スタパ齋藤の「スタパブログ」

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (2)

2006年4月11日 09:00

 引き続き、Intel MacとBoot CampとWindows XPのコトなど。

 Intel製CPUおよびその周辺アーキテクチャを採用したマッキントッシュコンピュータ(←今は単にMacって呼ぶのかしら!?)のコトを通称Intel Macと言うわけだが、このIntel Macはその名の通りMacで、Mac OS Xが動く。OS Xなんかなァ~とアツくなりがちな旧来からのMacユーザーの気持ちはさておき、Macとして使えるIntel Macなわけですな。

 でも、以前のMacとは違って、コンピュータの土台部分がIntelな機構になっているので、このIntel MacではWindowsが動いちゃうかもしれないという期待が大きかった。で、その期待がパンパンに膨らむ前に、アッサリとアップル社から“Intel Mac上でWindows XPを動かすためのツール的ソフトウェア”が公開された。ツールを使うとどうなるのかは、PC Watchのレポートで読める。

 Intel MacにBoot Campを適用しつつWindows XPをインストールすると、なんかフツーに問題なさげな雰囲気で“マッキントッシュコンピュータでWindowsも(Mac OS Xも)併用できるようになる”わけだ。どっちのOSを使うかを適宜切り替えて、つまりマルチブート環境で使えるようになるわけですな。

 すニャらしい!! これは欲しいニャン!! などと柄にもなく思わずねこ言葉を発してしまうほど、物凄く魅力的な出来事である。こんなコトであれば次に買うパーソナルコンピュータがIntel Macになる可能性を激昂的に急上昇しまくらせざるを得ないではないかッ!! 積極的にIntel Macに関する情報を脳内に焼き込んでしまうではないかーッ!!

 ていうかですね、俺とか最近はバリバリのWindows野郎ですけどね、昔はMacをヘビーに使ってたんスよ。また周囲にMacユーザーが少なくなく、再度Macを使いたいなぁと思うことも。さらにMacを使ってれば細々した問題もなくなるのになァと思うケースも少々──こないだサウンドデータをMac(OS X)ユーザーと交換しようとしたら、なんかアレなんですかねぇMac OS XとWindows XPではFAT32フォーマットのHDDとかでも共有できないっぽいんですけど、そういうモンすか? ネットワーク経由かCD-R等によるファイル交換になるんすか? てなわけで、こんなに面倒なら俺かソイツが新たにMacかWindowsマシンを買ったほーが早いよねぇ、てな話になった。

 こういうプライベートな件だけでなく、MacとWindowと両方使いたい人は多いと思うんですな。でも両方のマシンを買うにはお金がかかる、し、2台もぉ~と面倒&不便がる人が多いと思う、し、結局はどっちかのマシンがサブになるので装置およびソフトウェアにそこまで投資できないってのが現状だと思う。

 そこで、1台でMacにもWindowsにもなるマシン。Intel Macなら、古いOSは現実的ではないと思うんですけど、Mac OS XとWindows XP(さらにはVista!?)が使える。これは何しろ魅力的。エミュレータとかナシでOSがコンピュータの力を全部使えちゃうのダ。

 寺田さんらを始めとするOS9系ハードコアユーザーには有り難みゼロの可能性が高いが(竹熊さんはマニア的視点および編集家的視点から喜ぶカモ)、あまりディープでないMacユーザーにはとりあえず朗報っスよね。あとWindowsメインのユーザーにもMacOSでしか動かないソフトが使えるというメリットがあり、それ以上に、あの美しいハードウェアをキモチよく使いつつのWindows環境が得られるっつーのが魅力的だ。

 フツーにビジネスの現場でもIntel Macは好まれるんでしょうな。お仕事となると絶対と言えるほどWindowsマシン(ていうかWindows XP等のWindows系OS)が必要になる。が、Mac OS環境も時々あるいは常時必要。でも経費抑えたい。となればIntel Macとなるのは当然っぽい流れに思える。

 ……ただ、フォント資産を重視するデザイナーさんらや、あるいはOS9まで対応的アプリケーション命の作家さんらは、もしかしたらこれからドギャーンと売れるかもしれないIntel Macと同時にズギャーンとスタンダードになりまくるMac OS Xへのガックシ感が高まるのかもしれない。

 ふと思ったけど、サードパーティがMac互換のコンピュータを出して来たりするのかも!? 以前はありましたよねぇそういうの。現状のMacもスゲくカッコ良いのでナイスだが、サードパーティが参加すると、Intel Macの選択肢が増えて楽しくなるかもしれませんな。ハードウェアの多様性は物欲野郎のトキメキの源泉ですし。って、アップルはそーゆーコトさせないのかしら!?

 ともかく、Intel MacとBoot CampとWindowsは、わしらエンドユーザーに大きな夢を与えちゃったような気がする。

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (1)

Boot CampでIntel Mac売れまくり!? (1)

2006年4月10日 12:38

 マックユーザーっていうか信者からすると、Windows寄りアーキテクチャなんぞに魂を売った糞ゲスMacっていうかIntel CPUなんぞ載せやがった忌々しいMacなんぞ誰が買うかいや買ったその場でハンマーでぶち壊してくれる~、とまでは思わないかもしれないけれど微妙な新型MacことIntel Mac。一方では、マッキントッシュコンピュータ上でWindowsが動くカモーッ!! と心躍らせた人も多かった。

 Intel Mac登場後、しばらくして、どーも素のIntel MacじゃぁWindows動かないみたい、となった。が、全世界の好奇心旺盛人物たちはその程度では全然諦めず、またこれらの人を喜ばせる(正しい意味での)ハッキングコンテストなんかも開かれて、よりいっそう「Intel MacでWindows XP動かそうゼ!!」という動きが加熱していった。

 こーゆー時期のこういった出来事とゆーのは、数年とか十数年先に出版されるコンピュータのナントカ史とかいう書籍の一節となって熱く語られたりするんだろうなぁ……とか思っていたら、本家のアップル社がIntel MacでWindows XPを動かせるようにする(BIOS代わりとなるソフトウェアとなる)ツールこと“Boot Camp”を公開した。

