てっぱんアプリ!
あの「スピードラーニング」がオーディオブックで復活。倍速再生でさらにスピーディに
2022年4月22日 00:01
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
「聞き流すだけ」というウリ文句で話題になった英語教材の「スピードラーニング」。2021年8月31日をもって販売元から事業終了の発表があったが、なんと本を読み上げてくれる読書アプリ「オーディオブック」で2022年3月に復活した。アプリがもともと備える機能で、一段と学びやすくなっているようだ。
55時間分のコンテンツがいつでも聴き放題
「オーディオブック」は、ビジネス書や実用書、小説などを音声で読み上げてくれるアプリ。豊富なコンテンツが用意され、料金体系は月額734円からの「聴き放題」プラン、作品1つと交換できるチケットと500円相当のポイントが毎月もらえる月額1,500円からの「チケットプラン」、毎月一定ポイントがもらえる月額550円からの「月額プラン」の3種類がある。
今回そこにコンテンツとして加わった「スピードラーニング」は、「聴き放題」プラン対象の作品。もともとCDで提供されていた教材で全48巻構成だったが、今回のオーディオブックにもその全てが収録され、146のトラックに分かれた約55時間分のコンテンツとなっている。そのすべてを好きなときに何度でも聞くことが可能だ。
利便性、学習しやすさがはるかにアップ
「スピードラーニング」の特徴である、英語と日本語の会話を交互に繰り返し、それを何度もリピートするような形で学んでいくスタイルはこれまで通り。スマートフォンにダウンロードしてオフラインでも聞けるうえ、トラックリストから聞きたいコンテンツを自由に選べるのはこれまでのCD教材にはなかった便利な点だ。気になる箇所に「ふせん」をつけ、後ですぐに聞き直せる機能も利用でき、通勤・通学で移動しながらの学習にも最適だろう。
また、オーディオブックでは再生速度を0.5~4倍速の間で変えられるので、会話が早い、もしくは遅いと感じるときも、好みのスピードに自在に調整できる。1.5倍速や2倍速などにスピードアップさせて聞くことで、リスニング力のアップや学習時間の短縮につながる。CDと中身は変わらなくても、まさに「スピードラーニング」を実現できる、今の時代に合った学習教材に進化しているようだ。