スタパ齋藤のApple野郎
デスク下の中途半端なスペースにシンデレラフィット!!! IKEAの引き出し「LENNART」
2025年10月15日 00:00
Mac Studioを愛用中。M1 Ultra搭載のMac Studioで、使い始めたのは2022年4月14日だ。
購入当初は机上に置いて使っていたMac Studioだが、半年くらい使ったら「なんかこの箱(Mac Studio)、邪魔」って感じになった。結果、Mac Studioは机の下につるすカタチとなった。
このPREDUCTS DESK「Mount for Mac Studio」という製品、ヒッジョーに快適に使えている。コレの前に使っていたYaGeeブランドのトレイは、トレイ底面が樹脂の板だったため、Mac Studioの底部吸気口にけっこうな量のホコリが付着した。
だがこのPREDUCTS DESK「Mount for Mac Studio」は底面に板などがなく開放型。だからか、コレを使い始めて、Mac Studio底面にホコリが吸着するという問題は全然ナシ。Mac Studioの底部吸気口にホコリが一切付着しなくなった。たぶんMac Studioの底面吸気口から少々のホコリは吸い込まれているのだと思うが、トレイや机の上にMac Studioを置いた場合よりも、Mac Studio底面付近にホコリが集まりにくいのだと思われる。
それはソレとしてイイのだが、Mac Studioを机の下につるすカタチで使うようになってから、けっこう大きな不便が生まれた。それは、つったMac Studio下方空間がデッドスペースになってしまったことだ。
Mac Studioの下の空間、モノを置こうとすれば置けるのだが、非常に中途半端な「高さ」しかない。計測すると、Mac Studioの下の空間の高さは約57cm。
この空間を利用するにはキャスター付きのワゴンや袖机などがイイと思う。のだが、高さが約57cm未満のキャスター付きワゴンや袖机ってのが、いくら探しても見つからなかった。
たぶん、俺と同じように「トレイなどを使ってMac Studioを机の下につるしている」という人は、同じように「Mac Studioの下に中途半端な高さしかないからデッドスペースになってるぅ~」というモヤモヤを抱えていると思う。
だが最近、このモヤモヤを一発解消した製品を発見。使用開始したところ、非常にイイ感じで使えたのでご紹介したい。
IKEAの引き出しユニット「LENNART(レッナールト)」がシンデレラフィット!
イイ感じに使えたので勢い余って追加で2台も追加購入したのは、IKEAの引き出しユニット「LENNART(レッナールト)」。直販価格1999円のミョーに安いスチールメッシュ引き出しだ。
で、このユニットの高さが絶妙。前述のとおり俺の机に吊ったMac Studioの下の空間は、高さが約57cm。対してこのユニットの高さが56cm。ほぼピッタリに入るじゃないですかぁ~と思って買ったら、ピーッタリで入った。素晴らしい!
ちなみに、細かいことだが、俺環境にては、そのまま組み立てると机の脚に引っかかって机の下に押し込めないので、引き出しユニットの後方下部左右をつなぐパーツを1本外した状態で使っている。若干剛性が下がっているとは思うが、その状態でとくに問題なく使えている(が、問題が起きるかもしれないのでマネしないでほしい)。
な~んか頼りないが……まあでも大丈夫っしょ! 的な?
この引き出しユニット、買った当初は「えぇ~っ?」と悪い意味で感じた。というのは、ミョーに華奢で、つくり的にも「?」という印象だったからだ。
このユニットは組み立て式。主要なフレームどうしはネジ止めするが、引き出し部分はメッシュプレートを「手で折り曲げて」から「プッシュピン」のようなもので固定する「だけ」。プッシュピンは樹脂製で、クルマの内装固定などで使われる「プッシュリベット」や「クリップ」と呼ばれる「押し込んで止める」という固定方式が採用されている。詳しくは製品の組み立て説明書にあるとおり。
えぇぇ~っ、これ、不意にピンが抜けちゃったりしないのぉ~? それ以前に、スチールのメッシュを手で折ってカタチをつくるって……ヘーキなのぉ~? と、危惧した。
なんというか、アイデアは光るけど剛性に欠けるような、なーんか小さなライフハックの組み合わせみたいな構造なのだ。実際に、組み上げた引き出しはわりと容易に歪ませることができるし、メッシュの一点に力を込めるとこれまたカンタンに歪んだりする。そういうあたり、非常に頼りない構造に思えたのだ。
だが、結果オーライで、耐荷重近い重さのモノを入れても不安はなく、まあ引き出しとしてはしっかり機能しているのであった。あえて無理な力を加えるようなことをしなければ、変形しないし歪んだりもしない。前述の樹脂製ピンも抜けるような気配がない。
引き出しユニットの最初の1台目を使ってしばらく経って、とくに問題が起きないので、「こういう構造でも大丈夫なんだー」と追加で2台購入した。これも仕事机の周囲で使っているが、いや~引き出しが十分な数あると、ちゃんとしまえるモノが増えてスッキリと片付いてイイ感じ。また、引き出しはメッシュでありかつ上部が軽く開いているので、パッと見でなかになにが入っているかもよくわかる。これで直販価格1999円は満足感高いっすわ~。
てなわけで、俺と同じようにMac Studioなどを机の下につっている方は、下の空間の高さが約57cmくらいあるかどうか確認して、IKEAの引き出しユニット「LENNART(レッナールト)」をチェックしてみてほしい。LENNARTの高さは前述のとおり56cmなので、もしかしたら「机の下のデッドスペースにピッタリ入った!」ということになるかもしれない。
ただし前述のとおり、強度的には使えるものの、なーんかミョーに華奢な構造なので、そのあたりもご吟味を。「しっかり強度があるつくりじゃないとイヤ」って人には向かないかもしれない。





