 これが公開されたのは4月5日なんスけど、この日の拙者は何か猛烈に忙しく、あぁ疲れた明日も早いしと思って寝ようとしたら疲れ過ぎで眠れず、久々に竹熊健太郎さんの“たけくまメモ”を読んだらオモシロ過ぎでコーフンして過去ログから全部一気に読破しちゃったと思ったら仕事に行く時間が来て眠気とガチンコ勝負しつつ出かけて仕事して終えて帰ってきて一息ついて酒呑んだ瞬間意識が滅亡であって起きたら4月7日の午後であった。

 4月5日にBoot Campの公開を知り、わーオモシロそ~とか思いつつもソレより愉快なたけくまメモを読破しながら4月6日を迎え、そのまま徹夜状態で仕事してバタリと眠って4月7日の午後となった。なんか久々に時間感覚がヘンだなぁと思いつつWebサイトをパラパラとブラウズしていたら、この時間感覚をよりいっそうヘンにさせる記事が掲載されていた。具体的にはコレコレ

 俺的感覚では、昨日公開されたBoot Campなのだが、ソレの実使用レポートがもう2本も上がっている。早っ!! ま、1日に1本ずつのレポートとなるので、PC Watch的にはフツーなのかもしれないが、興味津々事項に関する比較的に詳細な実使用レポートが即日感覚で読めるという点で、ん~Webは偉大だなぁと思ったわし。しかもタダだしねぇ。

 コレ読んだら、あら、これは、なるほど、ていうか、Boot Campの出現によりIntel Macが売れまくりで激品薄になるんではなかろーか、とか思った拙者であった。俺とか今、金すげーナイんですけど、衝動買いしたくなっちゃったヨ~Intel Mac。

あら、おもしろい、もっと見せて!!

あら、おもしろい、もっと見せて!!

2006年4月7日 09:00

 打ち合わせに来た編集者が「あ、コレおもしろいスよ」と教えてくれたのが、ライフカードのWebサイト。「あのカード切るCMの続きですよ」と。

 オダギリジョーや劇団ひとりが演ずる「どーすんのよ俺」とか言うテレビコマーシャルですな。ソレの続きがそのサイトで見られる。別のカードを選択したケースや、後日談っぽいストーリーが、けっこう長い映像として置かれている。

 それを見て、なるほどこりゃオモシロイなぁと思った。ていうか、そうか、なるほど、コレおもしろいけど、こんなにバリエーションあったり尺が長かったりしたら、テレビじゃ放送できないですな(広告費関連で)。で、Webで流してるのか、と。

 フォルクスワーゲン社のポロというクルマに関する、超過激テロ方面CFがネットで流れて大騒ぎになった件があるが、まあソレとはちょっと違う気がしてきたが、いわゆるVIRAL CM。テレビじゃ流せない過激or長尺な内容のCMを、規制のない(というか自主規制主義の)インターネットで流して広告効果を得るという手法がある。前述のライフカードのそれはネットで今時的に言われているVIRAL CMとは風味が違うが、にゃるほど~これは口コミ効果が大きいし思わず見ちゃうよね、と思った。

 ていうかやっぱCMってオモシロいですな。テレビ番組の間の15秒や30秒の方が楽しかったりすることも多いし。そのクオリティ&ノリでより長いCMを作っているあたり、やはり楽しめたりする。

 もっとCM見たいなぁネットで、と思ってググってみたらテレビCMリンク集というのが既に存在していた。見きれないほど多量のCM映像リンクがある。さらに検索してみると、懐かしのCMなんてのもチラホラ。

 ていうかTV CMって単純にオモシロイんで、超古いのからマイナーなのから全部、ネットで公開しまくって欲しいっス。オンデマンドだからユーザー的に便利だし積極的に見るし。「その衝撃は、この後スグ!!」とか言われて見せられるCMおよび番組の拍子抜け結末は、見た瞬間即イラつくだけで逆効果ゆえ、ぜひネットでCM映像だけたっぷり流しまくって欲しい。

愛読ページは『本日の一品』

愛読ページは『本日の一品』

2006年4月5日 09:00

 絶対読んじゃう連載Web記事は? と言われたら即答するのがケータイWatchの『本日の一品』である。便利だったりオモシロかったり風変わりだったりするけど気になる、という製品がコンパクトにレビューされている記事だ。

 いろいろな方が書かれているが、特に拙者に“刺さる”のがゼロ・ハリさんとkizukiさんの記事。お二方とも、興味の方向が俺とよく似ているように思える。

 ゼロ・ハリさんの記事は、もーまたそういう思わず欲しくなるモン紹介するぅ~という感じで、知らなきゃ散財しなかった世界を知らされて困ったりして。拙者的には必要ナイんですよ。でも楽しそうで使ってみたい感じのモノが出てきて少々ヤバめ。

 kizukiさんの記事は激ヤバである。ピンポイントで俺のハートに突き刺さる製品を採り上げることが多い。スゲぇ遠くから鋭い矢が高速で飛んできてツポッと刺さる感じ。

 先日などはこのような記事をお書きになりやがったのであって、すなわちX-keys Stick(16 Keys)のレポートであり、こりゃ欲しい!! とか思ったので、記事を読んだ直後に速攻購入なのであった。上からUSBメモリが挿せるハブの時はギリギリ抑えられたが、ブログネタ記入リフィルの時もどうにか抑えられたが、上面ボタンiPod操作グッズの時は運良く第五世代iPodユーザーなのでセーフだったが、たびたびこちらに向かって鋭い矢を放ってくるkizukiさんである。

 あるいは、kizukiさんはOptimus mini three keyboardを予約していたりするのだろうか? そしてこの発売がMayからJuneに延びたからカッとなって近くにあったバールのようなものでマウスをクリックして思わずX-keys Stickを購入してある種の逃走を図ったのだろうか? って考え過ぎですな>俺。

 ちなみに、X-keys Stickだが、ちょいとおもしろかったりする。うまく使うとコンパクトキーボード上でG15 Gaming Keyboardのような利便を実現できるかもしれない。もうちょっと試してみて、できればそのうちレポートしたい。

クルマでiPodをiPodらしく使える!?

クルマでiPodをiPodらしく使える!?

