てっぱんアプリ!

「Google マップ」から直感的に、新幹線・特急券の予約・購入へ

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google マップ
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 12.2 以降、Android OS
カテゴリ: ナビ

 各地域でまん延防止等重点措置が解除されたことで、仕事で遠方出張する機会が増えているのではないだろうか。そんなタイミングで新たに「Google マップ」に実装されたのが、地図上から新幹線の予約ができるようになる機能だ。どんな風に使えるのか、チェックしてみよう。

新幹線の予約手続を簡単にできるようになった「Google マップ」

地図上で検索し、「えきねっと」で予約・購入

 単に地図を見たり、目的地までの経路をナビしてくれたりするだけでなく、店舗の評価や公共交通機関の乗換案内などあらゆる情報をカバーする「Google マップ」。この2022年3月にさらに新しく追加されたのが、新幹線・特急列車のチケットを簡単に予約できるようにする機能だ。JR東日本の新幹線・特急列車の予約やきっぷの申し込みができるサービス「えきねっと」と連携して実現している。

 具体的には、出発地と目的地を指定して経路検索したとき、その経路がJR東日本管内で完結するルートで、かつ新幹線や特急列車の利用が含まれる場合、検索結果に「チケットを購入」の外部リンクが表示される。そのリンクをタップすることで「えきねっと」のページに遷移し、検索されたルート・時刻に合った特急券の候補が表示され、そのまま購入手続きできるという仕組みだ。

地図上で目的地を指定し、「経路」を探索
経路の候補に新幹線を利用するルートがあることを確認
候補のなかから利用したいルートを選ぶと、最上部に「チケットを購入」のリンクが表示される
えきねっとの会員登録をしてログインすれば、予約・購入サイトに遷移できる

きっぷが購入できない時間帯もあるので要注意

 あらかじめ「えきねっと」の会員登録が済んでいることが前提となるが、「えきねっと」で乗車時間帯や経路を指定して空席照会し、予約する、といった従来の方法より直感的に検索してきっぷの予約・購入にたどり着けるだろう。

 なお、きっぷの予約・購入ができる時間帯は朝5時から翌日の午前1時50分(23時50分~0時10分を除く)まで。それ以外の時間帯はGoogle マップ上で経路検索はできても予約・購入ができないので注意しよう。現在のところ利用できるのはJR東日本管内のみなので、対応範囲は大まかに関東、信越、東北エリアとなる。利便性アップのため、JR東海、JR西日本など他の新幹線・特急に対応することも期待したい。

きっぷや座席の種類を指定して購入へ
JR東日本管外の路線を検索した場合は「チケットを購入」は表示されない