使えば約20時間の録音が可能となっています(イヤホンでの録音は6時間)。レコーダーは他のいくつかのAIボイスレコーダーと同様、MagSafeでスマホの背面に貼り付けられることから、とりわけiPhoneやPixelユーザーは便利に使えるのではないでしょうか。
なおGLIDiC AI +u Budsは、やはり他のAIボイスレコーダーと同様、本体のみで利用できる無料プランのほか、有料の「プロプラン」「アンリミテッドプラン」の3種類のプランが用意されています。
ちなみに、無料プランとそれ以外の違いは、月あたりの文字起こし時間と、過去録音した内容に関して後から質問ができる「Talk AI」が利用できるか否かとなっています。
今回はプロトタイプということもあって、アプリにも不安定な部分があったほか、レコーダーが利用できないなど試すことができていない機能も多いのですが、製品版では改善が進み、すべての機能をより快適に利用できるものと思われます。単に文字起こしをしたい人だけでなく、仕事のため話し方を改善したい人などには、特に適したデバイスといえるかもしれません。
| 製品名 | 発売元 | 実売価格 |
|---|---|---|
| GLIDiC AI +u Buds | SB C&S | 2万9800円 |