2006年4月3日 09:00

 拙者のクルマにはナビ兼オーディオとしてパイオニアのサイバーナビAVIC-ZH900MDを超激搭載している。あ、バージョンアップして、機能をAVIC-ZZH990MD相当にしております。

 さておき、最近iPod(第五世代)を使っており、何だかんだでiPodはやっぱり便利なのであり、60GBなので音楽も多量に入るのであり、これをクルマで使いたいと考えた。前述のAVIC-ZH900MDにはAUX入力があるので、iPodからの音をカーオーディオに入力できる。んだが、こんなのがあると知ったら使いたいじゃないですか!! メーカー価格で税込10,500円なら買うじゃないですか!! そして買って使ってみたら……イマイチじゃないですか!! 悲しいじゃないですか!!

 イマイチだったのは、iPodの操作性がやっぱりなくなっちゃう点。カーオーディオからiPodを制御できるので、カーオーディオユーザー的観点からはちょっと便利であり、iPodを充電しつつ高音質で再生できて良いのだが、iPod内の多量の曲をカーオーディオから検索していくのは、やっぱりちょいと違和感が残る。

 そんなところへ、このニュース。ハーマンインターナショナルから、iPodの操作性をそのまま生かせるっぽいカーオーディオ用iPodアダプタが出てくる。drive+playという製品ですな。

 drive+playを使うと、カーオーディオとiPodをFMトランスミッタ経由もしくはライン接続でつなげられる。別途AUX端子もあり、iPod以外の外部オーディオ機器もつなげられるようだ。特徴的なのがコントローラー部分で、これを使うと“5個のボタンと回転リングにより、クリックホイールと同様の操作でiPodのコントロールが可能”になるらしい。

 これスゲく良さそう。ていうかAUX入力のあるカーオーディオ使ってるんなら、iPodを直接そのカーオーディオに繋いでiPodを操作すればいいんですけどね。でも、前述のイマイチなアダプタを使って残念感および残尿感および残響音を感じている俺としては、このdrive+playに強い魅力を感じる。

 だが、気になる点がいくつか。現在はdrive+playの製品紹介ページに細かな情報が掲載されているが、発表直後は細かいコトはわからなかった。ので、ハーマンインターナショナルのお問合せ窓口に電話してみた。日本語表示はちゃんと出るのか、みたいなコトを(ちゃんと出るそうです、けど、英語表示時よりフォントサイズが大きくなるそうです)。

 そしたらですね、窓口の人がめちゃイイ人でですね、拙者とかその人の人柄でこのdrive+playを買う気になっちゃったりしましたよええ。ハーマンはJBLとかAKGとかいったスタジオ系ピュアオーディオ系の高級品扱っているから、窓口の方も非常に紳士的なんだなぁとは思ったが、それ以上に、単なる好奇心野郎からの一本の問い合わせ電話にそこまで丁寧かつ的確かつ親切に対応してくださったっつーコトに、久々に心が潤った気分。

 最近のメーカー窓口等の印象は、どこも悪くナイっつーかイイんですけどね一昔前と比べたら。どこも心象が良い。のだが、その人間味から買う気にさせられたっつーのは、ホントに久々である。

 商売ってそーゆーモンなのかもしんない。

 20万円パソコン買う気満々状態が店員の一言で消え失せることもあれば、興味本位を買う気モードに昇華させる対応もあるんだなぁ、と。これは、技術だなぁ、と。

これは良さそう!! ソニーの新型Hi-MD

これは良さそう!! ソニーの新型Hi-MD

2006年3月31日 09:00

 何を隠そうけっこーMD好きな拙者。いちばん最近購入したMD関連製品は、ソニーのMDウォークマンMZ-RH10で、リニアPCM録音できたりPCにその音声をWAVファイルとして保存できたりする。もちろん従来的なMDウォークマンとしても使える。

 で、先日、このMZ-RH10の後継機と思わしき新型ことMZ-RH1が発表された。プレスリリース製品情報を調べてみると……んーむ、MZ-RH10よりもさらにリニアPCM録音を意識しつつパソコンとの(連携における垣根を取り払う方向で)接続性を高めた新機種って感じ。

 例えば前の機種(!?)であるMZ-RH10は、アナログ入力(マイク等)からのリニアPCM録音(つまり音声を非圧縮でデジタル録音)しかできなかった。が、新しいMZ-RH1はアナログ入力に加えて光入力(オプティカル)でも録音できるっぽい。音楽CDから光ケーブル録音とか、パソコンから転送(恐らくリニアPCMで)とか書いてありますヨ!! 日本の電気製品業界および音楽業界的にアリなのかーッ!? プチ台湾メーカーっぽい心意気なのかーッ!? でもユーザーとしては(←既に買うつもり)非常に利便性が高まりまくって嬉しいッ!!

 あと手持ちの音楽入りMD(自分で録音したもの)をパソコンに転送しつつ、タイトル等のデータを付加させることもできるっぽい。パソコン上の音楽に曲データを付けるってコトは、確か前の(!?)SonicStage(音楽をMDに転送したり曲を管理したりするソニー謹製ソフト)でもできたような気がしなくもないが、今回は古いMDの曲をパソコン上に曲名等データを付加したうえサルベージできるってのがグレイト。

 なんか、前のMZ-RH10の時もそうだったが、MZ-RH1についても、ソニーはどんどん太っ腹っになっているというか心が広くなっているというか頑固さがなくなっているというか、ユーザー的に有り難い仕様のハードウェアをガンガン出してきている気がする。

 そっかー。録再型ポータブルMDであり、不便なくしてリニアPCM録音ができ、MP3も再生でき、音楽CDの音声を非圧縮状態のままMDに入れて聴けたりもする。

 ちなみに店頭予想価格は4万円前後らしい。例によってソニースタイル限定カラーのモデル(ブラック)もあるようだ……イヤ~ン!! ブラックかっこいー!! 欲しぇーッ!!

個人情報を守るために

個人情報を守るために

2006年3月29日 09:30

 年末年始、確定申告のために大活躍したものと言えばシュレッダーである。書類等を細切れにして廃棄するための特殊な断裁機……って説明するまでもないですな。

 とりあえず、仕事上の取引や金銭上の取引を記した書類は、捨てる前にその内容を読めなくしたい拙者。もうこの世に40年以上居るので、住所氏名等々の個人情報はずいぶん漏れまくっていると思うので、今さらそーゆー基本的な事柄をひた隠しにしようとは思わない。が、いつドコで誰とどのような取引をした、みたいな情報は、万が一のコトおよび取引先のアレコレ等々を思うと、やっぱりぜひビシッと隠匿していきたいと思う。つーか単にそのほーが迷わずスッキリ捨てられるしネ。

 てなわけでシュレッダーを活用した。使ったシュレッダーは小型の安物だが、安かろう断裁できなかろうという感触はなかった。むしろ小型を買ったのが失敗だと思った。使ってみるとわかるが、A4の紙を十数枚断裁したらもう満タン。断裁クズをシュレッダーから他へ移す作業が超面倒であった。その作業中、床も断裁クズで汚れるし。

 あと、CD-Rの処理。以前に買ったCD-R処理マシーンは人にアゲちゃったので、CD-Rはカッターナイフで情報読み出し不可能状態にして廃棄した。枚数少なかったから良かったんですけど、多量にCD-Rを処理する必要がある人の場合、専用のCD-Rシュレッダーがあると便利なんでしょうな。

 そんな経験をした後、最近になってコレを知った。おー最近ではシュレッダーでありかつCD-R処理マシンである製品が出てるのか、と。紙のタンクもデカそうで良さげ。買おうか……と思ったのだが、思いとどまった。

 つーかシュレッダーは最初から大容量のもの買ったほーがイイすよ、仕事に使うなら絶対。てのは、ウチの小容量シュレッダー、「これ、要りません?」と誰彼なく言ってみても、誰も欲しがらないのである。シュレッダーを使うほどは……という人と、シュレッダーは既に使っていて“大容量のほーが便利”という件を知っている人に分かれるからだ、と思われる。中途半端なシュレッダーは、んー、処分にとても困る。シュレッダーのシュレッダーが欲しいところとも言えよう。

 てなわけで、郵便物の宛名等々隠匿・廃棄用に、この中途半端な拙宅シュレッダーを少々渋々使用中なのだが、さらにこの拙宅中途半端シュレッダーの残念感を増幅する存在を知ってガックリ。

 テレビで観たんですけど、東京・台東区はデザイナーズビレッジ生まれのヒジョーに便利な個人情報隠匿器具があるもよう。name-offという名で、郵便物等の宛名部をホチキスのような器具でパンチ(穴空け処分)することで、安心して廃棄できるようにするというグッズだ。あらま、ナイスアイディア!!

 大がかりな書類廃棄用に大容量シュレッダー、日々の郵便物・伝票等処分用にname-off、という組み合わせで使えば良かったのかなぁ。ま、どちらにしても拙宅の中途半端なシュレッダーは役立ち具合も気持ち良さも中途半端なのであった。

正しいように思えるディスプレイ

正しいように思えるディスプレイ

2006年3月27日 09:00

 車載PCがちょいと活気づいているように思えたりして。このニュースなんですけどネ。

 クルマん中にCPUもHDDもディスプレイも固定しちゃうくらいなら、サブノートPCをクルマに持ち込んだり、クルマじゃない場所でも使ったりしちゃえばいいじゃん、とは思ったりする。そーとーなヘビーモバイラー&ドライバーでなければ、車内据え付けにする必要はないように思える。んですけど、クルマん中にもPCがあって使えるんだよね~という状況には惹かれる。

 そんなふーにモヤモヤかつ優柔不断な車載PC興味津々野郎の俺なんですけど、上記リンクの車載PC自作キットの液晶ディスプレイにウッと思ったりして。

 単純なコトなんですけど、収納時は液晶ディスプレイの短辺が前後になるカタチで、ディスプレイが出てくるとこれが90度回転するようなシクミ、になっているようだ。これ、非常に正しいと思うんですよ。

 あるいは90度回転せずにポートレイト表示で使うのも、アリなのかも。クルマで使うっても主にはメールとウェブ、あるいは地図ソフト(カーナビ的に)だと思う。メールやウェブは縦表示が都合が良いだろうし、ヘッドアップで使えば地図も縦が良さそう(2枚表示とかするなら横の方がいいかも)。

 ともあれ、1DINの横幅という制限がある中で、単純にディスプレイを90度回転させ、より大きなディスプレイを使えるようにしたという点について(他の機種で既にあったりして!?)、あらコレなら現実的と感じた拙者である。

 こういう小さな点により、「んー欲しいは欲しいんですけどねぇ」が「キャーッ欲しい~!!」に変貌したりするんだから、拙者の車載PCに対するアレやコレやの考えは浅はかだと言えよう。

SEDが先送りなのかーっ!?

SEDが先送りなのかーっ!?

2006年3月24日 09:00

 えーっ。とか思ったのは、次世代薄型ディスプレイことSEDの生産先送りニュース

 SED(Surface conduction Electron emitter Display)は、新しいディスプレイなんですけど、ブラウン管(CRT)と同様の発光原理を持ち、かつ、薄く作れるという表示デバイス。液晶ディスプレイやプラズマディスプレイと並んで(というか、それらよりも!?)次世代のディスプレイと言われている。こなれたブラウン管の技術をもってして、液晶やプラズマに匹敵する薄型ディスプレイを作れるってコトでは注目を集めてます(!?)な。

 拙宅的には薄型テレビ超欲しいんですけど、液晶やプラズマもかなり値頃感が出てきたんですけど、でもお金ない感じなんですけど、しかしともかくSEDがもうすぐ出てくるってことで、とりあえずSEDがどんな感じなのかを体験してから、と考えていた。拙宅次世代テレビ。

 しかし、上記ニュースによると、SEDの本格開始は2007年であり、2008年の北京オリンピック等々を目論んでの市場投入っぽいらしい感じ風である。もーいーくつ寝ーるーとー、SーEーDー? と思ったら、さらにもっと多量に寝ないと出てこないらしい。いや~ん!!

 まあ、SEDが出てくるのは、長い目で見れば、そーんなにずいぶんは未来でない。もうちょっと待つだけじゃん>俺、とは思ったものの、出てきた後、SED搭載製品の選択肢が増えて、さらに値頃だと感じられるのはいつなのよ>俺、と。

 何だよもう。こんなんならテレビなんかもう観ないし!! キーッ!! ビデオデッキも全部踏んづけて捨てるし!! とか鬱憤モード。別名、いや~んウップン(古)。

 てなストレスも、近未来には「そんなコト思ったっけか?」と忘れちゃってるんでしょうな。最近のデバイスは移り変わり激しいっスからねえ。

なんかよくわかんないPSE法

なんかよくわかんないPSE法

2006年3月22日 13:34

 若干世間を騒がせ中のPSE法。PSE法に関して、手っ取り早い説明はココで読める。要はPSEマークが入った電気製品を買えば安心だヨ、みたいなコトなのだが、はて……。

 より安心できる電気製品が流通するための法律なのかナ~とかライトなスタンスで考えてみると、ふーん、イイんじゃない、とか一瞬思えたりする。のだが、考えれば考えるほど、ソレって困る人多いんじゃない、とも。例えば、この“PSEマーク”が入った電気製品じゃないと、売り買いできなくなっちゃうこと。

 平成13年に施行されたこの電気用品安全法の改正により、平成18年4月1日以降は、PSEマークの無い電気製品は売られなくなる。中古品なら買い取っくれる業者がいなくなる、てな感じ。猶予期間が切れるとかそーゆー関係で、モノによってけっこーその時期が変わるのだが、まあ今後の中古市場は“PSEマーク必須”というか“PSEマーク品のみの市場”となるフィーリングである。オークション売買なんかについては、業者っぽくない一般オークション参加者ならOK的なコトになってはいる。

 さておき、これによって拙者的にイヤ~ンと感じられるのは、ビンテージシンセサイザーが世の中に流通しなくなること、だった。PSEとは全然関係ない過去に製造され、ミュージシャンを始め、シンセ好きや機材野郎を至福に至らしめた銘シンセが、みんなの楽しく愉快でコーフンしちゃうシンセ市場から、実質、姿を消すことになる、と思われた。ただ、突然の対策措置により、ビンテージシンセが市場から消えるってコトにはならないハコビになった。JSPAよ、ありがとう!! とか思ったりした。

 けど、なんか、えーと。

 この法律、電気製品の安全性を確保しつつ、国家予算をなるべく使わないでコレを行うという方向のものらしい。あ、そりゃイイんじゃないスかと思ったりした。のだが、でも、しかし、実際にはこの法律により、やってけなくなる(既になった)リサイクル業者が多いらしいですな。電気製品にPSEマーク付けないとダメ。それにはもちろんコストがかかる。リサイクル業者のみならず、リース関連業者もタイヘンっぽい。あ、聞いた話ですけど、ビンテージシンセを扱う小さなショップでは、上記の対策措置が発表になる前にビンテージ機材を叩き売りして大きな損をだしたりしたそうで。

 意味わかんないスね、この法律。裏があると勘ぐりたくなる。例えば素晴らしき中古品販売店のHARD OFFなんですけど、電機業界の巨大で強烈で老獪な黒幕っぽい方が「あそこが儲かるとウチが儲からん」みたいな鶴の一声で役人がヘヘー……といった様子を妄想してしまったりして。あくまでも妄想ですが。

 一方、ウチにある古い電気製品から火が出たとか危険な思いをしたとかいう経験はなかったりする。偶然? だとしたら偶然が多発しまくりの日本国内電気製品ユーザーですな。

 あんまり深く考えたり突っ込んだりするつもりはナイんですけど、古くてもスゲく良い電気製品群を皆殺しにして、それら製品に関わる人もやっつけて、新しいマークの製品だけを売り買いさせるという、なんつーか強引かつ恐怖政治的な流れに、非常に戸惑うわけです。なんかコッソリ感アリでしょコレ。明らかに反リサイクルでしょコレ。つーか電気製品によってある部分の文化を築いてきた日本においては、反文化的なような気がするんですけど、どうなんでしょうか?

ケータイとコードレスホンの同期!!

ケータイとコードレスホンの同期!!

2006年3月20日 13:17

 拙宅の複合機の調子が悪……いわけではないのだが、複合機すなわちプリンタ・スキャナ・FAX等々を使うためのソフトウェアっていうかドライバの読み込みに(Windowsの起動時に)ヤケに時間がかかったりと、細かなストレスが急激に増大してきたフィーリングゆえ、この装置に代わる新たな存在はないかなぁと調べてみた。

 FAXとかプリンタとか複合機とかで調べてみたら、シャープの“見楽る”という製品が見つかった。なんか、ネットワークプリンタとかにもなったりして、しかも基本的にコードレス電話として使えたりして、けっこー便利なもよう。

 この、見楽る(ミラクル、ですよね!?)に関しては、既にBroadBandWatchの『清水理史の「イニシャルB」』でもレポートされていたりするが、さらにケータイでおなじみの法林さんの記事にもある。で、これを読んでみたら……むむむ!! “ケータイの電話帳データを「見楽る」の電話帳データとして活用できる”とある。コレはスゲくイイかも!!

 てなわけで調べてみたら、ていうかこの見楽るの説明書をダウンロードして読んでみたら、ぬぬぬ~携帯電話のメモリカードを経由して見楽るの子機へと“携帯電話の電話帳データを転送・利用”できるっぽい。

 これこそ!! 拙者が超望んでいた機能!! しかも見楽るは家庭内LAN経由(有線)でFAXとかスキャナとかプリンタの機能を利用できるらしい(一部制限アリ;上記リンクの清水氏の記事参照)。そして!! 決定的なのは本体上部が真っ平らっぽい(←おい、ソレが決定打かぁ>俺)!! これだ!! これしか!! 買うしか!! 風の谷のカウシカ!!

 速攻でヨドバシドットコムでポチッとしようと考えたが……あ、そうだ、この電話機子機、無線はどーゆー方式? とか思ったりして。

 俺の場合、コードレスホンはいわゆる“デジタルコードレス”じゃないとイヤなのであった。フツーのアナログコードレスだと、例えば通話が傍受されやすいとか距離によって音質劣化が見られがちとかいったプチ残念点があるので、コードレスホンは5年くらい前から、絶対にデジタル、みたいな。

 でまあ、いろいろと調べてシャープのサポートに電話したり説明書をじっくり読んでみたりカタログを検証してみたりしたが、どうやらこの見楽る、アナログコードレスっぽい感じ。

 んーむ。これ以外の機能に関しては非常に魅力的であり、もの凄く欲しい機種なのだが……これのデジタルコードレスバージョンって出ないんでしょうか? 出たら即買いっス。コレがあればプリンタ・ファックス・スキャナ・コードレスホンが統括されるし、しかも家庭内LAN上にある各種PCから利用できるして、マジ理想的な感じ。ま、デジタルコードレスに拘らないならイイんですけどネ。

パソコン本体を遠くに置けるユニット

パソコン本体を遠くに置けるユニット

2006年3月17日 09:00

 ビデオカードで知られるMatroxがこんなのを発表。Matrox Extio F1400という製品らしい。

 Matrox Extio F1400は、パソコン本体と主要インターフェイスを遠くに離せるというアダプタだ。Matrox Extio F1400とパソコンを光ファイバケーブルで接続すると、ディスプレイやキーボードやマウスやUSBポート等々を、パソコン本体と離れた位置で使えるようになる。パソコンと各種インターフェイス(というかMatrox Extio F1400本体)との距離は最大で250メートルらしい。

 なんか、業務用なフィーリングの製品であり、Matrox Extio F1400の製品写真群を見ても、個人向けじゃないっぽいイメージだ。が、実際コレって個人で使いたい人が多いように思える。

 USB全盛の時代だし、パソコン本体に直接触れる機会って意外と少ないじゃないスか。電源入切時と光学ドライブにアクセスする時くらい? Matrox Extio F1400は恐らく電源も遠隔操作できるんだろうし、USBポートに光学ドライブつなげばいい。パソコンがユーザーのそばにある必要ってのは、あんまりナイのだ。

 逆に、そばにあるとイヤ~ンというケースが少なくない。第一に騒音。ある程度高性能なデスクトップ機となると、そーとー工夫したり投資したりしないと、静かにはならない。これを遠くに置けば実質上の静音化につながるが、キーボードやディスプレイのケーブルの関係で、そう簡単には“パソコンを遠ざけられない”。

 また設置の自由度も広がる。リビングPCを実現したいけどデカい箱がリビングに来るなんて絶対イヤ!! という少なからぬユーザーは、Matrox Extio F1400を中心にリビングPCを実現し、パソコン本体は冷蔵庫の上とか下駄箱付近とか毎晩酒呑んで泥酔就寝するから騒音なんかどーでもいいパパの寝室にでも置いちゃえばいいのだ。

 って何の話をしてますか俺は。ともあれ、このMatrox Extio F1400、なんか非常に良さそう。マルチディスプレイ対応だし。ProTools(のLEとかじゃないほー)を使うスタジオなんかには速攻で導入されそうですな。あとフツーに株式投資やる方面とかにも。でも高価そうですな。個人向け仕様のも安く出してくれないかしら。

フォーサーズがおもしろくなってきた

フォーサーズがおもしろくなってきた

2006年3月15日 09:00

 こんなニュースこういう発表を読んだ俺としては、ていうか初期段階からフォーサーズ規格に個人賛同していた俺においては、非常に楽しくなってくると言えよう。

 フォーサーズとは、レンズ交換式のデジカメ等において、4/3インチの撮像素子を使ったり同じ形式・サイズのレンズマウントを採用したりしましょうという、デジタル一眼レフカメラの共通規格だ。フォーサーズ規格に準拠した製品を作れば、A社のカメラボディへでもB社のカメラボディへでも、C社のレンズを装着できる。D社のカメラボディにA社とB社とC社のレンズを装着することもできる。ボディやレンズのメーカーが違っても、それを気にせず使えるよーになるんだゼ、というナイスな共通規格なのである。

 しかしこれまでは、フォーサーズ規格に参加表明するメーカーこそ少なくなかったが、実際に製品を出していたのはオリンパスのみ。フォーサーズ孤軍奮闘のオリンパスであった。俺とか銀塩時代からけっこーオリンパス派なので、実はオリンパスE-SYSTEMシリーズのボディもけっこう買っている。具体的には、E-1でしょ、E-300でしょ、それからE-500でしょ、あと最近E-330買……ってっておいマジかよ俺全機種買ってんじゃん!! ……ま一部は既に手放しましたけど。

 さておき、せっかくのナイス共通規格なのに、実質一社しか参加してないのかよ!! と。全然共通の意味ねーじゃん!! と。思っていたら、松下電器が(ホントに)フォーサーズ規格準拠の製品を出してくるというし、ライカもシグマもキたのである。こうなると、オモシロいですよ~。

 結局は松下がキたってことで大変な騒ぎになるんでしょうな。細々したコトは省くが、いろいろな意味で“体力”が違うメーカーの参入は、フォーサーズ市場を加速すると思う。同時にオリンパスは儲かり始めたりするかもしんない。そしてオリンパス的なバブルが訪れてE-SYSTEMとは微妙に違うOM-DIGITAL SYSTEMが登場してOMファンがこぞって買うけど全体的にはあんまり売れなくてすぐ生産完了になったりするのかもしれない!! とか妄想してしまう拙者。

 細かいトコロもオモシロイですな。例えば、オリンパスのダストリダクション機構やパナソニックの手ブレ補正機構。どちらも(最初はあまり認知されなかったが)現在はデジカメにおけるキーテクノロジー的存在とまでなっている。特にレンズ交換式デジカメにおいて前者のダストリダクション機構はマジ大切だ。

 さぁ、期待通りにバーンとイッてくれるのかフォーサーズ市場。楽しみである。

無線LAN対応デジカメCOOLPIX S6

無線LAN対応デジカメCOOLPIX S6

2006年3月13日 09:00

 デジカメに本腰専念のニコンが無線LAN対応のコンパクトデジカメを発表した。COOLPIX S6COOLPIX P1P2に続いて、第2弾目!? ですな。

 初代の無線LAN対応COOLPIXを試用したんですけど、感触的にはヒジョーに良かった。個人的にはレンズせり出し式のCOOLPIXがあまり好きになれないモンで買いはしなかったが、今度のCOOLPIX S6は欲しい度が急上昇中。マットブラックあたりが良さそう。

 てのはですね、第一に無線LAN対応である点。IEEE802.11b/g準拠の無線LANアダプタを内蔵していて、一般的な無線LAN環境があればカメラ→PCへの画像転送等がスゲくラクになる。またCOOLPIX S6には、どーも充電等ができるクレイドルが同梱されているもよう。つまり充電しながら無線LANでのファイル転送ができそう(デキなかったりして)。デキるとすれば、実使用感的にCOOLPIX P1からの大きな進歩となりそうな予感。

  あと外見的にやっぱカッコイイですな。カラー的にはCOOLPIX S5のグロスレッドやグロスホワイトにも惹かれる拙者だが、シンプルなデザインは飽きが来なくて良さそう。

 それと、実は3型液晶搭載であり、その液晶の解像度が約23万画素と高精細。仕様的にも外観的にも実用性的にもキメてきた感じのCOOLPIX S6であり、一見地味だが考えれば考えるほどヤバい汗が出てくるカメラかもしんない。

マジかよこの音!! BOSE M3に驚いた

マジかよこの音!! BOSE M3に驚いた

2006年3月10日 09:00

 かなり前からBOSEのMedia Mate IIというマルチメディア・スピーカーシステム(ていうかPC用スピーカー)を愛用している拙者。

 イキナリの結論から言って、この価格帯で探すとわかるが、ここまでシッカリと“音楽の再生に向く”PC向けスピーカーはほとんどナイ。機構的にも2系統入力できつつボリューム的なツマミで入力のミキシング(音量調整)ができたりして便利だ。

 でまあMedia Mate IIはそーゆーコトなんですけど、先日、これより小さい音楽鑑賞向けのスピーカーが発売された。BOSEのMicro Misic MonitorことM3ですな。これが2006年3月3日に発売されたわけだが、拙者は予約購入!!

 価格的には、Media Mate IIが3~4セット買えるほど(実勢価格でという意味で)のスピーカーなのだが、Media Mate IIよりもずっと小型。しかもM3の発表会とか行ってきた人に聞くと、みんな口を揃えて「驚いた」とか「すごくイイ音」とか言っている。こここ!! これはもしかしたら!! ていうかイイはず!! とか思って予約購入したんですな。

 で、そのM3が発売日に到着。速攻で開梱して即座にPC上の音楽聴いてMMORPGの音も聴いてiPodを繋いで音鳴らしてみたが、マジでイイ音であった。音質がイイとか妙とかナニとかってのは聴いた人の感覚で決まることだとは思うのだが、恐らく誰が聴いてもM3の重低音の豊かさには驚くと思う。

 てなわけで、このスピーカー、あまりにも凄いんで、しっかりとまとめて記事にしてレポートしたいと思います~。あれこれとイロイロ試してから書きますんで、少々お待ちくださいっス!!

意外に小さいAT-HDSL1とそのACアダプタ

意外に小さいAT-HDSL1とそのACアダプタ

2006年3月8日 09:00

 ちょいと前にもこのBlogでも書いたが、AV Watchで紹介されていたオーディオテクニカのAT-HDSL1という製品を買ってみた。

 AT-HDSL1は、オーディオ機器に入出力されるデジタル信号のタイプを変換するアダプタ。オーディオ機器のデジタル信号は、オプティカル入出力(光ファイバケーブルでやりとりされる;なんか赤く光ったりするヨ)や、コアキシャル入出力(RCAピンのオーディオケーブルと同様の千でやりとりされる;光らなくて寂しい!?)がある。機種によってどちらかの入出力しかなかったり、両方装備していたりする。

 でもまあ、普通はどちらかの入出力タイプにしか対応していない機種が多い。手元の装置類をザッと見ると、MDとかDVDなんかの多くがオプティカル入出力で、比較的に安価なオーディオ系の特殊方面ハードウェアはコアキシャル入出力が多いっぽいですな。

 で、困るのが、DVDとかMDがオプティカルで、録音系機材がコアキシャルというパターン。MDから録音系機材に音を送れないんですな。そのような場合、AT-HDSL1を使えば、オプティカル←→コアキシャルが変換でき、違うタイプのデジタル入出力系統を持つ機器どうしを問題なく接続できるというわけだ。

 てなわけでAT-HDSL1を使ってみたら、あら不思議!! っていうか当然!! ていうか信号タイプを変換して問題なく各種機器をつなげることがデキた。

 あとこのAT-HDSL1、予想していたよりずっと小型で軽かった。サイズ的には、んーと、ポータブルテレコって感じ。タバコの箱を二箱分って感じ。加えて、付属ACアダプターが非常に小さく、W-ZERO3付属のものより小さい感じ!? 容積的にはタバコの箱の半分って感じかもしれない。

 その他、アルミ質感もイイ感じで、スペック的にも個人ユースには十二分。全体的なコンパクトさもあり、かなり満足できた。

じゃあBモバイルで

じゃあBモバイルで

2006年3月3日 09:00

 W-ZERO3買って楽しんでいる拙者なんですけど、購入時に思わずPHSデータ通信カード(回線)を解約したんで、サブノートで通信する時にやや面倒だったりする。

 W-ZERO3はW-SIM対応端末なので、W-ZERO3からW-SIM抜いてDDに挿してサブノートで使えば細々した問題が片付く。W-ZERO3のバッテリーを節約できるとか、場合によってはDDとW-SIMのみ持ち歩けばいいとか。

 でも、かなり本腰入れてノートPCでモバイルする時は、やはり専用のPHSデータ通信カードが欲しいなぁと感じている。で、前々から友人に聞かされていたb-mobileというサービスを調べてみたら、コレ、良さそう。

 詳細はケータイWatchでおそらくレポートすることになると思うが、要はこのb-mobile(のb-mobile hoursサービスは)、最初に通信料金を支払っておいて、通信した分だけそのチャージが減るという点がイイ。

 例えばコレとかは29,800円で、買うと150時間分の(PHSによる)通信を行なえるようになる。最大利用日数600日という制限はあるが、ま、先月は1時間だけしか通信なかったけど今月は100時間も通信しちゃったとかいう場合でも、追加料金があるとか使わない月はソンするとかいう感覚がナイ。PHSの通信時間を無線LANスポットの接続時間(回数)に置き換えることもできる。

 にゃるほど~良さそう。……じゃあこういう場合は? こんな時は? こうしたら? とか考えてみても、んーb-mobileのhoursは拙者の体質に合ってるような気がする。

 てなわけで思わず購入。2006年モデルのbモバイル・アワーズ 150時間パッケージ(通信カード付き)ってのを買ってみた。早く届かないかな~。でも届いたからと言って、速攻で通信し始めなくてもいいっていうか気が楽っていうトコロがナイスである。

3メートルでMILスペックだけどxD

3メートルでMILスペックだけどxD

2006年3月1日 09:00

 デジカメWatchにてオリンパスの新型デジカメの記事を読んだような気がするなぁボカぁと思ったりした最近。確かオリンパスから防水デジカメが出るんだったようなそんな。

 改めて調べてみたら、その機種名がわかった。μ720SWですな。もうすぐ発売ですな。とか思いつつ調べていたら、あぁそうだ水中3メートル防水だから記憶に残ってたんだ。しかもコレってMILスペックなデジカメ。防水でありかつ耐衝撃性を備えている。

 んでもなぁ~アレなんだよな~オリンパスとかフジフイルムのコンパクトデジカメってxDピクなんとかカードっていう俺が128MBのしか持ってないメディアだけなんだよな~。だから全然xDなんとかのみ対応のデジカメに手を出してないんスよマジで。

 でも、この、μ720SW(μはミューだヨ!!)、3メートル防水でMILスペックは良さそうだなぁ。液晶デカいし。ボート上にモッテコイの機種でしょたぶん。そしてもうすぐ春でしょ実際!! 釣りでしょボート出すでしょ水かぶるでしょ!! そしたら必要でしょμ720SW!! 釣って撮ってボートで走っていくでしょやはり!!

 その数分後にヨドバシドットコムから“ご注文ありがとうございますメール”が来たなぁと思った瞬間!! 同時にxDピクチャーカード(1GB)も注文していたのかよマジかよ>俺!! 今後はオリンパスやフジフイルムのコンパクトデジカメに手を出せちゃうじゃん>拙者!! ヤバいよ>わし!! と思った。

 ていうかフジフイルムのFinePix Z2の新型の画面が3インチとかのが登場したら即買いしようと思った。なんかやっぱ高感度で撮ったサンプル画像とか観るとけっこー最近のモデル(←被写体じゃなくて本体)はノイズ感も少なくてイイなぁとか思ったりしていたから興味津々な俺だなぁと思った。

 ところでxDピクチャーカード陣営って……今、オリンパスとフジフイルムでしたっけか? ていうかコンパクトデジカメの今時的メモリカードってSDカードとCFカードとxDピクチャーカードくらいになったのかナ? なんか最近のコンパクトデジカメはどれ使ってもSDカードで済んじゃうような気がしておりかつ新しいタイプのメモリカードに改めて手を出すのが久々なんで、そのあたり疎くなってる拙者でした。

あら!! お手軽そうなプロジェクター

あら!! お手軽そうなプロジェクター

2006年2月27日 09:00

 AV Watchにてエプソンの新型プロジェクターのニュースを読んだ。直後、エプソンの製品紹介ページを見てみたら、そのドリーミオというプロジェクターが急激に欲しくなった。けどなぁプロジェクターとかあんまりよくわかんないしなぁ……すぐさま物欲がさめかけてテレビ見てたら運悪くドリーミオのCM(柴咲コウの)を見ちゃって再度ドリーミオ欲が!!

 なんかですね、拙者はですね、今テレビ欲しいんですよ薄型の。でも、結論から言うと、SED待ち状態。SEDを実装したどーゆーテレビが出てくるかを知るまではテレビ全体に手を出しにくいっちゅー状態である。

 が、プロジェクターならイイかもな、とは思う。手軽に100型の表示環境が得られるし、プロジェクター本体もスクリーンも仕舞おうと思えばサクッと片付けられそうだ。テレビとプロジェクターはひとつの部屋にでも共存し得ると思ったりしている。

 そんなところへドリーミオであり、DVDシアターを超速攻で構築みたいな割り切り感と手軽さに激惹かれた。本体とスクリーンだけで済むのか。配線は電源のみか。んー。やっぱイイかも。

 SED待ちモードの拙者は、何となくエプソンのサイトのドリーミオCMを見つつ買うか買わぬか考え中。ヨドバシだと158,000円ですな。んん~。実質137,460円って感じ? んんんん~。

ローランドR-1の後継機が!!

ローランドR-1の後継機が!!

2006年2月24日 09:00

 毎日チェックしているAV Watchの中でも特に激チェックしまくりの連載『藤本健のDigital Audio Laboratory』。もーね、藤本さんに感謝ですよ。拙者の知りたいネタばっかりビシバシやってくれて。

 で、その連載にて、NAMM2006出展製品のけっこー詳細なレポートがなされた。そしてソコには!! ななな何と俺が超知りたかったローランドの新型デジタルレコーダーの情報が!! すなわちR-1の後継機であるR-09情報がッ!!

 あ。R-1はポータブルなデジタル録音装置で、ボイスレコーダーとかとはちょっと違うハイクオリティレコーディング向けの機器。生録とか、アナログ機器からのサウンドをデジタル化するのにも使えたりして、しかもけっこー安価だったりする人気製品だ。これをよりコンパクトにしたり機能的にブラッシュアップしたりしたのが、後継機のR-09だ。

 実は最近、過般デジタルレコーダ欲が再燃しており、TEACSONYMarantzM-AUDIOの各種製品を物色中であった。が、サイズや価格や性能・仕様において、どの製品にもなーんか踏み切れなかった。ソコに真打ち登場って感じ。たぶんR-09買っちゃいそうである。

 それにしても小せぇよR-09。使いやすそうでもある。TEACとかMarantzのプロ指向のハードウェアと比べると、仕様的に物足りない部分があるが、仕様の割り切りと価格設定(頭予想価格は3万円台後半だそうで)に惹かれる。MP3とリニアPCMに対応する録音再生機でありポケッタブルでありSDカード対応で電池駆動ってあたりで、高品位録音マシン兼ミュージックプレイヤーとしても良さそうだが、IDタグにしっかり対応してたりするんだろーか? ……そのあたりはやや期待薄かも。

 ともかく既に買う気満々モードの拙者なのであるが、ぜひ品薄になんないように潤沢な在庫をひとつお願いします>ローランド。ってちょっと無責任ですよ>俺。